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NHK杯 藤井聡太快勝!

 藤井聡太七冠と郷田九段の間で争われていたNHK杯決勝戦は、103手で後手番藤井聡太七冠が勝利NHK杯を獲得した。中盤まで一進一退互角で進行したこの1局、終盤藤井七冠が力の差を見せつけるかのように猛攻勝利した。この一番、羽生善治九段の分かりやすい解説で進行、勝負どころでは羽生も予想外の藤井の着手に感心する場面も。感想戦では羽生の軽妙な話に両者は笑いをこらえながら談笑、場を盛り上げていた。

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アイビーの俳句鑑賞 その1

アイビーの俳句鑑賞 その1

目瞑れば夫の声する春の風(えっちゃんあら)
「目瞑れば」は「めつむれば」と読む。最近、作者のえっちゃんあらさんはご主人を亡くされたようで、心からご冥福をお祈りします。亡き夫を回顧する句だが、「春風」がキーワードとなっている。つまり、回顧は回顧でも、湿っぽいものではなく、明るく楽しかった日々の回顧と私は感じた。そこに救いがある。私の観測が間違っていたら、大変失礼なことだが…。

ふと語り掛けてみたきや江戸の雛 (森野)
今月の巻頭句。人形に話かけても返事する筈がないが、それでも話かけたくなることがある。そんな経験をされた人は多いのではないか。「ふと」の使い方は、言葉に窮して使うことが多いのではないか。ふと思った、ふと感じたという具合である。便利な言葉だけに、安易な多用を戒めたい。ところがこの句の場合、使う必然性がある。お雛様に語りかけるのであるから「ふと」以外代用は利かない。
 
酒二本空けて談議や梅笑ふ (ヨヨ)
梅が笑うというユニークな表現。広辞苑によれば「笑う」には咲くという意味を持つから、句の内容に合っている。酒と「笑う」という表現の相性の良いようだ。ただ酒二本は二合なのか二升なのか、読み手に分からない。分からせる工夫が望まれる。それと「談義」はいかにも生硬すぎるように思うのだが…。

山笑う鳥語教室開催中 (弥生)
春になると様々な植物が芽吹いてくる、その様「山笑う」と表現した。鳥語教室というのがまことにユニークで楽しい。鳥が囀ることを「鳥語」と俳句独特の言いまわしがあるが、鳥語教室は初めて聞く。しかもご丁寧に「開催中」ときたのは恐れ入る。それもこれも季語「山笑う」を導き出すための伏線なのだ。最近、何か滑稽なことをして「山が笑う」という解釈をする人があるが、誤りである。この句のように使いたい。

古民家にぼんぼり灯る中馬雛 (和談)
三州足助は、飯田街道と呼ばれた昔、塩の道として殷賑を極めた。毎年、雛祭りが近くなると街道筋のそこかしこで雛人形を飾る。それぞれに家の歴史があり、思いがある。足助の歴史的な重みを感じさせる佳句だが、欲を言えば、何か動きが欲しい気がする。あるいはエピソードを挟むとかの工夫があればなお良かった。具体的には、何かを光らせる、あるいは音を出させるとか。

吊革はまると三角春たのし (ABCヒロ)
吊革に丸型と三角形があるのだが、面白い点に着目したものだ。吊革が丸だろうと三角だろうと、世の中に関係はないが、俳句はこの些末なことこそが大事なのだ。それを「楽しい」と感じる感性が俳句上級者の感性と言えよう。そう考えれば私たちの身辺は句材に溢れている。と、偉そうなことを言ったが、それが出来るぐらいなら苦労はない。出来ないから困っている。

今の世は花の便りも乱れおり (ラガーシャツ)
去年の夏の猛暑、そうかと思うと猛烈な寒波襲来し、これをしも異常気象と括れるのか。果然、桜の開花予想が難しいことになった。一体に近年の気象は、荒っぽいというか、梅雨の末期にドカ雨が降ったりする。その結果「観測史上まれに見る」とか形容されることにもなる。この句は気象傾向を詠んだようにも思えるが、何か寓意があるようにも思える。その根拠は、中七「花の便りも」の「も」にある。花の便り以外にも乱れるものは何か。読み手の気を引く句だ。

以下次号、不定期掲載

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マージャンの事が俳句にありましたね。私も月一回程度近くの人達四人でやってますが🎵とても楽しい😆💕✨ですよね。ご一緒にやれたらもっと楽しいのですが。

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アイビーさん花の便りの句鑑賞ありがとうございます。
乱れおりについては読み手の想像にお任せします。
只今京都で文楽観賞に来ております冷たい春の雨です
今回の3日間の文楽と京の風情を俳句に出来たらと
思ってます。   さてできるかなー?

