夏のミニ句会を開催します。下記の開催要領に従い奮って投句して下さい。
2025夏のミニ句会・開催要領
1・投句期間 5月10日(土)~5月20日(火) 兼題句1句を含め当季雑詠4句
2・兼題 麦の秋 または「海」を詠みこんで
3・清記&選句 5月11日(水)~5月30日(金) 選句要領は後報
4・結果発表 5月31日(土)
新之助です。
小生の句を2回投句しました。
1回目は、句に作者名のないもの、2回目は作者名を入れたものです。
小生の手元にはコピーがありますので、投句された事実を残し、皆さんには見えないようにしてください。
新之助さんの投句を非表示にしました。あと泉也さんの投句があります。確認できましたら非表示にしますのでご連絡を願います。
新之助です。
皆さん、お待たせしました。
今日から、句会の投句を受け付けます。
今回は兼題を「初夢」としましたので、多くの方は1月になってからの投句が
多いと思います。
しかし、これまでに経験した初夢を題材にされて既に作られた方もおありと思います。
その方は、どうぞ、1月を待たずに投句してください。
皆様からの名句をお待ちしています。
なお、投句の締め切りは、2023年1月10日です。
新之助です。
お待たせしました。
下記の実施要領で次回の句会を行います。
よろしく、お願いします。
記
2023年新年・冬の句会の実施要領
1. 句会名:2023年新年・冬の句会
2. 季題: 当季雑詠の部:冬の季語全般
兼題の部:「初夢」
3. 日程
(1)投句:2022年12月27日(火)~2223年1月10日(火)
(2)清記:2023年1月12日(木)
(3)選句:2023年1月13日(金)~1月23日(月)
(4)結果発表:2023年1月26日(木)
但し、皆さんからの投句、選句の状況により、日程を変更することがあります。
4. 投句
(1)上記兼題句を1句入れて、合計5句(冬の冬季雑詠句を含む)
(2)句の後に括弧書きで俳号(作者名)を記す。
5. 清記
俳号(作者名)は表記せず、通し番号をつけ発表する。
なお、投句者毎に区切りをつけるが、投句順ではなく、記載します。
6. 選句
(1)ご自分の句のある通し番号の区切り以外の各通し番号の区切りから各2句ずつ選句する。
(2)さらに、ご自分の句のある通し番号の区切り以外の各通し番号の句切りの中から、3句選句する。
(3)特選の句は◎をつける。特選は2点、並選は1点と評価する。
7. 結果発表後の意見交換
高得点者、高得点句、選句状況等を発表しますので、その後は、
いつものように、皆さんからの選句の感想、自作あれこれなど感想をお願いします。
新之助です。
野の風さんから、推薦も頂きましたので、次回幹事引き受けます。
来週中に要領を出すようにします。
しばらく、お待ちください。
野の風です。
次回「冬の句会」の幹事、どなたか立候補お願いします。新之助さんを推薦したのですがどうですか。
よろしくお願いします。
無理強いは出来ませんが新之助さんに受けていただければ、と思います。
新之助です。
野の風さん、今回の句会のご奉仕、有難うございました。また、小生の句を含めての貴兄の感想文を楽しく、拝見しました。
また、泉也さんの「自作あれこれ」も楽しく拝見しました。
では、小生の選句感想です。
☆けふあたり出雲の国か神の旅(泉也)
ご本人の自作あれこれにも書かれていますが、神無月の季語そのものを擬人法的に楽しく詠われていると感じました。
☆石蕗の花影も日向も隔てなく(てつを)
多分、お庭に毅然として咲いている石蕗の花をご覧になり、詠われたものと思います。中7下5の表現が巧みと思い、特選にしました。
☆老いてなほ明日への思い冬至風呂
冬至風呂に入りながら、今日の守りを神に感謝しながら、明日のことを考えておられる姿から、信仰者としてのたくましさを感じます。明日も元気に頑張って下さい。
☆鯛焼に妻の機嫌の直りけり(アイビー)
奥様とのいさかいの後、外出して鯛焼を買って帰る作者の優しさと機転が楽しく詠われています。
野の風です。
野の風の感想です。
年賀状互ひの生の証しとも (新之助)
ある年齢になると、年賀状の交換がお互いの生きていることの証となりますね。
それと同時に交換が出来なくなった亡き人のことがしみじみと意識されます。
大銀杏風の意のまま黄を降らせ(泉也)
