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★★ << 2つの掲示板のご案内 >> ★★

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詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

なお「MY DEAR掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
これは掲示板内の安全を守るため、管理人に限って把握させて頂くものです(他へは一切出しません)
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「MY DEAR掲示板」ではハードルが高すぎるよと感じる方には、別途、

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https://www3.rocketbbs.com/13/bbs.cgi?id=mydear

をご用意しております。(上記リンクから飛んで下さい)
こちらは、「メルアド届け出不要・いきなり書き込みOK・出入り自由」ですので、
なんら気にするところなく、いつでも詩を書き込んで頂けます。
誰でも、どんな人でも、気軽に詩に親しんでもらうための掲示板です。学生さん、小中学生の方も歓迎です。
投稿された詩については、詩を読んだ感想を、レギュラーメンバーの誰かが、手短なコメント(5行程度)で返してくれます。

どうぞご希望に応じて、各掲示板をご利用下さい!!!

編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

夏休みの終わり  紫陽花

朝の風が
少し冷たくなってきた
空を見上げると
雲がもくもく頑張っていない
ついに夏休みが明日で終わる

この夏を乗り越えた庭木に
長いホースで 水をかける 
葉っぱが揺れる
揺れる葉っぱの間から
バッタが カエルが
ぴょんと飛び出したり
そのまま乗っていたり
風が心地いいので
そのままホースを右左に
水は放物線を描きながら
メダカの水槽にもかかる
水面が揺れる メダカが揺れる

こうやってみんなで
ゆらゆら ゆらゆら
夏休みを見送る

私がゆっくりと夏休みに
さよならをしている時に
家の中では子供達が
どたばたとプリントを
かき集めたりばらばらにしたり
忙しそうにしている

編集・削除(編集済: 2023年08月30日 14:56)

振り子 喜太郎

朝起きても いつもの朝と分かると
あくびとため息が混じる
夜になれば不安を抱えて 眠れぬ夜
暗い天井を眺めれば 意味を持たない涙が頬を伝う
振り子のように同じ所を行ったり来たり
何のために生きているの?誰かのため?
生きる意味を考えるふりだけしても
生きることに意味を持たせたいだけ
どれだけ汗を流せば認めてもらえる?
どれだけ涙を流せば許してもらえる?
生きてていの?無意味じゃないの?
流れに身を任せるわけでなく ただ流れを見つめてる
その流れに身を投じたくても不安しかなく足が出ない
普通になれない普通が怖い 
昨日に後悔して 明日に不安を抱いて 
また今日を見失う毎日
答えは無いのか あちこちと手の届く範囲で探すふり
答えはあるのさ あちこちに足元にも転がってるのに
見て見ぬ振りの面倒臭がり 手渡して欲しいだけ
もう気づけよ もう気づかないと
明日と言う確証は何も無いのだから 
今を惰性だろうが何だろうが生きてる事に気づけよ
気づけば振り子の糸は切れて転がり前へ進むさ

編集・削除(未編集)

空回りの夏  朝霧綾め

空回り
私は今日も
空回り

嫌いなあいつに
回し蹴り しようとしたら
すてんと転んで
尻もちついた

みんなが笑う
すべり台の陰まで
急いで逃げて
わんわん泣いた

あいつは今日も
私の足がおそいことをからかったんだ
一年生よりおそいって

鬼ごっこではいつも私が
最初につかまって
あいつは
「またかよ、おせぇー」と言って
にやにや笑ってやがるんだ

膝小僧に涙が
ぽつぽつこぼれた
雨降って地固まる
人生万事塞翁が馬
わかっているけど
今がきらい

涙をぬぐう
汚れたズボンを
はたいて立ち上がる

戻ってみると
みんなは何事もなかったかのように
鬼ごっこの続き
誰が鬼かわからない
「誰が鬼なの?」
大声で聞いてみても
みんないそがしそうに走っているだけ

空回り
空回り
私は
空回り

みんなから目を背けて日陰で
水筒の麦茶を飲む
氷が
からんからんと鳴った

編集・削除(未編集)

★★★プレゼントキャンペーン★★★  島 秀生

HPの編集雑記でも告知しておりますが、
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ご希望の方はお申し込み下さい。


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期間は10月22日まで
50セット限定ですので、なくなり次第、終了となります。

もちろんご自身で読んで頂いてもいいし、
プレゼントに使って頂いてもいいし、
みんなが読める場所に置いて頂いてもいい。

現代詩に親しむ機会に役立てて頂けましたら幸いです。


★お申し込み方法
・メールで、送付先のご住所、宛名など下記へご連絡下さい。

 snc17660@nifty.com

・送付はレターパックライトを使用します。 (レターパックライト代は私の自腹・・・あぅぅ。)

・本が到着しましたら、必ず到着確認のメールを下さい。
到着確認のメールをもって、ご連絡頂いたご住所・宛名は消去致します。
リスト収集目的でしてるのではありませんので。

なお、お申し込みから到着まで、1週間程度、お待ち下さい。

注* くれぐれも転売目的の申込みは禁止致します。


★こういう方にオススメ!

