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編集・削除(編集済: 2026年05月30日 02:08)

雨音様 お礼です  石川ぼうず

ご丁寧で心のこもった講評をありがとうございました。

タイトルから物語の流れ、そして最後の一行まで丁寧に読み込んでいただき、とても嬉しく思いました。特に、主人公が少しずつカエルの置物に依存していく過程や、「世界は何事もなく回っていた」という結びの意図を受け取っていただけたことは、大きな励みになります。

また、置物が壊れた場面での主人公の絶望感についてのご提案も、大変参考になりました。物語の緩急や余韻をより深めるための視点として、今後の推敲や創作に生かしていきたいと思います。

ご自身の体験も重ねながら読んでくださったことにも感謝いたします。

温かいご感想と励みになる評価を、本当にありがとうございました。
暑い日が続きます。お身体をご自愛ください。

編集・削除(未編集)

評ですね。7月3日〜6日ご投稿分  雨音

「フィグ」上原有栖さん
有栖さん、暑中お見舞い申し上げます。
フィグって素敵なタイトルですね。これが無花果として作品の中に反映されていることもひねりがあって良いと思います。こちら佳作です。
この作品は、食事の時間を通して恋の始まりを重ねて描いているところが、とても印象的でした。無花果やムール貝、蝋燭の灯など、一つひとつの情景が丁寧に選ばれていて、落ち着いた大人の雰囲気が感じられます。最後の「さっきの無花果みたいに/柔らかく熟した/甘い恋の夜」という締めくくりも、作品全体をやさしくまとめていて素敵でした。
ひとつだけ提案するとすれば、「青い蕊を優しく包むのは/橙色の花弁だね」の比喩が美しく、これはろうそくの炎を見立てているのだと思いました。青い蕊の表現はとても美しいので、そのまま生かしつつ、その前にろうそくの炎だとわかるような描写をほんの少し加えると、読者にも見立てが伝わりやすくなるかもしれません。そうすると、その後の「蕾」や最後の恋のイメージへも、より自然につながっていくように感じました。

「カエルの置物」石川ぼうずさん
石川さん、暑中お見舞い申し上げます。
とても楽しく読ませていただきました。まず、タイトルが秀逸ですね。興味を引かれます。最初は「不思議な幸運の話かな」と思って読み進めていたのですが、いつの間にか主人公がカエルに心を支配されていく様子に引き込まれました。「こういうことってあるよな」という身近さ、そして何ともいえないおかしみがありつつ、どんどん依存していく姿が印象的でした。最後の「世界は何事もなく回っていた」という一行がとても効いていて、思わず「そういうことか」と納得する余韻がありました。
ひとつだけ提案するとすれば、幸運が続き、カエル様への依存が深まったあと、置物が壊れる場面で一気に物語が動きます。その瞬間の主人公の絶望感がもう少しだけ描かれると、その後の「世界は何事もなく回っていた」とのギャップがさらに際立つように思いました。
実は私にも似たような経験があります。結局は本人が頑張っていただけなんですよね。カエル様は、それを見守ってくれていただけなのかもしれない……そんなことまで考えさせられる作品でした。佳作一歩手前です。


*番外感想
「歴詩奇譚「三成二人」第二章」三浦志郎さん
三浦さん、まずは暑中お見舞い申し上げます。評なしで、と言うことでしたが、ささやかな感想をお届けします。
実は私は歴史の知識(というか物覚え)にあまり自信がありません。それでも人物の心の動きが伝わってきて、興味深く読むことができました。吉継が感じた小さな違和感や、弟が「影」として生きる覚悟には、それぞれの人物の思いがよく表れていて、とても惹かれました。最後は秀吉の死によって時代が大きく動いていく様子が描かれ、歴史の流れの大きさも感じられました。歴史って神秘的ですね。「歴詩奇譚」という呼び方も、とても味わいがありますね。

:::::
暑中お見舞い申し上げます。
夏は体調管理が難しいですね。皆様どうぞお健やかにお過ごしくださいね。
ところで、スイカの絵文字は日本では夏を象徴しますが、実はパレスチナの象徴でもあります。スイカを食べるたびに、スイカの絵文字を使うたびに、平和を祈っております。

(*諸事情により、英国にいる雨音さんから受けたメールを島が代理投稿しております)

編集・削除(未編集)

水無川 渉さま 評のお礼です  相野零次

水無川渉さま 評ありがとうございます
あらためて自分で読んでみて
マラソンよりも聖火ランナーに
したほうが良かったかなあと思いました。

編集・削除(未編集)

