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(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
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1 荒木章太郎さん 「横道坂48」 3/7
この詩の解釈上のポイントは、やはり顔と道です。初連の書き方は面白いですね。「坂道の顔をした少女たち」とはどういった人々でしょうねえ。ここは面白く想像させてくれます。 2連、3連はこの詩を代表する意味で、極めて重要かもしれない。上記した「顔と道」のことです。これを、仮に以下のように想像したとします。
「顔」……人の性格・属性・キャラクター・人間性。
「道」……上記項目から結果として導き出される、ふるまい・行い・生活態度。その集積としての個人の履歴。
詩は、こういった路線に沿って世間という付帯事項―「権力者・広告塔・ビラ」のあたりですーも含めて展開していくように思います。これらのことで、人の人生、概観できそうです。こんな風に考えると、多少、この詩に近づけるかもしれない。それ以降はこの詩のクライマックス。自己のことー「俺は/気がつけば~」以降です。現在と過去を交差させます。やむを得ないことながら、人は年と共に安定を指向するようになるでしょう。ところが、若い頃(青春時代?)は、こうではなかった。ちょっと難しいですが、”敢為“の精神とでも言いましょうか。案外、このあたりが詩のホンネかもしれない。終連こそタイトルであり結論。 「Again!」―「あの頃を、もう一度!」。ところで「48」は何でしょうねえ?年齢ということが考えられますが。もしも、そうだとするならば、まだまだ何でもできますね。もしも以上のような読み取り方で合ってるとするならば、今回は比較的、読みやすくて、よかったです。助かりました。佳作です。
2 静間安夫さん 「亡命」 3/9
これは難しいテーマですゾ。まずは定義をさらっておきましょう。受け売りで書きます。
「民族・宗教・思想・政治的意見の相違などから自国において迫害を受け、または迫害を受ける危険があるために、
外国に逃れること」
この詩も概ね、この定義を踏襲して描かれています。ところで、調べるとわかるのですが、受入国の事情、行った国での住居・職業・収入・人間関係等、急激な変化がやって来て、けっして平穏無事とは言えない。それ相応の下地がないと無理。命の危険もあり得る。詩はそういった事情も背後に背負って綴られるかのようです。(同志・同僚・友人でしょうか?)この語り手もそうと察して、相手に対して諸手を挙げて賛成、といった感じには取れないのです。批判と取れるフシもある。さて、この人は実在か否か?なんとなく、想像上の亡命者といった気はします。甘め佳作とします。
が、調べて行くと冒頭書いた通り、この詩が示す深度・範囲でもなお覆いきれない、といった思いも同時にするわけです。
アフターアワーズ。
調べると日本人の他国への亡命者も多い。概して社会主義者・共産主義者が多いようです。
戦前はファシズム下の弾圧。戦後はハイジャックなどの赤軍テロリスト系です。強制労働で病死やスパイ容疑で処刑。今でも国際的指名手配など。個人差ありですが、あまり良い結末はなかったです。アインシュタインも広義の亡命者ですが、彼は原爆張本人のイメージがかけられやすいですが、ぎりぎりセーフ。ただ示唆はしたらしい。彼などは亡命としては幸福なほうでしょう。
3 晶子さん 「多年草(クレマチス)」 3/9
はい、園芸に全く無知なミウラはタイトル両方調べました。結果……、
① 多年草……種まき後、開花を2年以上繰り返す。(世話なしで、いいかも?)
