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ちいさい頃
あるお相撲さんの額のシワに憧れた
ちいさいながらに
そのシワはお相撲さんの
日々の努力が詰まっていると感じた
汗を流した
涙が流れた
笑顔が溢れた
時は風のように過ぎてゆく
あのお相撲さんは親方となり
あの額のシワは
あの頃より深くなった
生きている人のシワは
なぜこんなにも美しいのだろう
鏡の前に立ってみる
もう僕もシワだらけで
真っ黒な顔をしている
笑っちゃうほどクシャクシャだ
うれしいことも
かなしいことも
全部シワに刻まれている
僕が僕を作る物語
シワと共に生きる
夏生様、評をしていただきありがとうございます。
今回の詩のテーマは温もりのある詩でした。温度を感じたという評価はテーマであった温もりが伝わったという事なのかなと思っております。嬉しいです。
シンプルですっと終わるタイプの詩なので、中々印象に残らないかなあなど懸念点はいくつかありましたが、秀作プラスの評をいただけてとても嬉しいです。
もっともっと良い詩が書けるように頑張りますので、またよろしくお願いします。
ありがとうございました。
本屋さんが
だんだんと少なくなり寂しい限りだ
お気に入りの本を見つけ出したり
好きな作家に出逢えたり憩いの場となっている
本を読むことをしてこなかった私が
一冊の本に出逢い夢中で読書をしている
苦手なホラー小説は読めないでいるけれど
世界観に少しの時間浸れるのが好きになっている
これからも一冊でも多く読んでいこうと思う
時々
珈琲を飲みながらふと感じる午後の一時
感想をありがとうございます。
良いと思えた所をピックアップしていただき嬉しく思います。
人生は、出逢いと別れを繰り返し、素敵な想い出と共に進んで行くと感じています。
過去の経験を糧に、今を少しでも楽しく過ごしていけたらとの想いを詩にしてみました。
次回も宜しくお願い致します。
2024年2月6日火曜日から2月8日木曜日までのご投稿分の感想と評です。
「雪が降る静寂の中は」 積 緋露雪さん
積 緋露雪さん、今回もご投稿くださりありがとうございます!
今年は関東にも積雪がありました。
急に寒くなり、あっという間に雪景色が広がりました。
幼稚園児の皆さんが楽しそうにはしゃいでいるのを見ながら、
翌朝の路面凍結を心配してしまった私です…。
僭越ながら御作「雪の降る静寂の中は」の評を送らせていただきます。
主人公は外に広がる銀世界から無音に刺激され、頭蓋内でその無音と
戯れます。雪から感じる無音に惹きつけられます。
<頭蓋内でむしりむしりと雪を丸く固めては、それを地球に見立てて
蹴飛ばすのである。
いいですね、ここ。地球から宇宙まで規模は拡大します。
<ばしっといふ音と共に砕ける雪。
で、その衝撃の強さを感じます。それでも怒りや鬱憤ではなく
「快楽(けらく)」感じ、大いに楽しんでいます。
<頭蓋内の銀世界には
独り私の足跡のみが残されてゐた。
それを見て吾は何か嬉しさに心が囚われ、
雪降る虚空を見上げたのであった。
頭蓋内の銀世界の余韻が残りました。
雪には想像をかき立てる何かがあるようです。
御作佳作とさせていただきます。
「その手、その温度」 理蝶さん
理蝶さん、今回もご投稿くださりありがとうございます!
僭越ながら御作「その手、その温度」の評を送らせていただきます。
「その手」を持つ人のあたたかさと痛みを知り、感じているからこそ
求める。あなたなら出来ると励ますような思いも感じます。
その思いで包み込もうとする。「懐かしい雨」は二人だけの思い出の
雨なのでしょうか。涙のような温度をもった雨を感じました。
「その手 その温度で」の言葉が後半になるにつれて強く響きました。
温度を感じる一篇でした。氷なのですが、「その手」を求める
思いは熱く、求めながら慈しむ心を感じました。
御作秀作プラスとさせていただきます。
「生きてこそ」 喜太郎さん
喜太郎さん、今回もご投稿下さりありがとうございます!
僭越ながら御作「生きてこそ」の評を送らせていただきます。
<生きるのに精一杯なんだよ
この言葉にぐっと掴まれました。
<胸を張って腹一杯に酸素を取り込んでみろよ
そして新鮮な酸素を血液に混ぜ込んだら
身体中に巡らせて
余分なものはネガティブな思いと一緒に吐き出
しちゃえよ
と、この詩は社会批判や憂いではなく、本当に生きていること
人間の身体の営みに目を向けています。
情報が何でも入り、可視化できる今。自意識過剰が加速して
心身の消耗が激しく壊れてしまう心が増えました。
この詩はそんな心に今を生きること、生きていることを
感じるように強く訴えかけます。
~でなければ!と視野が狭くなって、自分を追い詰めて
しまった心がふっと我に返って周りを見る。空を見上げる。
かたくなった表情がゆっくりほころんでいく様子が見えた
ような気がしました。
御作佳作とさせていただきます。
「心の日記」 埼玉のさっちゃんさん
埼玉のさっちゃんさん、初めまして!
