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やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

三浦志郎様 評のお礼です。  松本福広

ほんのり甘い佳作ありがとうございます、励みになります。
アフターアワーズも為なりました。
パクリにならないように、インスパイア元の空気はオマージュしたい。
とは考えていました。
言い方は違えど一致しているのかな?と思いました。

以下、少し訳のわからない話をします。
「想い出がいっぱい」にインスパイアされて少女目線を想像してみようと。
松本自身は生まれてこの方、少女になったことはないし。
少年少女の年を数十年前に通り過ぎたし。
「手に届く宇宙」がカラフルに思い出の色で散りばめたら素敵だろうけど。
その下の少女はシルエットでしか描けない解像度にしかならない。
今の子と時代も違うしなと手探りで書いていました。

ありがとうございました。またよろしくお願いします。

編集・削除(未編集)

冬の旅は寒さで凍り雪道に馬車は止まる

冬の旅は寒さで凍り雪道に馬車は止まる
(血色のいい娘はセーターをを編む 小鳥の声を聴きながら)

はるか向こうに見える山そこに宿屋があるらしい 氷の女の家。そこへ行くしかないのか。
(娘は散歩する 冬の庭 小鳥は軽やかに飛ぶ あの方はいまどこにいるかしら)

家来はいぶかる氷の女の屋敷は帰ったものがいない
(娘は踊るように思うあのかたこのセーターを気に入ってくれるかしら)

殿様は言う家臣よ寒い着るものはないのか
(娘は夢見る、春になってこのセーターを着たあのかたと踊るのを)

殿様は思うあの娘がいてくれたら、暖かくなって氷の女のところなどへ行かなくて済んだのものを
(娘はとび色の衣を着て窓辺で殿様のことを想いながらお茶を飲む。なぜかお茶に一滴の血がにじむ)

殿様は馬車の中で、あまりの寒さで凍傷にかかる
(娘は不吉なことにびっくりする。殿様に何かあったのかしら)

殿様は家来に命令する、あの氷の女は、魔女だ。あの女をひっとらえよ。
氷の女は美しい血色のいい娘と、体を入れ変えることを呪文でとなえる。

(美しい血色のいい娘は、どうしたのか、顔色が悪くなり、血の気も失せる)
殿様は言う、早くあの女を成敗せよと。家来が言う、殿様火急のふみがございます。

娘が、急に身まかってございます。
ああ。あの氷の女が、娘を道ずれにしたのじゃな。
いまとなってはしょうがない。ええい。この里のすべてと言うすべてを焼き払え。娘よ天上に!
(天上に行く娘は思う。ああ なんて暖かいのでしょ春のセーター,もうすぐあの方が
元気に帰られる。わたしは、なんて幸せなのでしょう。)







編集・削除(編集済: 2025年04月13日 00:16)

三浦志郎様 評のお礼 こすもす

詳細な評をいただきありがとうございます。
確かにプロローグについての考慮はありませんでした。
また、詩の傾向が近似しているとのご指摘は耳が痛いです。
これらのことを意識して詩を書いていこうと思います。
ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

三浦志郎様 評のお礼です 上田一眞

お疲れ様です。上田です。
江藤淳の「一族再会」ではありませんが、自分の作品に旗を立て、一族再会を期すことは私の望みでありました。
一昨年七月以来、常に私の作品に寄り添いサポートして下さった三浦さんには深く感謝しております。私の詩に「文学的香華を感ずる」と言われたのは三浦さんが最初です。この言葉にどれほど勇気付けられたことか。本当にありがとうございました。
本作にも佳作を頂戴しました。よき餞であります。
今後は同人として恥ずべきことのないよう作品を書いて行きたいと思います。

編集・削除(未編集)

