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(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
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僕の体は
冷たい細胞でできている
寒さなんて感じない
なのに手袋と赤いマフラー
ヘンテコだろう
訳はなんだと思う?
真っ裸だと恥ずかしいから?
それなら先に隠すとこがある
人間に近づきたいから?
それなら足も生やしてる
訳はね
可愛く見て欲しいから
おめかししてるんだ
くりくりな体に似合うように
くりくりお目目が映えるように
冬しか皆んなに見てもらえないからね
ほんとはね
そこの木の芽が
どんな色なのかも知りたいけれど
僕は今日も愛らしく笑う
みんなちょっとは癒された?
道路の轍は消えかけて
濡れたアスファルト
もうじき、ああなる
涙なんてしなくていいよ
ちょっと側を通った時に
思い出してもらえたら
三浦志郎様詩を評価していただきありがとうございます。
フレーズ大賞入賞、嬉しいです。
物の見方が持ち味だとおっしゃていただけると、
とても励みになります。
今後ともご指導の程よろしくお願いします。
雨音様
拙詩「通勤風景」に、詩とご感想をいただきありがとうございます。
佳作一歩前とのこと、さらなる精進に励みます。
自分らしさ、行き過ぎると読者様を置いてきぼりにする、しかと承りました。
今後に活かします。
本作、映像詩です。朝、通勤でJR大阪駅のホームに並ぶのですが、そこから見える早朝の暗い空を見ながら、
よし、巨大イモリを登場させようと思いました。
巨神兵は、後付けです。
最近、欲をかいて追加し、作品全体の評価を下げることが多く、かといってそのままでは痩せて見えるジレンマに悩んでいます。
詩は難しいですね。
次回も、ご指導お願いいたします。
ありがとうございます。
僕自身、前半と後半のアンバランスさがネックだとは思っていたので
ご指摘を受け、考えてみた内容を書くのがいいのかな?と思い、触れさせていただきます。
まず3つに分けて考えてみたいです。
①関係者以外立入禁止。秘密の扉みたいだよね?(前半空想パート)
②実際、関係者になると……そこまでファンタジーではなかったけど(後半現実ドラッグストアのパート)
③私たちも関係者以外立入禁止の扉はあるけどね。(主旨)
に分けられるのかな?と。
指摘を受けて見返した方がいいなと感じられる点は
②のパートで言えば
①の列挙だけを置くと、①の必然性が分からない。
①の空想を結びつける書き方にしたいこだわりが強すぎた?
③のパートで言えば
締めの部分。個人的にはここが強く引っかかる。うまい締めが見つからず。一般的に詩は余白を残して、読者に解釈や想像を大きく委ねる表現形態であるのに、締めの部分で説教くさくなっていないか?(個人的にも、そういうのは好きではないけど)
の部分になるのかな?と思いました。
人目に触れるのは大事で、指摘を受ける大事さを痛感する今日この頃です。
寒くなってきましたが、体にお気をつけください。
三浦志郎さんのお礼でも触れましたが、11月、12月はペースが落ちます。(投稿できるかな?)
