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編集・削除(編集済: 2026年05月30日 02:08)

詩に思うこと  相野零次

詩や僕に興味のない他人にとって
詩はただの落書きにすぎない
スケッチブック片手に果物の模写をする
それと一緒だ
出来が良いものも悪いものもある
誰かに見せたいものもある
感想が欲しい 批評が欲しい 
反応薄いのは仕方ない
絶賛してくれればうれしい
その人と友達になりたくなる

そうやってコミュニティーが広がってゆく
自分だけじゃない他人が書く詩も重要だ
その詩を見て絶賛したくなったとき
ふと自分が成長したかのように錯覚する
感動が伝播する
脳から身体に伝わり指先に伝わる
それだけで傑作が書けるわけじゃないけど
書けたかのように嬉しい

本格的に詩と向き合うようになって
2年ぐらいだろうか
初期の詩を眺めてみると
さして進歩していないように見える

それはたぶん何も考えずに
思い浮かぶことしか書いてないから
のように思える

今は過去の詩を抒情詩・叙事詩・寓話などに
種別分けしている
それで詩がよくなるとは思わないが……
例えば今書いている詩は実際に起きていることなので
叙事詩だと思う 
そのなかで心の中だけの出来事
なので独白の詩と呼べると思う
いや、エッセイが正解かも

実は詩のストックもだいぶ溜まったし
本にしてみようかと思い
詩 出版 でいろいろググったが
本にするには費用がメッチャかかるだけで
対効果(多くの人に見てもらう)が薄いと自分は思ったので止めた
こんなことを思うのは仕方ないけど
どうしても本を作り上げたら売り出して儲けたいと思ってしまう。
本自体売れない世の中で自分の拙い詩を本にして売れるわけがないのだが、
もしかして、ひょっとしたら儲かるかも!と思うのは人間のさがとして仕方ないことだと思う。

さて、ではどうするか。
紙ではなくWeb媒体はどうだろう?
今はここでしか発表してないが、
もっと活動の場を広げて売り出すにしても紙ではなくWebで売り出すのはどうだろう。
そういったこともぼちぼちしていこうと思っている。

この今書いている文章は詩と呼べるのだろうか、
呼べるのならば抒情詩?叙事詩?それとも詩とは呼べないエッセイか日記?
それだけおしえていただければ幸いです。
これからもよろしくお願いします。

編集・削除(未編集)

歴詩奇譚・鎌倉篇 一 「悪党の系譜」前編 三浦志郎

ある作家が歴史における「悪党」とは何か?
を述べている  曰くー

「幼少の主君 暗愚な主君をおだて 時に恐怖させ 担ぎ上げ 躍らせた者である」

そんな定義を携えて詩は始まる
たとえば
鎌倉時代 幕府の末期的様相

*               *               *               *

   〇当時の反幕府・独立在地勢力を歴史用語として「悪党」と呼んだが、ここでは幕府中枢部を、通常使われる意味での
   「悪いヤツら」と呼んでいる。

   鎌倉幕府は蒙古襲来の難事を乗り切って以降、その能力を著しく消耗させた感がある。
   そういった政権構造に“悪党”は出やすいものなのだろうか?


悪党
平頼綱(たいらのよりつな)という武士がいた
本来は幕府執権・北条家の家宰
いわば北条家庭の世話役 私的な執事に過ぎなかった
そういった立場の者が*増長し勢力拡大
極秘の寄合(会議)に参与
当時の幕府を動かすようになった
その異常さ
敢えて容赦ない言葉を使う
“成り上がり”である

その男
源氏に滅ぼされた“あの平家”の子孫の可能性が高い
そういう一族が鎌倉政治に食い入り牛耳った
その不思議
その歴史的皮肉
その因果応報

平頼綱
*既存勢力の代表御家人であり
器量人の安達泰盛を
主君に讒言し滅ぼした

しかし その過激さ
主君をも乗り越えようとした
時の執権・北条貞時もさすがに
頼綱を警戒し不意打ちで滅ぼす

滅ぼし 滅ぼされる
なぜ こうも鎌倉には
闘争と流血が多いのだろう!?(驚・悲)

くだんの北条貞時
幕政改革に乗り出すも
その困難に打ち砕かれ
相次ぐ子息の夭逝もあり
晩年 酒と女と遊興の日を過ごし
失意の死を迎える

残された幼君・北条高時
それを補佐するは
長崎円喜(えんき)と高資(たかすけ)父子
実はこの二人 あの平頼綱の縁者

またしても悪党の系譜は続く

いわゆる”恐怖政治“
奢り高ぶり
裁判の不公平
賄賂の取り込み
主家・北条氏への高圧的対応
有無を言わさぬ討伐

後世の幕府の滅び
足利幕府 徳川幕府にも
このようなためしなし

成人した北条高時も
*精神を病んでいた疑いがある
(闘犬と田楽の外 他事無く候)
そんな主旨の記録も残る
やはり暗愚な主君でしかなかった
それを躍らせた長崎父子

この政権 
無事ではすまないだろう



つづく。

*              *               *               *

*増長し……彼らは「御内人」などと呼ばれて実権を握り、既存の御家人と激しく対立した。
北条もつい便利に使ってしまったのだろう。主君の北条も恐れるほどの権勢を振るった。