・比較的初期の詩集ですので、皆さん短めの詩が多いです。
今のMY DEARよりさらに身近に感じる詩が多いです。

・各号20人弱の人が参加していて、各人のパートが数篇ずつの小詩集形態になっています。
ですので、それぞれの作者の味わいがわかる形での、パート別編集です。
好きなパートをかいつまんで読むことができますし、
好きな時に、好きなところを、読めるようになっています。
どうぞ、空いた時間で読んで下さい。
枕元に置いて、毎晩寝る前に1パートずつ、読んでた人もいるそうですよ。

・詩を書き始めたばかりの人も多く参加していて、
これなら自分も書けるかな?
自分も詩を書いてみようかな? という気持ちになります。
詩の入門書としても最適です。

・その一方で、三浦志郎さん、雨音さん、瀬未さんの初期の名作も載っています。
メンバーの過去作を遡って読んでみたいという人にも興味深い本です。


★本についてのご注意

・巻末に掲載の掲示板アドレスは、旧掲示板のものです。
現在は、新しい掲示板にアドレスが変わっておりますので、ご注意下さい。

・本は新品ですが、年数が経過しておりますので、
本同士のスレや、経年劣化による若干の色変化があるのは、ご容赦下さい。


                  以上。

編集・削除(未編集)

証  ベル

生き残る者は現実を知るだろう
若くして生き絶えた者は
夢を描きながら
そこに叶う未来があったはずと
散ってゆくだろう

水虎よ
君はいつからここにいた
水虎よ
何故瞳をそらす
こんな未来を夢見たはずじゃないだろう

水虎よ
君が好きだから夏を待ちきれない
また逢えると信じて
未来は塗り替えられていく
そこには僕が生まれ育った街の面影さえもない

でも、思う
やっと、思う
それでいいんだ
生まれたことさえ
忘れ去られる日が来るのだから
でもそれは命を繋いだ証
祈りを続けた証

ほうら、今年も夏が来るだろ
みんなが待っているだろ
さぁ、泳げ

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懐中時計  エイジ

その昔 一台の金庫が
とある小学校に寄贈された
金庫の寄贈者は中身について
何も告げず金庫を一台置いて
そのまま小学校を後にした

それから50年後 ある教諭が
ふと金庫の事を思い出した
他の教諭の意見も一致し
初めて金庫を開けてみることにした

ダイアル式の金庫で
誰も暗証番号を知らない
業者に頼んで開けてもらうことにした
業者が作業に取り掛かり始めて
2時間以上が経過した時
「開きました」 業者はそう言うと
ゆっくりゆっくりドアを開けて見せた

金庫の中には
一つの懐中時計が入っていただけだった
教諭の一人がおもむろに時計を手にした
すると時計はまだ動いていた
カッ カッ カッ と時を刻んでいる

彼はおもわず時計の時刻を確かめた
寸分も違わず時刻は現在の
正確な時刻を刻んでいた

50年前のあの頃の空気をそのまま封じ込めた
金庫が今の空気に開け放たれた
正確に今も時を刻み続ける懐中時計
金庫の中は永遠に通じる空洞だった
時計は無言で永遠の詩(うた)を詩っていた
ある暑い夏の日の午後だった

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あるアプリ精神疾患 富士伊真夜

あぁ
そうなの
ネット界隈
それが
そうなの
精神疾患
ここでは
書かないけど
いろいろ
それ以上
それ以上
ハッシュタグ
ハッシュタグ
つけてるの
その心根
その闇
その病み
深すぎる
辛いのは
私だって

苦しんだ
今思う
それ
お仲間だろうけど
巻き込むのは
それって
さぁ

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易し過ぎる人々へ  えんじぇる

同級生のえいちゃんが、同じ同級生のトビに
「トビは、優し過ぎる」
と、笑いながらいう。僕は、驚き呆れて言葉を失う。

消防署に勤めている人達は、危険を冒して他所様の火事を消しに行く。
それに比べたら、20にもならないガキが、優し過ぎるなどという言葉を使うのはおかしい。
優しいとは優れているという字を書く。優れた考えを持つ人間が一番優しいのだ。
言葉を歪め、正しく認識出来ない人間に優しさを語る資格はない。
考えが、足りな過ぎる。
考えることが、優れている人間へのスタートである。
人は優れている人間、優しい人間になるために、教えたり学んだりする。
多くの人々は、、易きに流れるという意味で、優し過ぎるのではなく、易し過ぎるのだ。

他人と距離が取れていれば、他人が、おかしなことを言った時に、すぐ気がつけるものだ。
他人と距離を置ける人も少ないが、自分と距離を置ける人間も更に少ない。
自分も本当は正しくないと思うから、おかしなことを言われても、最後まで話を聞くことが出来る。
接近してきた観念に集中しても、いつかは手放すものだと悟ることが、歳を重ね、ものを知るということ。
考え過ぎてはいけないなどという人もいるが、人は考え続けていれば、いつかはその考えを手放すことになると気づけるものだ。
万物と距離を置くことで人は初めて鳥の視点を持つことが出来る。
そこで初めて、その人間を優しいと認めることが出来よう。

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キラキラ光る   晶子

電車の屋根から
エアコンの排水が
幾筋も幾筋も流れて
キラキラ光る
町中に流れる
人の営みを
一気に引き受けてしまった
酷い臭いのドブ川も
太陽の光さえ浴びれば
キラキラ光る

どんなに汚れてしまっても
光がそこにあるならば
木々が光に向くように
幼子の手が
母の肌を求めるように
光に応えて
キラキラ光る

水の惑星に産まれたのだもの
水がなければ生きられないのだもの

どんなに汚れてしまっても
光を求めて明るい場所へ
あなたも私も
キラキラ光る

編集・削除(編集済: 2023年08月27日 07:52)

トンボ  じじいじじい

わたしのまえをなにかがとおった
ちいさなトンボのおやこ
あかいからだをすう~っとのばし
げんきにとんでいる

トンボをみていると
あきがくるのかなっておもうんだ
すずしくなるのはうれしいけど
うみやプールはつぎのなつまでバイバイ

あきだよっておしえてくれる
トンボのおやこ

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