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(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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こんばんは、寒くなりましたね。上田です。
この度は拙作「緋連雀」に上席佳作を頂戴しまして、ありがとうございました。大変うれしく、一人で祝杯をあげました。
舞台のきらら浜は自宅から車で20分ほどのところにあり、いつもウォーキングに来ています。また、バードウォッチングのメッカで駐車場で休んでいると小鳥の声が聴こえ、実に爽やかです。
また、きらら浜で詩作し、投稿したいと思います。宜しくお願い致します。
本作も丁寧に読んで下さりありがとうございます。佳作いただき嬉しいです。私は対人援助職に就いているのですが、その専門性を追求していく中で、過酷な現場ゆえに、多くの同志や相棒が去っていき寂しい思いをしてきました。この業界では自立支援が基本なのですが、ユーザーの皆様からは、完璧や正解のない世界の中で、依存を求められたり、正解を求められたりします。このような世界で、私は甘い砂糖よりも塩のような存在になりたいと思い生まれた作品です。ほぼ描きたいことが伝わってよかったです。
今回も評をくださりありがとうございます。
久しぶりの佳作で嬉しいです。
一つのことで失敗しても、また別のことに挑戦する。
やり方を変えて挑戦する。そして、最後に成功を勝ち取る。
そんな詩を書いてみました。勝利には人徳が必要なのかもしれませんね。
ありがとうございました。
鉄格子の窓から
差し込む月光
何の罪に問われたのか
思い出せない、都合の良い忘却
しがみついている骨のような何か
それは俺自身
孤独の傷が疼く肩に積もる雪
だが、白は正義を意味しない
カンカンと地下に響く音
良心が突貫工事を続けている
その足元は崩れかけた地層
骨格のような脆い支え
(なんて保守的な骨か)
人々の憧れの眼差し
それは虚栄の光に過ぎない
骨を掴む手を解け
執着を手放せば
鉄格子の隙間から風が吹く
三浦様、評価をありがとうございます。
夜にやってくる生き物たちと、彼らのたてる音を書いてみました。
のんびりとした雰囲気を目指していたので、評をいただけて嬉しいです。
アフターアワーズ、興味深いです。是非やってみようと思います。
また、申し上げるのは心苦しいのですが、初めまして…ではないかもしれません…。
どうかこれからもよろしくお願い致します。
「笑えていなかったけど」に評をありがとうございました。
息子に「ずいぶんな言い方」をされた記念に、自分の気持ちを分析してみました。主旨を見つけていただけてよかったです。この詩作によって、「前向きな気持ち」になれそうです。少しずつ。
純粋な詩の観点からの佳作一歩前、ありがとうございました。
今回も私の詩に丁寧なご感想を頂き、誠にありがとうございます。
そうですね、全篇をソロパートで進行させると、どうしても
不自然さが残ってしまいますね。
今度、こういった内容で書くときは、話者A・話者Bのダイアログ形式で
試みてみます。
今後とも、どうかよろしくお願い致します。
男女が数名 そこにいた
宝石はひとつしかなかった
最初はおだやかな話し合いであった
だんだんと口調がきびしくなり
身振り手ぶりも激しくなった
一名の女が 男のほほをはたいた
はたかれた男は女の髪をひっぱった
そこからは無残なありさまだった
言葉などなしに 暴力がふるわれた
最初は男が優位だったが
女も歯をたてたり爪でひっかいたり
手段を選ばなくなると
眼に見えて手加減がなくなっていった
やがて殺意がはっきりと加わっていくと
数名の男が優位にたった
明らかに体格が他のものを上回っていた
血まみれの三名の男が残った
実力はほぼ互角のようだった