歴詩奇譚「三成二人」第四章 三浦志郎

〇 関ケ原
   
  石田三成ら西軍が挙兵すると、徳川家康は上杉征伐を止め反転、豊臣大名をそのまま連れ西進した(東軍)。 両軍は岐阜・大垣等
  で戦いつつ関ヶ原で決戦を迎える。関ケ原合戦当日の布陣図を見ると、西軍が完璧なほどに東軍を包囲している。
  歴史に「If」はないのを承知で書くと、この地図通り戦が推移すれば、家康は討死にし江戸幕府は開かれず、歴史は全く違った
  ものになっていた可能性もあった。結果は東軍が勝った。家康は西軍の多くを調略し、静観・不戦・裏切りの密約を取り付けてい
  た。結果、西軍は実数の半分しか戦っていない。このあたりに三成の、戦略家、戦術家、人間としての痛点、限界があったのかも
  しれない。ともかく関ヶ原はわずか一日で終わった。歴史一日の紙一重だった。


美濃 関ケ原 天下分け目
東西両軍約二十万 互角の戦い いやむしろ西軍優勢
そんな時に不幸は起こった
日和見をしていた小早川金吾中納言秀秋 突然の裏切り
攻勢で隊列の伸び切った大谷吉継の軍勢に襲いかかった
影響はたちまち現れた
結果 各陣 逃走あるいは崩壊
西軍 敗北
石田陣 ここも早晩 敵で蹂躙されるだろう
三成は先陣の島 左近の許まで駆けた
そこに弟・三成もいる 三人で合議しあり
その後 三成は舞 兵庫を伴い大谷陣に向かった
残った二人が拝跪して送り出す
痛恨の極み
それぞれ袂別(べいべつ)があったらしい


  大谷刑部吉継、その戦いぶりは悲痛であった。病み衰え鎧をつけられず馬にも乗れない。
  業病で崩れた顔を白布で覆い輿に乗り四人の武者に担がせた。失明の為、側近に戦況を聞きながら下知していた。その姿には鬼気
  迫るものがあった。彼の名将の所以は小早川のもしもの裏切りに備え、あらかじめ別勢を控置させていた事だった。その部隊が小
  早川を二度押し返している。   


「三成 来たか 今日は“どちらの”おぬしだ?(笑) 」
「刑部 幸い おぬしがかつて存じよりの三成だ!」
「さてこそ 安堵した」
「戦は負けだ かねての約定通り 死出の誘いに参ったぞ」
「弟のほうはどうした?」
「落ちるよう命じた 再起を図らせる」
「それがよかろう さて そろそろだ」
「この戦 義戦として後の世にも語られるであろう それでよい」
「五助 首は穴を掘って埋めろ 敵に渡すな」


  三成・吉継共に直垂のみの胸元をくつろげる。凄まじい気合いと共に刺し違えた。
  三成を舞 兵庫が、吉継を湯浅五助が、それぞれ介錯した。両名は首を山中深く埋め、
  主君の後を追い自害して果てた。


〇 左近

  二番家老の蒲生備中は島 左近と共に常に先陣を担っていたが、東軍・織田有楽斎の軍と戦い討死していた。
  すでに両翼の一角が崩れていた。
  石田家が戦に赴く時、弟・三成は必ず島 左近の手に属した。今日もそうだった。
  その時、弟は兜に必ず頬当(覆面)を付け顔を隠した。士卒たちはいつもの*陣借り牢人と思い不審には思わなかった。敗戦と決
  まり兄は自害した。今はその死を嘆いている暇はない。彼は初めて頬当(覆面)を取り顔を晒した。兄の遺志を継ぐのだ!


                            *陣借り牢人……牢人の武士が他家の陣を借り
                                    武功を挙げることにより仕官の道を目指すもの。
                                    現在のフリーランスの「就職活動」のようなもの。


左近 言う 
世間話でもするようにー
「蒲生も討たれました すでに負けでござるな」
“一人になった”三成に振り返る
「落ちられよ 兄・三成様の これは遺言です 
大坂で再起を図られよ 源頼朝公の吉例もあり」


  弟・三成は常に兄の影として裏の世界に生きて来た。影の任を解かれ、今晴れて真の石田三成として光の中に立ったのだ。
  しかしその途端、今までの平穏は奪われ、敗残の石田家、傾き始めた豊臣家を背負わされるとは一体どういうことであろう!?