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アイビーさん鑑賞ありがとうございます。天国に旅に出た主人だと思っています。なのでこの風はもしかしてと。。でも俳句として普通です。もっと皆様のように俳句を深く詠めるようになりたいです。俳句は楽しい😆💕✨です。

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将棋NHK杯決勝戦始まる!

 将棋NHK杯決勝戦が明日郷田真隆八段と藤井聡太七冠の間で争われます。郷田八段のベテランの技が発揮されるか。一発勝負だけに興味が尽きません。NHK第2で10時半から放映されます。

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選句鑑賞

みなさま、こんばんは。
時間のあるうちに、鑑賞させてくださいませ。

3 父に似し夢追ふ相や花菫 (玉虫) 

父に似し夢追ふ,父様にとっては望外のよろこび。これほどの親孝行もありませんよ。
「相」の意味、「相伝」DNA的 とか、もしくは占う感じか?響がとてもよくて・・・
そこは可憐な花菫に託しましょう。
 
4 ふるさとの淋しきところ雪残る (ナチーサン)
わかります。私も歌詠もうと目を凝らす。不思議とふるさとや淋しきところに雪は残ってるものですね。
ここは、ずばっと雪残るところを具体的に場所、人やモノを発見、直指されると作者の視点の確かさに10票はあつまりますよ

ナチーサンならやってくれます。
付けます。髭をあたりぬ彼岸の朝の湯 かをり  毎年の父の彼岸のこだわりらしいです。

18 妻の物一枚羽織る春の風邪 (ふうりん) 

一枚羽織る、美しい日本語ですねえ。春の風邪ならつきすぎず、塩梅の上手しです。完璧。
付けます。 満月見むと誘ふべからむ かをり   ええ、そとはいい春の月夜ですよ、是非!

27 残雪や円空仏の鑿の跡 (ナチーサン)

はじめに謝っておきます。私、慌てて鑿を難しい漢字の「聲」と勘違いしてしまいました。
なので正直に「聲」のままで書きます。
人の声せぬ森閑とした雪の野に、円空仏の声を聞いたという。それは作者の心の声、独語かもしれません。
やがて逆に残雪も新雪のような光を帯びてくるよな尊い句です。

31 海苔粗朶に鷗留まりて知多の海 (和談)
これは情緒に頼らず対象に添った堅固な一句。すぐにいただきました。多くのモノが詠みこまれておりますが、散漫でなくむしろ凝集されております。
まず対象である自然や生活をよくみつめる、お手本のような句であります。「日本新名勝俳句」ですね。

40 亀鳴くと補聴器つけたり外したり (小苗)

小苗さん、お初にいただきまた、またよろしゅうに。これはおもしろいです。
漫才なら俳句はほとんどがツッコミですが、これはボケの警句ですねえ。もっと整えれば佳句ですよ。
気負わずに美しくボケるのはツッコミより10倍難しいです。
あくまでも漫才の例えですので用語は御容赦。

70 酒二本空けて談議や梅笑ふ (ヨヨ)
俳句に長調と短調があるなら、これは長調の句ですね。とにかく楽しい、それでいいなあ。
友と談義が出来ることってとっても幸せなんですねえ。うらやましい。アイビーさんが酒の規格にきびしいので

腹鼓すや梅見は二本の銚子より かをり

73 ポン・チーと老老男女山笑ふ (尾花)

麻雀の句ですね。山笑ふがいいです。
だって、配られたときは最初に各々の前に牌の山がありますよね。
老老男女の皮算用をあざ笑うように、竹の色してよこたはる。
付けます  牌姿はそろと桜どきかな   

