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今回も沢山アドバイスありがとうございます。
やっぱり慣れていないジャンルは
難しいですね。でも諦めずに
頑張って書いていきます。
これからもよろしくお願いします。
この度も評をありがとうございました。
ストーリーの流れをよりよくできるように、改善していきたいと思います。
いつも励みになる言葉をくださいまして、本当にありがとうございます。
また投稿をすると思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
『私一つ』を読んでいただきありがとうございました。
確かに声に出して読んでみると「空のように威圧的〜』のところは出来ないが無い方が良いと思いましたし、三連に分けた方が良い感じになりました。
ありがとうございました。また書きます。
立秋を過ぎましたが
危険な暑さはまだ続いています。
空を見上げて、「いい加減にしてよ」と呟きながらも
入道雲は美しいなと見とれてしまうこの頃です。
「いつもと一味違う」と言われると、嬉しくて微笑んでしまいます。
ありがとうございました。
「自転車」に評をありがとうございました。
佳作プラスかな,,,,,,評定は気にしないようにしているのですが、
やっぱりとても嬉しかったです。
いつか、匙加減やバランスがまぐれで終わらないようになると良いです!
あ、反省なんてなさらないでくださいね!今はどんなことでもトラブルになり兼ねない
時代、難しいですね。
今回もありがとうございました。
こんばんは。上田です。
この度は帰国直後のお疲れのところ、評を頂戴しましたことお礼申し上げます。
また、素敵な評を頂きましてとても嬉しく思いました。
ご指摘の点は、私の作品全てに当てはまります。「詩の仕舞い方」と言いますか、終え方にはいつも頭を悩まします。本作「百日紅」でも最終連が浮いている原因は「夏休み」にあることはよく分かります。ただ語彙不足は否めず適切なフレーズが見つかりません。今後の課題として抱えて行きたいと思います。
また、投稿しますので宜しくご指導下さい。
「百日紅」上田一眞さん
上田さん、お待たせしました。こんにちは。今日も暑いですね。
百日紅って子どもの頃、あのつるつるさが不思議でなりませんでした。
そして大人になってからは鮮やかなピンクの花が好きになりました。
タイトルを見て、そんなことを頭に浮かべながら拝見したのですが、
とても素敵ですね。いいなあって思いました。
揚羽蝶、せみ、あり、そして、命があり自分の目線があります。
特に、蟻の列の登場がすごくよかったと思います。光景がすごくリアルになり
まとまっていきました。四連に続くのもいいですよね。
ここまで読んで、百日紅ってよくお寺さんにあるんだよなあっと思い出しました。
命の循環という意味で、そのように繋がって行くことがより深まる気がします。
さて、一つだけ。
最終連なのですが、
いよいよ夏本番
命燃え尽きるこの季節
記憶の彼方に夏休みがある…
ここだけ少し他の部分から浮き上がってしまっているのがちょっと残念です。
どうするのがいいんだろうと色々考えてみたんですが、例えば、
夏が濃密になっていく
命燃え尽きるこの季節
夏休みは 記憶の彼方に
これ結構無理やり作りましたが、落ち着いた感じの連にできたらいいかなと思います。
夏休み以外の言葉で、ノスタルジーを加えられたらいいですね。
佳作一歩手前です。
「小夜曲 日光月光」U.さん
U.さんこんにちは。お待たせしました。こちらは雨上がりです。
作品拝見いたします。
まず、タイトルいいですね.小夜曲って素敵な言葉よね。セレナーデですよね。
本来なら夕べに恋人の窓の下で歌う、そんな曲です。
というわけで、今、シューベルトのセレナーデを聴きながら、書いています。
早速ですが、佳作です。
とてもよく書けていますね。
いつもと一味違うなあと新鮮さも感じました。
リズムもいいし、タイトルともぴったりです。
直すところはないので、一番お気に入りの連をあげてみようと思いましたが、
切り取れなかったんです。だってメロディのように流れてひとつに完成していたから。
「私一つ」晶子さん
晶子さん、こんにちは。お待たせしました。
これもまた素敵なタイトルですね。とてもバランスが良くて、全体が調和していました。
私一つで届けたい思い、ですね。
全体的に本当にバランスの良い作品です。二つだけ、アドバイスさせてください。
一つ目、これは三連仕立てにしてはどうでしょうか?
