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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
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編集・削除(編集済: 2026年05月30日 02:08)

ありがとうございます! 上田一眞

浜居まる 様
夏生 様

こんばんは。上田一眞です。
この度は拙著「黒い轍」上梓に当たってお祝いのメッセージを頂戴し、ありがとうございました。
皆様のご助力のおかげで、美しい装幀の詩集を編むことができました。自分としても満足しています。
今後も皆様と共に新作のコーナーを大事にして行きたいと思っています。
お二人のますますのご健筆を祈念致します。
本日はまことにありがとうございました。

編集・削除(未編集)

太平記・もうひとつの武士の姿 三浦志郎

以前の「評のおわりに」で、太平記より、鎌倉幕府滅亡時の主従の美学を記しましたが、
今回も太平記からですが、少し毛色の変わった挿話を紹介したいと思います。

*                    *                    *

太平記描く。
同じく鎌倉幕府滅亡時。戦も酣(たけなわ)になり、総帥・北条高時は彼の秘蔵っ子・”最終兵器“の家臣を召しました。
「嶋津四郎を これへ」。
彼に出陣の命を与え、天下の名馬”白浪“を授けて送り出します。嶋津は名馬にまたがり、赤地錦の直垂・黒糸縅の大鎧に大弓を携え、さっそうと敵の前へ姿を現しました。彼の凄まじい働きを味方は期待したでしょう。その雄姿に敵は思わずたじろいだのです。
「その出で立ち、さては名ある者かな、敵ながらあっぱれ剛の者、お相手致そう」。敵も武勇自慢が立ちはだかります。
ところが、ここに一大異変あり。
当の嶋津、馬から降り、兜を脱ぎ、刀を置き、弓を折り、地面にひれ伏しました。吐いた言葉がまさに驚愕!「これにて降伏仕る、
許されよ!」。味方は落胆「あな!嶋津、裏切り者よ!」と罵声を浴びせかけ、敵も驚き「きたなし!尋常に勝負せよ!」と挑発します。
これは、一種の物語である太平記の作者が仕掛けた架空話のような史実のような、境界を行くエピソードか?ただ、その名前、後の薩摩の島津家を匂わす名前。事実、島津家はその祖は鎌倉武士であること紛れなし。何がしかの縁ありや!?しかし、これは太平記作者のフィクションと見て、まず間違いないでしょう。ある意味、物語の意外な要素を担ったか?勇者と目された嶋津の内面にも意外な所があったのか?そのこころは「命あっての物だね」といった考えは時代を問わず、生き物としてのヒトの本能でもあったはず。”生きるに越したことはない“はず。その本能が断たれた時、人はやむなく名誉の為に死する時もある、この例はその逆。生の重みに比べれば、名誉などは軽いもの。名誉を捨ててでも命を繋ぐ。当時の武士でもそういった人間像・価値観はあったはず。ここではその是非は問いません。けれども、こちらのほうが現代の生き方に近い気はするのです。歴史とは仔細に見てみると、現代との回路は必ず何処かにある、そう思わせるもののようでした。

編集・削除(編集済: 2026年06月01日 09:00)

おめでとうございます!

上田一眞 様

この度は第一詩集「黒い轍」ご上梓、誠におめでとうございます!
素晴らしいですね!
シンと鎮まった空間のような表紙も魅力的です。
上田さんの深い思いがこめられた一冊だと思います。
益々のご活躍をお祈り申し上げます。

編集・削除(未編集)

上田一眞様 おめでとうございます  浜居まる

「黒い轍」のご出版、まことにおめでとうございます。
上田さんのご投稿の中で「念願の」と言われていたのを拝見し、お祝いの気持ちがより強くなりました。

タイトルから上田さんならではの雰囲気を感じています。
拝読するのが楽しみです。
このたびはおめでとうございました。

編集・削除(未編集)

ありがとうございます! 上田一眞

雨音 様
澤 一織 様

こんばんは。上田一眞です。
この度は拙作「黒い轍」上梓にあたりお祝いの言葉を頂戴してありがとうございました。私にとっても念願の詩集でした。これも皆様の温かいご支援の賜物でございます。拙作ではございますがご一読下されば幸甚に存じます。
お二人のますますのご健筆を祈念致します。

編集・削除(未編集)

消えた沈黙  石川ぼうず

ある朝
目が覚めると
世界は狭くなった

会社
海辺
深夜の遊園地
知らない国の路地裏

思い浮かべるだけで
どこへでも飛んでいける

僕は瞬間移動の技を身に付けたのだ

初めはただ楽しかった
どこに行くにも時間がかからず気楽だ
なんせ遅刻ギリギリまで寝ていられる
しかし 能力を使うことに慣れてくると
しだいに 待つことができなくなっていく

