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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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しんしんと降る雪が
私の透明な心に積もった
私の心だから優しく育めば
透明なままで
ただ白く染まってくれたのかな
振り返れば虚しくて
寂しさから求めて頼って
身を委ねていれば自分の存在を感じられてた
拗ねて笑顔も忘れて腐っては
白く積もった雪は灰に塗れるように
黒ずんでいった
夏の暑ささえ冷たく感じるほどに
冷え切った心は黒ずんだ石のよう
死ぬために生まれるなんて
そんな思いが夢と現実の間を
ただゆらゆらと揺れて泣けもしない日々だった
偶然が奇跡と思えたのは
あなたと出会ってかなりの時間が過ぎてから
何の見返りも求めず
私の黒ずんだ石のような心を
両の手で包み込んだあなた
尖った私の心で手のひらを
何度も傷つけても
あなたは包み込んだ私の心の上に
雪のような涙を降らして
黒ずみを少しずつ洗い流してくれた
二度とあの頃のようには透明にはならないのに
期待してしまうこの心
夏の暑さが雪の冷たさに混ざり合えば
程よい温もりとなり
あなたに身も心も委ねらるの?
ああ 暖かい………頬を伝う涙が温かい
優しさの温もりの中で
尖った心はやがて丸みを帯びて
あなたの手の傷から流れる紅が
私の心を洗い流してゆく
こんな私はあなたへ何をすれば良いの?
あなたは私に何を望むの?
望むことなく与える事が愛の始まりだと
あなたは教えてくれました
私は………
私はあなたの透明な心に降り積もる
夏の日の雪になって
温もりになりたい
お礼が遅くなりました、島さん、丁寧に読みこんでいただき評をありがとうございます。
島さんが指摘してくださった2連「最寄りの駅まで」7連「足早に駅まで向かい」の表現ですが、私の意図としては、この詩の舞台が駅周辺であるという、ランドマーク的なもの(君を取り巻く心象風景もやや重ねて)として配置しており、そのまま電車に乗ることを想起させてしまうとは全く予測できませんでした。私自身が一般的感覚から外れているような気もしています。
先程の2箇所は別の語を再考したいと思います。
この詩は今までと書き方を変えてみて出来上がったもので、結果として全体的に不親切な描写になってしまったかもしれません。(傘のドラマが伝わっただけで私としてはもう充分ではあるのですが)
ラストになる次作も同じタイミングで書き終えてしまっているのですが、見直してみようと思います。またよろしくお願いします。秀作ありがとうございました。
小さい頃は
曲に浸る時間なんて無かった
そうだろうね
子供の時なんて
そんな時間が入る隙間もなく
毎日満タンだったから
映画も本も
内容を今の方がよく覚えるのは
それのせいかな
つぎはぎの体に
また出来た空白
イヤホンで縫い付ける
これからもずっと
穴は空き続けるだろう
できる度に紡いでは
ボロボロになってさ
いつか
誰かの目につくぐらい
風情でもでたらいいね
朝の凍りつくような呼吸とともに目覚める。
この瞬間に僕はおぞましい世に生まれた。
与えられた時間は冷酷な夕日が沈むまで。
洗面所の水が氷の刃となって襲いかかった。
部屋の灯りは冷凍された死体のように暗い。
命あるものはいつか「一切」のもとに還る。
底冷えのする大地をざりざりと踏みしめた。
見渡す限り青白くただれた目の人たち。
彼らもかけがえのない儚い命を与えられた同志。
いつか「一切」に還るさだめの仲間たち。
無慈悲な雪で薄汚れた地面を、
残酷な空が鈍く覆い尽くした。
それでも僕らはけっしてひとりぼっちじゃない。
みんな「一切」の氷片として永遠につながっている。
夕日が沈めば僕を構成していたものは解体され、
明日の僕へと再構築される。
明日の僕にはまた別の悩みがあるだろう。
けれども明日の悩みは明日考えればいい。
僕らはいつでも氷片で繋がり合っているのだから。
トリみたいな鳥の雲が
イヌそっくりの犬の雲が
どこを飛び
どこに行こうとしてるんだろか
雲を眺めながら
さすがに風には訊けないな
そう思っていたら
雲のあいだから水玉いろのザムザが降りてきたのだ
あの毒虫で有名な
ザムザそっくりの
でもちっとも似てない
水玉いろのザムザが
降りてきたのだ
そうしてどうした? と
なぜだかわたしを心配してくれ
どこに行くんつもりだ? と
まるで自分がわたしであるかのように
長い触覚をゆらゆらさせるのだ
ウッとなったが
反してちっとも汚らしくはなく
それどころか
