MENU
2,437,692
固定された投稿

★★ << 2つの掲示板のご案内 >> ★★

◆ここは「MY DEAR投稿掲示板」です。
詩に意欲的に取り組みたい方や、詩をある程度の期間書いておられる方、
また、詩人に向け成長を目指したいという方もこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
自分の大切な表現としての「詩」に、どうぞ、ここで磨きをかけていって下さい。

「MY DEAR投稿掲示板」は、投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。

なお「MY DEAR投稿掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
これは掲示板内の安全を守るために、管理人に限って把握させて頂くものです(他へは一切出しません)

 ★★新規ご参加の際は、★★
 HP(掲示板上の「ホーム」ボタン)の、トップページ右側にある管理人リンクから、必ず届け出をお願い致します。
 これは参加者全員にお願いしております。
 
<お詫び>
 今年に入ってから、お問い合わせフォームが故障していて、私の方に連絡が届かない事象が発生していたことが判明しました。
 もしお問い合わせフォームからご連絡頂いていた方がありましたら、ご迷惑をおかけしました点、お詫び申し上げます。
 ご連絡方法につきましては、上記のHP管理人リンクからご連絡頂く方法に統一させて頂きますので、あらためてよろしくお願い申し上げます


◆初めて詩を書く方や、おっかなびっくり詩を書いてみようかなあーという方、
「MY DEAR投稿掲示板」ではハードルが高すぎるよと感じる方には、別途、

   <<初心者向け詩の投稿掲示板>>
https://www3.rocketbbs.com/13/bbs.cgi?id=mydear

をご用意しております。(上記リンクから飛んで下さい)
こちらは、「メルアド届け出不要・いきなり書き込みOK・出入り自由」ですので、
なんら気にするところなく、いつでも詩を書き込んで頂けます。
誰でも、どんな人でも、気軽に詩に親しんでもらうための掲示板です。学生さん、小中学生の方も歓迎です。
投稿された詩については、詩を読んだ感想を、レギュラーメンバーの誰かが、手短なコメント(5行程度)で返してくれます。

どうぞご希望に応じて、各掲示板をご利用下さい!!!

編集・削除(編集済: 2026年05月30日 02:08)

感想と評 8/25~27ご投稿分  水無川 渉

お待たせいたしました。8/25~27ご投稿分の感想と評です。コメントで提示している解釈やアドバイスはあくまでも私の個人的意見ですので、作者の意図とは食い違っていることがあるかもしれません。そもそも詩の解釈に「正解」はありませんので、参考程度に受け止めていただけたらと思います。
 なお私は詩を読む時には作品中の一人称(語り手)と作者ご本人とは区別して、たとえ作者の実体験に基づいた詩であっても、あくまでも独立した文学作品として読んでいますので、作品中の語り手については、「私」のように鉤括弧を付けて表記しています。

●上原有栖さん「よく見る幽霊」
 上原さん、こんにちは。この作品はタイトル通り幽霊について書かれているのですが、いわゆる怪談に出てくるような恐ろしげな幽霊ではなく、どこにでもいる普通の人々が描かれているのが興味深いですね。
 語り手はそれらの人々が「幽霊」であると主張するわけですが、これを額面通りに受け取るのかどうかが解釈の分かれ目になるかと思います。評者としては、これは生身の人間であるけれども、内面が「あの世にいる」人々を表しているのではないか、と解釈しました。その中でも肯定的な解釈(憂き世からいわば「解脱」した人々)と否定的な解釈(社会によって精神的に「消された」人々)にさらに分かれると思いますが、私にも現時点でどちらを取るべきか決断がつきません。
 肯定否定いずれの解釈を取るにしても、最終連は単にすべての人がいつかは死を迎えるのだ、という常識的な真理を語っているのではないのだとしたら、自分たちもいつかこの世の住人でなくなるかもしれないという、非常に重大な実存的転機を表していると読めてきます。このことは読んだ後に長く残る余韻をもたらすと思います。
 以上の解釈は著者の意図したものとは異なるかもしれません。けれどもいろいろな解釈を許容する味わい深い詩ではあります。「幽霊」たちを描写する連の行の長さがすべて揃えられているのも意図的なものかと思いました。評価は佳作です。

