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アラン・ベルギウスの歌声

 映像に残されたアラン・ベルギウスの姿は、1980年代前半であるため、あまり鮮明でありませんが、その歌声は、鮮明に伝わってきます。アラン・ベルギウスは、変声後は、声楽ではなく器楽や指揮で活躍しており、世界のソリストとして紹介した人の中にも、クラシック・ポップスなどの分野で器楽の演奏家や作曲・指揮者などで活躍している人もいます。
バッハ: イエス様、今すぐ自分の道を準備してください  


マーラーの交響曲第4番   

モーツァルト歌劇『アポロとヒヤキントス』より  

       〃                

モンテヴェルディ歌劇『ウリッセの帰還』より   

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パリ木の十字架少年合唱団の歌声を追って

 パリ木の十字架少年合唱団の歌声は、かなり古いものから現在までネットで視聴することができます。ここにはありませんが、フランス映画『舞踏会の手帳』(1937)にパリ木の十字架少年合唱団が出演しており、ビクトリアの「大いなる神秘」が歌われています。マイエー神父時代の貴重な演奏が、聞けます。新しいものは、団のホームページや「Les Petits Chanteurs A La Croix De Bois」で検索すると、すぐ見つかります。この団体は、できた頃から少なくとも1980年代までは、かなり年齢が上の成人が入った混声合唱団でしたが、最近は変声後の青年がそのまま団に残っているようです。
夜(ラモー) (1958) 


黒人霊歌 (1973)  

猫の二重唱(1996) 

二人の天使(2013) 

王者の行進(2023)

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呉少年合唱団の歌声を追って

 呉少年合唱団の歌声は、OB会のYouTubeチャンネルで、視聴することができます。初期は、録音をもとにしたもので、歌っている姿は映っていませんが、次第に、歌う姿も公開されるようになってきました。ここに採り上げた曲のうち、特に、「音戸の舟唄」「時の彼方へ」「ハレルヤ」 は、ほとんどの定期演奏会で採り上げられている曲です。その代表的な歌声を視聴してみましょう。
五百羅漢さん(1983) 呉少年合唱団

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音戸の舟唄 - 音戸の舟唄保存会・呉少年合唱団(2012)  

時の彼方へ with OB vers. - 呉少年合唱団(2016)  

童声(女声)合唱組曲「あめつちのうた」 - 呉少年合唱団(2018)  

ハレルヤ 呉少年合唱団(2016)  


最近、ホームページそのものよりも、掲示板の方がアクセス数が多いようです。おそらく、その理由は、文字情報よりも映像の方がボーイ・ソプラノや少年合唱の魅力が伝わりやすいということではないかと思います。それはそれでよいのですが、本ホームページの本質は、文章によってその魅力を伝えることにありますが、それは、同時に難しいことです。

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イギリスの聖歌隊出身のソリスト

 前回、掲示板に紹介したイギリスの聖歌隊出身で、日本においても有名なソリストを3人紹介します。
アレッド・ジョーンズ「善き王ヴァーツラフ」 ウェストミンスター大聖堂(1985) 


アンソニー・ウェイ BBC の『The Choir 』(1995) アンソニー・ウェイ (ヘンリー・アシュワース) と合唱団が歌った「Love One Another」 

コナー・バロウズ フォーレの『レクイエ』より「ピエ・イエズ」 


また、イギリスの聖歌隊の発声法に学んだという蓮沼勇一先生率いる暁星小学校聖歌隊の歌声と聴き比べてみてください。
暁星小学校聖歌隊 ブリテン『キャロルの祭典』より「喜び迎えん」「神に感謝を」 

暁星小学校聖歌隊 ブリテン『キャロルの祭典』より「四月の朝露のごとく」「このみどりご」
  

 昨日の掲示板の文のうち、ビクター少年合唱団は間違いで、ビクター少年合唱隊が正しいです。訂正いたします。

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イギリスの聖歌隊の伝統

 宗教に疎いと、名前が似ているので、ウエストミンスター大聖堂聖歌隊(Westminster Cathedral Choir)とウェストミンスター寺院聖歌隊(Westminster Abbey Choir)を間違えることがあります。 
 今回採り上げたウエストミンスター大聖堂聖歌隊は、カトリックの教会ですが、いわゆる聖歌以外の曲も演奏しています。
詩篇第2篇(Psalm 2)


