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29日の俳句三択クイズ

29日の俳句三択クイズ
お遊びの俳句三択クイズです。次の句の伏字のところに当てはまる文言を三つの候補から選んでください。正解は明日の掲示板で。

第1問 青空に【①】のごと辛夷咲く 白濱一羊
A役者  Bカーテンコール  Ⅽ喝采

第2問 乾きつゝふかみどりなる【②】 高浜年尾
A蕗の薹  B松の芯  Ⅽ和布かな

第3問 【③】の霞の端に遊びけり 藤崎久を
A大阿蘇  B富良野  Ⅽ木曽川


第4問 【④】空を残して蝶別れ 大野林火
A霾れる  B霞たつ  Ⅽあをあをと

ヒント ①ピッタリ17文字 ②「乾きつゝ」だから ③雄大ですねえ ④季語は一つだけ

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1 C
2 C
3 A
4 C
よろしくお願いします。

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1C
2C
3A
4B
今日もヒントを頼りに。

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今日の三択クイズ

第1問  C
第2問 C
第3問 A
第4問 C 

 ★ヒント活用率 50%

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選句候補作品鑑賞

14 悪友はよき友となり卒業す (ABCヒロ)  7
 卒業により別れ別れになる友。3年間は切磋琢磨し合った友。良いことも悪しきことも共有したいわば悪友。でもここに至り真の友として将来を約し新たな道へ。思えば切ない句だ。

26 意地を張る肩そのままに卒業す (尾花)  5  
 妥協を潔しとしない若者気質。この少年もその一人だろう。これも若者の特権の一つだ。作者の昔の姿かもしれない。

66 立ち漕ぎの野球少年春の風 (コビトカバ)  1  
 上五と下五の阿吽の呼吸。見事に捉えました。野球少年の生き生きとした仕草が過不足なく表現されています。

77 北窓を開けて光の部屋となる (弥生)  2  
 一変光の部屋に。閉じられていた北窓を開けた瞬間を捉えました。勿論心の窓も解放。光の部屋とは言いえて妙。

80 吊革はまると三角春たのし (ABCヒロ)  7 ◎アイビ、◎ヨシ
 成程、言われてみるとその通りですね。通勤のひと時を楽しんでいる作者。何でもない変哲な吊革に身を委ねて。春ですね~。

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三択クイズを始めます

3月句会の互選結果の記事のピン留を解除しました。ご覧になりたい方はno,5224の記事までスクロールして下さい。

明日29日から「俳句三択クイズ」を始めます。

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かをりさんへ

4 ふるさとの淋しきところ雪残る (ナチーサン)
★5231 ここは、ずばっと雪残るところを具体的に場所、人やモノを発見、直されると作者の視点の確かさに云々。
付けます。髭をあたりぬ彼岸の朝の湯 かをり
故郷や海女小屋跡に残る雪(水心)
 早速ご指摘を受け推敲の上大福会のライン句会に投稿しました。結果は竹馬さんの選を頂きました。
なお、同時投稿の枝垂梅の句には特選を。有り難うございました。
  

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さすがナチーサンです。句も締まりました。
私は俳句はカルチャースクールレベレですが、怒らずにありがとうございます。。
お年を召しても(失礼)しなやかな素敵なお人柄ですね。
短歌とちがい俳句では喜怒哀楽の言葉はリーサルウェッポンです。

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日向ぼこ猫の句の鑑賞

喉ならす猫を膝にし日向ぼこ「アイビー主幹さんの修正案」
 日向ぼこ猫のどならす心引く(茶々)
アイビー主幹さんの「紛らわしさを避けるための工夫が欲しい」との評価
作句の在り方の示唆をいただきました。俳句の論理性も念頭に置いてみたいと思います。ありがとうございました。

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リプライに感謝

アイビーの俳句鑑賞の3と4に対し、ナチーサンさん、小苗さん、尾花さん、にゃんこさん、楽日さんからリプライをいただきました。感謝に堪えません。茶々さんから上巳節の故事を懇切に解説して頂きました。ありがとうございます。

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アイビーの俳句鑑賞 その3

アイビーの俳句鑑賞 その3

ふらここ揺れるゆう君は青が好き (にゃんこ)
ふらここはブランコのことで難しく言うと鞦韆。春の季語とされる。この句は「ふらここ」を使ったが、快活な句の調子からみて「ブランコ」でよかったように思う。「ゆう君」という固有名詞が登場させたのは新鮮な試みで、効果的だ。普通、固有名詞を出す場合、周知の有名人とか団体に限られよう。「隣家の鈴木さんの奥さん」では話にならない。この句の場合は固有名詞ではあるが、実質的には普通名詞の幼児と解釈できる。早い話、「ゆう君」であろうが「まあ君」であろうが句意は変わらない。

白衣から今日は私服の春コート (ヨシ)
年若いナースだが、少し違った角度から詠んだのが新鮮。私たちは、制服姿で忙しく立ち働く様子しか見ることはない。が、プライベートな部分も当然ある。何せ青春真っ盛りの彼女たち、人並みに夢見ることもあるに違いない。中七から坐五の、「今日は私服の春コート」が断然良い。「若々しい」と言わなくても、情景が目に浮かぶようだ。季語の力を最大限生かした。