久々の選句鑑賞汗汗です。あいもかわらず、えらそうなこと言ってますが頓珍漢です。
4月から少し昇格します。なので毎週研修で休日もあまりなく。さらにやっとコロナに罹った次第です。
なので、7 白衣から今日は私服の春コート (ヨシ) とても好きな句ですけど、漏れてしまいました。

また4月から持ち帰り仕事も増え、不定期になりますが、また立ち寄らせてくださいませ。

引用して返信編集・削除(編集済: 2025年03月14日 22:43)

かをりさん、麻雀の句の鑑賞をありがとうございました。
数か月前より習い始めた麻雀に今夢中です。
町の体育館でやっている「健康麻雀」に週一回出かけ、後はパソコンで遊んでいます。 「役」はわかるようになったのでアガることは出来るのですが、点数を数えるのがむつかしく「符」というのが理解できていません。 一日が終わってからパソコン麻雀を始めると、夢中になって止まりません、もう中毒かも???(日中眠くて・・・) そのうち飽きると思うので今しばらくは「リーチ」「ロン」で楽しみます。

引用して返信編集・削除(未編集)

アイビーさんの句取れなかったー。そういうときもあります。
私は肉声、自分のおもったまま鑑賞書いてます。しかし、もう鑑賞なんてAIで今はやってくれますねん。
たとえば 98 耕せる小柄な人が元議長(アイビー) 入力するとAIが

おもしろいですね!この句にはユーモアや意外性が込められているように感じられます。「耕せる小柄な人」と「元議長」という組み合わせから、現実的な一面と詩的なひねりが見事に融合している印象を受けました。
どこか心温まるようなイメージが浮かぶ一方で、見る人によって多様な解釈ができる句ですね。このように、日常と非日常が交差する表現には独特の魅力があります。他にもどんな句が生まれるか、想像が膨らみます!

良き文だし、元気でますでしょ。私はAIでないので、こうは鑑賞しません。

小柄と元議長の対比を狙いましたね。元序二段とか、これを採ったら大柄の議長はどうすんねん。
といっても自分もつい 人の大と梅の可憐さの対比になります。大柄の夫婦頬寄すけふの梅
本当の姿をとらえず、俳句、短歌を作る所作が出るとどうもいけません。

ええ、このように辛口になりまする、一例ね、ゴメン、アイビーさん。
随所にかをりさんらしい匂い、最高のお言葉です。

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随所にかをりさんらしい匂いのするメッセージをありがとうございます。やはり、当掲示板にはかをりさんのキャラクターが不可欠です。改めて再認識しました。

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鑑賞句

アイビーさん「鳥語教室」の句の鑑賞ありがとうございます。
鳥語を解す青年をテレビで見て、鳥が大好きな私は大変羨ましく思いました。
こんな講座があれば是非とも参加したいです。
山はきっとやさしく微笑んで見守ってくれることでしょう。

弥生

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江戸の雛

アイビーさん、江戸の雛の句の鑑賞ありがとう御座いました❢ 今更ながら始めて徳川美術館へ行って来ました。お雛様は勿論の事、お雛調度一つ一つに葵の御紋が付けられ細工の素晴らしさにしばし心を預けていました❢ どのお雛様にもそれぞれの物語がお有りだったでしょう。そんな気がして聞いてみたいな〜と思ったのがあの句になりました。ありがとう御座いました❢

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リプライありがとうございます。大名道具、それも御三家筆頭の尾張徳川家のお雛様のお道具というのですから、さぞ絢爛にして精緻を極めたものでしょうね。

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泪の茶杓

ダイアナさん、ナチーサンさん、楽日さん、泪の茶杓の句をとって下さってありがとう御座いました❢ 徳川美術館に展示されておりました泪の茶杓を見ました。 千利休が切腹させられた事は本の中では知ってはおりましたが最後の茶会の為に自ら削られた茶杓の存在は恥ずかしながら知りませんでした。托された弟子の古田織部が筒を作り位牌の代わりに拝んで居たと言うことも知りませんでした。名を残したかも知れませんがさぞ悔しかった事でしょうね❢ 千利休の名はこれからも残り続くと思います❢ 茶杓も筒も凛としていました❢