テレビの賛美歌(TV Songs of Praise)


 日本の少年合唱団は、初期においては、ウィーン少年合唱団の来日がきっかけで誕生したことが多く、発声等においてもドイツ・オーストリアの少年合唱団をモデルにしてきた傾向がありました。
 もちろん、日本の少年には、頭声発声を活かしながらも、日本語の特質を生かした発声があるという考えのもとに、指導をされてきた団体もあります。ビクター少年合唱団の歌を聴くと、そのような指導理念を感じます。
 ところで、イギリスには、繊細な響きの聖歌隊の発声の伝統があり、20世紀後半に誕生した聖歌隊員の中には、アレッド・ジョーンズ・アンソニー・ウェイ・コナー・バロウズをはじめ、最近では、カイ・トーマスやルカ・ブリュグノーリやマラカイ・バヨーのようにスーパースター化した例があります。また、作曲家やオルガン奏者も、少年聖歌隊員出身者が多いという特色があります。暁星小学校聖歌隊の響きは、イギリスの聖歌隊の響きをモデルにしています。この辺りは、また歴史で採り上げたいと思います。

先日ご紹介したウィーンの森少年合唱団のCDは、題名『シューベルトとシュトラウスのメロディー』や、CDジャケットのデザインこそ違いますが、同じ曲が収められたものが、YouTubeで公開されています。
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 また、『心と魂に響く合唱音楽 (Chormusik für Geist und Seele)』と題されたCDも、聴くことができます。
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植木壱太(ソプラノ♪7ボーイズ)が「白いハコ」(川崎市)で歌った「ブカブカパジャマ」「友だち」「Universe」がYouTubeに公開されています。これは、ソリストとしての歌です。氷板さんは、ソプラノ♪7ボーイズの野外コンサートを撮影し続けていますが、その技術は、素晴らしいと思います。

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NHK全国学校音楽コンクール小学校の部より 

 NHK全国学校音楽コンクールで、暁星小学校聖歌隊は、日本全国で3校しかない私立の男子小学校ですから男子率100%です。ところで、かつて金賞を獲得した台東区立金竜小学校、愛媛大学附属小学校、日野市立七生緑小学校の男子率は、比較的高く、それでも2割ぐらいでした。男子率0の小学校もあります。これは、指導の在り方や校風の影響もあると思います。なお、平成12(2000)年度NHK全国学校音楽コンクール全国大会で銀賞を獲得した熊本市立銭塘小学校は、6年生の1学級が全員出場という意味でも価値があります。それ以後、このような1学級全員が出場した学校が全国大会まで進出した例はありません。
「ヒッコリーのおくさん」(東京都暁星小学校) 

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合唱組曲「城下町の子ども」より「五百羅漢さん」(台東区立金竜小学校) 
 
合唱組曲「駿河のうた」より「みかんの花はかおり」(愛媛大学教育学部附属小学校) 

「満月の不思議ポロロッカ」(熊本市立銭塘小学校) 

「ふるさと」(日野市立七生緑小学校) 


デニス・チメレンスキーのCD全曲を聴きたい方は、YouTubeで“Dennis Chmelensky”を検索してください。ボーイ・ソプラノの声楽家(歌手)で、ご自身のYouTubeチャンネルをもって、今の歌声だけでなく、少年時代の歌声を発信されている方はかなりいます。

 河村卓也や久世基弘は、ビクター少年合唱隊の隊員です。「日本のソリストをご覧ください。日本の少年合唱団(隊)は、ソリストを育てることをしない方針のところが多いですが、当時のビクター少年合唱隊は、ソリストを育てる方針でした。『天使のハーモニーシリーズ』を聴くと、一曲全部ソロや、部分ソロが多くあります。そういう意味では、ソプラノ♪7ボーイズは、ソリストを育てていると言えましょう。