三浦志郎様  御礼  静間安夫

今回も私の詩に丁寧なご感想を頂き、誠にありがとうございます。佳作
との評をくださり、とても励みになります。

ただ、読み返してみると、考えたことをそのまま筆に任せて書いた感じで、
詩というより文章になってしまっています。仰るとおりだと思います。
改めて考え直してみます。

「元禄快挙録」の件ですが、今、下巻まで読み進めたところです。
読めば読むほど読み応えがあるのはいいのですが、その分、読み終わった後、
本当に旅立たせることができるかどうか?不安になってきました。

今後とも、どうかよろしくお願い致します。

編集・削除(未編集)

お詫びとご案内。 三浦志郎 4/12

申し訳ありません。下記の作品を把握しておりませんでした。

4/4 天さん 「晴天行進」
4/4 上原有栖さん 「じゃないパパ」
4/4 森山 遼さん 「春がきた」
4/7 白猫の夜さん 「またね」

4/19までにはUP致します。皆様にはご迷惑をおかけして、
申し訳ありませんが、今しばらくお待ちくださいませ。

編集・削除(未編集)

感想と評 4/4~4/7 ご投稿分 三浦志郎 4/12

1 こすもすさん 「灰色の砂漠」 4/4

普通、人はこういった趣向を書く場合、次のように悩み、プランニングしていくものと思われます。
「イントロのきっかけを、どうセットするか?その背景の必然性やプロローグの良い有り方はないか?で考え悩む」―たとえば、そんなこと。前回もそうでしたが、今回も上記のようなパーツは一切無く、いきなり本題に入っていきます。これは僕自身が思うところでは、ひとつの勇気。これは皮肉でもなんでもなく、“褒め”の領域に属しそうです。個性と言ってもいいかもしれない。では、具体的に見ていきます。砂漠をさ迷い悪戦苦闘。砂の窪みに落ちてしまった。サラサラで登れない、上がれない。絶体絶命です。そこで雨。砂が雨で固まり危機を脱する。このあたり、考えましたね。
朝が来て、高い岩壁の出現。これはこの詩の場面にひとつの変化をもたらしていますね。良い方向に向かうきっかけとしてセットされているでしょう。必死に登って見えたものが緑の森と青い海。これらはオアシス。運が向いて来た感覚で詩は終わっています。今まで4作読んでいますが、どれも幻想やファンタジー的なものが主軸のようです。ただ、直近2作です。背景・場面・登場物・対象物は違えど、その傾向値は近似しています。僕はその点を、わずかに柔らかく危惧したいと思います。まだ初期ですので、今のうちにフィーリングや作風の広げ方、その微調整・微変針を頭の隅に入れといてみて下さい。なに、急ぐ話ではありませんよ、長い目で。
今回は佳作一歩前で。


2 上田一眞さん 「春の海」 4/5

今 思い出しているのは、
私の“幼い頃という場所”に浮かんだ
一隅の風景である

出だしは、上記のような感覚のほうがいいように思います。「幽体離脱~降り立った」というのは
ちょっと……。似たような感覚の一文を最後に入れ、締めてもいいでしょう。

春の海、干潟、渚。美しい風景描写も適宜入り、若き父と(お馴染み)従妹きみちゃんが様々な所作をする。彼らを想い出という世界で見つめる作者の眼差しが、とても優しいです。
「のすたるじっくな」は感覚・表記にやや違和があり、浮いちゃいそうです。
「こころ懐かしい浜辺」みたいな感覚でお願いします。しかし、この詩の持つ風景といい、人物といい、心情といい、大変麗しいです。ちょっと古い言葉に「駘蕩」といのがありますが、その形容が実に相応しいのです。上田さんの詩文体には、独特の風合い、風姿があります。すでに確立されています。もちろん、文の正統を踏まえてのことです。どこから来るのでしょうね。おそらく年齢的な安定性が大きいと思います。あとは親族を非常に大事にする。これからも、それらを活かして書き続けられますようー。
佳作をお送り致します。

アフターアワーズ。
この度は免許皆伝、おめでとうございます。いよいよ本誌「新作紹介」に登場ですね。頑張ってください。僕は此処のライブ感が好きで掲示板に書いていますが、同人であること、変わりありません。これからは同僚であります。よろしくお願い致します。