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泪の茶杓 Ⅲ

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泪の茶杓 Ⅱ

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泪の茶杓

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8句選

3 父に似し夢追ふ相や花菫 
4 ふるさとの淋しきところ雪残る 
18 妻の物一枚羽織る春の風邪
27 残雪や円空仏の鑿の跡
31 海苔粗朶に鷗留まりて知多の海
40 亀鳴くと補聴器つけたり外したり
70 酒二本空けて談議や梅笑ふ
73 ポン・チーと老老男女山笑ふ 

アイビーさんはじめ皆様、御無沙汰しております。
まだ開いてますか、マスター(笑)
久々の選もどかしく、披講のほど、楽しみにしております。
もちろんお手数であれば、カットしてくださいませ。私の選句で順位が変わりませんように。
まよふこと春の伽藍の雫とし  かをり

引用して返信編集・削除(編集済: 2025年03月13日 22:21)

かをりさんへ
 私の句2句も選んでいただき恐縮です。有り難うございました。アイビーさんのおっしゃる通りです。心配してました。また作品見せてください。

まよふこと春の伽藍の雫とし  かをり
 意味深ですね。

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お久しぶりです。バーかスナックのママなら「どこで浮気してたのよ」と、言いたくなるほどです。浮気はゼッタイだめと言うつもりはありませんが、たまには顔を出して下さいよ。ま、かをりさん健在を確認できただけでも良しとしますか。

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17点では?

管理人さん、お疲れ様です、さっそくですが合計点についておたずねです。
 
 14、悪友は  7点
 80、 吊革は  7点
 99、 折れ行けば 3点     合計は17点なのでは?

確認をお願いできますか

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大ミスです。失礼しました。訂正しました。

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結果発表

結果発表
3月句会のトップは森野さんの「江戸の雛」の句で9点を集めました。続いて8点句には和談さんの「中馬雛」と楽日さんの「古雛」の句が並びました。7点句には5句が並ぶ激戦でした。
9点句  74 ふと語り掛けてみたきや江戸の雛 (森野) 
8点句  12 古民家にぼんぼり灯る中馬雛 (和談)
8点句 102 古雛の箱に書かれし祖父の愛 (楽日) 
7点句  11 目瞑れば夫の声する春の風(えっちゃんあら)  
7点句  14 悪友はよき友となり卒業す (ABCヒロ) 
7点句  18 妻の物一枚羽織る春の風邪 (ふうりん)
7点句  49 甲斐駒の稜線嶮し雪解光 (ちとせ)
7点句  80 吊革はまると三角春たのし (ABCヒロ) 
個人別総合はABCヒロさんが17点でトップ、次いで森野さんが14点でした。 

