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異常個性 白宵 海琴

価値観は
似ても似つかぬ
その個性

極一般から外れてて
やはり似つかぬ
その個性

泣いて笑っても
忌まわしく
生きづらくなる
その個性……

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詩の評、お礼です。  じじいじじい

島様

こんにちは。
詩の評、有難う御座います。
秀作、有難う御座います。
とても嬉しいです。

これからも宜しくお願い致します。

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カレイ煮付け定食  Osada


大きなカレイだ
子持ちカレイだ
子がまた大きい

赤だしを一口すすり
カレイに箸を付ける

  窓の外ではクスノキの
  梢が風に揺れている

表側を食べ終わり
子も半分食べ終わった
これから裏側だ

おっと骨が脆くて裏返せない
仕方がないから
背骨と肋を箸で取り除く

  窓の外ではクスノキの
  梢が風に揺れている

豆腐をつつく
沢庵をかじる
茹で筍をいただく
小松菜をいただく
生姜を味わう

  窓の外ではクスノキの
  梢が風に揺れている

裏側を食べ終わり
子も全部食べ終わった
でも裏返してはいないから
表側の続きを食べたと言うべきか?

はてさてどっちなんだ
そもそも表側だの裏側だの
いったい誰が決めたのか

  窓の外ではクスノキの
  梢が風に揺れている

腹側を手前に置いて
顔が右を向くのがカレイ
顔が左を向くのがヒラメ

そんなの今は関係ない
両目つまり顔がある側が
表側に決まっているだろう?

  窓の外ではクスノキの
  梢が風に揺れている

しかしこのカレイは
メビウスの帯的に
捻じくれた性格の持ち主だったので
表側は裏側かつ
裏側は表側なのだ

  窓の外ではクスノキの
  梢が風に…ちょっと待て

さすがに少し
しつこくないか?
書きながら
白ご飯は自問する

  窓の外ではクスノキの
  梢が風に揺れていた

編集・削除(編集済: 2022年06月16日 17:00)

BPM125  佐々木茂雄

鳴りやまない、鳴りやまない、鳴りやまない
貴方の匂いが香る新鮮な猫の皮を被り
わたしはジッと、貴方を見つめている
自然と擬態し、喉を潰し、植物になる
時折貴方と目が合い背徳感のあまり涎が滴るのです

足りない、足りない、足りない、
無知な貴方は少しずつ異変に気づき
わたしはニヤッと、影から貴方を見つめる
神経による暴動、指で抉って、抑えつける
時折貴方を蝋人形にする妄想をし幸福感に包まれるのです

切り刻み、切り刻み、切り刻み、
ケーキのような貴方を丁寧に包装し
わたしはアッと、高い声がでる
不安を押し殺し、狂った眼球を、正常に戻す
時折ウジが湧いた古びた猫の皮を見つめ顔が火照るのです

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井嶋りゅう様

「私を引き留めた一つの言葉」に評をありがとうございました。
欲張りでしたね。伝えたいことは短い言葉で!ということを思い出しました。
「タンパク質」のところ、「大切な詩」と言っていただけたことはとっても嬉しかったですが、
気が逸れてしまっては元も子もないですね。
最後までよそ見をしないで読んでいただける詩を書けるようにならなければ!
今回もありがとうございました。

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風と父と  秋冬

風に
背中を押され
歩く朝

父を
感じる

幼稚園
小学校
転校した小学校

いつも
門の前で
立ち竦んだ

手をつなぎ
みんなが
追い越していくのを
二人で見送り

 さぁ 行っておいで

手を離した父が
私の背中を
優しく押す

きっかけは
手を握る力か
あるいは
手の平の汗か

まるで
風に
背中を押されたように
前へ進めるのだ

父は
私を良く見て
心から理解してくれた

中学校
高校
大学
そして入社
転々とした会社

私はひとり
立ち竦み
父の声と手を
背中に感じて
前に進んだ


息子達は
手がかからなかったから
私の出番は
なかった


定年が近づいても
時折
立ち竦む日がある

そんな日は
決まって
優しい風が
吹くのだ

亡くなった父は
呆れているだろうが
風になって
背中を押してくれる


まもなく
父の人生を
超える

そろそろ
ひとり立ち
しなければ


今朝も
背中に風を
感じながら
出社した

父の人生を
超えても
父は超えられそうにない

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井嶋りゅう様、評のお礼です。  

井嶋りゅう様、「春告鳥」に評をいただきありがとうございました。
もう見事に見透かされてしまいました。最後の3行、入れるかどうしようかかなり悩みました。まず悩むという時点で駄目なんでしょうけど。やっぱり余韻は大切ですね。ちなみに鳥の姿は、読む人も一緒になって探せると良いかなあと思ってたのですが、やはり何処かにその存在を匂わせた方が効果的ですね。最後の3行をもっと前に移動させることにします。元々姿を見せない鳴き声だけの鳥ですし。
こうしていろいろ手直ししてると他にも気になる点が出て来ました。ちょっと気に入ってる題材なので、もう一回推敲してみます。ご指摘ありがとうございました。またいずれよろしくお願いいたします。

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ネットの中の創作者 プラネタリウム

電子の海を漂えば
実態のない僕が溺れて潔く沈んでく
この感情はどう吐き出せば"正"になる?
どう諦めたら僕の指先は"生"になる?

蜃気楼に隠した本音は近づく程に薄れるのに
それに縋って頼って馬鹿みたいだ

今日、僕は人を殺しました
この胸の中で暴れるウザイ奴を刺しました
それでもアイツは赤い液体で僕を汚しました
茶番に付き合うのが嫌になったのでした

秒針を折っても音が消えない
分針を砕いても苛立ちが消えない
時針を切り裂いても焦燥が消えない
いい加減、もうウンザリなんだ

感情の数と言葉の数の不平等
掴めない自分自身が一番嫌い
空っぽのくせにそうじゃないフリも下手で
歯軋りする度すり減っていく
言葉が、感情が、夢が、期待が
灰になっていく、灰になっていく

灰に、なっていく

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井嶋様、御礼  秋冬

井嶋さん、おはようございます。
この度も温かな言葉を頂き、ありがとうございます。

先月、Kazu.さんに読んでもらおうと思っていたのですが、直前に違う詩が書けたので一か月寝かせて、少し手直しして投稿させて頂きました。教会のことは無知なもので、評を読みながら、なるほどと頷いております。テレビで「傾聴ボランティア」という特集を見て、僕も誰かに聴いて欲しいと思いながら書いてみました。

引き続き、よろしくお願いします。

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井嶋様、評のお礼。 プラネタリウム

お忙しい中、拙作へ貴重なご意見ありがとうございました。

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