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詩に意欲的に取り組みたい方や、詩をある程度の期間書いておられる方、
また、詩人に向け成長を目指したいという方もこの掲示板をご利用下さい。
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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
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なお「MY DEAR投稿掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
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どうぞご希望に応じて、各掲示板をご利用下さい!!!

編集・削除(編集済: 2026年05月30日 02:08)

鐘  aristotles200

古い時計塔の鐘が
鳴り響く
時刻は12時34分

クロノスの石像の上にある
時計塔は
毎正時に鳴ることがない

一日中、沈黙する日もあれば
狂ったかのように鳴る日もある

誰も苦情は言わない
この辺りに
鉄道の駅ができてから
こうらしい

革命の混乱の中で
公国から
密かに持ち込まれたとか

石像と
時計塔は
聖域に封じられていたとか

鐘が鳴り響いている

石像と目が合う
閉じていたはずの両目が
赤い光を放っている
吸い込まれるような感覚

鐘の音が止まった

無音

息を呑むような静けさ

何かが
起きている
腕時計を見る
秒針が止まっている

時計塔を見ると
周囲の
動きが止まっている

片足を上げたままの人
会話中で開いたままの口
全員が
マネキンのように動かない
空を見ると
鳩が止まっている

自分だけが
動いている

クロノスの石像を見る
目は
閉じられている

戻れない

起こさないと

像に登り
鐘を
拳で叩く

くぐもった鐘の音がする
向こうは
鳴っている

ボーン、ボーン、ボーン

拳を血まみれにして
叩き続ける

   ✳

石像の上にある
時計塔は
砂時計に変わり
砂は
すべて落ちている

もう
戻れない

やがて
くぐもった鐘の音も
鳴り止んだ

沈黙が
世界を包み込む

永遠に

編集・削除(編集済: 2026年08月28日 17:13)

一枚 トキ・ケッコウ

太陽の消しゴムで
闇を消していこう
一日に一度だけ
許された想像なのだから
毎日のわたしはその度に
新しくなる
月の鉛筆で
闇を書いていこう
一日中に何度でも
許された問題だから
今日のわたしはきのうよりも
生まれ変わる

月日が経つほどに
わたしの中の時計はズレてゆく
そうしてわたしの消しゴムと鉛筆は
小さくなってゆく

今度生まれ変わったら
わたしはまたわたしになろうと思う
消しゴムと鉛筆を捨てて
そのわたしが一枚
空の向こうで
ひらひらと揺れている

編集・削除(未編集)

時の観覧車  虹乃衣里絵

夏から秋の過渡期
何かしら 忘れ物をしていると
錯覚するのは 何故だろう

毎年のように思うのだ
去り行く夏を惜しむ訳でも
縋りたい訳でもないのに

然し 少しの寂しさがあり
半袖の服が 心地良くて
自分で思うより ずっと
夏を恋うる事に驚く

灼熱の太陽も 咲き誇る向日葵も
何処かへ行ってしまう
残暑も 心做しか緩んでいる

秋がやって来る
誰でも分かる事なのに
愁いを連れて来るような
気持ちになるのは何故

多分 静かに過ごしてしまったから
イベントを楽しむ事もなく
季節の移ろいに抗いもせず
時の観覧車に乗り込んだから

観覧車は 一巡して
来年また 夏が訪れる
そうすれば 分かるかもしれない
本当に忘れ物をしたのかと

編集・削除(編集済: 2026年08月27日 22:50)

荻座様 お礼です 上原有栖

今回も丁寧な感想と評をありがとうございます。
イメージではおっしゃる通り、歴史小説や時代物を考えて書いてみました。
主人公を「歴史に残らない一人」として描いたので、感想のように感情移入できる背景が少し不足している点は改善点ですね。
もう一つ二つ、主人公の背景となる事柄を詩行に差し込むことで更にこの詩を輝かせる事ができるかもしれません。
とても美しく読みやすい作品と言って頂けたのがとても嬉しいです!
また投稿いたしますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

誰かのいない夏  三津山破依

一、朝顔

過ごせるくらいの優しい陽射し。
いつも、早起きする。
太陽は寝ぼけ眼で、そろそろ起きる。
朝顔が、赤、青、紫に小さく揺れる。

 おはようございます

つるが棒にくるくると図々しくも伸び、
水を求めて口をあける。

まだ眠い。でも、会いに行く。
車に乗り、音楽を流す。
ドラムがどこどこ響く。
ギターがテケテケ遊ぶ。


二、夕顔

車を停めた。
助手席には仔猫。
エフエムラヂオからは
知らないフォークソングが聴こえる。
あ、こんな時に。

このあと、どうしようか。
手を握ろうと、左手を伸ばしても
肉球には触らせてもくれない。

にゃお、とそっぽを向く。
いつも、そうだ。ボクは顔を見る。
そのまま知らぬふりして、
ラヂオのチャンネルを変える。
野球中継のアナウンサーは
逆転ホームランをさけぶ。

 サヨナラ

君が野球を好きだなんて知らなかった。
茶色の長い髪が助手席に残る。
窓の外
暗い中、白い花が浮かぶ。


三、昼顔

火照りきったボンネットの上で
目玉焼きでも焼こうかと、
ポケットをまさぐる。
夏も終わろうとしているのに。
どうやら忘れたようだ。

ガソリンを燃やして車内を冷やす。
ペットボトルのお茶は
半分くらいでぬるくなる。
滴る汗を止めようと、空を見上げる。

 ひこうき雲を見つけた

流れる風を追いかけて、
道端に咲く花を見る。
薄ピンクに開く。
車内はまだまだ暑い。
スマートフォンから音楽を流した。
なぜか、知った曲ばかり。

編集・削除(未編集)