格闘技の経験があるのだろう
傷も他のものより浅かった
簡単に勝負はつかなそうだった
互いにけん制しているようだった
沈黙は突如やぶられた
打撃をくらいうずくまっていた
女のひとりが男のひとりの足に思い切り嚙みついたのだ
男はうめいた
チャンスとばかりにもう一人の男が動いた
足にくらいつかれた男の顔面に思い切り拳をふるう
噛みつかれた男は意識を失った
打撃を加えた男に隙が生まれていた
その有り様を見ていたもうひとりの男は見逃さなかった
強烈な回し蹴りをはなった
拳をふるった男のあごを直撃した
それで勝負は決した
まだ足に歯を立てていた女の頭をあっさりと踏み抜くと
動けるものはもう回し蹴りの男しかいなくなった
男は返り血をあびて真っ赤になった宝石に
手を伸ばすとうれしそうに血をなめた
これひとつでどれだけの価値があるかわからないが
殺人さえも厭わないことから高い価値がうかがわれた
男は宝石を持ってその場を去った
数名の男女の苦しんでいる声が残った
断末魔の叫びをもらすものもいた
糞尿をもらしているものもいた
地獄絵図だった
どうしてこうなったのだろう
なぜみなで分け与えることができなかったのだろう
紙幣に交換して平等に分け与えることもできたはずだ
宝石が置かれていた台座に
文字の描かれたプレートがついていた
そこにはたった一言の文字が描かれていた
「勝者」
宝石の名前かも知れなかった
勝者のみに託されるという意味かもしれなかった
それがこの惨劇の答えかも知れなかった
あくまで想像の域である
そのあと男女はどうしただろう
宝石はどうなっただろう
やがて油で灯されていた室内の明かりは消え
うめき声も消え
沈黙だけが残った
その後の男女と宝石の行方を知るものはいない
死んだ者も生き残った者も哀れだった
宝石を手にしたものが勝者となったのだろうか
宝石が本物ならばそう言えるだろう
偽物かもしれなかった
それはもうこれ以上語れるべきものではなかった
三浦志郎さま 評ありがとうございます。
オノマトペから始まってなるべくシンプルに
余韻を残すような詩にしてみたつもりです。
高階杞一さんのモノマネをしてみたつもりです。
最近自分のスタイルに悩んでいていろいろ試してます。
佳作ありがとうございます。
クリスマスの朝
妻がいつものように 私より早く目覚めた
いきなり私を揺り起こし一方を指差した
そこには手のひらほどの小さな折り紙
妻の好きな赤と私の好きな青の2枚だ
小さいと思っていたら四つ折りになっていた
妻は折り紙をひらくと涙をこぼし泣き出した
妻は赤い折り紙を私に差し出し手渡した
それは今月7歳になるはずだった娘が描いたであろう手紙だった
つたないじで一生懸命描いたであろう妻と私の似顔絵もあった
「メリークリスマス ママ
わたしはてんごくでげんきにしてるよ
ママのつくるカレーライスたべたいな
ママとパパをいつもみているからね
わたしのぶんもいっぱいいきてね
ママ パパ だいすきだよ
いつまでもなかよくげんきでいてね」」
私も手紙を読み涙がとまらなくなった
青い折り紙をひらくと私への手紙だった
「メリークリスマス パパ
わたしはてんごくでげんきにしてるよ
パパのかたぐるまだいすきだよ
ママとパパをいつもみているからね
わたしのぶんもいっぱいいきてね
ママ パパ だいすきだよ
いつまでもなかよくげんきでいてね」
数ヶ月前に天国へ旅立った娘からの手紙
これは奇跡としか思えない
妻と私も涙を拭いて笑顔でどちらともなく
「最高のクリスマスプレゼントだね」
といった
その日の夜は娘の大好きなカレーライスと
大好きなクマのぬいぐるみが食卓を飾った
2人は食事中 ずっと娘の思い出を語り合った
食事中
私の両肩にずっと娘の重みを感じていた
そして娘の温もりを感じていた
私は心の中で娘に言った
「ずっとそこにいていいからね」
メリークリスマス
サンタクロースさん
妻と私に最高のプレゼントをありがとう