◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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拙作「カッコウの餌食だ」を読んで下さりありがとうございました。佳作の評を頂きとても嬉しいです。今回は描きたいことを一つに絞り、自分のうちから湧き上がる感情を言葉にすることができました。しばらくは、複雑なことを描こうとせずに書いていこうと思います。今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
三浦志郎様、詩を評価していただきありがとうございます。
長く書くと良いというアドバイスは島さんにもいただきました。
長く書くのが結構苦手で、ついつい削ってしまいがちなのですが
自分でも短くしすぎると良くないのは感触として感じている所なので
意識したいです。
『向日葵』に評をいただきありがとうございます。
詩に書いたような気持ちもありますが、やっぱりアンチエイジングという文字につい目がいってしまう自分もおりまして、三浦様の評に「いやいや、そんな、」と照れてしまいました。
ありがとうございました。
今回も丁寧な感想と評を頂きまして誠にありがとうございます。佳作という結果嬉しく思います。
今回は「若葉の季節」「青葉ゆく道」という2つの詩をMIXして書きました。
頂いた「凄く正統的」という言葉がとても嬉しいです。自分で書いた言葉たちがそのように評して貰えるのが有難いです。
私はどちらかというと、何でもないことや普段の当たり前の行動にスポットをあてた詩が好きで(黒田三郎さんのような)そちらの書き方を今は追い求めてみたいと思っています。
(真新しさが無い・退屈な詩と見られてしまうデメリットや不安もありますが)これからも、ありふれた作風と自分色の狭間で揺れながら投稿を続けて努力していきます!
次回の投稿もどうぞ宜しくお願いいたします。
砕けた背骨を抱え
彼女はひとり
病室の白すぎる天井に
何を映しているのだろう
間仕切りカーテンをそっと滑らせ
私はマスクの下で
蒼い吐息を呑み込む
窓辺に宿る 彼女の幽かな息遣い
それは 冬を待つ静寂の重み
彼女の輪郭は滲み
霧のように ベッドに沈む
目を合わせると
口元に灯る小さな翳りが
笑みと苦痛の間で揺れる
細く乾いた指先が
シーツの上を探る
まるで 透明な水を
掬い取ろうとするかのように
ブラインドの隙間から
午後の光が差し込み
薄れゆく頬を滑り落ちる
そのとき
私の影が 彼女の胸元に落ち
まつ毛が かすかに震えた
声は 喉の奥で崩れ去り
ただ静寂だけが降り積もる
私は光に背を向けて
音を立てぬように
ゆっくり カーテンを閉じた
ユウウツと名乗る彼が訪ねてくる
俺は自分の難しい名前がいやなんだと
おまえさんといる時はカタカナになるよと
まだ開けてないドアの隙間から声になって滑り込んでくる
そうしてかなり大きめのボリュームで
あることないこと勝手気ままにしゃべり出す
でもその日のユウウツは違った
入れよと声をかけてもドアの外だった
仕方なく開けてやると
「笑ってくれ」と言った
出し抜けになんだよ
そもそもキミは笑ってないじゃないか
それこそ笑えない話だろ? と言うと
ああ俺はもうどこかへ消えてしまいたいんだ
そう聞こえるか聞こえないかの声で言った
これにはすっかり参ってしまった
それじゃあ誰のために悲しんだり怒ったりすればいいのだ?
キミのおしゃべりの軽くてどうでもいいところが
つい誰かを非難したくなる時にはちょうど良かったのにと
そう言ってやろうとしたが今にも泣きそうな声を出すので
わかったもう中に入ってくれ
これを渡しておくからとわたしはユウウツに鍵を渡して部屋を出た
それが始まりだった‥‥いまはわたしが彼のところを訪ねにゆく
ユウウツはいつの間にか「鬱」と書かれた表札を掲げた
ノックすれば開けてはくれるが決して中に入れてはくれない
おまけに迎えに出てくる時の彼はわたしよりよほど元気そうな声で
今日はどこに泊まるんだ? などと要らない世話を焼くようなことを言う
でもいちばん厄介なのは去るときだ
扉が閉まるとかちゃっとやや後ろめたい調子でカギのかかる音がする
それが聞こえるとドアの向こうはまるで壁のように静まり返る
ここに彼が住んでいることなど表札の難しい字を読まない限りわからない
もう訪ねなくてもいいはずだし
だいたいここはもともとわたしの部屋だったと
いやそういうことは抜きにしてそもそも他の誰が訪ねて来たっていいのだと
背中を向けて歩き出す瞬間
そうかわたしはなんとかして元のユウウツに戻ってもらいたいのだと
そうしてまたあいつを笑わしてやりたいのだと
余計なことをしているのは
この妙に気楽なふりをするわたしのほうだったと気づく
三浦志郎さま 評ありがとうございます。
感性飛ばしフレーズですか、なるほど。
そういったことはよくします。
今、最も好きな詩人さん。
最果タヒさんがよくやるんですよね、そういうの。
この人の詩って脈絡のあるんだかないんだかわからない詩がよくあって。
でもそういうのを自分の中で繋げて読むのが面白かったりするんです。
この人独自のスタイルであって、真似するものでもないと思うんですが、
好きになってしまったものはしょうがないから、今はこれでいいと思ってます。
この度は素晴らしい評をいただきまして、ありがとうございます。佳作との評価をいただき、とても嬉しいです。
「栞が天の川のよう」と感じていただけたこと、また、「時間を動かすのは読者」という点に共感していただけて、意図が伝わったようで安心しました。
この詩が日常に潜む感覚を引き出せたことが評価されたのも、励みになります。今後も、より深みのある作品を目指して精進していきます。ありがとうございました。
今回も私の詩を丁寧にお読み頂き、誠にありがとうございます。佳作
との評をくださり、とても励みになります。
また「文学的香気が出て」と仰って頂き、嬉しく存じます。ただ、
「無論、書籍も~」の前の部分は、確かにもっと省略できますね。
考え直してみます。
今後とも、どうかよろしくお願い致します。
青島江里様
拙作、「思い」の評とご感想をありがとうございます。
佳作との評をいただき、今後の励みとします。
本作、弓を射る詩の二作目です。
武道の凛とした雰囲気を、どう言葉で表すか、
硬すぎても、それはそれで詩にはなりますが、
今一つ面白味に欠けました。
なら、一つ、月を射ってみようと、
ここから影絵のイメージが湧き、月は意識に芽生え逃げだします。
書いていて楽しい詩でした。
次回も、ご指導のほどお願いいたします。