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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

死者へ  積 緋露雪

死んだものは全て自ら死んだことを認識してゐるのだらうか。
中には自ら死んだことを認識出来ずに
中有を彷徨ってゐる死者も少なからずゐると考へた方が
自然と思はざるを得ぬ。
しかし、それは少数派で
多数は自ら死んだことを認識してゐる筈だ。
死者が認識してゐるとは可笑しなことをいふと思ふものが
殆どだと思ふが
死んだものの多くは厳然と己の死を認識してゐる。
だから、甦りがないのだ。
甦りがないといふことは
殆どの死者は自ら死んだことを認識してゐると看做せると思ふ。
とはいへ、死んだものの魂魄は果たして地球に留まってゐるのであらうか。
死が、重力からの解放だと看做せれば
殆どの死者は死する時に
例へば星が死する時と同じやうに
激烈な爆風を発すると私は看做してゐて、
その爆風が一足飛びにこの宇宙の涯を飛び越えて
別の宇宙へと出立するものも少なくないと思ひたい。
此の宇宙しか此の世には存在しないとするUniverseに対して
此の宇宙は数多存在する宇宙の一つに過ぎぬといふ
Multiverseといふ考へ方も存在し、
そのいづれが正しいかは直ぐには答へが出せぬが、
死者はそんなことなど気にせずに
宇宙を超えて自在に飛び回ってゐるのだらう。
と、死後がそんなお気楽なところならば、
生者が次次と死するはずであるが、
生者を生者たらしめてゐるのは、
では、何であらうか。
この問ひが出た瞬間
私の思考は停止して
うんともすんともいはなくなる。
取り敢へずいへるのは
死んだものの死を無駄にしてはいけぬから
死者の思ひを慮って
その意思を繋ぐといふことしかいへぬが、
生者よりも圧倒的な数の死者を前に、
手を合はせる外ないのだ。

つまり、死者に手を合はせるために
生者は生きてゐるともいへる。
その死者は自ら発した死の爆風に乗って
宇宙を超えて自在の境にある。
輪廻転生といふ考へもあるが
それこそ、中有で迷った死者でしかなく、
重力からの解放も出来ぬ死者の成れの果てとしての
生き仏として崇めるか。

死は厳粛なものである。
それ故、死者はどんなものにせよ、愛ほしい。
死者よ、吾は手を合はせるしかない死者が愛ほしい。
でも今は吾は精一杯生きるのみ。
それが唯一、死者の弔ひに相応しい生者の姿勢なのだ。

編集・削除(未編集)

WATASI UMARERU

暗黒 宇宙 混沌 無明 流 止
浮かぶ
銀河
星々 きらめき
WATASI 悲しい
WATASI 去る時
永遠
見えない

見えるのは
白い帆
帆の先
一つの
印象
印章 

帆船の 帆印
新しい 国の 国旗
母校の エンブレム
WATASIの 知の ゆりかご
愛と光
懐かしい信条
過去は 静かに 沈み
死はない
しかしWATASI 成長する

さくら
散る
永遠は
見えない
探す

WATASI
宇宙の中に
銀河をとりまく星々の中に
永遠を探す
沈む ゆれる
静か
ゆれる ゆれる
ながれる
宇宙を永遠を
しかし 永遠は みえない

恥ずかしい
WATASI
宇宙に存在する
恥ずかしさ
形あるものの恥ずかしさ

沈む
沈む
再び 浮く
さみしいの WATASI
さみしいの
おかあさん
おかあさん
知らないの
悲しみ
もう行きたくないの
宇宙
しずむ しずむ
うちゅう
浮き上がる ながれる
WATASI

UMARERU

編集・削除(編集済: 2023年06月13日 00:54)

闇夜だ  江里川 丘砥

憂いているなぁ
今日は闇夜だ
朝はあんなにもスッキリしていた空気が
人の憂いに当てられて
理由もなく憂いてしまった

夜に浄化してくれる月が
見当たらないんだ
月光に晒されれば
夜ごと憂いは穏やかになるというのに
月も人の憂いに当てられて
地球に留まることが
できなくなってしまった

〈月は休みます
太陽系を巡る小旅行にでも出かけてきます
月にも気分転換が必要ですから
その間 夜は月なしでお過ごしください〉
夜空にそう書き残し
月は地球の軌道から出ていった
いつ帰るのかもわからない

朝の太陽まで
人の心はもつだろうか
憂いにまみれたままでは
昼でも陽の光を
避けてしまうかもしれない

雨が降り
憂いた空気が
そこら中に叩きつけられたあと
黒い絵の具をつけたシャボン玉のように
うっすら黒く
ゆらゆら揺れながら
浮き上がる
道路から
ビルから
走る車から
むくむく浮かび上がり
大気中へ還ろうとする

人が嘆いている
この闇夜は
人がつくり出したものなのに
あれが悪い
これが悪いと
罵り合っている
こんなことでは
月はまだ
地球へ帰って来たくはないだろう

月も人も
憂いているなぁ
今日は闇夜だ

編集・削除(未編集)