3 松本福広さん 「思い出がいっぱい」 4/5

楽曲の前に、まずは詩本位で考えます。「飴玉」が思い出の象徴ですね。冒頭3行まで、そうですね、思い出の本質とはこういったものでしょう。苦い味、悲しい時の味。はたまた、宝箱にしまって、いつでも鍵を開けて眺めていたい、そんな味の飴玉もある。悲喜こもごも、といったところでしょうか。そんな飴玉を夜空に散りばめる。ここは想像の翼を広げてユニークでした。「もう会えない人」が、ちょっぴり切なく思い出に残っています。印象的です。終連のまとめもいいですね。「まあ、いろいろあったけど、飴玉は明日にも続くよ」のフィーリング。終わり2行はとても爽やかでした。飴玉にちなんで、ほんのり甘い佳作を。

アフターアワーズ。
楽曲との絡みはこちらで―。曲にインスパイアーされて(刺激されて)詩を作るケースは(ミウラ含め)、割とありますね。インスト(器楽)曲はイメージが自由ですが、むしろ難しいのは歌詞曲です。イメージ的に歌詞の制約を受ける。それと“パクリ”と思われる、これは絶対に避けねばならない。いきおい、①エッセンスは底流させながらも、②趣向は別方向を探すことになります。幸い、本作は「飴玉」といった対象を出すことによって②をクリアーしています。本作に見るカジュアルで正直な綴り方は、楽曲の少女への語り掛け詞に通じるものがあります。こちらは①のことです。松本さんも、この①②は考えていただろうと想像できます。
「大人の階段登るぅ~~」、メロディ―も歌詞もすてきですよね。

「少女だったと懐かしく
 振り向く日があるのさ」

―そのとおりですね。

(余談。イントロ長め設定、4分音符換算で、しっかり9小節! 笑)


4 荒木章太郎さん 「かたつむり」 4/6

「~かしら」といった語尾使用は、荒木さんにとっては、やや異例と言えそうです。
この詩は何でしょうね。よくわからないですね。手懸りとしてタイトルと「生き方かしら」×3、を考えてみます。つまり、かたつむりに仮託した生き様のようなもの?ただし、そこで問題になるのは5連までのくだりです。

1~3連……かたつむりとはあまり関係ない「蛹」という生き方。
4~5連……僕には、この部分は”他人依存型“の生き方に思える。それを「希望」としている点。

そして、これらは―あくまで推測ですが―様々な生態=生き方のふたつの提示と見ます。
そして、それ以降のかたつむり。後半部を評者独白風に書きます。

「童謡にもあるように、はやしたてられ、少し小馬鹿にされ、少し愛される。そんな生き方。地味で鈍重で、ひ弱。でも、どこかユーモラスで可愛い。守りに敏感。背負って往くものあり。その生き方にはまだ謎も多い。いっぽうで、人間には有益・害毒両方をなす。害毒については一種の凄みあり(体内寄生虫が原因のよう)」
けっこう、いろんな羅列ができるわけで、その属性、我ら人間に、さも似たり、か?

まあ、以上のようなことを感じたしだいです。勝手な推測・解釈ばかりなので、すいませんが、評価は割愛させてください。


5 静間安夫さん 「古書」 4/7

まずは調べました、「元禄快挙禄」 福本日南著 岩波文庫(上・中・下) 成立は明治41年(1908)新聞連載からだそうです。岩波所収は1940年頃とありました。記録的要素もあり、現在の忠臣蔵像の原形とも言えそうです。

