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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

最期 紫陽花

少し反応が悪くなっていたスマホに
いきなり砂嵐が吹き荒れた
砂嵐は砂嵐らしくつぶつぶの砂を
画面に部屋中に撒き散らしている
そのままその砂嵐は私の
目覚ましの音楽を単調に流しはじめた
ああ誰かが私を呼んでいる
砂嵐の奥から
私を起こすことを仕事にしていた
目覚ましが私を優しく呼んでいる
私の事を覚えていると言いたいのだろうか

義父は 危篤状態になり私を忘れてしまったというのに

先週のこと主治医から
血圧が50を下回ったので
来てくださいと呼ばれ病室に通された
私は義父に呼びかけた
私のこと分かる?
義父は首を横に微かに振る
春休みなので今日は子供も一緒だ
子供の顔を見せながら分かる?
と同じ問いをする
すると義父は
確かに聞こえるか聞こえないかの音で
はあっと言ったのだ

血の繋がりとはこんなものなのだろうか
私には義父の血は入っていない
顔つきやら仕草やら似てないということだ 1ミリも義父ではない
ただ孫はやはりどこか義父なのだろう
私に向けては出ない音を声を
義父は孫の顔を見ながら はあっと出す
お前のことが分かる
そんなメッセージだろう
体重38kgすっかり痩せ細り
見る影もない体から 確かに微かに
意志を持って出た音

そんな事を思い出しながら
私は目の前にある砂嵐の画面から
鳴り続ける私に向けた
目覚ましの音を受け止めている

大丈夫 私はあなたの最期を見届ける

編集・削除(編集済: 2024年04月16日 21:24)

夏生様  感想のお礼です

感想をありがとうございました
また頑張って書いてみたいと思います
宜しくお願い致します

編集・削除(未編集)

雨の物語  あこ

もう ずっとずっとずっと 前
深夜に息子がビショビショで帰ってきた

最寄り駅から電話をかけてきたとき
自転車で帰ると言うから
「傘持ってるの?」
「うん」

なのに ずぶぬれで帰ってきた

「傘は?」
「ずぶぬれの傘のない人が居たから貸した」
(貸したんじゃなく それは あげちゃったんだろが 
 まぁいいか。。)

あのねぇ その人もずぶぬれだろうけど
お前だって ずぶぬれやぁん

「だって 僕は帰ってすぐ風呂へ入れるから」

あのなぁ・・
その人だって帰ってすぐ風呂へ・・
ま・・・ いいかぁ


深夜遅く帰ってきたこと
連絡が かなり遅くなってから来たこと

怒りました 当然

昨今の日本が わけのわからん
理解できない事件がやたら起きていて

そんな時期に 深夜まで連絡無しで子供が帰らなかったら
どれだけ心配するか どれだけ探し回るか

怒ったし 胃の痛む思いを訴えたし

そこへ 「傘 あげました」
「びしょぬれで可哀想で・・・」

これは・・・
怒れません
文句も言えません
お前なぁ 傘だって無料じゃねーんだぞ
・・・なぁんて
思っても(おいっ) 言いません

そかぁ その人は助かったねぇ
早く お風呂入って 風邪ひかないよう寝るんだよぉ


息子が寝た後  ふと 思いました
思ってしまいました

深夜の駅
傘を差した男の子
「ど-ぞー」 傘を差し出す

「え? だって 君は?」
「私はありがたいけど 君だって濡れるでしょう?」

そんな想像
そうして
「ありがとうね」
「君の気持ちはすごく嬉しい」
「でも 君も濡れちゃうんだから」
「気持ちだけありがたく貰うね」

あたしの中の 想像
あたしの中の実際怒り得る現象

でも・・
それはなにもなかったらしい

「あ ありがとう」
傘を貰った(借りた?)人はそのまま 
当たり前のように走り去る
それが 現実


それが これから
この息子達が生き抜いてゆく 現実の社会


ねじくれたメビウスの輪は
それでも ちゃんと 輪になって繋がってはいるけれど
もう ねじれた輪すら ここにはないのだろうか

この子達は  どこに行くのだろう
私たちは  どこに 連れていこうとするのだろう


傘をさして帰った人の心に
その傘はずっと さされ続けるのだろうか・・

雨が上がると同時に
全ては  消え去ってしまうのだろうか


なにもわからないまま
それでも私はやっぱり
「その人は 濡れなくて良かったねぇ」

きっとそうしか言わない
言えない


そんな  我が家の
雨の 物語・・・

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島 秀生様  まるまる

[たどり着いたお通夜の夜」に評をありがとうございました。
(たのしい“嘘”でした)
ひらめき(今回は自分自身にグッと来た衝撃でしたが)
その発表だけにならないよう、何度も読み返しました。
身に余るような良い評価をいただけて、改めてお嬢さんに
手を合わせました。
ご供養になったことと思います。
個人詩集かぁ・・・とにかく、書いていきたいです!
今回もありがとうございました。