*既存勢力の……現代の会社に例えると、家宰から上がった社長室長の平頼綱が、格上の支店長統括・兼副社長の安達泰盛
を引きずり降ろしたようなもの。室長が社長の代行として会社を動かすようなものである。

*精神を病んで……この時期の北条係累はうち続く血族結婚の弊害があり、高時もそうであった、と分析する学者もいる。

***********************************************************

後編は三浦評担当区間内にて掲載。

編集・削除(編集済: 2026年10月03日 14:51)

'26年しょうねん  長谷川ひかり

僕は小旅行で夏の景色がうつくしいと
人気の南の諸島にいざ来た
ところが体が芯から冷えて
風で髪が頬にあたる感触が
かれ葉と歩道の擦れる様子とリンクするし
僕はコートの肩に雪を降らせていた
それで目を細めて捕らえられる位の距離に
南国の静かな海を見ていた


もう少し早くに(こんなに寒くないうちに)
来られたらよかったと空港で思った
でも70年前アメリカで6坪もないカフェに連れと座っていた晴れ空の夕方
濃緑の壁がときおりまだらに白むのを窓際の席から見ていたときも
同じことを
でもそういうものだし だからあの母娘も海岸に来たのだろう
と未だ目を細めながら海岸の人の往来を
僕は見ていた


君は僕の何故ここに赴いたかを
好きに気にするといい
僕は雪が溶ける前にパッパッと払い落として
手先が凍えないうちにどこかしら店の灯りを
探して 老人として

編集・削除(未編集)

老老  May

病人がひとり増えて現実になる
手術後の杖つく君と手帳給付者
の私
重い物を持てない君は家中では私より役に立たないのに
君は私を車に乗せ張り切ってスーパーへ連れて行く
視野の欠けた私
思考は右にハンドルを切る
田舎町の買い物は車が必須
ご飯を食べられるのは君のおかげ
負けた気がする
家の中では
君に優しくする
杖つく君は期間限定
もうすぐ会社に復帰する日がくる
期間限定老老介護

編集・削除(未編集)

追憶  虹乃 衣里絵

彼方此方に散らばって
拾い集める事が出来ない
数々の夢達 青臭い夢達

ひとひら 摘み上げたとて
それは それは儚く
綿菓子のように
消えてしまいそうで

諦めた目標
届かなかった想い
その全てが散らばって
でも 掃き集めるには忍びなく
虚ろに眺めるのみ

叶わなかった夢を
葬り去る事も出来ずに
只 散乱するに任せ
不思議な距離感で眺める

時間の経過の非情さと
徒に老いてゆくだけの自分
それらが 綯交ぜになって
季節は 何度も過ぎゆく

まるで 膨大な履歴書の如く
人生経験を重ねたけれど
無駄が多い生き方だった

悔やむには遠過ぎる
然し 安らぐには早過ぎる

編集・削除(編集済: 2026年10月02日 16:31)

夏生様 お礼 三津山破依

ご講評ありがとうございます。
母のお素麺と娘のゴルゴンゾーラチーズ、それぞれの暮らしの違いを丁寧に読んでいただき、嬉しかったです。
「生まれた土地は遠い」という一行の読みも興味深く拝読しました。
「ひとり暮らし」という題も含め、二人の距離やつながりを感じていただけたことが嬉しいです。
今回もありがとうございました。

編集・削除(未編集)

遠い雨の和音  ゆづは

そのひとしずくは
あらかじめ
用意されていたかのように
張りつめた弦の上を
すべり落ちていった

指先が
わずかに震えを掬う
それは
拒絶ではなく
深い涸れ谷が
はじめて水の音を
聴くときのような
ためらいに似て

言の葉がこぼれる刹那
互いの気配は
湿った古い楽譜の匂いに紛れゆく

重ねあわせた
輪郭のなかで
どちらの境界が
先に溶けだしたのか
確かめる術もない

ひそやかに
夜の底で息づく
ひとつの確信

雨はいつしか音楽となり
名前のない部屋を
濡らし続ける

編集・削除(編集済: 2026年10月15日 01:38)

訂正のお願い  aristotles200

青島江里様
申し訳ありません。
間に合うようであれば、
現時点での「それから」に差し替え願います。

.それから、を最後を除いて全て削りました。
.70年の箇所、文章を変えました。

上記、確認願います。

編集・削除(未編集)

夏生様 お礼  ゆづは

この度も、『一雫の夜』を丁寧にお読みくださり、温かなご講評をありがとうございます。
「やさしさ」や「瑞々しい感性」と受け取っていただけたこと、またその寂しさのなかにあるものまで丁寧に掬い上げていただけたことが、とても嬉しかったです。
いただいたお言葉を励みに、また静かに言葉を重ねてまいります。

編集・削除(未編集)

夏生様へお礼です  May

夏生様
「曇天」へのご感想、ありがとうございました。
ヘブンリーブルーのことを調べてくださったこと、そして一つの脇芽に託した気持ちを受け取っていただけたこと、嬉しく思いました。

短い一篇でしたが、「お願い 青い花を咲かせて」と一緒に願ってくださってありがとうございます。
また投稿したいと思います。
よろしくお願いします。

編集・削除(未編集)
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