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★★ << 2つの掲示板のご案内 >> ★★

◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)

なお「MY DEAR掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
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編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

評遅れのお詫び  水無川 渉

8/26~28投稿分の評ですが、諸事情により遅くなります。先月に引き続きご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、よろしくご了承ください。

お待ちの評者の方がいらっしゃいましたら、お先にお願いします。

編集・削除(未編集)

お叱り  社不

欲しいのは 後ろ向きで歩くコツさ
流されるのは 楽だからつまらない
俺は黒い目より白い目を信じる
そして母さんに叱られる

砂漠では 電柱を探す
(電線のないような)
(それは電柱か?)
俺は線より点を信じる
そして先生に叱られる

いつもの三宮の空 学校には行きたくない
俺は卒業より入学を信じる
そして父さんに叱られる

俺はまた旅に出る
広すぎる世界のどこかで
後ろ向きで歩く俺を見かけたら
誰か叱ってくれないか

編集・削除(編集済: 2025年09月10日 22:05)

滝本様へ 評のお礼です 喜太郎

今回も読んで頂き誠にありがとうございます。ご感想の通り、リズム的な文章の流れ、これから良く考えて参考にしながら創作していきます。アドバイス、本当にありがとうございます。

編集・削除(未編集)

夏生様へ 評のお礼です 喜太郎

今回も読んで頂き、ご感想等、誠に有難う御座います。ただ、ただ嬉しくご感想を読ませていただきました。これからの創作の意欲に繋がりました。ありがとうございます。

編集・削除(未編集)

トンボ  喜太郎

トンボが死んでいた
九月だと言うのに 暑さは厳しくて
きっと暑さに耐えられなかったのだろう
そう勝手に判断して納得して
手のひらに載せた
歩道脇の植え込みに小さな穴を掘り
トンボを埋めた
驚いたろう?この暑さに
陽の長さは秋の気配なのにね
日差しの暑さは夏のままだ
秋の空を飛び回りたかったのかな
この都会じゃ それも寂しいな
植え込みの土もカラカラで
手に残る土を立ち上がりながら払い落とす
誰も彼もが何かを背負って
誰も彼もが何かを落として生きている
季節の移り変わりも時差のようにズレてすれ違い
衣替えもいつになる事やらと考えている
そんな自分もトンボの死を軽く見ている
可哀想だから?ほっとけば良いのに
なぜ墓穴を掘ったのだろう?
きっと自分も この季節感の無さの暑さに
まったく持って関係のない寂しさを感じたからなのだろう
自分の心と体の感覚も 全くズレている
爪の中のわずかな土も
帰宅後の入浴できれいに洗い流すのだろう
今日の記憶もいつかは忘れるのだろう
ただ それだけのことだから

編集・削除(編集済: 2025年09月10日 06:46)

まきびとひつじを  松本福広

いつも日曜日には
お母さんと きょうかいに
ぼくしさんのお話は
むずかしくて分からない。
それでも きょうかいにいくのは
そこにある絵本が好きだから。

まよなかの丘
ひつじさんがたくさんいる中で
あかちゃんが生まれたことを祝うひとびと
ほしあかり
つきあかり
またたきは どこまでもやさしい

のえる のえる のえる
たんじょうびおめでとう
みんなは
生まれてきた子に
なんて言葉をかけたのだろう?

お母さんに聞いてみた
名前を呼んだよ
あなたの名前を
まずは教えてあげようと思っていたから
一生のあなたの名前

お母さんは
生まれてきた時に
どんなことばをかけられたの?

生まれてきてくれて
ありがとう
だったかな?
わたしも同じことを思って
あなたから見て
おばあちゃんに聞いてみたんだよ。

はじめてのことば
わたしの
うまれて はじめて
おぼえたことばは
名前だったのかな?

きょうかいのえほん
かみさまは こどもに
どんなことばをかけたのだろう?
こどもたちは どんなことばを
さいしょにおぼえたのだろう?

