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「ありがとうの花」 (作詞・作曲:坂田おさむ 平成22(2010)年)
感謝の気持ちを伝えることをテーマに、幼稚園の卒園式などでもよく歌われています。
いしがき少年少女合唱団
乾澤 奏志
「しあわせになあれ」(作詞・作曲:弓削田健介 平成30(2018)年)
「あなたが幸せになりますように」という無償の祈りと感謝の気持ちをやさしい言葉と穏やかなメロディで伝える歌です。
黒沢尻北小学校
「パプリカ」(作詞・作曲:米津玄師 平成30(2018)年)
未来(2020年)に向けて頑張っているすべての人を応援する歌として、米津玄師が作詞・作曲した曲ですが、2020年は、コロナ禍で世界中が苦しむ年となりました。
Foorin
「からだ☆ダンダン」(作詞:吉田戦車 作曲:小杉保夫 令和元(2019)年)
体操の歌ですが、日常生活であまりすることのない動きや現在社会で失われつつある動きなどを積極的に取り入れ、からだを動かすことが好きな子どもたちがひとりでも多くなるような願いをこめて制作されました。
いっちー(加藤一華)なる(金城成美)
童謡「黒ネコのタンゴ」で一世を風靡した皆川おさむさんが7月23日ご逝去されました。ひばり児童合唱団の代表でもあったことから、童謡界というよりも日本の児童合唱界として、その早逝が惜しまれます。ご冥福をお祈りいたします。
本来、先週公開予定でしたが、他の記事が多くあったため、母屋の文中にリンクを貼っていたことから、後回しになりました。
平成から令和初期(1990年代〜2020年代初頭)にかけての童謡・子どもの歌には、次のような社会的背景やメディア環境の変化が大きく影響しています。
① 映像メディアとの融合
テレビだけでなく、YouTube・SNS(TikTok・Instagram)での拡散を意識した楽曲が増加してきました。また、ダンス・MV・キャラクターとの連動が人気を高める重要要素になってきました。
例:『パプリカ』『エビカニクス』『からだ☆ダンダン』
② J-POPとの境界の希薄化
米津玄師、DAOKO、つんく♂などのメジャーアーティストが子ども向け楽曲を手がけるようになってきました。
そのため、メロディ・アレンジ・歌詞の水準が高く、親世代との「共有ソング」としてヒットしてきました。
③ 「感謝・命・多様性」など教育的メッセージの重視
阪神淡路大震災(1995年)、東日本大震災(2011年)以降、いのち・つながり・自然・平和をテーマにした歌が目立つようになってきました。
卒園・卒業向けの「感謝の歌」「別れの歌」がたくさん作られるようになってきました。
④ かわいさとナンセンスの同居
伝統的な童謡の「ナンセンス」な要素も再評価され、楽しさ・笑いを大切にした作品も健在。
また、保育現場では「踊って遊べる歌」が人気を集めました。
「にじ」(作詞:新沢としひこ 作曲:中川ひろたか 平成2(1990)年)
月刊誌『音楽広場』にて発表された童謡ですが、一過性ではなく、幼児だけでなく、今でもいろいろな世代で歌い続けられているところが特徴と言えます。
横須賀芸術劇場合唱団少年少女合唱隊
「世界中の子どもたちが」(作詞:新沢としひこ 作曲:中川ひろたか 平成2(1990)年)
未来の担い手である子どもたちへの期待と、国際理解をテーマにした曲で、今でも歌い続けられています。
倉敷児童合唱団
「しあわせ運べるように」(作詞・作曲 臼井 真 平成7(1995)年)
阪神・淡路大震災からの復興を願って作られた被災者である神戸市の小学校教師 臼井 真によってつくられた曲です。
奏やん
「だんご三兄弟」 (作詞:佐藤雅彦 作曲:内野真澄・堀江由朗 平成11(1999)年)
タンゴ系の童謡であり、また同曲の主人公である三兄弟の串だんごのキャラクターで、一時期は社会現象になるほど爆発的な人気を博しました。
NEUTRINO
「ぼよよん行進曲」作詞:中西圭三、田角有里 作曲:中西圭三 平成17(2006)年)
NHK教育テレビの『おかあさんといっしょ』の2006年4月の「今月の歌」として発表された曲で、ユーモアと元気を与える曲です。
ゆうぞうお兄さん、しょうこお姉さん
I'll Walk With God