ただ私は私一つの大きさで、から二連にします。
そうすることで、そこからも小さく曲線を描いて、三連に繋がるように感じます。
二つ目、出来ない、が何度か出てきます。一つの連に一つづつという感じの方が
いいかしらと感じました。
空ほど圧倒的になることも、までで、出来ないはなくても伝わります。
これは声に出して読んでくださるとなるほどと思っていただけると
思います。声に出しながら、足し引きをしてみてくださいね。
「お月様」ふわり座さん
ふわり座さん、お待たせしました。夏バテしてませんか?
よくなりましたね。私のお願いした課題に挑戦してくださってるのが
すごく伝わってきました。真摯な姿勢に頭が下がります。
というわけで、私もそれに応えるため、細かくみていきたいと思います。
・二連目 「お月様」なくてもいいかなと思います
これはタイトルなので、最後に使ってあるお月様まで残すといいかなと。
・三連以降 月=君に統一しましょうか。五連からの君はお月様を投影した
誰かかもしれませんね。でもあえて混ぜていくことで、いいと思います。
・四連目、少し月が多いので、減らそうと思って考えました。
やっぱり月は光ってる、のところはなくてもいいかな?ご一考を。
・五連目、
もしもあるなら僕は君から目をそらさずに
暖かく見つめ続けるよ
ですが、ここが少し表現が重なっていますので、引き算していいと思います。
例えば、もしもあるなら僕は君をじっと/暖かく見つめ続けるよ、でもいいし
もしもあるなら僕は君から目をそらさずに/温もりを送るよ、とか
その後に、暖かく感じるように、というのが出てくるので、そこともバランスを
とってください。
・最後にshiningmoonなのだけど、使うならshining moonと2ワードですね。
細かく色々書きましたが、是非是非推敲を続けてください。一つの作品を育てる、
そんな気持ちで、推敲を続けて欲しいです。
期待を込めて、佳作一歩手前です。ふわり座さん応援してます。
「キミは透明に」江里川丘砥さん
江里川さん、こんにちは。お待たせしました。暑いですね。
透明なキミ、どんなふうに江里川さんが描き出すのかなと楽しみに拝見しました。
こちらの作品は、後半にいくに従ってまさに透明感が増していきますね。
前半がもしかして、江里川さんも試行錯誤されたのかな?なんて少し思ったんですが
どうだったんでしょうか?
時間をかけて、じっくりと推敲してみると前半の流れが良くなるかなと思います。
それと、三連なのですが、
ぼくがキミを
星のように崇めて
決して触れることのできない場所に
留めておきたいように
この中に、高さが表れているといいなと感じています。
見上げる感じ、高いところで瞬いている感じ、そんなことが
伝わってくると素敵です。ご一考ください。
全体としてテーマやストーリーはとても評価の高いものでした。
ここに少し流れの良さが加わるともっと良くなるので、時間をおいて、
手を入れてみてくださいね。佳作二歩手前です。
「自転車」まるまるさん
まるまるさん、こんにちは。お待たせしました。涼風が待ち遠しい午後です。
とても素敵な作品、佳作です。佳作プラスかな。
この作品は、まずストーリーが良いのはいうまでもありませんが、
切り取り方がとってもいいですね。素敵素敵!!!と善行を讃えるものでもなく、
一日一善を推進するものでもなく、もっともっとさりげなく、普通にやってもいいのに
普通にはやらないこと、そんななんとも言えない匙加減が、言葉のリズムに
組み込まれて絶妙なバランスに引き込まれました。
自転車起こすなんて考えたことなかった私はちょっと反省しています。
「太古の車窓」小林大鬼さん
小林さん、こんにちは。お待たせしました。今回のオオトリは小林さんです。
この作品、六行、三連、とても短い、規定(五行以上)ギリギリです。
しかも、このmydearきっての、短い詩に厳しい私のところに投稿してきたのは
大変勇気ある行動です。(知らなかったかもしれませんね。自分で言うのもどうかと思う)
ここまで読んだら、もう褒められる気はしないと思います。でも、
この作品はとても良いです。佳作。
もしかしたら、これだけ短い詩に歌作を出したのは、これが初めてかもしれません。
っていうか、多分そうだと思う。数々の勇者がこれまで挑戦してきたと思うけど、
手放しに「イイ」と思ったのはこれが初めてのような気がします。
(すみません、記憶が曖昧なので、もしかしたらいたかもしれないけどね)
それくらいレアなんですよって言いたかったの。
この作品の良さは、なんといっても、恐竜ですね。この六行の中に、とても広い広い
景色が見えました。それが惹かれた理由です。
:::::
大変遅くなって失礼しました。
あんなことやこんなことで、バタバタしておりました。
終わりに。みなさん夏風邪を引いたりしていませんか?