上巳節(じょうしせつ)故事なぞりつつひな飾る (茶々)
不勉強で上巳節の故事を知らなかった。恥じ入るばかりだ。おじいさんと孫、曾孫かな、神妙に謂れを聞きながらお雛様を飾っている様が目に浮かぶ。今は難し過ぎて分からなくても、大人になった時、博学な祖父の思い出として、きっと懐かしく思い起こすに違いない。

春泥やいよいよ難きホ句の道 (てつを)
二物取り合わせの句。老練の作者でも「いよいよ難きホ句の道」と述懐する謙虚さ、春の泥道を行くがごときものしと私は解釈した。「春泥」は目で見える現象であるのに対し、中七以下のテーマは、抽象的な概念である。抽象に配するに、具体的な季語を持ってきたところが、いわゆる俳句の呼吸だろう。逆の場合も同様だ。

残雪や円空仏の鑿の跡 (ナチーサン)
この句も二物取り合わせの句。円空は生涯に12万もの仏像を彫ったと言われ、木肌をそのまま生かした円空仏の素朴な味わいで知られる。出生地は諸説あるが美濃と伝えられる。荒々しい鑿跡と残雪の取り合わせが、響きあうかどうかが、この俳句の生命線である。個人的な見解になるが、この句の取り合わせは悪くないと思う。

亀鳴くと補聴器つけたり外したり (小苗)
亀は鳴く動物ではないが、俳句の世界では鳴くのである。私などはアイデアに窮した時、亀を鳴かせる。その意味で俳人の作者は、亀の鳴き声を聞こうと思い、補聴器を外してみたりで忙しい。その様子をユーモラスに纏めた。私好みの俳句だが、選句の際には迷った挙句、外した。亀が鳴くのは、あくまで文芸上の虚構であり、実生活で補聴器をつけたり外したりするのは「悪ノリ」と思ったからである。リアリティが欠ける憾みがある。しかし、教訓もある。それは、「いかに窮しても安易に亀を鳴かせてはならない」ということだ。

以下次号、不定期掲載

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小苗さん、亀の鳴き声は邪心があったら聞こえないそうです。嬰児のごとく無心の境地にならなければ聞こえません。私はいまだに亀の鳴き声を聞いたことはありません。俳句ではしょっちゅう亀を鳴かせてますが。

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やっぱり、亀鳴くと補聴器つけたり外したり  に戻します。
こんなん理屈通したらどもならん。
おい、この亀鳴きよるで。 ほんまかい補聴器ぼろやからなあ。あほかこんなん補聴器で聞いてどうすんねん、第六感で聞かんかい。そらせや、外したろ。と他愛なくぼけている感じ。

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ふらここ揺れるゆう君は青が好き

拙句を鑑賞していただき、ありがとうございます。
固有名詞や七五五のリズムを使って少しチャレンジした句でした。
「ふらここ」のひらがな表記や音の柔らかさに、幼い子の可愛らしさが表現できるかな、と思っての選択でしたが…。

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「天の声にも変な声がありますね」と宣った昭和時代の総理大臣がいました。ま、それはそれとして、天の声が聞こえたら是非お聞かせ下さい。
それと「亀鳴くや補聴器つけたり外したり」 に直されたようで私もその方が良いと思います。上五で切れば、「亀鳴く」と一応、補聴器は別のテーマになりますから。

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亀鳴くや補聴器つけたり外したり  に直します。
仙人はあっちこっち自在に行き来できるし亀の鳴くのも聞けるけど不自由もあるのだ。
そのうち天の声が聞こえたらそっとお教えしましょう 

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残雪や円空仏の鑿の跡 (ナチーサン)
鑑賞に取り上げていただき有り難うございました。先日テレビで円空の特集を見ていまして触発されました。円空仏の見かけの荒々しさとその奥に秘められた精神性の奥深さが作品から垣間見えるからです。一方この句の場合、
ご指摘の季語の斡旋に苦渋致しました。おっしゃる通り句の生命線、残雪としましたが二者が響き合う、即かず離れずの関係を考え直す機会を頂き感謝です。何かある筈。

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アイビ主幹さんの鑑賞句(上巳の節句)の背景その2

「上巳節」の句の背景その2 上巳の節句は「じょうしのせっく」と読まれ、中国の陰陽五行説が由来です。3月3日は3(奇数)と3(奇数)を掛けると偶数になるため、この日が上巳の節句とされ、邪気祓いの式日となりました。
 穢れの祓いに使う人形は天児(あまがつ)・這子(ほうこ)と呼び、平安時代の飾ったり遊んだりする人形は「ひひな(ひいな)」と呼ばれ、季節に関係なく貴族の女児たちが今でいうお人形遊びをしていた。

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アイビー主幹さんご鑑賞ありがとうございました。

小生の「上巳節」の句のご鑑賞ありがとうございました。アイビー主幹さんは大変謙虚に(何も知らなかった)とおっしゃっておられ、感銘いたしました。小生の句は付け焼刃です。借りものです。自分のためにも調べた結果を今後の参考に記しておきたいと思います。紙面の都合もありますでしょうから,3,4回に分けて書きます。
その1 上巳(じょうし、じょうみ)とは、五節句の一つ、3月3日。「上巳」は上旬の巳の日の意味であり,元々は3月上旬の巳の日であったが、古来中国の三国時代の魏より3月3日に行われるようになったといわれている。(古代中国300年頃では、上巳は忌む:不吉なものとして避ける。

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