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声楽家が第一線に立てるのは

 器楽の場合と違って、声楽家が第一線に立てるのは、年齢的には多くの場合、30代になってからと言えるでしょう。1995年生まれのデニス・チメレンスキーも、バリトンとしてはまだこれからというところがあります。
 デニス・チメレンスキーが少年時代に録音したCDは、全16曲を聴くことができます。古典から、ポップスに近いものまで幅広く歌えるところがその特色でもあります。バリトンとしての活躍はまだこれからではないでしょうか。

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 竹宮惠子(恵子)先生が、少年合唱(独唱)の分野で、日本のファン層を啓発し、拡大したことは間違いない事実です。そのブレインとして活躍された増山法恵先生のことも忘れてはなりません。このホームページも、かつて生前の増山法恵先生と相互リンクしていた時期があります。
 このホームページでも紹介している『過ぎゆく時と友だち』の曲は、日本では、著作権に引っ掛かるためか、見たことがなありませんが、海外のYouTubeにアップされています。
『マルセリーノの歌』(河村卓也・平野忠彦)『ピノキオヘの手紙』(久世基弘) 
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 レーゲンスブルグ大聖堂聖歌隊は、世界的に有名な少年聖歌隊を擁するドイツの学校で、創立1000年を超える歴史の中で、昨年、初めて女子聖歌隊によるクリスマス公演が行われましたが、演奏は男女別のようです。
主に歌え (パッヘルベル)  


ソプラノ♪7ボーイズが、11月11日に行った味の素スタジアムにおける「汽車ぽっぽ〜ふじの山〜動物メドレー〜村祭り」をリンクします。一人ずつのパフォーマンスにもご注目ください。動きの基本は変わりませんが、多くの合唱団がソリストを突出させない方針であるのに、ソプラノ♪7ボーイズは、一人一人を名乗らせているところも、その特質と思います。同じ会場でパフォーマンスをやったのは4年前。その時からのメンバーは平賀晴だけ しかも、パートはソプラノからアルトへということを考えると、この7人の組み合わせの映像を見ることができるのがとても貴重に思えます。


 呉少年合唱団の情報は、相互リンクしているホームぺージだけでなく、生涯学習センターだより(広報誌)のかもめニュース(毎月15日発行)で、毎月知ることができます。
https://www.city.kure.lg.jp/soshiki/128/ekomink-bunkk-kamomenews-kamome-news.html

 本年度の第38回童謡こどもの歌コンクール グランプリ大会本選(こども部門)は、次のような結果が出ました。今年も、BS朝日で編集されたものが12月23日(土)13:00~14:30で放送され、YouTube動画も流されるでしょう。「日本のソリスト」は、それを見てから書きます。
【こども部門 小学三年生以下】
金賞…新村京介 栃木県 『てるてる坊主』
銀賞…藤井美友 藤井亮哉 山口県 『いっしょにつくったら』
銅賞…林翔央 林梨華 宮崎県 『虫のこえ』

【こども部門 小学四年生以上】
金賞…對馬凛花 髙田眞太郎 北海道 『赤鬼と青鬼のタンゴ』
銀賞…荒凛音 大分県 『赤い花白い花』
銅賞…平賀晴 平賀照 神奈川県 『夢みる子ねこ』

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昨年度の「童謡・子どもの歌コンクール」第2次予選の録画から

   昨年度の「童謡・子どもの歌コンクール」第2次予選の録画から

 昨年度の「童謡・子どもの歌コンクール」第2次予選の録画から、藤田 凌輔の「赤いやねの家」は、情愛あふれる歌を歌っています。町田 礼灯は、3歳としては音程が素晴らしいと思います。前原 悠吾 藤井 亜紅、藤井 裕美乃の3重唱は、一人一人が自分のパートを自覚して歌っており、やがて、合唱につながる歌声だと思います。おそらく、昨年のYouTube映像は、ここまでです。
藤田 凌輔 「赤いやねの家」 


町田 礼灯 「お化けなんてないさ」

前原 悠吾 藤井 亜紅、藤井 裕美乃 「Smile Again」

藥師寺 廣也 「小鳥のうた」  

 なお、今年度のグランプリ大会本選は、本日(11月12日)行われています。これは、後日BS朝日でテレビ放送12月23日(土)13:00~14:30され、YouTubeでも公開されます。

