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編集・削除(編集済: 2023年10月25日 04:10)

玄武が司る北方に憧れて  積 緋露雪

地球が自転してゐても
殆ど動かずに一点にある北極星の不動性に
吾、達磨を其処に見たのか、
または玄武の象りに憧れたのか
北方神には特別な思ひがあるのは確かだ。
差し詰めヰリアム・ブレイクでいふとユリゼンに当たるのか。
北方は単純に見れば、
寒さが思はれるが、
それはやがて、冷徹で理性的なものへと変化していき
其処に温情は存在しないのものとして語られることが多いが、
しかし、玄武は守護であり、長寿であり、智慧の北方神である。
現代人で玄武に憧れないものなどゐないであらう。
それだけ古代の東洋の思想は魅力的でもある。
玄武は陰陽の太陰をも表してゐて
これまた、とても魅力的なのだ。
何故に吾は北に惹かれるのであらうか。
その大元はぶれないことなのかもしれず、
此の宇宙が大きな帳を張ったものと考へれば、
北は天頂を意味するであらう。
つまり、北は全てを統べてゐるのだ。
差し詰め人間でいへば頭を指してをり
北なくしては物事が始まらぬともいへ
それで吾は憧れるのかも知れぬ。
方位神を思ふとその奥深さに感嘆するが、
果たして、現代人は四方をそれ程までに思ひ遣ることは可能なのか。
思想の多層性。
これが歴史といふものではないか。
晴れた夜、北方の夜空を見上げては
北極星を探し、
其処から北斗七星、カシオペア、
ぼんやりとしたアンドロメダ星雲を特定しては、
その多様さに心躍り、
しかし、何億年後かは最早この夜空の星星は
今の位置にはあらず、
違った様相を表すだらうと想像が羽ばたく。

万物流転。
恒星でもまた、それは免れず、
そもそも此の宇宙が今のままでは満足できずに
生生流転を繰り返すのだ。

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黒歴史なんてなかった  朝霧綾め

好きだったものがある
でも今はそこまで好きではない
そんなとき私は
過去に好きだったもの、を
嫌いになってしまう

でも最近思うようになった
たくさん生きて
たくさん好きなものができたって
そのうちいちばん若かった頃のが幼くて
最近のが高貴だなんて思うのは傲慢だ

どれだけ昔の感情だとしても
子供っぽかったと
決めつけるべきではない
今の私がそれらを
好きだったものとして
記憶しているくらいだもの
純粋で本当の想いがあったに違いない

よりよく生きたいという前向きな心が
ときおり過去をけがしたりする
昔より幸せだと
信じたかったから
過去を軽蔑して
過去に好きだったものも軽蔑した
今自分の好きなものが
もっと輝くように

本当は退行も前進もなかった
ただ一年が過ぎ歳をとっていく
それだけが本当で
幸せなこと

ようやくそれに気が付いた
だから
愛したもの
憧れたもの
古いものも新しいものも 同じ船に
等しく丁寧にのせて
また海をわたっていく

私はいつだって一生懸命だった
黒歴史なんてなかったと
晴れた心で信じながら

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三浦様、評のお礼  朝霧綾め

このたびは「いい夢」に評を下さりありがとうございます。
「靴を履き」が二度出てくることも、「かすかにいらだちに」になっていることも、大変お恥ずかしいのですが全く気がつきませんでした。教えていただけてよかったです。
「引き算と要約」という言葉自体は知っていても、それを実践するということがまだできていなかったように思います。書いているうちにどんどん長くなって、それに安心してしまっていたので気をつけたいです。やわらかい言葉でお教え下さりありがとうございました。
未熟なところの多い詩にも良さを見つけていただき、嬉しかったです。

いつもお忙しい中本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

小さな花  江里川 丘砥

深層心理の奥深くを掘り返し
暴いてしまうような
ディープな話をしたあとは
どっと疲れる
歩みも遅くなる

長い長い精神科の廊下
開け放たれた窓の外
小さな花が咲いている

誰にも踏まれないでくれよ
きみはあの日の私だから
誰も踏まないでくれよ
小さいからって
踏みにじっていい存在など
この世にはいないのだから

どれだけ精神の奥深くに潜ろうと
時を遡り過去を思い出そうと
一度(ひとたび)カウンセリングルームを出れば
それはもう昔の話
今の私は
あの頃のボロボロに踏まれた花ではない
そう言い聞かせるように
深呼吸をしながら
長い廊下を歩く

心臓がいつもより早く打ち
過去に引き戻されそうになるけれど
長く深く息を吐く
お臍の下に意識を集中して
少し止める
大きくゆっくりと息を吸う
また少し止める
繰り返す
待合室の椅子に座り
診察に呼ばれるのを待つ

私はもう
踏みにじられた
小さな花ではない
なんとか飛ばした種は風に乗り
安心できる場所を見つけ
芽を出した

小さな花であることは
変わりないけれど
無邪気に手折られたり
踏み歩かれたりしないように
咲く場所を選ぶことが
少しだけできるようになった

大雨に打たれ
倒れても
凍るような季節に
花が落ちても
自然の流れのなかで
咲いては枯れ
種を落とし
根を張る
繰り返す
私らしい咲き方を
覚えていくように

私はもう
踏みにじられた
小さな花ではない
あの頃の私は
心の中にいるけれど
昔よりも少しだけ
安心できるようになった

小さな花のままで
ゆらゆらと
風に守られながら
雨に恵まれながら
根を広げながら
種を飛ばしては
生きる場所を広げている

診察に呼ばれる声がした
半分開いた窓から入る
温かい光と風
廊下の窓から見えた
あの小さな花にも
どうか届いていますように

編集・削除(編集済: 2023年07月10日 21:08)