② クレマチス……「蔓性植物の女王」と呼ばれる。名前は知っていたが、蔓性とは知らなかった。
写真参照。まあまあきれい。
では、詩に行きます。初連です。こういう感じで、主旨とは少し違う外し方は凄くカッコイイです。
詩でも小説でもー特に最初や最後にーこういった外し方を効果的にやるのは、僕に言わせると、凄くカッコイイのです。そんな実例でした。あと、詩の主人公を「僕」で書くのは晶子さんの場合、やや珍しく、トピックスになるかもしれない。あと、この詩の不思議さは、タイトルとしながらも、それらに直接関係ある事はひと言も書かれていない点です(終連に、わずかに“それらしい”ことのみ)。
これ以降は僕の想像が始まります。上記の①、②を頼りにします。ちょっと失礼な言い方になりますが、②のクレマチスですが、多年草で春先に咲く花であれば、何でもよかった、と僕は見てます。晶子さんは①の多年草こそ欲しかった。そういった推測です。
多年草はー園芸技術論は措いて極論するとーいちど植えれば、毎年咲く。世話なし、安心。
―で、この考えは詩中、「僕」が「君」に対する今までのアプローチと奇妙にも符合するのです。
証拠を挙げます。「忘れちゃったのかも知れない」「離れていってる」「いるから安心して/君を忘れてる」 +終連全部。ただし終連を読むと、これからの予感もありそうですね。
以上、見て来たところでは、「僕→君」(主)、「多年草」(従)のダブルイメージ、ダブルミーニングという構図です。見ようによっては、タイトルすらも冒頭書いたように、ある種の”外し方“かもしれないです。今回は僕の全くの勝手な推測ですので、違っている公算も高いのです。その場合は読み流してください。しかしながら、この詩は僕の推測の範囲においての甘め佳作とします。
アフターアワーズ。
「違くて」は、仮にも公式書き言葉では使わないでしょう。何かの誤字でしょうか?
(違ってor 遠くて、か?)
評のおわりに。
たまにまだ寒い日もあるけれど、だんだん暖かくなるのが楽しみな今日この頃です。
ところで、JR運賃改定。月2~3回、県の端から端までー遊びだけど―通う自分としては、
ちょっと痛いです。 では、また。
紗野様 御礼が大変遅くなりました。拙作「鉛筆」をお読みいただき、誠にありがとうございました。鉛筆が削られて何かを残すという視点を汲んでいただきましたことに感謝します。そしてこれは今の視点なのですが、日頃、キーボードを打刻することに慣れすぎて、言葉が何か「削られる」ことに甘んじているような感覚を持っております。もしかすると書き言葉とは、本来は紙面を流れていく言語なのではないかなどと夢想したりもしました。重ねてありがとうございました。またよろしくお願いいたします。
今アップしてるMY DEAR 361号の、
バックナンバー頁の更新がモレていて、
前号、葉山美玖さんの書評がリンクされていませんでした。
葉山さんの詩集評が、どこからも見れない状態でした。
完全に私のミスです。
お詫び申し上げます。
遅まきながら、今、修正致しましたので、
よろしくお願い申し上げます。
島様
こんにちは。
詩の評、お礼です。
詩の評、有難うございます。
シンシンとフワフワをテーマに2作連続で作成してみましたが、残念評価でした。
まだまだです。
これからもよろしくおねがいします。
寂しい風が吹く。
悲しい歌を聴く。
泣けない夜もある。
知っている。
その上での話。
鯖を一匹、買ってきた。
三枚におろしたら、
食べるところが少ない。
包丁のせいだ。
風呂に入って温まる。
シャンプー、リンスは妻のもの。
今日だけは
髪が艶々する。
窓を開けて、風を感じる。
頬にあたる。
夜が流れている。
紗野玲空さま
お礼が遅くなり、すみません。拙作を深く読み込んでいただき、ありがとうございます。
回るタービンや噴き出す蒸気は、人の弛まぬ労働の日々をあらわしたつもりでした。
新年を迎えることはおめでたいことですが、昔ながらの習慣を守ろうとすると、どうも私には大変に思えます。お正月準備を終えて、お風呂でやっとほっとした時に創り始めた詩です。(そのお正月とは去年のことですが…一年越しにやっとできました)
既成の習慣や価値観にとらわれずに生きたいですが、融通のきかない私にはまだもうちょっとむずかしそうですね(笑)。
佳作との評をありがとうございます!