●三津山破依さん「誰かのいない夏」
 三津山さん、こんにちは。私の担当期間ではこれまで二部構成の詩を投稿してくださいましたが、今回は三部構成になっていますね。「朝顔」「夕顔」「昼顔」のタイトルが示す通り、これらの三部は花のモチーフで統一されていますが、その時間帯は異なります。この違いは花の色の違いにも表されていますし、各パートが描き出す感情の違いにも対応しています。
 これらの三部は車を運転する「ボク」の視点から描かれている点でも共通していますが、一部の出会い、二部の別れ、そして三部の回想という流れになっているかと思います。特に一~二部と三部の間にはかなりの年月が流れている印象を受けました(ラヂオとスマートフォンの違い)。語り手が遠い昔の失恋の思い出に浸っている、それがタイトルとなっている「誰かのいない夏」ということなのでしょう。さらにそれは、スマホから知っている曲しか流れてこないような閉塞感をもって表現されています。
 個人的には、野球中継のサヨナラホームランと別れを絡めた表現が気に入りました。今回も丁寧に細部まで作りこまれた読み応えのある作品をありがとうございます。評価は佳作です。

●虹乃衣里絵さん「時の観覧車」
 虹乃さん、こんにちは。この主題については評者も以前詩に書いたことがあるのですが、夏から秋に移り変わる時期というのは、一年の中でも特に感傷的になる時期ですね。「詩的な季節」と言ってもいいかもしれません。この詩はそんな感情を描いた作品と言えるでしょう。
 本作品では、そのような季節の移ろいと循環を観覧車に喩えています。このメタファー自体は比較的ストレートで分かりやすいものです。そして、どこにも行かずにぐるぐる回り続ける観覧車は、毎年繰り返される季節の変転をよく表していると思います。ただこの比喩が分かりやすいものであるからこそ、それが最後の2連にだけ出てきて終わるという構成では、詩としてのインパクトが弱くなってしまう気がしました。それに先行する部分でも、観覧車のイメージを準備するような何らかの仕掛け(たとえば高みに上って、そこからまた下りてくるとか)があるとさらに良くなるかと思います。ご一考ください。評価は佳作半歩前になります。

●トキ・ケッコウさん「一枚」
 トキ・ケッコウさん、こんにちは。大人になるとあまり使わなくなってしまうとはいえ、消しゴムと鉛筆、そして紙という、最も基本的な文房具は、依然として私たちの人生の中で何らかの重要性を占めている気がします。
 さて、本作品はまず、月の鉛筆で書かれた闇を太陽の消しゴムで消すという基本的なイメージが提示されますが、このイメージはとても味わい深いものであると思いました。これは文字通りの自然現象としての昼夜の交代を表しているのではなく、語り手である「わたし」の内面を表しているのだろうと思います。心の中の闇を何らかのポジティブな心情で消していくということでしょうか。けれども月日が経つごとにそれがうまくいかなくなり、「鉛筆」も「消しゴム」もすり減っていく……このイメージはボールペンや電子機器では表現できないものですね。
 「鉛筆」と「消しゴム」が自らを消尽してなくなってしまう時点が「死」ということになるかと思いますが、「わたし」はその向こうに何らかの超越的な地平を見ているようです。それが「一枚の紙」ですね。鉛筆も消しゴムもない、一枚の白い紙というのはなんとなく禅的な印象を受けましたが、それが「空の向こうで/ひらひらと揺れている」という最終2行のイメージはとても印象的な終わり方でした。
 哲学的な味わいの作品でとても楽しめました。ありがとうございます。評価は佳作です。

*

以上、四篇でした。今回も素敵な詩との出会いを感謝します。

編集・削除(編集済: 2026年09月10日 22:50)