編集・削除(未編集)

秋冬様、有難うございます。「声」に対する感想のお礼です。   秋乃 夕陽

秋冬様、有難うございます。
そうですね。
人によって、「声」に対してさまざまな見え方や感じ方があるかもしれませんね。
色鮮やかに見える不思議な絵は子供の頃の強烈な印象です。
私がその時感じた不思議で捉えどころのない魅力を言葉を通じて同じように体感していただけたことに大変うれしさを覚えました。
詩はやっぱり素晴らしいコミュニケーションツールのひとつなんですね。
連をあけずに今回は書きましたが、作品によっては一行あけて書くこともあります。
しかし、今回は詩自体が短いことと、言葉の流れを重視して書きました。
理解して優しく見守って頂けたことに大変感謝しております。有難うございました。
これからもさまざまな視点から言葉を紡いでいきたいと思いますのでよろしくお願い致します。

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喜太郎さま、秋乃夕陽さまへ(4/14に感想UP済です)  秋冬

こんにちは。

夏生さんと前後してしまいましたが
4/9~11に投稿頂きましたお二人の詩に対する感想は
4/14(日)にUP済となっております。

UPを待たれているといけないので、念のため、お知らせまでです。

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夏生様 感想のお礼です

今回もありがとうございます。
読んで頂き、ご感想をいただけること、とても励みになりますし、勉強になります。次回作も頑張ろうと思えます。ありがとうございました。

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さくら

桜が舞い散る遊歩道
ひとり歩く休日の昼下がり
思い出の桜はライトアップされてた
満開の桜
人混みの中で逸れないよう
繋いだ手と手
見上げれば桜とあなた
来年の桜も一緒に見ようねと
約束したはずなのに………
何がダメだったのかな
何もかもがダメだったのかな
あの時の桜は散って
今年も桜は咲いているのに
青空の下 行き交う人混みの中
私は一人 人混みの中を歩く
寂しくない訳じゃない
辛くない訳じゃない
それでも桜は美しいと感じる心

少しだけ和やか
しばらく恋は要らないかななんて強がり
そんな事 思ってたら
少し先にブルーシートを広げてる
友達を見つける
女だけの花見の会
独り身達の花見の会
『ただいま』と大きめの声で
笑いながら言えた
『お帰りなさい』の笑い声が桜のように
また少し私の心を和ませた

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夏生様、「人間の尊厳」に対する感想を有難うございます。  秋乃 夕陽

夏生様、「人間の尊厳」に対する感想を有難うございます。
この詩は夏生様の仰る通り、さまざまな事情を抱えながらホームレスとして生活する人たちのまっすぐな力強さを身をもって教えてもらえたことの衝撃や発見、そして感激を描きました。
私は人から手の温もりを通じて優しさを知り、改めて「人間の尊厳」について考えるきっかけとなりました。
その素晴らしい体験は消えることなく今後も生き続けると思います。
人が人を無闇に断罪したり、セーフティネットすら危うくするような世の中だからこそ描きたかったのかもしれません。
これからもさまざまな視点から描き続けたいと思いますので、何卒よろしくお願いします。

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走る意味 大杉 司

くだらない毎日ね
誰も望んでないわ
暗い顔して働く
おかしくなりそうね

朝早く起きて支度
食べたのは残り物
時間がアナタを追っている
鬱になりそうね

でもそれが「使命」なの
歯を食い縛って今
走り出す

生きる意味とは何?
笑う必要ある?
そんな考えばかりで退屈だ
ほら前向いて走ろうぜ
キミは素晴らしい

思い通りにならない日や
自分を見失う日もあるさ
でも今だけは忘れて
一緒に走ろうぜ

キミはキミなんだ!

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