30日の正解 ①―A ②―Ⅽ ③―Ⅽ ④―B ダイアナさんが全問正解。第4問、前科者に刺青なんて、いつの時代の話しでしょうね。
第1問 空腹のここちよきまで秋澄みぬ 森澄雄
第2問 冷ややかに並ぶ真贋壺二つ 福田寥汀
第3問 爽やかや男の別れ一語にて 原教正
第4問 身に入むや刺青見せて泣く女囚 樹生まさゆき
将棋王座戦5番勝負第3局は103手で伊藤匠叡王が勝利、2勝1敗で王座奪回に王手をかけた。この勝負ほぼ互角で推移。後半挑戦者が差しやすい局面。終局は藤井聡太7冠の粘りにやや縺れかけたが最後は伊藤叡王が押し切り王座獲得まで後1勝とした。藤井が巻き返すか伊藤が王座と叡王2冠を達成するか。正念場は10月7日神奈川県で行われる。
将棋王座戦5番勝負第3局が明日名古屋市で行われます。過去、藤井聡太王座1勝伊藤匠叡王1勝の5分、この一番は大きな意味を持ちます。果たしてどちらが勝って優位に立つか興味が尽きません。
藤井王座敗戦
藤井王座なんだかあっさり負けましたねー。
伊藤叡王の作戦勝ちでしたね。藤井聡太次は負けられないぞー!
30日の俳句三択クイズ
お遊びの俳句三択クイズです。次の句の伏字のところに当てはまる文言を三つの候補から選んでください。正解は明日の掲示板で。
第1問 【①】ここちよきまで秋澄みぬ 森澄雄
A空腹の Bよく晴れて Ⅽ禁煙の
第2問 冷ややかに並ぶ【②】壺二つ 福田寥汀
A国宝 B備前の Ⅽ真贋
第3問 爽やかや男の別れ【③】 原教正
A振り向かず B握手せり Ⅽ一語にて
第4問 身に入むや【④】見せて泣く女囚 樹生まさゆき
A手紙を B刺青(いれずみ) Ⅽ写真を
ヒント ①育ち盛りはそんな訳には… ②中島誠之助に見てもらいたい ③カッコいい ④今どきそんなこと…
1.A
2.C
3.C
4.B
今回はこれでどうですかねえ😅
1-A
2-B
3-A
4-B
よろしくお願いします。
1A
2A
3A
4B
今日のヒントのヒントは絶妙で、どれとでも取れそうな…
29日の正解
①―B ②―A ③―B ④―B 皆さん、一つづつ外しました。ということで、全問正解者なし。第1問、頭良くなる温泉が本当にあったら良いですね。
第1問 みちのくの頭良くなる湯に夜長 大野林火
第2問 うら表なし生きている秋刀魚には 花谷 清
第3問 秋晴を携へて旅つづきをり 後藤比奈夫
第4問 鉦叩き二つ三つは淋し過ぎ 児玉輝代
1 虫の夜や五十年目の母子手帳 (尾花)
50年前の母子手帳、色々な思い出が駆け巡ったことでしょう。
その思いが余韻となり、虫の夜に広がっていきますねえ。
しっかりとした骨格の句ゆえに甘さに流されず、特選でいただきました。
9 秋蝶や好みの花のありさうな (森野)
作者と蝶がシンクロしてゆく胡蝶の夢的な句。
自由な境地を俳句にも。お見事です。
34 おやおやと案山子の軍手填(は)め直す (玉虫)
やさしい、とてもいい句ですね。語りかけるような上五が効いているのですね。
日本の秋はいいなあと、しみじみおもいました。
74 父恋し母なほ恋し赤とんぼ (玉虫)
父母への懐かしさがリフレインで強調され、赤とんぼという季語の斡旋がいっそう郷愁まで感じられます。
今月は玉虫さん、絶好調ですね。
76 西瓜切るきっ先がぶり旨さ来た (ちとせ)
西瓜を切る、これが詩になるのですから、俳句の醍醐味ですね。
強引に17文字にした感はありますが、逆に勢いが出て瑞々さが発散されております。
101 猫じゃらし見ると抜く癖廻す癖 (玉虫)
赤とんぼの句から一転、ユーモアをまじえた句。
これもリフレインが効いて、楽しさ抜群。題材をみつめていなければできない業です。
106 風の盆踊りで恋す八尾人(やつおびと)
普段とは異なる高揚感をもたらすのも、祭。
八尾の笠を被って舞う光景を一度は是非観たいです。
108 旅雑誌付箋の増える葉月かな (弥生)
ここへ行きたい、秋の旅特集でしょうか。秋の訪れを待ち焦がれるきもちを付箋に托したのですね。
地味ですが実直な好きな句です。
かをりさん
今月は三句拾って頂きました。
ありがとうございました。
優しい感想を頂き、嬉しくなりました。
また鑑賞して頂けるような俳句を作れたらと思います。
1 虫の夜や五十年目の母子手帳 (尾花) 4 ◎かをり
母子手帳が世界的に注目を集めているらしい。特に後進国で。この句、50年目の母子手帳とあるが断捨離の最中に出てきたのだろうか。眺めているうちに思わず愛おしさが。おりしも虫の音が沁みる夜だ。