 新潟少年合唱団第21回定期演奏会が、11月25日に行われるという発表がありました。次の映像は、今年度の演奏ですが、新入団員も入ったようですが、団員の年齢差が大きいのをどう揃えていくかも課題です。
新潟少年合唱団 音楽なかま見本市2023  

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コンサートレポート2本をアップするのは、初めての試みです。

 今週は、4日に、牛田智大&成田達輝 ドラマティック・コンチェルト!~ラフマニノフ&ブラームス 生誕メモリアル、5日に広島少年合唱隊第64回定期演奏会を鑑賞してきましたので、忘れないうちにコンサートレポートをします。

 牛田智大のラフマニノフのピアノ協奏曲第3番は、4年前に聴いていたので、ぜひとも2番も聴きたいと思っていました。ピアノソロの演奏とピアノコンチェルトの演奏では、聴きどころが違います。(「YouTubeで見る」をクリックしてください。)
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 牛田智大(2019)    



 広島少年合唱隊第64回定期演奏会は、隊長が広島少年合唱隊OBで声楽家の三木貴徳先生に代わったことで、合唱としての声の豊かさが飛躍的に高まりました。特に内声部(アルト・テノール)のボリュームが豊かになって、少年合唱を含む混声合唱を聴いたという気持ちになりました。これは、マスクがとれたからという問題ではありません。
 三木貴徳先生は、YouTubeチャンネルをもっておいでですから、まず、その歌声に接してみてください。本格的なオペラやリートから、親しみやすい曲までいろいろ歌われています。この歌を聴いて「三木先生の指導を受けたい。」という広島市とその近隣に住む少年たちが入隊してくれることを期待しています。なお、私もチャンネル登録しています。
なお、この日歌われた「誰も寝てはならぬ」(カラオケ)と「オー・ソレ・ミオ」(リサイタル)は、視聴することができます。アクセス数が一番多いのは、シューベルトの「魔王」ですが、迫力があるのは、レオンカバッロのオペラ『道化師』のフィナーレです。



 広島少年合唱隊の最新の歌声をお届けしたいのですが、これは、近い将来広島少年合唱隊のホームページに映像が公開されることを期待しています。なお、広島少年合唱隊が出演する中国トラックのCMは、広島では流れているようです。いろんなバージョンがあるみたいです。


 10月に、まだ記載していない日本の合唱団をお知らせくださいという問いかけに対して、宇都宮少年合唱隊をご紹介いただきました。これは、少年合唱団から少年少女合唱団に移行した例となります。これで、37団体が判明しました。ほかにもございましたらお知らせください。  

偶然ですが、「宇都宮」という名前つながりの愛媛県出身の宇都宮聖も、変声期を経て、「ぼくはドーナツ」を歌っています。感性豊かな歌心は変わっていません。
宇都宮聖 「ぼくはドーナツ」 

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ルイス・ミゲルの少年時代の歌声

 ルイス・ミゲルの少年時代の歌声は、今も、YouTubeで聴くことができます。ルイス・ミゲルのことを知ったのも、増山法恵先生の著作のおかげです。今でも、ルイス・ミゲルの歌声はYouTubeで各年齢での歌声を視聴することができます。
ルイス・ミゲル 1+1= 2 恋愛中


ルイス・ミゲル ストレート・トゥ・ザ・ハート


 黛敏郎の少年時代の声は、時代的にも録音が残っていません。『題名のない音楽会』の司会の声は、落ち着いたバリトンでした。司会者は次々と変わりましたが、初代の黛敏郎が司会していた時期のこの番組こそが知性的で芯があったように思います。1979 カネボウ LADY'80募集のCMの声をお聴きください。

 しかし、多くの人にとって、黛敏郎が作曲した曲で一番よく知られた曲は、日本テレビ系の「スポーツ行進曲」だと思います。これは、ジャイアント・馬場の入場曲にも使われました。


以前ご紹介した「月寒の少年」が「月寒地区町内会連合会50年のあゆみ」のバックミュージックとして流れています。地域の歴史を写真で見ることもできます。

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