左近 思う
(不幸なお人だ 弟君……)

「左近 今まで世話になった!」
涙とともに
三成 一声 “左利きで”馬にまたがり駆け去った

(さて 殿を落とし参らせー)
左近 己の務めは全て果たした
あとは武名で世に知られた
“島 左近”の最期を飾るためだけにある
士卒に告げた
「今から 老賊 家康の首を獲りに出かける わしと共に死を望む者  前に出でよ」
皆 賛同でどよめき あまねくつき従う
左近 破顔一笑 
「よし よし いよいよ わが配下 死が好みと見ゆる!」
即座に許した
「続け!何も難しいことは言わん 家康の首ひとつ獲ればよい!」
異様な軍団が動き出した

その後の
島 左近の行方 生死は  
誰も知らない


*               *               *

評なしで。 つづく。 次回は最終回、7/24。

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火の鳥  上原有栖

全てを喪った夜があった
世界から色が抜け落ちていった
空も地面も家々も
見つめる自分の掌さえも
灰を被ったようにみすぼらしかった

私はあてもなく歩いた
悲しかったからではない
この場所には未練があったのだが
ひとところに留まって居られなかったのだ

道を進み 坂を登って
ひび割れたトンネルを抜けた
見えてきたのは灰色の丘
色素の無い葉がさらさらと揺れていた

なだらかな斜面には
一本の枯れ木が生えていて
枝に火の鳥が止まっていた
世界は色を忘れてしまっていたから
翼に輝く飾り羽根も白黒だったが
紛れも無くそこには火の鳥がいた

甲高い鳴き声に魂が震えた
音が歌となって
冷えていた心を包んでいく
今までに貰ってきた愛情を思い出していた

鎮魂歌を聴きながら
次は此処に咲く花になりたい
そう願った私の意識は
細く 長く
糸のように伸び
最後は見えない線になって消えた

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御礼 水無川 渉様  aristotles200

水無川 渉様
拙作「ありがとう」にご講評とご感想をいただき、ありがとうございます。
佳作とのこと、精進します。

666と18連目のご指摘、感謝いたします。
数字に関しては推敲の失敗(ベタベタです)、18連目は推移が足らずです。今後に活かします。

入れ替わりもの、以前作った詩のアイデアを使いました。こういう詩は、作詩していて気晴らしになります。今後増やして行きます。

今回も深く読み解いていただき感謝いたします。
次回も宜しくお願いいたします。

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評のお礼 水無川様 トキ・ケッコウ

いつも拙作をお読みいただき、ありがとうございます。今回は「愛」という言葉を臆面もなくあえて使ってみることに挑戦し、ご指摘のようなストレートな表出となったように思います。それが詩として成立しているかについては甚だ心許ないのですが、いつものことながら私は出てくる(作ったではない)言葉を最優先させたい(完成度よりも)という趣向を持っており、今回はまさにそういう「蛮行」が功を奏したかもしれないなどと覚えております。重ねてありがとうございました。またよろしくお願いいたします。

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時をかける  三津山破依

※止める

ネクタイを緩めたのは、
金曜日のこと。
滅多に使わない
ギターケースの埃を払い、
冷えたビールに感謝。
俺は月曜日を考える。

画面の中のあの娘は
気持ち良いくらいにこんがりとして。

知り合いの知り合いから
久しぶりに名を聞く。

あれから、
会ったこともなくて。

※戻す

たぶん、あなたは振り向いた。
わたしは
汗を流して、日差しを浴びて、
走り過ぎた。

まだ髪は黒く、
紫外線と勝負していた頃。
胸元のリボンは赤かった。
オンチなので、声は響かない。
土を蹴るスピードは単調で。

あなたのイヤホンから溢れ出す音楽を
わたしは掻き集め、
グラウンドで駆けまわる。
たぶん、あなたは雲を見上げた。

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水無川 渉様  御礼  三津山破依

丁寧に読んでいただき、ありがとうございました。
夜と昼の対比や、「汗」が二つの章をつないでいる点など、自分でも意識していた部分を汲み取っていただけて嬉しかったです。
また、冒頭の時系列についてですが……。
一連目は回想シーンのつもりでした。ご指摘も大変参考になりました。読者により伝わる表現になるよう、今後に生かしていきたいと思います。難しい…。

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水無川様 御礼です  (星影 流)

水無川様へ
お忙しい中、また、暑い中拙作へのご感想をありがとうございました。
詩を編む事への自信を得る事ができました。また、丁寧な推敲の重要さを改めて知る事ができ、投稿して良かったと感じております。
改めまして、御礼申し上げます。
評者方々におかれましても、日々暑くなりゆく時候。どうぞお身体に気をつけて。
               (星影 流)

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