青島江里様へ 評価の御礼

評価をありがとうございます。
世知辛い世の中でも、人は一生懸命なのだということを自身も含め感じ、心の余裕を少しでも持ちたいという思いからこの詩を書きました。
メッセージ性がある。と書いていただき、そして、そう受け取ってもらいありがとうございます。

編集・削除(未編集)

三浦 様への御礼  竹中ゆうすけ

三浦志郎 様

このたびは、拙作「菜食放免」をご丁寧にお読みくださり、またご感想までお寄せくださりまして、誠にありがとうございました。

お返事が遅くなりまして申し訳ありません ──── 心身の調子がなかなか優れず、しばらく創作から離れていました。

今回「評不要」として投稿しましたのは、作品をご評価いただくことにまだ慣れていないためで、加えて、こちらへ投稿するたび自分の作風が場に馴染むだろうかという不安を覚えるためです。それでも作品に目を留めてくださり、こうしてご感想をいただけましたことに、大変有り難く思っています。

私事ですが、現在、宗教上の理由から、菜食に取り組んでいます。それまでは肉や魚、卵などをよく食べていましたので、当初は「何を食べれば良いのか」と戸惑いました。が、もともと納豆が好きでしたので、いわゆる「畑の肉」とも呼ばれる豆類に目を向けましたところ、その種類の豊富さに驚きました。さらに、それぞれに適した処理・調理法があると知り, 「いっそ備忘録のような形で詩にして覚えられないか」と思い付いたことが、本作を書き始めたきっかけです。馴染みのない豆について調べながら読んでくださったとのことですが、私自身も学びながら書いた作品でしたので嬉しく感じました。

また, 「豆」から個人→ 集団→ 社会→ 世界へと解釈を広げる可能性についてのお言葉も、興味深く拝読しました。思い至らなかった視点であり、今後の創作で心に留めておきたい見方です。

そして、前作「じゃがいも」だけでなく, noteに掲載している過去作までご覧くださったことにも感謝します。noteには、かつて大学ノートなどに書き溜めていた作品も順にアップしてきました。読み返しながら写していて恥ずかしさを覚えつつも, 「こんなのも書いていたのか」と自作ながら再発見することがあります。
現在は、段階的に全作を見直していっている最中で、いつか詩集としてまとめられたら最高だなと考えています。

拙作に温かなご感想をお寄せくださったことに改めて感謝します、誠にありがとうございました。

竹中ゆうすけ

編集・削除(編集済: 2026年08月26日 01:47)

水無川 様への御礼  竹中ゆうすけ

水無川 渉 様

このたびは、拙作「じゃがいも」をご丁寧にお読みくださり、また、佳作とのご評価ならびに細やかなご講評をくださりまして、誠にありがとうございました。

お礼が遅くなりましたことについてお詫びします、申し訳ありません ──── 心身の調子がなかなか優れず、しばらく創作から離れていました。

本作は、土中で育ったじゃがいもが、人間の都合で掘り出されていくのを、不憫に感じたことから書き始めました。前半における諸表現は、そうした想いを込めたものです。
その後人間の身体の一部となって新たに命に継がれていく、という流れを, 「いのちの大いなる循環」と読み取ってくださったことを嬉しく思います。
このほか、終盤で表した春の「陽」にも触れてくださったことに恐縮します。太陽の光が命を育むことへの畏敬の念が、作中に自然と入り込んだものと思います。

(末尾の句点についてのご指摘もありがとうございます。私には句点によって世界が閉じられてしまうと感じることがあり、普段はあまり用いません。本作においても、その感覚から最後には置きませんでしたが、全体の統一を考えれば、やはり句点を置いた方が良い、とのご指摘には大いに納得しました。)

前回に引きつづき、作品をご丁寧に受け取ってくださったことに、改めて、心より感謝します。心に響くご講評を、誠にありがとうございました。

竹中ゆうすけ

編集・削除(編集済: 2026年08月26日 01:23)

荻座利守様 お礼  ゆづは

この度も、拙作『クサヒバリの鳴く夜に』に丁寧なご講評をいただき、ありがとうございます。
「幻想的でとても美しい」と言ってくださったこと、子どもの頃の主観的な夜の長さや仄暗い感覚まで深く読み解いてもらえたことを、何よりうれしく思います。
あたたかいお言葉を胸に、今後も詩作を続けてまいります。

編集・削除(編集済: 2026年08月25日 17:50)

御礼 荻座利守様  aristotles200

荻座利守様
拙作「影」にご感想とご講評をいただき、ありがとうございます。
佳作一歩前とのこと、精進します。

本作、終末を迎えた世界で、人間の影が動き回る光景が浮かび、言葉にしました。
終わった世界ですので、影は影で終わります。
緑色のガラスは、終末兵器の落ちた地面に残るそうで、人間の愚かさを象徴しています。

表現の工夫や、内容を捻ることもなく、イメージのまま、淡々と終わらせました。
ご指摘のところ、省みて次作に活かします。
最終連、推敲のケアレスミスです。
気づかずに投稿してしまうとは、全く、まだまだです。反省します。

今回も、深く作品を読み解いていただき感謝します。
次回も宜しくお願いします。

編集・削除(編集済: 2026年08月25日 17:05)
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