鬼婆 青山杜甫

食卓に
三つの茶碗を置く

───「いただきます」

いつも決まって

汚れる箸は
一膳だけ

夫のために
娘のために
毎日、ご飯をつくった

いまは、誰のための茶碗なのか

張りついた米粒に
問いかけた瞬間

母親は鬼婆になった

編集・削除(未編集)

怪物  月のサカナ

脳内で、ミケランジェロ氏と
フランケンシュタインが混ざって

ミランケンジェロ氏が誕生することが
…たまにある

ルネッサンス期に彗星の如く現れた
縫い目だらけの巨人の芸術家に
なってしまう

彼を現実世界に放出してしまうことも
…たまにある

なので

フランケンシュタインの話からは逃げ
ミケランジェロの話題からは遠ざかる
…ミランケンジェロ氏が顔を出さないように。

そんな話題が出るシチュエーションなんて
ほぼないけれど
念のため、耳をすましておく。



…
映画フランケンシュタインが封切られたときは
ちと、やばかった

新たにフンラケンジェロが生まれそうになった。



ちなみに
ダランキュラという謎の生物も誕生している
ドラキュラとタランチュラのミックスらしい
体液を吸うという共通点はあるようだ。

編集・削除(未編集)

間違い  aristotles200

紫色の靴が  
嫌い  
そばに  
紫色の靴を履いた人がいると  
鳥肌が立つ  
見ていなくても  
分かる

背筋が寒くなる  
息も苦しい

世の中に  
紫色の靴は  
存在してはならない

原因は?  
分からない

小さい頃は平気  
ある日、突然  
全身に拒否反応が起きた

鞄には  
黒色のカラースプレー  
現金の入った封筒

今朝も  
一人、電車にいた  
口を押さえ  
天井を見ながら近づく  
スプレー缶を出し  
プシュウウ

悲鳴が上がり  
いつもの通り警察沙汰に  
土下座  
分厚い封筒を差し出す

ある日  
テレビを観ていたら  
タレントが  
紫色の靴を履いている

プシュウウ  
テレビは観れなくなった

しばらくすると  
紫色の靴が流行に

電車では  
複数の人が履いている

両手にスプレー缶を持ち  
奇声を上げる  
片っ端から  
紫色の靴を黒くする  
直ぐに  
周りに取り押さえられた

目の前に  
紫色の靴がある

冷たく暗い  
水の中に  
沈んでいる感覚

い、息ができない

うごあああ

血走った目  
よだれを垂らしながら  
やめてくれ  
紫色の靴は  
駄目なんだああああああ

気を失う

乗客が話している  
何なんですかね、この人  
あ、警察の人きましたね

ピク  
身体が、震え始める  
ぶるぶる、ぶるぶるぶる

ぶるぶるぶるぶる  
窓ガラスが割れ  
車内が歪んでいく

プチャ  
ペチャ、ポチャ  
乗客が  
次々と破裂していく

都心を  
透明な膜が覆う

ドオオオオン

高層ビルや  
歩道橋、駅が吹き飛ぶ

   ✳

気がつけば  
荒野で一人、伏している  
目の前に  
紫色の靴が転がっている

見つめる

そっと靴を履き  
微笑む

世界は  
その存在を許していることが  
間違っている

紫色の靴を履いたまま  
廃墟の中を  
軽やかに舞う

陽光が  
私を照らし  
影が後を追う

マイム、マイム、マイム、マイム  
マイム、マイム、ベッサッソン  
(水、水、水、水、喜びのうちに水を)

靴音と歌が  
廃墟に響いている

編集・削除(編集済: 2026年09月08日 17:01)

目をまわす  三津山破依

一、くるくるくるくる

とりあえず、回してみる。
ドアノブを回せば世界が拡がる。
ルーレットを回して始めの一歩。
危ない橋は渡らずに、少しだけ回り道。
時計の針を逆さに回して、
思い出すのもいいかも知れない。
頭を回せば、何かが見つかる。
独楽を回してめでたい気分に。
ついでに傘も回しておこうか。

