夏のミニ句会を開催します。下記の開催要領に従い奮って投句して下さします
2025夏のミニ句会・開催要領
1・投句期間 5月10日(土)~5月20日(火) 兼題句1句を含め当季雑詠4句
2・兼題 麦の秋 または「海」を詠みこんで
3・清記&選句 5月11日(水)~5月30日(金) 選句要領は後報
4・結果発表 5月31日(土)
ミニ句会の幹事を野の風さんに引き受けていただきました。やり方は前のteacupo掲示板とだいたい同じですが、投句内容あるいは選句内容の非表示は管理人しかできません。その手順を記します。
① 投句の書き込みがあったら、幹事は別のファイルにコピーする。
② 幹事が「○○さんの投句、確認しました」と掲示板にメッセージを入れる。
③ 管理人がそのメッセージを見て非表示の操作をする。
このように幹事と管理人の双方が確認しないといけませんので、ある程度のタイムラグが生じます。
①実施要領 ②清記と選句要領 ③結果発表の三つの記事は、常に一番上に来るようピン止めをすると便利です。これは管理人が行います。ピン止めは同時に二つは出来ません。
野の風です。
アイビーさんから次期ミニ句会の幹事募集の投稿がありました。
アイビーさんのアドバイスを受けて次期幹事引き受けたいと思います。
どなたか推薦をお願いします。
野の風さん、早速の立候補有難うございます。肩の荷が下りました。よろしくお願いします。
新之助です。
野の風さん、次の幹事に立候補頂き、有難うございました。支持します。よろしく、お願いします。
私も、これ以上、アイビーさんにだけに、頼っていては、いけないと思っていました。
前のように、野の風さんの後には、新之助もやりますので、てつをさんも是非、その後にはお願いします。
月末を明日に控えぐっと冷え込んでまいりました。すぐそこに冬の到来を予感させられる昨今ですが、冬のミニ句会の幹事がまだ決まっておりません。どなたか手を挙げていただけませんでしょうか。一両日待たせていただき、なおかつ立候補者が無いときは止むを得ません。引き続きアイビーが取りまとめ役を務めます。
野の風です。
アイビーさん、幹事ご苦労さんです。
野の風の感想です。
水澄むや釣り餌をつつく魚の影 (てつを)
釣りについての俳句楽しく拝見しました。サビキ釣りをしていると、餌を求めて
釣り糸の周りに魚が集まってくるのをよく見かけます。
新涼やきらめき流る五十鈴川(新之助)
秋らしくなってきて涼しを感じるころ、「伊勢神宮 内宮」の入り口を流れる五十鈴川、きらめき流れるの語句に、伊勢神宮の神聖な世界が感じられます。
秋風やにはかに興る旅心(アイビー)
秋風は身にも心にもしみてなにか哀れを誘う感じがします。、そんなときなぜか人は一人旅に出たいと思う。そんな俳句ですね。
子規聴きし鐘の音聴こふ柿の秋(泉也)
誰でも知って子規の「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」を思い出させる俳句ですね。
泉也さんのこの句から他にもさまざまに子規の句が浮かんできました。
新之助です。
アイビーさん、今回の句会進行お世話様でした。
今回の最優秀者となられたてつをさん、また、各部で多点句のアイビーさん、てつをさん、
野の風さん、泉也さん、おめでとうございます。小生も入り、嬉しかったです。
既にお寄せ頂いたアイビーさんの選句感想及び泉也さんの自己の句の背景の記述、
夫々楽しく拝見しました。
では、いつものように、小生の選句感想を述べさせて頂きます。
【兼題の部】
☆水澄むや打つ柏手の谺して (アイビー)
澄んだ水のある谷川で柏手をしたとき、その音がこだまして響く様、上5の季語と
マッチして良い句と感じました。
☆相席に蜜柑をもらふ列車旅 (泉也)
列車での旅で相席の方から蜜柑を頂くとだけ書かれていますが、そのためには、
作者も説明されているように、それまでのその方との友好的な会話があってのこと
が読み取れます。省略の効いた佳句と感じました。
☆水澄むや釣り餌をつつく魚の影 (てつを)
作者が魚釣りに関する句を本句会で出されたの初めてかと思います。
釣り人が本人か、または第三者の方か不明ですが、釣り餌をつつく魚の影をご連になり、
本句ができたものと思います。この句も上5の季語とマッチした句と思いました。
【当季雑詠の部】
☆掘り当てる思はぬ所にでかい藷 (てつを)
藷掘りの醍醐味は大きなものを掘り当てるところにあると言われています。
色んな場所で苦戦した作者が最後にそのチャンスに巡り合えた場所が「思わぬ場所」であったと
いうのがユーモアがあります。よろしければ、どんな場所だったか、教えて下さい。
☆長き夜や地図で旅する北海道 (泉也)
まだ、コロナ禍ですので、慎重派の作者は、地図で北海道の旅をされたとは、
作者ならではの句と思いました。
☆秋風やにはかに興る旅心 (アイビー)
秋風で旅心を感じるのは、小生も同じなので、同感です。
☆秋寒し靴ひも強く締め直す (野の風)
作者のおられる青森ともなれば、秋とはいえ可成り寒い日も多いと思います。
そのような日に、重ね着をするのでなく、靴ひもを締めてのお出かけになるとは、
スポーツマンの作者ならではの行動と思いました。