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夏生様 ご感想へのお礼 理蝶

夏生様 お忙しい中、丁寧なご感想ありがとうございます。
自分の詩を誰かに読んでもらって、感想をいただくというのがこれが初めてで、とても新鮮でした。
これからも頑張って詩を書いていきたいと思います。
ありがとうございました。

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夏生様 感想への御礼  cofumi

夏生様、お忙しい中、「キャラメル」への感想をありがとうございました。
次回は評を頂けるので、とても楽しみです。これからも宜しくお願い致します。

編集・削除(編集済: 2022年10月05日 08:26)

三浦様 詩評へのお礼

ありがとうございます。
また、ぼちぼちと投稿させていただきますので、よろしくお願いいたします。

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触れる  樺里ゆう

人間がなぜ くちづけをするのか
わたしには わからない

人間がなぜ 抱きしめあうのか
わたしには わからない

人間がなぜ 手をつなぎ
なぜ 相手の首筋に頭を寄せ
なぜ 誰かに触れたいと思うのか
わたしには わからない

わたしは恋をしないから
愛しさや性欲で以って 誰かに
触れたいとも思わないから
くちづけなどして 何になるのと
何が面白いのと
思っていた

でも考えるうちに
人間は 言葉が充分でない時代の方が長かったじゃないかと
思い当たった

人間がまだ ラミダス猿人だったころ
言語はなく
地球にネアンデルタール人がいたころ
文字はなかった

たぶん 彼らは
声で 呼びかけあい
互いの腕を 撫でて
じっと 見つめあい
互いの髪に そっと 指を通す

そうして 恋しさを
伝えていたんじゃないか

それなら
現在の人々が くちづけをするのは
言葉を持たなかったころの名残り

この世のすべての
くちづけをする人たちよ
幸せであれ!





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大変ご無沙汰しております。不定期ですが詩作と投稿はこれからも続けていきたいと思いますので、
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

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夏生様へご感想のお礼申し上げます 暗沢

この度は夏生様へは初投稿となりました。どうぞよろしくお願いいたします。
旧字は現代では何らかの意図、若しくは氏名での記載を除けば接する機会は殆ど失われており戦前での使用という点では正しく隔絶があるのだろうなと考えることも多いです。
普段使用している新字体はある意味では全く飼いならされた字体であり、それに慣れた人間が今回の「龜」などの複雑を極めるものを書いてみるとまあ書くのが難しく、中には子供の頃に習ったセオリーと相反するような物すら存在する。字にも気難しいものが存在するのだなと再確認する次第であります。
しかしこの気難しさに接する中で学ぶものもあったのかもしれません。それに意識的に向かって学ぶ事が古典修養なのだと思います。旧字体に比べ平素使う「亀」のなんと愛嬌のあることか……云々。
今回はかなり軽めの作品での投稿となりました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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評を頂きありがとうございます。 おおたに あかり

夏生様。
忙しい中、丁寧な感想を頂きありがとうございます。
初めまして。おおたにあかりと申します。最近は、なかなか作品が思うように書けず、投稿出来ないことが多いですが、頑張っていきたいとおもいます。ナツノカゲに、夏の終わりの切なさを感じてくださったようで嬉しかったです。
これからもよろしくお願いします。

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9月20日から9月22日までのご投稿分の感想と評です

お待たせしました。9月20日から9月22日のご投稿分の感想と評です。


「手習い」 暗沢さん

暗沢さん、はじめまして!ご投稿下さりありがとうございます。
僭越ながら御作「手習い」の感想を送らせていただきます。
はじめての方は感想のみとさせていただきますので、ご了承ください。

カメを漢字で書いてみようから、はじまる面白さ。
旧字体ってこんな形なんだ、と驚きながら試しに書いてみました。
書き順があっても書けない…。どうなっちゃってるの?と何度も見直しました。
挑戦した人の苦戦するであろう箇所を
描写しているところは、そうそう!そこが難しいんですと
共感しながら読みました。
実際に書いてみて、易い中にいては気づかなかった、知らなかった
漢字の奥深さ、難しさの中の面白さを楽しむことが出来ました。
なかなか侮り難いカメという漢字を堪能できた一篇でした。


「六畳」理蝶さん


理蝶さん、はじめまして!ご投稿下さりありがとうございます。
僭越ながら御作「六畳」の感想を送らせていただきます。
はじめての方は感想のみとさせていただきますので、ご了承ください。

眠れない時間に感じる焦り。「朝になっても変わらないだろうけど 朝にならねば変わり得ないこと」に思いを巡らせます。朝に期待をしているわけではないけれど、この状況からは抜け出したい。もがくような苦しさとは違った苦しさが主人公の心の中にあって。
冷えた桜桃を齧る、随分前に買ったということは熟すまであえて待ったのか、忘れただけなのか。齧る、という言葉に味を楽しむより衝動的なものを感じました。
「何かが待っているのか どこかへ行かねばならんのか 暗がりの中唸り続ける」
どこかへ行きたい、どこへでも行ける、ではなく、行かねばならない、と自分の意志とは反したこと、すでに決められたことがあって、拒むことができない苛立ちのようなものを感じました。