戻ってくる気満々ですので、改めてよろしくお願いします。
三浦様 今回も読んでいただき、ありがとうございました。甘めの佳作という評価も、嬉しく、身が引き締まりました。
「いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日」「もうじきたべられるぼく」「しんでくれた」と三つの絵本のタイトルを提示いただきました。‥‥こうして改めて並べてみると、まさにこれ以上、食べ物へ言及する、ことば、は、もしかするとおそらくは無いのでなかろうかしらん、と、ひどく曖昧な気分に誘われます。「だから、感謝して食べようね」という、教育的な指導の様相が、やはり、浮かび上がるんだろうなあと。‥‥ ところが、じゃあ、その子供が抱えているだろう、根源的な、疑問、つまり『どうして◯して食べていいの?』 という疑問に、(大人として)答えてあげる、いや、答えることなんて、そもそも無理! じゃあないのか? というのが、世を捻くれ者として過ごす身としての今回の出発点でして。(◯は投稿できませんでした、お察しください)
そこを「忸怩たる思い」があったと、推察していただいたのだろうと、率直に、受け止めました。そうして冒頭に身が引き締まるなどと申し上げたのは、ここに、多分、まだなんらかの余地があるのだろうと感じたから、です。
次回も、ぜひ、よろしくお願いいたします。
三浦志郎さま
拙詩に評価をいただきまして、ありがとうございます。代表作とまで言っていただき、たいへん嬉しいです。
三浦さまのお話を聞いて、子どもの頃実家でとっていた新聞にも詩のコーナーがあり、よく読んでいたのを思い出しました。「あるきだす言葉たち」も見てみようと思います。
詩を書く上で、ロジックも重視しているつもりですが、感覚で書いてしまうところも多々あります。「感じて」読んでいただけたのなら、嬉しいです。
これからもよろしくお願い致します。
「通勤風景」aristotles200さん
aristotles200さん、こんばんは。大変お待たせいたしました。
いつもと同じになるはずだった通勤風景に起こった異変?大変面白く読ませていただきました。佳作一歩手前です。前回アドバイスさせていただいた「引き算を」という部分、今回は良いバランスで書けていると私は思います。詩の書き方はそれぞれですが、aristotles200さんの作品の良さはまず自分らしさという個性を持っていることです。それは書き方次第でより活きてくると思うのだけど、その一つにバランスがあります。自分の世界を大切にしつつやりすぎない、みたいな感じです。それが今回とても良かったです。一連、淡々と始まったいつもの朝、二連、なんだかおかしなことが起こり始めます。恐怖と混乱の先にあった「あれ?このイモリ僕のペット?」という転換は面白みに溢れていて、え!ニョロ?どうした?みたいな感じで引き込まれました。いいと思います。ちょっとだけ残念だったのが、ここから巨神兵が出てきた部分がちょっと違和感を感じたこと。この部分はきっと最初から骨子の一つであったはずですが、もう少しさりげない方が良いかもしれません。もしくはひと文字下げにして「ここだけ別の世界」感を作るか、と色々やってみてね。蛇足ですが、私の家にトカゲが住み着いたことがあります。今思うと冬越しだったのですが、ストーブの前で日向ぼっこしたりリラックスしたトカゲでした。チョロリと呼んでいたのです。それで、「ニョロ」にやけに親近感を持ちました。
「関係者以外立入禁止」松本福広さん
松本さん、お待たせしました。寒くなってきましたね。
関係者以外立入禁止、からこんなに多彩な情景が紡ぎ出されるのですね。とても素敵な作品です。ちょっと厳しめですが佳作一歩手前です。
前半、サーカス、水族館、ロボット工場、と童話にしたらシリーズ3部作になりそうなファンタジックな時間が流れます。ここまですごく素敵、同時に、かなりたっぷりした質量です。読む人は松本さんの世界観の中で一緒に遊びふわふわとスキップターンしてしまいそう。後半は現実に戻ってきます。実際に関係者になった側からの気持ちが最終的には「線を越える」につながっていきます。きっと松本さんが一番書きたかったのはここなのだろうなと想像しています。
松本さんはとても思考の幅が広い方で、きっと書き始めるとこれもあれもと増えていくのですが、それをまとめ上げる力があります。今回は関係者になった側からの部分が少し長くて、ここから推敲をもう少しされるのがいいのかなと感じました。これが一歩手前の理由です。ここはグッと抑え気味に書いた方が最後の線を越えるの部分がぐぐぐっと活きてくると思います。ぜひ後半引き算の推敲をしてみてくださいね。
「後悔心理」上原有栖さん
上原さん、こんばんは。
(いきなり余計なことなのですが、ここまでの三人の方のタイトルを並べてみるとなんだか想像力が掻き立てられます。短編小説になりそう。)