34 おやおやと案山子の軍手填(は)め直す (玉虫) 6
なんともおかしみのある句だ。台風か雀のいたずらか防御の軍手が外れている。作者は思いを込めて軍手を嵌めなおす。
これで装備の整った案山子。傍らで雀達の苦笑が聞こえてきそう。
80 鶏頭は悲し血の色子規忌かな (ダイアナ) 1
鶏頭と言えば子規子規と言えば血、一読付き過ぎとも思われたが句の勢いに押し切られてしまった。読み返しているうちに違和感が消えた。不思議な力を持った句だ。命の真髄を突いているからか。
87 魁となるや孤高の秋茜
魁は先駆けと理解した。真っ先に怒涛に飛び込むオットセイだったかを思い出したがここは茜、赤蜻蛉である。一名盆とんぼとも言うらしい。孤高というのだから秋口に真っ先に現れたのだろう。作者は秋を運んで来た使者を先駆けと詠んだ。潔い句だ。無点句は惜しい。
107 物干しに月待ちかねる謡本 (かをり) 1
謡いは能楽に合わせてうたうこと。謡本だからその台本だろう。そこへ中七、きっと月に纏わる恋愛ものか。そして物干しが。
ここで読者は混乱してしまう。謡本の中身なのか。現実の所作の中での一こまなのか。作者の真意を吐露していただければ幸いだ。
110 だらだら〜り用済み陰嚢(ふぐり)残暑酷
俳句とは「芸術である。そして何よりも美醜に関係なく真実を自分の目を通して表現する手段である。また定められた基準を守とともに諧謔性を含む詩的表現を保つこと」と教えられ理解もしてきた。
この句はどうか。確かに上品とは言えないが上五は酷暑の現実を素直に表現していると思われる。先日、馬小屋、牛小屋の放映を見たがいずれも暑さ対策は為されているものの彼らの必死に暑さに耐える様子が映し出されていた。この句無点句だったが真実を素直に表現した勇気に敬意を表したい。
ナチーさん
案山子の句鑑賞して頂きました。
ありがとうございます。
北国の暮らしが長かったもので、手袋に目が行きます。
手袋は片手を無くします。案山子の軍手も落としそう!
からの句でした。因みに手袋は紐で繋げると片方を無くすことがありません。
雪が積ってしまうと落とした手袋は、春まで見つからないのです。
子供の手袋を填め直す時の、おやおや、あらあらは、母親の台詞ですね。
ナチーさん、鑑賞ありがとうございます。
謡を習っていた祖父へのオマージュです。
結構音量があり、祖母は外でやってと冗談めかしていました。
月の出を待つ謡本の所有者は祖父であります。わかりにくくてすみません。
いまおもうと風流なもの干し場でありました。
三択クイズを分断して申し訳ありません。
虫の夜や五十年目の母子手帳
この句は、海外駐在の決まった息子が、予防接種の記録が必要となり問い合わせがあったので探しました(笑) 50数年経った二冊の母子手帳、背表紙が擦り切れ当時の忙しさが思い起こされ感慨深いものがありました。
ついでに、
37いわし雲越の国から羽の国へ(かをり)◎尾花
いわし雲がいろいろ想像をかきたててくれます。 越の国、どこだろう?若狭?東尋坊?能登? あっ佐渡かな? 私なら出雲崎へ行ってみたいと密かに。 そして羽の国、蔵王?山寺?立石寺かな?
勝手に楽しく想像し、特選にいただきました。
尾花さんと特選を付け合っていたのですね。
このような万に一の幸せはありません。
短歌の会に 羽の国に古る小町塚 といふフレーズがあり、大変気に入っていたのです。
生まれも生活も越の国であり、東北には訪れたき友人が多いので、鰯雲に托しました。
29日の俳句三択クイズ
お遊びの俳句三択クイズです。次の句の伏字のところに当てはまる文言を三つの候補から選んでください。正解は明日の掲示板で。
第1問 みちのくの【①】良くなる湯に夜長 大野林火
A病気 B頭 Ⅽ運が
第2問 【②】なし生きている秋刀魚には 花谷清
Aうら表 Bかげひなた Ⅽ政略の
第3問 【③】を携へて旅つづきをり 後藤比奈夫
A鰯雲 B秋晴 Ⅽ愛読書
第4問 鉦叩き【④】淋し過ぎ 児玉輝代
A間遠に鳴くは B二つ三つは Ⅽ鳴かぬ日もあり
ヒント ①そんな温泉があるの? ②外見上は ③はれ男? ④いっそ鳴かない方がよい
1-B
2-A
3-B
4-A
これにします。
1.B
2.A
3.B
4.A
これでお願いいたします😃
1C
2A
3B
4B
今日もヒントを頼りに。
朝晩涼しくなりましたね。