人生の目的  ふわり座

守りたい君のこと
知ってほしい僕のこと
そして愛される喜びを知りたい
でも僕は臆病者だから愛に手を伸ばす事が出来ない
失う事には慣れてるはずなのにどうしてだろう
新しい何かを期待してるのかな

大切なモノはいつだって僕らの側にある
やさしさ 勇気 愛
でも簡単に手に入るモノじゃない
だけど諦めるわけにはいかない
それらを手にする事が人生の目的だから

子供の頃から感じていた
笑顔だけが全てではない
時には怒る事も優しさ 勇気 そして愛なのだと

君の笑顔を見て涙が流れたのを覚えてる
それはあまりにも素晴らしくて
不思議だね 笑顔に涙は付き物なのかな
笑う事や泣く事を許されてる人間と言う生き物は
もっとそれらを使っていくべきだよね
だってそれらはとても大切な感情なんだから

笑って泣けばプラスマイナスゼロだね
ゼロでいい そこから踏み出す一歩は
とても意味のある一歩だから
きっと新しい世界が広がっている
僕らはもっと飛べる もっともっと高く

空の青さを感じよう
風を全身で感じよう
この世界が在る意味を心のまま感じよう
きっと新しい自分が見えてくる

人生ってそう言うモノなのかもしれないね
未熟者な僕にもいつか解る時がくるかな

どうか諦めないで
僕も絶対に諦めない 生きる意味を見つけるまで

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龍  freeBard

普し世間の嘲りよ              
群れなし歪んだ能面よ
黒き淵から谺する
ざらつき渇いて罅割れる
声なき声の轟きを
背に受け蒼き風に立つ
私は嗤わぬ何者も
いつか煌めく一筋の
清烈果敢な河となる

編集・削除(未編集)

三浦様、ありがとうございました。

ご指摘いただいたこと、とても納得です。散らかっていて無駄に長い。
具体的に的確に教えていただけて良かったです。自覚はありましたが、もしかしたらそれもアリかもしれないと思ってしまったので、そのまま投稿させていただきました。やはり伝えたいことが伝わりづらくなってしまうのですね。自明の理ですが、納得させていただけてありがとうございました。

編集・削除(編集済: 2023年06月12日 09:03)

三浦志郎様、ありがとうございました。  妻咲邦香

三浦志郎様、「省略される」に評をいただきありがとうございました。
この詩の肝となる部分はやはりご指摘いただいた「僕たちは「省略~要約」のお陰で世界と向き合っているのかもしれない。」ということだと思います。自分とその周囲との関係性は物理的には持続していても、その意味は省略されることで記号化(要約)し持続へのエネルギーに変化する、というようなことが言いたくて、ちょっと自分でも何言ってるかわからないのですが、何となくでも伝わったみたいで嬉しいです。かなり抽象度の高い詩ですが、普段は割とこんなのばかり書いたりしてます。詩は世の不思議を解き明かす楽しみがありますね。
丁寧に読んでいただきありがとうございました。余談ですが「晦ます」という漢字をはじめて知りました。今後使おうと思います。

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ソウル  鯖詰缶太郎

僕は
あの曲が嫌いだ

あのロックスターですら
満足出来ないと歌っているだなんて
この世が
地獄だと
言っているようなものじゃないか
ぞっとしてしまうじゃないか

人間なんて
ララーラーララララーラー
である事は
明白だし
とんとんとーん
とんとんとーん
と、
釘を打ってやりたい野郎がいるのも
自明だ

でも
生きているって言ってやりたい朝もある

東へ西へ
チェーン展開している
必ず川沿いにあるカフェがある


その店を訪れると
たまに
いらっしゃいませの代わりに
フリーダム!
と言われる事がある

チャンスだ、兄弟
お前のソウルを歌ってやれ

アイラブユーと叫んでも
めっちゃすっきゃねんと叫んでも
ソウルがあればなんでも出来る!

ワン、ツー、スリー

騙されたと思って
一度、行ってみようぜ
ホットドッグくらいは奢ってやるさ

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島 秀生さま 御礼  江里川 丘砥

この度も評をいただきまして誠にありがとうございました。
幼い子がもつ特有の光から出発して広げすぎたかなとおもいつつ、周りの大人が悪事を働いていても悪びれることもなく幸せそうに生きて何故か輝いて見えるのが謎でそういう感じを出したかったのですが、練り方が甘かったのだと思いました。
少しずつ直していきたいと思います
初連を急に思いついたところから書き始めた詩だったので初連は良かったと言ってもらえてとても嬉しかったです。

そして新掲示板にお引越しして一周年おめでとうございます。
新しい形でMY DEARを残してくださってありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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三浦様 ありがとうございます。

三浦志郎様

『柔らかくうごめく』に評をいただきありがとうございます。ちょっと踏み外すとすぐに訳の分からない感じになる癖が出ないように推敲しているので、佳作の評価をいただき嬉しいです。
子どもは見ていると大人のように視線に気づいて目を逸らさないで「お前誰だ?」という顔をしたり、時には笑い返してくるので、いつか抱っこしている親御さんに不審者扱いされるのではないかとひやひやしながら見ています。

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