くるくるくるくる。
目を回す。

それでも
それでも、毎日は回り続ける。


二、日曜日の空

春に植え替えをしたドラセナの葉が
もう、窮屈そうにしている。
少し土をほじくり、湿り気を確かめる。

薄く白い空を窓辺から眺め、
昼食を作りたくないなと願う。
ワインを飲みながら。

今日の空は日曜日の色をしていて、
月曜日ほど、悪いヤツじゃない。

アルコールが身体に行き渡る。
土をつまんで、
大きな鉢を買わなきゃな、と。
しずかに目をまわす。

編集・削除(未編集)

WILL  上原有栖

きみが大きくなるその前に
ぼくがいなくなってしまったら
冬の夜空を見上げてごらん
いちばん高いところの一番星に
ぼくは寝転がっているはずだから
天国になんて行きやしない
青い星の大海原から
灯りの揺れる家々を眺めているよ

きみが大きくなったその後に
ぼくのこえを忘れてしまったら
寝室の押し入れをそっと開けてごらん
いちばん左がわの引き出しに
カセットをしまっておくよ
テープが回って流れてくるのは
きみのために歌ってあげた
とっておきの子守唄さ

きみが家を去るその日には
ぼくもいっしょに連れて行っておくれ
一枚だけでいいのさ
ふたりで撮った記念写真
本棚のうえに飾ってあるこいつを
鞄のなかに忍ばせて
色褪せた笑顔は一瞬で永遠で

あと何回言えるかな
ずっとずっと大好きだってこと

編集・削除(未編集)

名も知らぬ鳥  ゆづは

明け遣らぬ空
無風の闇の中から
鳥の囀りが漏れ始める

庭の木々は
密やかに吸い 吐き
闇の襞を震わせている

「あれは何」と呟く私の前に
輪郭のない背中で答えるあなた

ひとつの咳払いを残して
あなたは夜の向こうへ消える

置いてゆかれたのではない
私はここで
暗闇と同化してゆく

鳥たちの交わす声の
ぞっとするほどの健やかさ
完璧な構造で編まれる
愛の旋律の その容赦のなさ

名も知らぬ鳥よ
薄明のなかに
ただ在るものよ
舌を失くしたこの口に
永久(とこしえ)の世の
乾いた言葉をこぼしておくれ

空の皮がゆっくりとめくられる
名前を奪われた私が
沈黙の洞の奥で
ただ細く喉を鳴らしている

編集・削除(未編集)

鼓動

空が鳴っている 僕の鼓動と同じように
雨は歌っている 価値を探しに出た僕に。
空が泣いている 僕を知っているかのように
明日がまた来るのなら 生き抜いて見せる
片方になった魂の足跡をたどりながら
僕は とぼとぼ歩いてる
また、逢えると信じながら

編集・削除(未編集)

祖父のこと  小林大鬼

雨ニモマケズ風ニモマケズ

私は涙を流していた

洗面所前の暖簾には
宮沢賢治の言葉が綴られ
私は黙って泣いていた

間借りしていた祖父母の家で
突然の祖父の癇癪に耐えかねて
食事を終えた私は廊下で立ち尽くした

祖父が私に叱ったことは
後にも先にもその時だけだ

中学卒業の三月末
母と初めて水戸の偕楽園と
両国国技館をツアーで
回った後の出来事だった

私はそれから泣かなくなった


雨ニモマケズ風ニモマケズ

祖父は定年後海外青年協力隊で
まだ知られてないフィジーに旅立ち
祖母が後を追って三年後
農業指導員として米を教えた祖父は
キャッサバの文化と農耕知らずの島民に
根付かず南の島から帰って来た

駄目だったよと
笑って話した祖父だったが
逆に私は哀しく見えた

何の成果も得られずに
島の思い出を語るしかなかった


雨ニモマケズ風ニモマケズ

祖父は満州で終戦を迎え
玉音放送を現地で聞いた

若干二十歳の青年は
何とか日本に引き揚げ
佐原の田舎に帰って来た

みすぼらしい姿で
命からがら戻って来た


雨ニモマケズ風ニモマケズ

もうその祖父は令和前年に亡くなった

自分が設計したモダンな昭和の家だけが
忘れられたかのように残っている

雨降る夜の千葉の街に
警報音だけが喧しく鳴り響く

編集・削除(未編集)