上原さん、前回のもぐらの時も感じましたが、なんだかご自分の世界を確立しつつあるようですね。きっと一生懸命言葉と自分の思いに結びつけて描き出してらっしゃると思います。それがすごくスムーズに感じるようになりました。バランスが良くなったと思います。なので引き込まれますね。今回はちょっと厳しい気もしますが、おまけの佳作です。最後のところですが、泣き明かした末に戻ってきた日常という大きなギャップはとても上手に描かれています。この時、母親の心境にも大きなギャップがあったはずなんですよね。そこを表現するのに最終行が少し伝わりにくかったかもしれません。例えば、本当に例えばなんですが、娘から渡されたコップが温かかったとか、安心して自分の頬を流れた涙が温かかったとか、何か生きていることが現実なんだと思う暗示があるとさらに良かったかもしれないななんて思いました。でもこれはあくまで私の発想なので、ぜひ上原さんらしく書いて欲しいのだけど。期待しているからこそのちょっと厳しく「おまけ」だということ、伝えさせてくださいね。
「母の惑星」荒木章太郎さん
荒木さん、こんばんは。お待たせしました。
大変興味深く拝見しました。母の惑星が萎縮していた、けれどもなんだか、小さいものが小さい世界を持っているわけではないような気がしてきました。それはきっと惑星という言葉の力なのかなと思います。ちょっと途中わかりにくい部分がありましたがこれも荒木さんの個性かなと思わせてしまうのがニクイですね。佳作です。本当はほんのちょっとなんだか惜しいなあって思うところがあります。すごく個性的なのでその分中盤が少しわかりにくいのです。もう少し足し算してもいいかもしれません。これは伝わりやすくするための足し算です。そんなふうに思いつつも佳作にした理由としては、なんと言っても最終連に愛があってすごくいいです。アルツハイマーになったり認知症になったりして、脳が萎縮して、記憶も感情も少しずつ萎縮していきますが、どんなに小さくなってもそこにお母さんの宇宙はあるんだなと感じることができたのが素敵でした。
「君への恋と愛」相野零次さん
相野さん、お待たせしました。夜が深まってきました。
秋ですね。ちょっと肌寒くなって恋したくなる季節でしょうか。
第一連、良いですね。恋に落ちるという感覚を「恋」という言葉を使わずにとても上手に描かれていると思います。二連からは「愛」が連発されるのですが、ここはなんだかちょっと勿体無い気がします。せっかく良い入りをした一連から一気に連発したために愛の重みがなくなってしまった?という辛辣な思いが湧いてきました。(というかそれすら相野さんの狙い通りなのかもしれないと思いながら読んだんですが)その後三連でまたぐっと締まるのですが、四連で今度は恋が多発され軽く扱われます。やっぱりこれが相野さんの狙いなのかな。そして次はキス。ストーリーの展開は独特で面白かったです。ただ、「言った」「思った」が多いかな。これを書かなくても伝わるように推敲してみると良いかもしれません。もしかしたらすでにそうされて、その二つを比較してどっちが自分の描きたい世界なのかなと考えてみて、どうしてもこのテンポを選びたい、ということなのかもしれません。それだったらそれもありかななんて、思わないこともないんですよ。ただ、今回はこの作品の背筋が見えてこなかったのです。最終行がそれだとしたら、そこだけ連分けして工夫してみてくださいね。
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今日も一日おつかれさまでした。急に寒くなって、そして乾燥していますね。
どうぞ皆様、温かくお過ごしくださいね。お風邪など召しませんように。
今回も私の詩を丁寧にお読み頂き、誠にありがとうございます。
仰るように技術的に平凡で、インパクトにも乏しいですね…。
考え直してみます。
今後とも、どうかよろしくお願い致します。
三浦志郎様
拙詩「金塊」への評とご感想、ありがとうございます。
佳作との評いただき、凄く嬉しいです。
ご指導いただいた2点に関して、検証を繰り返し行い、改め、今後に繋げたいと思います。
本作、詩で構造体を描こう思い、中心を金塊に据えて物語・世界を膨らませました。
全体像・結末以外は、勝手に登場人物が次々と現れ、とうとう金塊は意思を持ちます。
書いていて、とても楽しい詩でした。
及び、論を「論」で書くのではなくエピソード化しているとのお言葉、誉れとします。
元より、「論」が多い人間なので、この論をどう物語詩・叙事詩にしていくかが、私の課題であり、描きたい詩の世界です。
(たまに色々考えるのが嫌になって、動的な映像詩に切り替えて、これはこれで楽しんでいます)
次回もご指導のほど、お願いいたします。
三浦志郎さま 評ありがとうございます。
取っ散らかっちゃいましたでしょうか? 今回は。
シンプルな詩はありふれていてつまらないと思うのですが、
それが間違いのもとかもしれませんね。
最近またスランプでして、自分の詩を改めて見直そうと思います。