ご投稿くださりありがとうございます。
初めての方は感想のみとさせていただきます。
ご了承ください。
<あの時があったから
今がいいと思える
ここ、良いですね!あの頃に戻りたいというような
ノスタルジーではなく、過去の経験が今に活きている
充実したものを感じます。
大切な人が笑顔でいてくれたら他に何もいらない。
そう思える人と出会えた幸福があります。
人に対して、その存在を愛し、喜べことができる
その心が幸福であり、そう思えることが幸福で
あるような気がします。
あたたかく心地よい風が通ったような一篇でした。
次回もご投稿お待ちしております。
「猫の仕事」 紫陽花さん
紫陽花さん、今回もご投稿くださりありがとうございます!
僭越ながら御作「猫の仕事」の評を送らせていただきます。
猫カフェの裏でこんなことがあったとは。
のんびりゆったり見える裏で、その日その日を必死で
生きている猫たち。自分たちの都合のために生き物を囲う
人間は残酷です。その中でも順応して生きていく猫の
強かさ。猫検定とはどんな内容なのでしょう。
面接等あるのでしょうか。なんと健気な。想像がめぐります。
猫も働かなくてはならないなんて、世知辛すぎる世の中です。
猫の手も借りたいなんて軽々しく言えません。
猫カフェ「ゆるり」の物語を知りたくなりました。
魅力的な一篇でした。御作名作といただきます。
島様「じゃあ、そろそろ・・」を丹念に読んで下さりありがとうございました。私ばかりでなく主人のことまで言い当てて下さり、胸に迫ってきて涙が溢れます。前回水無川様からの感想を頂いた時もそうでした。
投稿するとき、迷います。あまり詩のことは分かりません。ですが事実を説明するのは良くない、とどこかで聞いたような気がして・・ならば私のはただ自分の気持ちや起きた事実ををぶちまけているだけで詩とはいえないのでは??皆様のように詩情豊かではないですし・・。でも島様の感想をお聞きして、もしかしたらこんな感じでもいいのかな?と少し楽になったような気持ちです。また分かりやすいように、と手を加えて下さりとても参考になりました。早速修正します。真紅のバラは亡き夫に買った鉢のバラを一輪花瓶に挿して遺影の脇に・・ということなのです。遺影という言葉を使いたくなくて、唐突ですがあのようになってしまいました。今回は初回でしたのに感想のみならず多くのヒントをいただき本当にありがたいことです。また投稿させていただきます。これからもよろしくご指導ください。
「現実のこと」に評をありがとうございました。
着眼を誉めていただき、嬉しかったです......
が、まだ途中感、は少し前三浦さんにもご指摘いただきました。
できなかったーーー、です。
何をお伝えしたいのか、しっかり考えことばを見つけ出せるようにならないと
でした!
ベテランかぁ、そうですよね。
いつかはご期待にお応えできるよう、頑張ります。
今回もありがとうございました。
★「うんとひどい」例には、世界中に関係はあるけれども地域限定的
なのが共通に思え、フランス革命等を挙げました。
島様、いつも評をしていただきありがとうございます。
いくら天使だといっても神様に使われて色々仕事をしているわけですから、サラリーマン的な側面もあるのかもなあという妄想から書きました。
「お呼ばれ」は完全に意味を誤認しておりました。こういう初歩的なミスには気をつけたいです。
コップの中の夜空の描写は自分としても気に入っていた所だったので、褒めていただきとても嬉しいです。
名作、代表作入りという評価もありがとうございます。励みになります。
まだまだ努力して、さらに良い詩が書けるように頑張ります。
また投稿致しますので、よろしくお願いします。
ありがとうございました。
こんにちは。上田です。
拙作「桔梗の化身」を丁寧にお読み頂きありがとうございました。
プロの詩人の眼力の凄さに完全に脱帽です。ご指摘の通りアプローチに難がありました。最初2.3.4連が出来て、完結しておりましたが、このたび投稿するに当たって、この三つの連だけでは弱いと感じ、前1連と後ろ4.5連を継ぎ足しました。その段階で視点を変えてしまいました。
言葉に躓いたということでしょうね。
本作の中で一番気に入っていたのは4連の「自分が桔梗の化身だと/気づいていないんでしょ」です。ここに落とし穴がありました。前の二つの連で桔梗を主体に書いていたのに、この連で桔梗の化身という第三者に主体を移してしまいました。
作者が錯そうすれば、読者に伝わるわけはないです。詩は小さなドラマですから論理の矛盾や視点のズレがストレートに出てしまいます。難しいものです。
厳しいご指摘ありがとうございました。
また、挑戦してみますので宜しくお願い致します。
いつもお忙しい中、評をいただきありがとうございます。
確かに出だしをご指摘のように訂正したほうが良いなとしっくりきました。
どこまで踏み込めばいいものか自分でもわかっていなかったのでヒントが少なすぎた気がします。
親友のお母様が流星群の夜にご病気で亡くなり、その翌日は私の誕生日でした。
遠い日ですがいつまでも記憶の中で薄まらない夜を描いてみました。
抽象的な詩が好きなのですが、読み手を疲れさせてしまわないものが書けるよう、
もっと精進したいとおもいます。
有難うございました。