気に入った文章に線を引こうとして、ふと気づいた嬉しい偶然。話はそこから始まります。
古書を介して未知の同好の士と出会います。「どうして手放したのだろう?」そうですね、その疑問から、さまざまな推測が詩中出て来ました。この詩の本領は後半「いや、こうは考えられないだろうか?」以降にあるでしょう。なるほど、これはちょっと変わった考えながら、とても感動的な心理ですね。「不思議な縁で結びつけられた人々」「深く共感し合っている」が印象を代表します。とりわけ、「本を旅立たせた」が、この詩の結論です。そこには静間さんの感謝の念も読み取ることができます。
この詩はー失礼ながら―詩的技巧やその純度から言うと、それほどでもないのですが、後半、差し出された有意義な推測、その気高さ、感動の度合いが技巧を凌駕したと言えるでしょう。無類の本好きならではの本作。佳作で行きましょう。

アフターアワーズ。
あの~……余計なお世話かもしれませんが、「数々渡り歩いたかもしれないこの本を、此処で終の棲家にしてやろう」もアリか? 
と愚考したりもするわけです。僕にも一生かけて読んでゆく、そんな本がありますが、けっして手放しません。ごめんなさい。


評のおわりに。

新年度早々、くれさんの受賞、三人のかたの皆伝選出がありました。
あらためて、お祝い申し上げます。
これから、まだまだある?そんな予感もする春です。 では、また。

編集・削除(編集済: 2025年04月12日 14:45)

白い月  こすもす

空を見上げると白い月が見えることがある
夜に見る月とは明らかに違う
朝の月は白くて淡い
青い空が透けて見える

街路樹の下で雀たちがさえずり
何かをついばんでいる

駅に向かう道には出勤する人たちの姿があった
誰も空を見上げることなく黙々と駅へ歩いている
中には駅に近づく電車を見て走り出す人もいる

かつての私も彼らと同じだった
目の前のことに追われ
立ち止まることなく
空を見上げることもなく
黙々と歩いていた

月はそんな人たちを静かに見守る

雀たちが空へ飛んでゆく

朝の空に浮かぶ月
月を見ていると
心にかかった霧が晴れてゆく
心が透き通ってゆく

今日も私は空を見上げる
淡く白い月を探す

編集・削除(未編集)

科学者の誤算 上原有栖

一人の科学者が命を絶った
動物を愛した彼は
ある発明品を遺して逝った

『アニマルトランスレータ(動物の翻訳機)』
それは動物と人間の架け橋になるはずだった
後に残されたのは記録映像と
装置に貼られた「廃棄せよ」というメモ

助手は記録映像を再生する
映っていたのは科学者の調査風景だった
まずはケージの中のマウス
次に動物園の檻の中で暮らす動物たち
更に空に飛び去る渡り鳥の映像が流れた
科学者はそれぞれ声を採取していったようだ

この世から去った科学者の声がする
「次に採取した動物たち鳴き声の翻訳を流す」
先程の映像に合わせて翻訳音声が流れてきた
その内容は━━━━━
動物たちから人への痛烈な罵倒だった
誹謗中傷に続き 罵り声 悪口 嘲り 皮肉
映像は真っ黒な悪意に彩られていた
画面が替わり科学者の顔が映る
目には涙
動物を愛した男の涙
「この発明は間違いだったのだ」
「動物の言葉を人間が理解できると動物たちに気付かれてはならない」
「私はもう耐えられない後の事は君に任せる」

映像は終了した
助手は放心して俯く 信じたくない
先程の映像と音声を思い返してみる
実験で傷付いたケージのマウスを
群衆にからかわれる檻の中の動物たちを
油や捨てられたゴミで汚れた渡り鳥の姿を
私は見てしまった
映像に見え隠れする人間の罪を
私は知ってしまった

研究所の隅のケージ
そこには━━━━━
こちらに向かってキーキー喚くマウスがいた
助手はこれから何を為すべきか
マウスの紅く血走った目をじっと見つめて考えている

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おめでとうございます  タルコンティ

秋さやか様
まるまる様
上田一眞様

免許皆伝おめでとうございます!
時々掲示板を覗くだけの者ですが心よりお祝い申し上げます。
また掲示板に戻ってこれたならば御指導をいただくこともあるかと思います。
その時はどうぞ宜しくお願い致します。

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