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水無川様 こんにちは。じっくり読んでいただきありがとうございます。今朝は久しぶりに雨でしたが、またまたカンカン照りです。
相変わらず、頭の中で私を水に漬けてます。また、よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
自分もタイトルには、どうしても良いタイトルが浮かばずイマイチ納得出来ませんでした。そこをご指導いただき誠に嬉しく思いました。
内容の方も、自分が上手く表現出来なかったところを、端的にご指導していただき、今後の勉強になりました。本当にありがとあございます。
今後も良く考えて創作していきたいと思います。
あなたは横で寝ている
しばらくすると始まる
寝ピク………
腕がピク
足がピクピク
その程度なら起きない私
慣れたものです
ただ時には全身でピク
その度はさすがに目が覚めてしまう
もう………と思いながら抱きしめる
ピク抑え
それでも………私ごとピク
思わず吹き出してしまう
『んーおやすみなさい』
寝ぼけてる 彼
きっと別れたら
この寝ピクが無い夜は
物足りなくて寂しくなるんだろうな
軽く頬にキスした
何をするにも不器用で
今以て私はポンコツといはれながら
やっとの思ひで日常を過ごしてゐるが、
それとて常人から見れば酷く無様なのだらう。
ポンコツ故にか一番の極楽は
ただぼうっとしてゐる時間を何時間も過ごすときである。
そのときばかりはポンコツでなく自在に道具世界に対峙でき、
道具は手のやうに扱へる。
ぼうっとしながら何をしてゐるのかといふと
あるとき私は仏師の如く仏像を彫ってゐるのに気が付いた。
夏目漱石は『夢十夜』で
仏師は木を見てそこに埋まってゐる仏像を彫り出すといってゐたが、
そこはポンコツ、
私には木に仏像が埋まってゐるやうには全く見えず、
木を彫ることで次第に変容するそのことを愉しんでゐたのである。
どうやらポンコツの私は木偶の坊とはいい条、
次第に変容する木に夢中だったのである。
それは哀しい哉、ポンコツならではの悲哀でしかなく、
つまり、ポンコツからの変容を渇仰してゐる
私の願望の表れでしかなかったともいへる。
残酷なことをいへばポンコツは何処まで行ってもポンコツなのである。
それは私が私を已められないことと同じなのだ。
ポンコツは今日もポンコツで
心ではいつも啼いてゐる。
ポンコツを已められないポンコツは
それでも歯を食ひ縛り
なんとか日常を暮らしてゐる。
それを傍から見れば、
嘲笑の対象でしかなく、
実際、嗤はれるのではあるが、
しかし、ポンコツはさうして生きて行く外に術がないのだ。
恐竜達が地響きを立てて走る
子供の恐竜がその後を追う
遠くに聳える筑波山
夏空に溶ける白い雲の幻
家路に向かう私達の目に
太古の車窓は映し出される
初評価、ありがとうございます。
思えば、これは散文だったかもしれません。
詩と散文の区別は難しいです。
私としては詩として書いたつもりですが、読み返すと散文ですね。
そう言われると思ったままを綴っただけのような気もしてきました。
大変、失礼しました。
まだまだ、詩というものが分かってない証拠ですね。
ちゃんと“詩”に昇華できるように頑張りたいです。
初評価、ありがとうございます。
本当に、まとまりの無い粗削りの詩ですね。
まだまだ、推敲しきれていない、デッサンみたいな状態です。
たぶん、感情の方が先走ってしまって失敗したのではないかな、と思います。
もっと洗練されたものを書けるように頑張ります。
言われてみて初めて、この詩の広がりのなさを感じました。
自分の中でもどこか曖昧さがあったように思います。
的確にご指摘いただきありがとうございました。
また宜しくお願い致します。
テーマは「一日一善」
それは4年生の時の帰りの会
「はい」 と手を挙げて発表した
ちょうど前の日
駅前に倒れてた誰かの自転車を
起こしたから
倒れた自転車を見つける度に
思い出す その出来事
知らない人の自転車を起こす子なんて
今どき いないかな
今日は娘と外出
途中 バス停の手前
重なって倒れてた自転車2台
大人用と子供用
4年生の時のことを思いながら
黙って脇を通り過ぎた
知らない人の自転車を気にしない
今の子どもたちと 同じように
あれ
隣にいたはずの 娘がいない
どこ?
振り返ると
その自転車を 起こしていた
終えると
小走りに追いついて来た
娘を どんな言葉で迎えよう
やみくもに称賛する気持ちには なれない
それはあまりに 軽率に思えて
せめてしっかり向き合うために
尋ねた
どうして自転車を直したの?
そのくらいの時間はあったから
そうか
正解とか不正解とかじゃなくて
えらいとか えらくないとかでもなくて
自転車は 寝かせて置いたものじゃないから
やった
ただそれだけの ことだった
娘のしたことは
誰もが過ごす日常のリセット
それも ごく一部
とても 単純なことだった
私 やらなかったのに
ありがとうね
ぼくがキミを
否定してしまったら
どうぞこの心を
刺してください
キミはぼくなんかに
関わるべきじゃないから
月の満ち欠けも
潮の満ち引きも
作用できないほど
透きとおった心のキミを
否定するような人間に
ぼくは
なりたくなんかないよ
あの人はキミを
花のように飾りたいだけだよ
あいつは
蝶のように標本にして眺めたいだけだよ
ぼくがキミを
星のように崇めて
決して触れることのできない場所に
留めておきたいように
そしてキミは
いつしか透明になっていた
ぼくらの目に映らないように
手の届かないように
透明に
声も聞こえず
今は足音だけで
そこにいることが
かろうじてわかるけれど
そのうち
足音もたてなくなって
ぼくらにはわからなくなっても
変わらず
そこにいるんだろう
花のように揺らめいて
蝶のように蜜を吸い
星のように息を潜めて
ぼくらをわらっているんだろうな
そうやってキミは
透明になっていく
ひとり
無垢な場所で
誰にも
何にも
とらえられないキミになっていく
もう二度と見えないけれど
そこら中で
微笑んでいるのなら
安心してキミを思うよ
ぼくが否定することもできなくなるほど
透明になったキミを