歴詩奇譚「仇討ちの雪夜」後編  三浦志郎

源実朝右大臣就任儀式 その当日
三浦義村は何故か参列していない
(それ自体が異様なこと)
家臣に様子を調べさせた
雪の日に血
公暁は首尾よく実朝を討ち果たしたが
義時は難を逃れている
(義時が生きている 生きている……!)


「実朝亡き今 将軍は我こそふさわしい 疾くその支度をせよ」
公暁が義村に命じてきた
「先ずは我が館にお出ましを すぐに迎えの者を差し向けましょう」
そう答えながら義村は思案

(事成れば 公暁様が将軍 我は執権 しかし義時を討ち漏らした以上……)
(公暁め しくじりおって! 義時め 悪運の強さよ!)

北条義時健在である以上 鎌倉は何ら変わらない
急遽 方針転換
義時に公暁の居場所を密告
幕府重臣としてその成敗を確約した

「新六をこれへ」
新六こと長尾定景が義村に呼ばれた
「よいか 公暁がこちらに向かっている 途中で行き会え 
そして よく聞け “公暁を討ち取る”のだ!」
「な なんと! 公暁様を……」
「ぬかるでないぞ!」

迎えの者とは”冥土からの迎えの者“だったのだ

*               *               *               *

公暁は義村に捨てられ討たれた
義村は義時に公暁を売った
義村が時に使う手である
(*和田合戦でもそうであった)
自分の身を守るため
ぎりぎりのところで仲間を裏切る
北条にも不安を抱かせる
しかし最後は
途方もない巨利を以って北条に味方する
彼は平然として 太々しく
それをやる
そのようにして 今まで生き残ってきた
これからもそうであろう

*不思議な人格である
そういう義村を知りつつ
義時は盟友とし続けたふしがある

(三浦と事を構えるなどできない
彼らの本領は鎌倉のすぐ隣
あの精強な軍団が瞬時に乱入すれば
我らはどうにもならぬ)

そう考えると
この惨劇すら
義時・義村
互いに知り抜いていた疑いもある
両者の駆け引きの産物
―と言えなくもない

互いが互いを倒すには
自己の全存在を賭ける
そういう戦になるからだった
(それは避けねばなるまい)

かくして源氏は三代で絶えた
この暗殺事件が遠因となり
朝廷と幕府は対立
「承久の乱」となる
武家政権を守ることには
北条も三浦もない
一味同心
朝廷に勝利した幕府は
執権政治の確立期を迎える

*              *               *                *

さて 北条・三浦
その後の協調と相克は?
代替わりしながら鎌倉時代半ばまで続く
が 三浦にはその後
義村ほどの策士は出なかった

やがて 三浦は北条に滅ぼされる


         (終)


*長尾新六定景……現在の横浜市栄区長尾台に住んだ一族だったが、ゆえあって没落し、
三浦の郎党になる。義時に身の危険を報せたのはフィクション。公暁を討ち取ったのは事実。
ちなみに後の戦国大名・上杉謙信(改名前は長尾景虎)の先祖という事実もある。

*和田合戦……有力御家人・和田義盛の反乱。三浦義村は当初同心すると言いながら、
同族の和田を裏切り北条義時に味方した結果、和田義盛敗死。

*不思議な人格……藤原定家が「明月記」で三浦義村を次のように評している。
「義村八難六奇之謀略、不可思議者」

***********************************************************

伝・源実朝墓(鎌倉 寿福寺)        本作は作家・永井路子、歴史学者・石井進などの三浦義村寄りの説を参照しました。  

編集・削除(編集済: 2026年09月06日 16:01)
合計7309件 (投稿7309, 返信0)

ロケットBBS

Page Top