ぬいぐるみ  ふわり座

昔 母親が買ってくれたぬいぐるみ
子供のころ毎日飽きるまで遊んだ
寝る時もいつも一緒そうするといい夢が見れた
お風呂に一緒に入ろうと持って行った時は
怒られたっけ

お気に入りは大きな恐竜のぬいぐるみ
代わりになるものはなかった
話しかけるとちゃんと答えてくれる気がして
嬉しかった

僕の大切な友達であるぬいぐるみ
今 友達を大切に出来るのはぬいぐるみが
あったからかもね
子供の頃にする経験はとても意味のある事だから
ぬいぐるみはいつでもどんな時も側にいてくれた
まるで僕が寂しくないように見てくれて
いるような気がしていた

ぬいぐるみというのは何だかとても
特別な存在で誰よりも優しくて
ぬいぐるみとの思い出は数多く様々で
それらを胸に大きくなっていくのだろう
その気持ちはとても暖かく僕を包み込む
なんだか不思議だね たかがぬいぐるみなのに
何よりも大切だった

陽の光が差し込む窓際でぬいぐるみを抱いて
寝た日々 忘れる事の出来ない大切な思い出だ
いつかは僕にも子供ができてぬいぐるみを
買ってあげる時がくるのだろうか
なんて 気が早いかな まずは恋人を作らないとね

大人になった僕だけど部屋の片隅には
ぬいぐるみがひっそりと佇んでいる
子供の頃からずっと一緒にいてくれたことは
絶対に忘れない 本当にありがとう

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三浦志郎 様へ、評の御礼です。  ロンタロー

お忙しいなか拙作への評と感想、誠にありがとうございます。
佳作とのことで大変嬉しく思います。
本当に丁寧に読んでいただき感謝しております。
頂いた評と感想を何度か読み返し、こういった事柄・内容を
伝えたかったのだと、改めて、自分でも再発見した次第です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

島秀生様へ 評価の御礼

評価していただきありがとうございます。
安心して読めるまでになっている。と言っていただき本当にありがとうございます。
これからも、精進して作品と向かい合いたいと思います。
次回も評価を宜しくお願い致します。

編集・削除(未編集)

島 秀生さま 御礼  江里川 丘砥

この度も評をいただきましてありがとうございました。
褒めていただいた連は書きながらとてもワクワクしたので、名作もいただけてとても嬉しかったです!
うまく言えませんが、パッと思いついた時の感覚をそのまま大切にして書けたものは、評価も良いものをいただいているように最近は感じます。仰るように短めなので書かなすぎでは、と一瞬考えましたが、足すとまた書きすぎのような気がしたので、思い切ってそのままにして良かったです。
最後の三行は確かに悩んで、すこしぼんやりとした表現になったような感覚もありました。もう少し考えてみようと思います。
いつも丁寧な評をいただきましてありがとうございます。
また投稿をすると思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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三浦志郎様 評価のお礼です 上田一眞

初めて投稿させて頂きました。
大変丁寧に作品を読んで下さり感謝しております。
作中、「伽耶」という言葉を使って混乱を招いてしまったことお詫びします。
お調べ頂いたように「伽耶」は6世紀に半島にあった王国ですが、私が知る限りでは朝鮮半島全体を指す古い呼び名でもあるようです。伽倻=朝鮮としてお読み頂ければ結構です。時代の同時性を示唆するため「伽倻」を使ったわけではないことを申し添えます。
また、作品を投稿しますので宜しくお願いいたします。

編集・削除(編集済: 2023年07月09日 21:30)

いのちのうた  えんじぇる

何故生きるのか? と問う貴方に問おう。何故、生きれるのに生きないのか、と。
私は今まで、何故書くのか、と自問し続けた結果、書けるから書かないことを惜しむ故に、書くのだと結論した。
書くことで得られるもの。それは、混乱の中を漂う人生への道筋。
私はこれまで、書くことで光を見つけ、闇の中の出口を探し求めた。
そして、出口を見つける度に、私は新たな光を探し求め続けた。
そうして、問題や違和感に直面する度に、書くべきテーマは膨大に膨れ上がり、その与えられた課題が、私の人生を豊かにしていくことを知った。
人は生まれる前、母の優しさに溢れた闇の中に包まれ、無情なる外界の世界へと放り込まれる。
光を憎み、闇の中で生きる心地よさを選ぶのか? 光の中で闇を見つけ、生きるために漂い続けるのか?
闇の中で私を包んでいたものは、光の中で生きるために、私を外へと押し出した。
母よ! 地球よ! 私が生きることは、貴方が私を生み出した訳を知るためなのだ!
私は光の世界を漂い続ける。人は生きて、生を豊かにするために、書くのだ。
今や、自己の行いが冒した混乱と波紋、その反省、他者への違和感から、闇の世界は膨大に膨れ上がった。
この膨大な真空の宇宙を漂う星屑の中で、今日も沢山の命が、漂いながら煌めいている。

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