3月度みんなのネット俳句会・互選結果一覧
1 君纏う爽やかな空春セーター  
2 春の陽を落とし込んだの吾のネイル (コビトカバ)  3 ◎ABC、玉虫、
3 父に似し夢追ふ相や花菫 (玉虫)  2 ヨシ、かをり
4 ふるさとの淋しきところ雪残る (ナチーサン)  5 ◎にゃん、弥生、小苗、かをり、
5 一日(ひとひ)終え暖簾外すや春の雪 (ダイアナ)  1 小苗、
6 春光や古窯跡の白き杭 (ちとせ)  3 ナチー、にゃん、楽日、
7 白衣から今日は私服の春コート (ヨシ)  5 ナチー、ラガー、コビト、楽日、アイビ、
8 耕や肥料とひかり鋤き込みて  
9 春メール合否は天よ祝い金 (ヨヨ)  1 和談、
10 車窓には春の嵐を呼びし雲    
11 目瞑れば夫の声する春の風(えっちゃんあら)   7 ちとせ、てつを、森野、茶々、ラガー、コビト、アイビ、
12 古民家にぼんぼり灯る中馬雛 (和談)  8 ダイア、ナチー、◎ヨヨ、ちとせ、◎尾花、ヨシ、
13 山笑う鳥語教室開催中 (弥生)  3 ◎コビト、アイビ、
14 悪友はよき友となり卒業す (ABCヒロ)  7 ちとせ、てつを、えっちゃ、茶々、尾花、コビト、ふうり、
15 名を知りて綿毛を頬に母子草  
16 春泥やいよいよ難きホ句の道 (てつを)  2 ダイア、アイビ、
17 制服の胸へ一輪卒業歌 (にゃんこ)  3 和談、茶々、ふうり、
18 妻の物一枚羽織る春の風邪 (ふうりん)  7 ◎ナチー、弥生、森野、尾花、小苗、かをり、
19 上巳節(じょうしせつ)故事なぞりつつひな飾る (茶々)  3 ナチー、楽日、ふうり、
20 まだ迷ふ着陸地点春の雪 
21 マスクせよと機械に言はる春愁  
22 鮨屋では我儘言ふて春の宵  
23 春愁や個室が続く歯科医院 (ちとせ)  てつを、
24 啓蟄や遅刻常習犯の朝  
25 見交はせば鶯餅の粉の口 (玉虫)  4 ダイア、にゃん、ヨシ、ふうり,
26 意地を張る肩そのままに卒業す (尾花)  5 ABC、弥生、ラガー、楽日、ヨシ、
27 残雪や円空仏の鑿の跡 (ナチーサン)  3 ヨヨ、てつを、かをり、
28 タクシーに喪服の女ミモザ咲く (ヨシ)  1 玉虫、
29 袖広げ女雛愛しむ男雛かな  
30 薔薇の芽や路地を彩る日日を待ち (森野)     1 和談、
31 海苔粗朶に鷗留まりて知多の海 (和談)  2 尾花、かをり、
32 浜名湖の水面耀(かがよ)ふ春浅し  
33 知多市まで足を伸ばして享和雛  
34 大仏の風の明るし木の芽吹く(えっちゃんあら)   3 ヨヨ、てつを、森野、
35 訪ねきし翁の生家初音待つ (ふうりん) 3 ◎てつを、楽日、
36 シュークリームふわりと分けて麗けし  
37 雛人形付いてきさうな夜のトイレ (てつを)  2 ダイア、ヨシ、
38 耳固し空真青なり椿赤 
39 春コートショートカットにしようかな (にゃんこ)  1 ラガー、
40 亀鳴くと補聴器つけたり外したり (小苗) 4 ABC、弥生、玉虫、かをり、
41 関税の文字の一徹春の雨 (茶々)  2 ヨヨ、和談、
42 なんとなく帰りそびれし春の鴨 (アイビー)  2 えっちゃ、ふうり、
43 球春やいざ出陣ぞブルー着る 
44 淡き絞り明日の句会の春袷  
45 跡形も無く淡雪の地に還へる (ナチーサン)  2 にゃん、楽日、
46 恋したら成長もした花筏 (コビトカバ)  1 尾花、
47 肩揉めば小言うやむや春の昼 (ヨシ)  4 茶々、玉虫、コビト、小苗、
48 傘の柄に買ひ物袋春時雨  
49 甲斐駒の稜線嶮し雪解光 (ちとせ)  7 ダイア、ABC、ラガー、尾花、玉虫、アイビ,小苗、
50 服に染み手にも口にもいちご狩り  
51 青霞巨船のごとく空港島 (尾花)  1 ヨヨ、
52 朝市の駐車場待つ春の波  
53 残雪の御嶽遠にビルの窓   
54 色褪せしベンチに化粧春の雪 (楽日)  4 てつを、ラガー、小苗、ふうり、
55 はるさめの義父の百ケ日寺座敷  