May Each Day
ここから、2枚目のレコードになります。
He
You'll Never Walk Alone
I'll Walk Beside You &t=2s
マイケル・ウォードの歌声は、まだあるのですが、次週に続きます。
マイケル・ウォードの歌い方は、アレッド・ジョーンズと似ているところもあります。年代的には、マイケル・ウォードの方が10歳ぐらい上ですが・・・
The Holy City
Amazing Grace
Try to Remember
Ave Maria
Oh! For the Wings of a Dove
マイケル・ウォードのレコードから、お送りします。題名は有名な曲が多いので、あえて英語のまま残しました。なお、2枚のLPレコードに刻まれた曲は12曲ずつですので、“May Each Day”までが、1枚目で“He”以後が2枚目です。
Let There be Peace on Earth
I Believe
Danny Boy
The Exodus Song
Climb Every Mountain
「夢の世界を」は、中学校の教科書にも掲載されていおりますが、ここでは混声合唱ではなく、児童合唱でお聴きください。KGH 兒童合唱團は、台湾の児童合唱団ですが、日本語は遜色がありません。
北九州少年合唱隊 6:11~ 夢の世界を
瀬戸児童合唱団
みつばち合唱団
ひまわりキッズ
KGH 兒童合唱團
なお、これまでに聴いた「夢の世界を」の中では、故 浦池和彦先生が指揮する桃太郎少年合唱団の輝きに満ちた歌声が、今も心に残っています。桃太郎少年合唱団のホームページでは、現指導体制による第51回定期演奏会のYouTube映像だけが公開されていますが、歴史に学ぶという点からも、それ以前の映像も公開してほしいです。
「声は風」は、映画『片思い世界』のテーマ曲として映画の最後で全曲演奏されてますが、映画のテーマである“片思い”の切なさや希望を音楽で表現した楽曲です。YouTubeでは、中間部32小節がカットされています。この曲は、今後いろいろな児童合唱団が採り上げるのではないでしょうか。なお、現在、日本の児童合唱団(少年少女合唱団)の実態は、男子率0~20%です。なお、男声合唱団もこの歌を歌っています。
杉並児童合唱団
映画『片思い世界』練習より
FYURA
都城少年少女合唱団
Chor.Draft(男声合唱団)
アトランタ少年合唱団のプロフィールは、ホームページの「世界の少年合唱団」のコーナーをご覧ください。
「おお、偉大なる神秘」
「幼子イエス」(デビッド・R・ホワイトと共に)
「聞け!天使の歌声」Hark! The Herald Angels Sing
「きよしこの夜」
「オー ホーリー ナイト」
なお、「平成以後の童謡・子どもの歌」の動画は、来週に回します。
ボーイ・アルトの少年の歌声は、録音・録画の事例が少ないため、少年時代は、少年合唱団や聖歌隊でボーイ・アルトであったという文献記録はあっても、変声前の事例を動画で紹介することが難しいものもあります。ホセ・カレーラスの変声前(7歳)と変声後(26歳ぐらい)のヴェルディ「風の中の羽のように」は、7月1日に紹介しました。No.489をご覧ください。
アルト→テノール
ペーター・シュライアー
変声前 バッハ「私は忠実に沈黙を守る」
変声前 ブラームス「子守歌」
変声後 ブラームス「子守歌」
まだ、現時点で声種を決めつけてはいけませんが、『ちいかわ』のハチワレ役の田中誠人は、変声期に入っても続投することになりました。
変声前 FNS ちいかわ歌(ひとりごつ)
【公式】『ちいかわ』第260話「純露/ツノ」※1週間限定配信<7/29 (火)AM7:59まで>
変声前の声種と変声後の関係は、「ボーイ・ソプラノと変声期」のコーナーに事例を数多く挙げています。(なお、カウンターテナーの場合、本来の声は不明な場合もありますが)ここでは、それぞれのケースをお知らせします。
ソプラノ→テノール
ヘルドゥール・ハリー・ポルダ
変声前 シューベルト「アヴェ・マリア」
変声前 アダン「オー・ホーリーナイト」
変声後 アダン「オー・ホーリーナイト」
ソプラノ→バリトン
アクセル・リクヴィン
変声前 モーツァルト「アレルヤ」
変声後 シューベルト「月への放浪者」