◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
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今、この胸にあるのは
詩を紡ぐひそかな衝動と
甘いお菓子を求める誘惑と
それが満たされぬ日々の
隙間を埋める
甘くほろ苦いキャラメリゼのように
スマホ画面の空白に
思いつくまま言葉を並べるたび
タルトタタンの
琥珀色の煌めきが揺れる
飾られた美しい言葉で満たすのか
舌の上で溶ける甘さで満たすのか
けれど
ひとつでは物足りない
どちらも容易くは手に入らない
詩を書くには
時間と心の静けさが必要
お菓子を買うには
小さな財布を開ける勇気が
ささやかな幸せを手にした後には
すぐに空虚が戻ってくる
それでもまた
言葉を綴り
甘さに触れるたび
最終連の一行を重ねながら
お菓子をもう一口、味わう
そんな欲張りな私は
無限の螺旋を描き続ける
ふいに扉が開いて
誰かが入ってきた(出ていった?)
どこかで窓を閉める音がする
隣の家かもしれないが
数時間後の私が
二階の窓を閉めにいったのかもしれない
だから扉が開いたとき
誰の姿も見えなかったのだ
(実体はここにあるから)
数時間前の私は
窓をせっせと開けている
(でも実体はここにある)
数十年前の私が開けた窓の外に 実体の私は景色を描き続けてきた もうずっと ずっと でもいつしか景色は 絵筆の穂先から離れ 自分勝手に描き出すようになった
それは描きたいもののようで 描きたいものとはまったくちがう よく知っているようで 実はまったく知らないもの
或るとき描かれたのは 通っていた小学校 でも ありえない位置にある階段やら 別の建物に通ずる隠し扉やら 見覚えのない中庭やらがあって しょっちゅう迷子にさせられる
私は実体だから そういうものを描き直そうと なんとか描き直そうと試みるが むかし住んでいた家やら 町やら 中学校やら道場までもが 波のように高く舞い上がり 私を覆い尽くそうとする でもその雫のひとつひとつは 真珠のように煌めいているのだ
数十年後の私は窓を閉めようと その前に立っている しばし 外の景色に見入っているようだ 実体の私は描き直せたのか それとも 何度もくりかえし見る夢のように 数十年後の私も その景色の中で迷子になっているのかもしれない
「どうせ雨が降るのに」
数時間後の私が
数時間前の私にぼやきながら窓を閉める
でも 雨が降るまでの少しの間でも
窓を開けていたいというのは
すべての「私」の共通の願い
そして 窓の外に景色を描くのが
実体である私の役目だ
お世話になっております。
今回も丁寧なご感想と評をどうもありがとうございます。
名作&代表作入りとのご評価、とても嬉しいです。
長い間抱え込んでいたため、作品の内容と投稿した季節が大きくずれてしまい恐縮です。
特に4連目で苦心しまして、3連から5連へうまくつながるよう状況設定を考えたのですが、やや強引なかたちにひねり出したからでしょうか、ご指摘いただいたように言葉の流れがぎこちなくなりました。ご教示の通りに修正することにいたします。
めったに投稿できず非常に肩身の狭い思いをしておりますが、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
島 秀生さま 評ありがとうございます。
そうですね、両国とも白旗をあげる展開になりますね。
うーん、やっぱり自分としてはそう簡単には戦争は終らない
ようにしたかったかもしれません。
そっちでもアリですよね?
評者、三浦です。
11/14~11/17の評ですが、事情により遅れます。
申し訳ございませんが、ご賢察の上、よろしくお願い申し上げます。
島 秀生様、今回も詩の評価をしていただきありがとうございます。
秀作との評価をいただけて嬉しいです。
育つ姿が見たいというニュアンスも込めるというアドバイス、
とても参考になります。
試しにやってみたら、いい感触になった気がします。
ご指摘の皆んなの部分は失念していました。
最後の連のみんなだけ直してもう片方の部分を変えるのを忘れていました。
わざわざその表記にこだわる部分でも無い所なので、気をつけたいです。
今後とも、よろしくお願いします。
島様、今回も感想&評を頂きまして誠にありがとうございます。
ラストの連分けアドバイスもありがとうございます。
描写についての踏み込み具合の塩梅がなかなか難しいですね。今回は少々入り込み具合が足りなかった……!
もう少し考えてみます。ああ、詩を書くのって楽しいですね。
この詩、最初にタイトルがありきでした。
最近は江ノ島に行っていないので、想像を膨らませて書きましたが
やはり現場の空気感を久しぶりに感じたいと、この詩を書いていて思いました。
潮風を吸えばもっと濃い詩が書けたかもしれません。精進致します!
明日から入院してきます。ベッドの上でまったり詩作をしてまた投稿に戻ってきます。
この度は「捨てる」にご講評頂きありがとうございます。シンプルな表現で捨てている感じを表現したかったのですが、まだ削れたようです。接続詞の省略は他でも使えそうなテクニックなので意識していきたいと思います。
またご講評頂ける際もどうぞよろしくお願い致します。
この度はThe Color of My Nightにご講評頂きありがとうございます。
ロマンチックでメランコリックな失恋+喪失全般を書きたかった作品で、具体的に何が起きたのかは解釈可能な余地を残してみました。そのはっきりしなさが読み手によって冗長に感じられる点は確かで、変更するか迷うところですが、検討致します🙇
また書かせて頂きますので、ご講評頂ける際もどうぞよろしくお願いします。
島 秀生様
拙作「椰子の木」に評とご感想をいただきありがとうございます。
おまけ秀作との評、今後の励みとします。
「木が、ゆっくりと暗い深海に沈んでいく」
このイメージを詩にしました。
叙情自体は良いとのお言葉、嬉しいです。
ご指摘の通り、木、自体が何ものであるかが最後まで見えず、見えないままという選択肢もあったのですが、安易に椰子の木にしてしまったことが悔やまれます。
次回も、ご指導お願いいたします。