料理が運ばれてくる時間
返信を待つやり取り
長い長い信号待ち

苛立つ

五分の遅刻が
永遠みたいに思える

コンビニのレジ
動画の流れる速度

数秒でさえ
耐えられない

待つことが
馬鹿らしく思える

僕は待つことをやめ
どんどん効率を重視した

距離を消し
待ち時間を消し
面倒を消し
沈黙を消した

ある夜 恋人と
ゆっくり過ごしているとき
僕の意識とは別に
どこかへ飛ばされてしまった

静かすぎる空間
誰もいない
ただただ 真っ白な世界

そこで初めて気づく

僕はすごい能力を手に入れたが
結果 誰とも一緒にいられなくなっていた

狭くなっていたのは
僕の世界観だったようだ

編集・削除(未編集)

おめでとうございます!

上田 一眞 様

このたびは、第一詩集『黒い轍』のご上梓、誠におめでとうございます。

表紙や帯の島さんのお言葉からも素敵な詩集に纏められたのだろうと想像します。

今後ますますのご活躍を、心よりお祈り申し上げます。

編集・削除(未編集)

猫叉  上原有栖

夢のなかで
昔飼っていた猫が話しかけてきた

近くの神社でお参りするとき
最後のお辞儀で
おいでくださいと願い込めながら
首を右側へ
ぐいっと曲げて
そのまま
じぶんの後ろを覗くと
視線の先
ちょんと座った白い猫が
朱の鳥居の向こう側に見えるのだと

あさでも くれでも
はれでも あめでも
願いが通じれば見えるはず
やさしい声は続ける

白猫が現れるのは しるし
いいこと わるいこと
何かが起こるよ
懐かしい声はささやく

なみだが零れて
目を開けた
みゃあ
耳の奥に残っているのは
甘えたいときに鳴らす じゃれた声色

うまくやっているのだな
今度 お参りにいこう
願いは 再びおまえに逢うこと

老いた額にまだ
墨点(すみべに)を垂らしたような
模様は残っているかしら

歳を経た猫は
猫叉になると 言い伝えられている
みゃあ みゃあ
耳の奥に懐かしい声が
こだましている

編集・削除(未編集)

滝本政博様 評のお礼です。  松本福広

佳作ありがとうございます。

この詩を投稿するにいたって2つ懸念点がありました。
1つ目はご指摘にあった、よく分からない人も当然いるから分かりにくいよねという問題。
2つ目は、賛否ある制度を扱うので、制度の是非を問う政治的な作品と見られかねないか?という問題。
2つ目の問題はさておいて
ご指摘にあった点をどこまで注釈するべきなのかは、非常に迷う次第でした。
(2026.05.26投稿『英雄の剥離』も同問題あり。)


せめて、遅ればせながら、発想の部分だけ。
画像は某ゲームの戦闘場面。
A.主人公たちが横並びで協力しあい
B.一人の敵を撃ち倒す。
(当然、データである敵キャラクターからはプレイヤーは観測外?)
C.メッセージウィンドウ
との配置になっています。
AとBが、刑罰における賛否の議論が絶えない制度に似ているなと思い、
ゲーム文脈と重ねながら書いた次第です。
同じような構造で主人公は勇者を讃えられるけど、
現実の制度の執行者は賛否の声や、自責の声に苦しむ人もいる。
制度の是非ではなく、勇者(英雄)は何によって、そう呼ばれるのか?
を見てもらいたいというのが意図としてはありました。そこに繋がって読んでいただくことは出来るか?が非常に悩みどころの作品でした。
コントローラーのボタンと、執行ボタン。同じプラスチックのボタンなのに……片方は扱うものが重過ぎる。


こちらも同様に長くなって申し訳ありません。
先述した注釈、どれだけ詩の中で説明するか、省くか、詩的言語に置き換えるかは
今後も自身の中で検討される問題だなと思いました。
渡辺玄英氏、面白そうです。初めて知りました。ありがとうございます。
また、よろしくお願いします。

編集・削除(編集済: 2026年05月29日 13:30)

上田一眞さま  雨音

上田さん

この度は「黒い轍」の上梓、おめでとうございます。
手に取った瞬間の手触りが、しっとりと柔らかく、何とも言えない思いにかられました。
装丁も帯も色合いも、本当に素敵です。
きっと大切に大切に編まれたのでしょうね。お疲れさまでした。
これからしばらく連れ歩きながらゆっくりと拝読させていただきます。

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