大樹の銀杏の葉の風に吹かれて舞う様子は圧巻ですね。地面も黄色に敷き詰められます。黄を降らせが良いと思います。
写真を見て気のついたことですが、散って舞う銀杏のは葉はすべて葉の根元を下にしいることでした。
先を行く何かの気配落葉道 (てつを)
落葉路の先に何かの気配がして見上げたら、何が見えたのだろうか。赤い傘を差した女の人だろうか。
そんな風景の写真を添付しました。
鯛焼に妻の機嫌の直りけり(アイビー)
機嫌の悪い奥さんのために奥さんの好きな鯛焼きを買ってくる旦那さん、それを食べて機嫌を直す奥さん。ほほえましい俳句ですね。
それから次回「冬の句会」幹事どなたかにお願いしたいのですか。新之助さんどうですか。良ければひきうけてもらいたいのですが。
野の風さん、お世話をかけました。アイビーの感想です。
小春日や松の葉先の光りをる (新之助)
目に見たこと、ありのままの現象を述べただけで「小春」の雰囲気を醸し出したテクニックが見事。抑制の利いた表現に魅かれました。
巌を蹴り礫となりて鷹の翔ぶ (泉也)
鷹が飛立つ時の一瞬の動きを捉えた秀句。巌を蹴って飛立つ鷹、自らを礫と把握した作者のたしかな観察眼に感じ入りました。
近江富士望む御堂や冬もみぢ (てつを)
近江富士は滋賀県野洲市にある三上山のこと。さして高い山ではないが姿が端麗なことからその名がついた。遠くから望む近江富士に冬紅葉を配し、風姿のよい句に仕上がったと思います。
老いてなほ明日への思い冬至風呂 (野の風)
冬至風呂に託した作者の前向きな気持ちに心を惹かれました。幾つになろうと生きているうちは三度三度食事をするように、あくなき向上心を持ちたいものです。
野の風です。
泉也さん、ご指摘有り難うございます。
訂正して掲載しました。
なお自作あれこれ楽しく拝見しました。
2022年「冬のミニ句会」結果発表 訂正
高得点者
11点 野の風
10点 新之助
高得点句 (同点は清記順)
6点 老いてなほ明日への思い冬至風呂 (野の風)
4点 年賀状互ひの生の証しとも(新之助)
3点 石蕗の花陰も日向も隔てなく(てつを)
3点 先を行く何かの気配落葉道 (てつを)
3点 鯛焼に妻の機嫌の直りけり (アイビー)
3点 ひとりでに裏木戸開く神の旅 (アイビー)
各句の得点と選者
新之助 10点
1.真向いの白壁の家冬紅葉 1点 てつを
2.小春日や松の葉先の光りをる 2点 ◎ アイビー
3.鯛焼を抱けばふところ温きかな 1点 アイビー
4.年賀状互ひの生の証しとも 4点 泉也 てつを ◎野の風
5.津軽より今年も赤き冬林檎 2点 泉也 野の風
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泉也 9点
6.けふあたり出雲の国か神の旅 2点 アイビー 新之助
7.大銀杏風の意のまま黄を降らせ 2点 ◎野の風
8.紅葉散る杜は静かに昏れいけり 1点 新之助
9.枯葉浮く露天湯に入る老いふたり 2点 てつを 野の風
10.巌を蹴り礫となりて鷹の翔ぶ 2点 てつを アイビー
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てつを 9点
11. 朝寒や消えゆく星のひとつづつ 1点 新之助
12. 石蕗の花陰も日向も隔てなく 3点 泉也 ◎ 新之助
13. 近江富士望む御堂や冬もみぢ 1点 アイビー
14. おみやげの饅頭もらひ秋句会 1点 野の風
15. 先を行く何かの気配落葉道 3点 泉也 アイビー 野の風
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野の風 11点
16.老いてなほ明日への思い冬至風呂 6点 泉也 ◎ てつを ◎ アイビー 新之助
17.木の実降る一つ一つのものの音 1点 アイビー
18.床の間に活けて華やぎ残る菊 2点 てつを 新之助
19.花八ッ手庭の虫らを呼びにけり 0点
20.蛇口より湯の出るまでの冬の今朝 2点 ◎ 泉也
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アイビー 9点
21.対岸を行く人も無し冬紅葉 1点 新之助
22.鯛焼に妻の機嫌の直りけり 3点 てつを 新之助 野の風
23.ひとりでに裏木戸開く神の旅 3点 ◎ 泉也 てつを
24.山茶花の垣より吾を呼ばふ声 1点 泉也
25.離陸機の北を目指せり冬の空 1点 野の風