はじめてのことばの
ひとつずつ
ひともじを
たいせつな りんごのように

おめでとうの
ことばをおくりあう
のえる のえる のえる


※補足※
ノエル。本来はクリスマスを意味する言葉ですが、イエスの誕生日。ここでは「誕生」の意味合いを強く意識しています。
宗教色が感じられると思いますが、趣旨としては誕生を祝う人を描いたつもりです。

編集・削除(未編集)

決断  静間安夫

 ジャーナリストとして激動の世界情勢を取材するために、ヨーロ
ッパ・中東で海外生活を続けて、すでに四十年近い歳月が流れた。
振り返って最も印象に残ったのは、テロの脅威が文字通り日常生活
と背中合わせになった地域での、恐怖と緊迫感である。
 たとえば、東西ドイツが統一して数年後、ネオナチによるトルコ
系移民の襲撃事件が頻発したころ、ベルリンに滞在する機会があっ
た。新聞・テレビを通じて、極右過激派に関するニュースが盛んに
報道されているにもかかわらず、街路や地下鉄で見かけるトルコ人
女性の衣装が、以前にもまして伝統的な雰囲気を漂わすようになっ
たことに驚いた記憶がある。自分たちが標的になっているのは重々
承知の上で、むしろそれゆえにイスラム教徒であることをより明ら
かに周囲に示そうとする意思が感じられた。黒のヒジャブを纏った
彼女たちの、遥か彼方を見つめるような透明な眼差しが印象的だっ
た。それは、地上の価値より天上の価値を追い求める姿であった。
 このように、テロが日常的に繰り返される地域に住む人々にとっ
て、危機的な状況に対していかなる態度をとるかが、自らの思想信
条の試金石となっているのだ。この点、我々日本人にとって、テロ
は未だに非人格的な天災であるのかもしれない。
 最近評判になった、ドイツのある有名作家の戯曲でも、こうした
決断がテーマとなっている。スタジアムの観客七万人を救うため、
乗っ取られた旅客機を撃墜してスタジアム突入を防いだものの、引
き換えに旅客機の一六四人の乗客を死亡させた空軍少佐の、まさに
個人としての決断だ。
 憲法と裁判所が、テロリストによって引き起こされる可能性のあ
る事態に対して、あらかじめ指針を与えなかった結果、重大な判断
を一身に負わされることになった空軍パイロットの姿は、従来の法
律や道徳に答えが見出せない現実に直面して、ひとりひとりが行動
を決定しなければならない時代に入ったことを示している。
 この戯曲は、テロに立ち向かう側の視点から、一種の思考実験を
試みたものだ。これに対して、以下に要約を述べるのは、わたしが
中東地域で取材したエピソードの一つであり、テロの加害者を巡る
複雑な現実を浮き彫りにしている。

―あの出来事が起きたのは、アキフが十二歳のとき。コーランの勉
強より理科が好きだったアキフは、学校から帰ると釣りに行ったり
両親を手伝って家畜の世話をしたりして、イラク東部の農村で平穏
な日々を送っていた。一つ年上の兄セリムは、羊や牛を見ても尻込
みするような臆病な子供だった。
 兄弟の姉で十六歳になるエメルが翌春に挙式を控えた冬の夜のこ
と、戦闘服に身を固め、長い髭をたくわえた二十人ほどの男たちが
村にやって来る。白黒の旗を掲げた彼らは、親から子を引き離して
トラックに載せ連れ去った。抵抗したものは撃たれ、泣いて懇願し
たアキフの両親の生死も明らかでない。
 酷寒の中、一昼夜荒野を移動して到着した町は、当時テロリスト
たちの支配下にあり、イラクの国中から誘拐した八歳から十六歳の
子どもたちを、男女別々に監禁していた。ここで、アキフとセリム
は、学校のコーランの授業では習ったことがない過激な内容の章句
を一言一句暗唱させられ、爆弾の作り方、凶器の扱い方に至るまで
ナイフを手にしたイマーム(指導者)に訓練される。しくじれば意
識を失うまで鞭打たれた。エメルの姿はたった一度遠くから見かけ
ただけだった。
 こうして春が過ぎ、夏も八月の中旬にさしかかったある日、兄弟
はイラク北部の都市まで連れて行かれる。数日に亘る入念な下準備
の後、日曜日の夕刻、二人はTシャツの下にダイナマイトを隠し持
ち、クルド人の会衆が多く集まる二箇所のモスクに、それぞれ突入
して自爆するように命じられる。もし途中で逃げ出すようなことが
あれば、姉の命はないと脅されていた。アキフは、華奢な身体に不
釣り合いに大きいTシャツを着ていることを不審に思った警官に犯
行の直前に拘束される。一方、セリムはほぼ同時刻に自爆し、雷の
ような大音響が街中に轟いた。
 監獄に送られたアキフは、解離性障害の症状を呈したため、ひと
りの医師が、絵を描かせながら本人の記憶を回復させた。その絵に
は幸福だった故郷での日々を連想させる様々な動物たちが登場する
一方、テロリストたちによる冷酷な訓練の実態を暗示する表象がた
びたび現れる。それらから、殺人の「教材」に如何に非人道的なも
のが使われていたかが明らかになっていく。
 ところが、テロリストの洗脳は成功しなかった。通行人が偶然撮
影したビデオに、アキフがモスクに入ろうとして入れず、結局そこ
から人気のない通りまで走り去った一部始終が映っていたからであ
る。加えてセリムが自爆した場所も、モスクではなかった。つまり
兄の方にも、被害をできるだけ少なくしようと試みたあとが窺える
のだ―
 