きのうから止まらないでいる下痢を
青くてながい触角でシュンシュンと
おなかの上から撫でてくるので
こそばゆくってたまらず
わたしは子供のようにケラケラ笑ったのだ
ところが水玉いろのザムザは
次第にちいさく
ちいさくなっていくのだった
しまいに
すばしっこく
走り回りだしたので
急にやってきたわたしの母親に
スリッパで叩き潰されてしまったのだった
ここまでが
すべて訳もわからず
すべてが混沌として
おもわずわたしは
眼鏡を掛け直したのだったが
その眼鏡のレンズにこびりついた
青くて固い飛沫の残像が
薄気味悪く
目の中でクネクネクネと
無念そうにしてうごめきだしたので
わたしは
どうやって悲しんでいいのか
いや確かに悲しいのだけれども
まるで言い訳を指摘された
子供みたいで
どうしていいのかと
そのザムザを探して
ついにわたしも
思いっきり
走り出したのだ
こころから
恋した人に
語りかけるとき
きっとあなたの愛は
詩の紡錘になるだろう
こころから
美しいといえるものを
見たとき
きっとあなたの感動は
詩の絵筆になるだろう
こころから
正義を求め
不正を憎むとき
きっとあなたの怒りは
詩の鋒になるだろう
こころから
謙虚になり
この世界を受け容れるとき
きっとあなたの優しさは
詩の揺り籠となるだろう
こうして
あなたの愛、
感動、
怒り、
優しさが
心底からのものである限り
あなたの言葉は詩となって
周りの人々のこころと
響き合う
だから
今一度
思い起こしてほしい
詩とは真実だということを
もちろん
この真実は
客観的なものとは違う
あくまで個人的なものに
過ぎないかもしれない
けれども
個人的な真実を
突き詰めていけば
やがては
普遍的な真実に昇華することを
疑ってはいけない
あなた自身の
こころの奥底に
よく耳を傾けてほしい
そして
汲み取った真実を
言葉にしてほしい
その言葉こそ
純粋に個人的なものでありながら
却って多くの人々を
惹きつける詩になるのだから
詩とは
幸福な逆説なのだ
水無川様 申し訳ございません。実は先日投稿して評のお願いをした拙作「あたたかい水玉」ですが、誠に勝手ながら、削除を、させていただきました。
再三、ご迷惑をおかけし、本当に申し訳ございません。何卒御了解のほど、お願い申し上げます。 不一 トキ・ケッコウ拝
9/30 (金)
朝の通学路で、俺以外に人が一人歩いていた。その人は黒い鞄を背負っていた。何のことはない、赤の他人だ。
何がどう良いのか分からないが、日記を書くと良いらしいので、書いている。そのために、日頃の出来事を書けないか考えることが増えた。
チャリンチャリンと音がした。まあ避けるほど歩道は狭くないので、そのまま呑気に歩いていた。俺の真横を通り過ぎたのは、同級生の女子だった。長い横髪が顔を隠していた。
彼女は、坂の上の大きな入道雲に向かって、自転車で駆け上がっていく。
もうすぐ夏が終わる。しつこい汗はさらりと風がさらい取り、何か多少のことではイライラしない温暖な気候が、もうすぐ訪れようとしている。まだ少し暑いけれど。
教室へ行くと、自転車の彼女がいた。
何だかキザかと思ったが、「もう夏も終わりだねぇ」と俺は言った。
「ん?」
と彼女は振り向いて、ひとつ間を置いて、「そうだねぇ」と相槌を打つ。
ふいと窓の外へと目をやった、彼女の仕草は秋の柔らかく冷たい風みたいだ。来週あたり、映画デートに誘おうと思っていたけど、脈なしか。
恥ずかしいやら虚しいやらで、忙しい。
それにしても、入道雲と透きとおった花が、太陽の下で逢瀬をしているみたいな、あの景色は美しかった。
こんなふうに、別にどうでもいいけど、綺麗だなぁと思えることは、俺の人生であと何回だ。そう思うと、もっと探したくなってきた。
お調子者の中田に行かせるか、と思い、俺は言った。
「中田、二組の女子に、「今度遊ぼう」って声かけて来い!」
「え? 何で俺が」
「いいから、映画行こうとか言うんだよ。軽くでいいから」
「自分で行けよ」
「俺はこのクラスで正々堂々」
そう言いながら、彼女を盗み見る。今度は長い髪を机に垂らしながら、自分のノートに何か書いている。
「ふーん。元気だね。僕はどうでもいいからいいや」
「……」
そんな一日だった。
鮮やかに
夜が明ける
祈るような一瞬の静寂の後
ピリピリと
ドゥドゥと
朝が来た
空を切り拓く鳥の声
朝日に照らされた薄氷
起き出して聞こえる家鳴り
朝一番の水を流す水道管
階段を上り下りするスリッパ
朝練に行く子どもの駆け足
仕事に向かう速足
交通量の多くなって来た道路
店先を掃く箒の音
それは
忘れたことを覚えている痛み
夜の躊躇いと逢瀬を押し流す波
大勢の中にいながら
たった一人で立ち向かう朝