苦しさと寂しさが漂う作品ですが、読んでいて苦しくならない。
自分だけではないのだ、と心の奥底にしまった暗い気持ちが癒える一篇でした。



「クジラ」山雀詩人さん


山雀詩人さん、今回もご投稿下さりありがとうございます。
僭越ながら御作「クジラ」の評を送らせていただきます。

バスにも顔がある。自信満々ではなく困った顔。叱られた犬みたいに
悪びれた顔とあって。可愛らしいなぁと思うと同時に謝らないバスの運転手との対比が
ユニークで、面白いと思いました。
そんなバスを労う主人公もいいですね。心があたたかくなります。
待つことが苦手な人が増えている世の中で、ふと心がほぐれるあたたかい一篇でした。
御作佳作とさせていただきます。



「ナツノカゲ」おおたにあかりさん


おおたにあかりさん、はじめまして!
僭越ながら御作「ナツノカゲ」の感想を送らせていただきます。
はじめての方は感想のみとさせていただきますので
ご了承ください。

夏の終わりを感じさせる一篇でした。
ここ数年の夏は、酷暑、猛暑と厳しい暑さに参ってしまいました。
一連目の何の音?と、音のクイズから入るところから、三連目からの夏が過ぎてゆく流れ、
よかったです。最初とリズムが変わっていく面白さは音楽に似ています。
「麦わら帽子を脱ぎ 立ち上がる 女の子が ひと夏をあっさり またいで飛び越える」
この女の子が夏になって消えたのか。夏を連れて行ったのか。
さみしさの余韻から夏の残り香を感じる一篇でした。



「キャラメル」cofumiさん



cofumiさん、はじめまして!
僭越ながら御作「キャラメル」に感想を送らせていただきます。
はじめての方は感想のみとさせていただきますので、ご了承ください。

キャラメルは、包みを開かれないまま時が過ぎた状態で、ベトベトに溶けて。
こどもの頃の記憶から満たされなかった愛に思いを馳せる。
大人の目の色を確認するという描写から、キャラメルを食べながら、手をベトベトにさせるこどもになれなかったことの、寂しさを感じました。
開かれないキャラメルはまた溶けていく。腐ることも傷むこともなく溶けていく。
癒えることのない心がそこにあるような一篇でした。

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もうひとつの償い  妻咲邦香

お願いがあります貴方
もしもそちらで神様に会ったら
聞いてくださるでしょうか
私から貴方を奪ったあの人のことを
許さないことは罪でしょうか
貴方なら何と答えますか

一度きりの過ちと知って
それでも受け入れられず
傷付けました
罵りました
忘れようとして
忘れられなくて
あの人の偽りの無い気持ちがそうさせたのか
私はどうすれば良かったのでしょう?

弱い生き物なのはわかってます
それは開き直りではなく
あくまで言葉の上で
それでも見知らぬ優しさに触れ
閉ざされてた心が揺さぶられ
そんな時、何が変わり
何が始まるのでしょう?

貴方のいる同じ場所にいつか行けると信じられたら
私は背筋を伸ばそうと思います
あの人の優しさが深い霧で曇らぬよう
私が悲しみの雨で染められぬよう
どうぞ背中を押してください
それが出来るのは貴方しかいない
今の私には

明日、手紙を書きます
その時は少しでも気持ちが晴れやかで
出来れば空も晴れてますように
力をください
こんな私に
勇気をください

届きますように
あの人へ
偽らざる今の私の気持ちが
届きますように
これからは私の償いが始まります
どうか静かに見守っていてください

そしていつか本当にまた会えたなら
少しでいいから褒めてください

いいえ
いっぱいいっぱい
褒めてください

貴方へ


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敢えてバックボーンを書かないで投稿します。わかってしまったらそれでも結構です。よろしくお願いいたします。

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季節工場【秋】  秋さやか

台風の夜の

季節工場には

いつもどこかに飴を忍ばさせた

どこにでもいるような

人たちが集まっていて

ベルトコンベアから流れてくる

空色の薄荷飴を

せっせと割りつづけています


カリンッ
カリンッ



割れたところから

胸をすうっと通りぬける

風が生まれます


そうして台風の去った

しずかな朝

工場の窓を開け放てば

街は秋になるのです


仕事を終えた人たちは

砕けた薄荷飴を受け取って

いちばん最初に

分け合いたい人の元へと

帰ってゆきました

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くまちゃんはニュアンスグレー 紫陽花

息子が2歳の頃 動物園で一目惚れした 白熊のぬいぐるみ
くまちゃん てそのまんまの名前をつけて
息子は毎日朝から晩まで一緒
おやすみの頬ずりをして
起きたら空色リュックに入れてお出かけ
そのうちおままごとにもペットとして加わってたね
1回だけ 商業施設に忘れて1週間くらいくまちゃんをお泊まりさせてしまったこともあった
その時は忘れ物ボックスで待っててくれたね

くまちゃん白い白いと思ってたけど
我が家に来た頃の写真と比べると今は少し灰色熊だね
灰色熊は みんなを優しく受け入れた証かな

私なんて いつも好きか嫌いか
いいか悪いか 白か黒か
なんでも決めつけて 誰かを大嫌いになることもある
誰かを傷つけることもある
時には灰色って大事だって分かってるのに

それに引替え
うちの白熊は何年も何年も家族と友達と知らない人と触れ合って
いつの間にか優しい灰色に変わってた
白でも黒でもない曖昧な優しさの灰色熊
今日も白でもない黒でもない中間の灰色で私を受け入れてくれる

私の心も優しい灰色になれたら

編集・削除(編集済: 2022年10月04日 05:56)
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