 おそらく兄弟は、最後の瞬間まで、姉の命と多くの人々の命とい
ずれを選ぶか、計り知れない重圧に苦しんだことだろう。それが、
まだ幼いアキフに精神の平衡を失わせた最も大きな原因であると思
われる。苛酷な決断を強いられた子供たちの姿こそ、テロが日常と
化した世界の悲劇を象徴している。
 エメルの消息は今なお不明のままである。(了)

編集・削除(編集済: 2025年09月08日 17:08)

さち  じじいじじい

「あそぼうよ まだあかるいよ」
ふりむくと どこのこだろう?
みたことないこがいる

ふるいふくをきたおんなのこ
バアバのちいさいときのしゃしんみたい
ふるいしゃしんからとびでたみたい

そのこはわたしたちとおなじ9さいといった
でもなんかちいさいんだ やせているんだ
なまえはサッちゃんといった
サッちゃんのひだりホッペにきりきずがある

かくれんぼ おえかき いろいろあそんだ
「もうくらくなるからかえるね」といったら
かなしそうなかおした
サッちゃんに「バイバイ」といったら
さみしそうに「さよなら」といわれた
そしてスーッときえた なんだったんだろう

おともだちとわたしはふしぎにおもった
いえにかえってママにサッちゃんのおはなしを
したらママはなきだした

ママはバアバのアルバムをもってきて
バアバのちいさいときのしゃしんをゆびさした
そこにはサッちゃんがうつっていた
ひだりホッペにキズあるサッちゃんはバアバだった 「バアバだ!」わたしはなみだあふれた

バアバがあそびにきてくれたんだ
わたしはしゃしんのバアバをみながらいった
「サッちゃん ありがとう」
しゃしんのバアバはわらってくれた

ママがバアバななまえは「さち」とおしえてくれた

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重ねる    晶子

私はあなたになれないし
なりたくもない
だけど
あなたじゃないから
手を重ねられた幸せ

同じ時間
同じ場所に立つ
あなたはいない
あなたを思う
私がいる


私の手を
あなたに重ねることは出来ない
だから
私の手を私の手に重ねて
あなたを思っている

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飛行機  相野零次

最近ひどく疲れている。人生っていう難しいゲームに一人で立ち向かっていると、ときどき死にたくなるほど辛くなる。
そんなときにいつでも話せる仲間がいればいいのに、今の僕には見当たらない、いや、見逃しているだけかもしれない。
どちらにしろ、僕は一人だ。
飛行機が空から落ちてきて誰かを助けなければいけないとき、僕は誰を助けるだろう。パイロット? キャビンアテンダント? 乗客の誰か? 誰を助けるにしろ、僕は打算するだろう。誰を助ければ自分が一番得をするのか、後で有利になるのか、眼の前の混乱を遠くから見ながらそう考えるだろう。そう、僕は冷たい情のない人間なのだ。
それにしても疲れる。いっそのこと死んでしまえば楽になれるかもしれない。
そうだ、誰も助けなければいいのだ。自分のことすらも。でもきっと正義感とエネルギーに満ちた誰かが助けてくれるのだろう。
そのとき僕は、「ああ、助けてくれなくてよかったのに」と心の底で思いながら、表面上は「ああ、助けてくれてありがとうございます」と涙を流しながら喜ぶのだろう。僕は最低な人間です。

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