56 如月や光纏いて荷の届く (弥生)  1 にゃん、
57 音の出る信号渡り靴うらら 1 ヨシ、
58 春耕や愚政に民の細り行く (てつを)  1 ヨヨ、
59 箸つける山のやうなる菠薐草 
60 つなぐ手の指の冷たさ春の雪 
61 春耕は明日々々と三日過ぐ 
62 モニターに映る老醜春寒し  
63 大雪やほどほどに降れ4文字かな  
64 今の世は花の便りも乱れおり (ラガーシャツ)  3 和談、森野、楽日、
65 春雨や近況友とパスタ店 (ダイアナ)  1 えっちゃ、
66 立ち漕ぎの野球少年春の風 (コビトカバ)  1 にゃん、
67 節分や豆の犇めく二重枡  
68 ワイパーにぶつかり消ゆる春の雪 (ヨシ)  3 にゃん、和談、ちとせ、
69 制服を食み出す手足卒業す (玉虫)  4 ダイア、ABC、ナチー、ちとせ、
70 酒二本空けて談議や梅笑ふ (ヨヨ)  6 ◎和談、えっちゃ、茶々、ラガー、かをり、
71 春潮や烏帽子岩上(え)に富士の山  
72 春服の背中に値札老婦人 
73 ポン・チーと老老男女山笑ふ (尾花)  3 コビト、アイビ、かをり、
74 ふと語り掛けてみたきや江戸の雛 (森野)    9 ナチー、ヨヨ、◎ちとせ、◎楽日、アイビ、◎ふうり、
75 春めくや何やらしれず忙しなく (楽日)  1 えっちゃ、
76 赤提灯余生万歳木の芽時 (和談)  2 ダイア、◎弥生、
77 北窓を開けて光の部屋となる (弥生)  2 てつを、尾花、
78 ヨーグルト固まる途中春夕焼 
79 振り向けば遠山白し冴返る  
80 吊革はまると三角春たのし (ABCヒロ)  7 弥生、玉虫、◎アイビ、◎ヨシ、小苗、
81 老木の伐られて桜地に還る (にゃんこ)  1 森野、
82 日向ぼこ猫のどならす心引く  
83 春の宵二時間ねばるイートイン  
84 昼間には邪魔と言ひたる春炬燵 
85 早桜ピンクトンネル遠慮気味 (ヨヨ)  1 和談、
86 春が来た想いの店に友は亡く  
87 花ミモザ昼間は誰も居ない家 (玉虫)  3 ABC、弥生、森野、
88 ものの芽や心通はす目の高さ (ヨシ)  1 森野、
89 気持ち良き青空や今卒業す (コビトカバ)  4 茶々、◎玉虫、ふうり、
90 日を浴びて小さき目覚めや犬ふぐり  
91 往年のスターと握手しゃぼんだま (ナチーサン)  2 ◎小苗、
92 卒業し母校に帰り一教師 (尾花)  3 ちとせ、えっちゃ、茶々、
93 啓蟄や外出られなく傘の無く 
94 春の服編み込む糸の細かりし   
95 関税の言の葉沁みる春雨や 
96 もぞもぞと目醒むる虫や根分鉢 
97 名を残す泪の茶杓春愁ふ (森野)     4 ◎ダイア、ナチー、楽日、
98 耕せる小柄な人が元議長 (アイビー)  4 ABC、◎えっちゃ、玉虫、
99 折れ行けばそこは町医者つばめ来る (ABCヒロ)  3 にゃん、尾花、コビト、
100 喧嘩して仲直りして春炬燵 
101 間違へて買つたとくれる花の種 (小苗) 1 弥生、
102 古雛の箱に書かれし祖父の愛 (楽日)  8 ちとせ、◎森野、◎茶々、◎ラガー、コビト、
103 ふらここ揺れるゆう君は青が好き (にゃんこ)  2 ABC、えっちゃ、
104 産土のパワースポツト水草生ふ (てつを)  1 ヨヨ、
105 雪国の知恵かんじきに見入りけり (ふうりん)  1 ヨシ、

投句者は、えっちゃんあら、森野、ヨヨ、弥生、和談、ABCヒロ、ラガーシャツ、ちとせ、コビトカバ、尾花、ダイアナ、玉虫、楽日、ふうりん、にゃんこ、ヨシ、茶々、てつを、アイビー、ナチーサン、小苗の21名、ほかに選句のみ参加のかをり。

選句者:4文字以上のハンドルネームは便宜上、最初の3文字で表記した。

間違いその他不都合な点をご連絡下さい。

引用して返信編集・削除(編集済: 2025年03月14日 16:09)
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