また機会があればよろしくお願いいたします。
先住を想う
北千住に住んでいた
旅の始まりの場所
よそ者は
その土地に馴染めず
一定の距離を置く
先住を恐れる
侵攻して
傷つけるのではないか
よそ者が
居場所を作るには
その境界に
足を踏み入れるしかない
そうならぬよう
よそ者は
旅人になった
居心地のよい
場所を求め
夜の海を渡る
旅人は
カモメになった
悲しみの荒波を
越えるのが辛く
群れから脱落し
居心地の悪い森に
たどり着く
森に住む者にとって
暗い闇を抱えることは
日常のいとなみ
悲しみが
黒く身に染み
カモメは
カラスになった
猜疑心と好奇心で
光るものを求め
権威から
玉座を売りつけられ
白く塗られ
手懐けられ
カラスは
ハトになった
群れることで
人波に乗り
人並みに馴染む
森は街に変わり
世界は
より高く
より広く
開拓されていく
不安のリズムに
煽られ
白いハトは
安全と引き換えに
声を失い
海を恐れた
先住と移住は
大地を突き刺し
根を張り
様々な生き様を
染み込ませ
張り巡らせる
地下深くで
繋がりを求め
折り合いをつける
たとえ
大地に刻まれる
鋭利な亀裂が
昨日までの隣人を
敵として
切り離そうとしても
街が
森の木を斬り倒したあと
切り株だけが残る
年輪には
目もくれず
新しく切り替え
帰る場所を作る
買えるものを求め
空を飛ぶことばかり
考えている
人は飛べないのに
翼を求め
鳥になろうとする
俺は
旅人のままで
いいのか
日は
暮れ始めている
俺の眼は
日常を
流しているだけ
涙は
枯れ果てた
旅人のままでは
寂しい
俺は
滅ぼす側ではなく
滅びる側を
引き受ける
決意は
皮膚を突き刺し
胸の奥に
根を張り
俺の内側に
空を作る
旅人をやめて
この場所で
集うことにする
悲しみを迎え入れ
送り出す役目を担う
鳩は
海猫になり
境界に
すみつく
争いの潮を
風の中で
見つめながら
北千住の空
寒さも緩んだ土曜日の昼下がり
降り止まぬ雨に
予定をすべて 白紙に戻す
ミモザの表紙の新しい手帖
白く塗りつぶした
淡い痕をそっとなぞれば
そこだけまだ
少し あたたかい
賑わう街の誘いよりも
今はただ
冷めてしまった
紅茶の苦みがいい
窓を叩く不規則なリズムは
誰の期待にも応えない
透明で気まぐれな
私だけの沈黙
スマホの画面を伏せて
眩し過ぎる誰かの日常を閉じ
古い詩集の
好きなページに
指先の居場所を見つける
外は灰色のカーテンに包まれ
境界線が緩やかに溶けてゆく
この湿り気を帯びた孤独は
明日を待つための
ささやかな灯りのように
色とりどりの傘を見送りながら
私は 穏やかな雨の音に
ゆっくりと
満たされていった
いつもお世話になっております。
丁寧な感想と細やかなアドバイス、嬉しいです。
おまけの名作を頂き、励みになります。
前回投稿の「視点変更」のおはなし。
少女の視点展開も意識して取り組んだ作品です。
(この詩を書いている日にアメリカによる
イラン攻撃が始まり、より力も入りました。)
今回のアドバイスである「ぬいぐるみ」の解釈の書き込みの仕方や、場所及び時間経過の差し込み方の提案にとても納得いたしました。
シメが上手くいっていない、というのは私の目下の課題です。
スタートダッシュからピークまでの勢いは乗せやすいのですが、ゴール周辺で表現の息切れが始まり、尻すぼみ感が散見されます。
分かっているだけに口惜しいです。ここを乗り越える技術を磨きます。
コメントが力になります。
次回もよろしくお願いいたします!
秀作プラスの評ありがとうございます。
正直、思いつきに、思いつきを重ねて書き連ねたのは内緒にしておきたいと思います。
破線モチーフだから、文字を線に見立てて……みたいな。
投稿するにあたり、不安な点が二点ありました。
①狙いは分かりやすいくらいだけど、読みにくさは読者に感じさせる構成であること。(添削例、スマートで読みやすくなっていると思いました。)
②最終連 3行が結果的に一行空けの文になった。これは絵面的にどうなんだ?
今回はコテンパンにされるのを覚悟していましたが……ジャブくらいで済んでホッとしました 苦笑
今回は、たまたま、こんな感じの作品になりましたが、何度も書ける自信はないので、次はもう少しスッキリ?した作品になるかもしれません。
ありがとうございます。またよろしくお願いします。