冷房ないと耐えられない暑さだけど、冷房負けしちゃいそうですよね。
どうぞ、たまには温かい飲み物でも召し上がってくださいね。
雨音さん、英国からの帰国のゴタゴタのため、
評が遅くなっております。
該当日ご投稿の皆さんには、お待たせして申し訳ありません。
恐れ入りますが、もうしばらくお待ち下さいますよう、
お願いを申し上げます。
もうじき目を閉じるわ
ちょうどいい頃合い見計らって
覚え切れなかったステップ
まだあるけど続きはあちらで
幸せよりも幾分鮮やかに
回る走馬灯の薄明かり
聞こえてくるよ、産声が
歌っていたの、最初に教わった歌
連れて来れたらよかった
あの鳥もあの池も
パイプの煙、薄荷の匂い
いつも卑怯な手で負かされた
憎たらしい顔で笑ってみせる人
今ではすっかり懐かしいし
思い出すだけで嬉しい
ボートハウスも消えた
メリーゴーランドも朽ちた
欲しかったジェリービーンズの缶
もう何処にも売ってない
汗の匂いが本当に苦手だった
戻っておいでと今なら言える
もうじき呼吸も止まるわ
水の冷たさだけが変わらなくて
不思議ともっと飲みたくなる
いつもと変わらぬ正直さで
いつまでも、いつまでも
洪水のように産声が
歌ってたいの、最後に聞こえた歌
そしてたくさんの木の名前を覚えたい
なるべくたくさん、今度こそ
次の世界ではきっと
和蝋燭の御灯明が
盧舎那仏を薄ぼんやりと闇から浮かび上がらせてゐる。
遍く宇宙を照らし出す盧舎那仏は
今は半分闇に没してゐながら
それでゐて柔和な顔付きで
何処を見でもなく
全宇宙を一瞥で見渡してゐるのだらう。
御灯明が闇から救ふやうに盧舎那仏を此の世に存在してゐると
ぼんやりと闇の中に浮かび上がらせることで、
どれ程の人が救はれるのか。
お寺の本殿に鎮座まします盧舎那仏は、
この和蝋燭の明かりの下で見るのが一番美しい。
西洋蝋燭よりも炎が大きく揺れる和蝋燭は
盧舎那仏を収めるこの本殿の空間を揺らめかせる。
その揺らめきは1/fゆらぎといって
人間も含めた生物にとって
最も心地よい揺らぎであるが、
その揺らぎで盧舎那仏の影が揺れる。
光背は最早光であることを忘れ、
盧舎那仏の影に溶け込み
盧舎那仏本体ばかりがゆらりゆらりと揺らめく。
この揺らめきにこそ多分、一つの真理は隠されてゐるのであらうが、
ここではそれを追ふことが憚れるほどに
均整が完璧に取られてゐる。
揺らめくことにこそ人間は覚醒させられ
新たな宇宙を垣間見る瞬間が訪れる。
宇宙は此方の成長具合により見え方が随分と違ふもので
それが此の世に存在するであらう真理へ
一歩一歩近づく秘訣に違ひない。
ゆらりゆらりと揺れる盧舎那仏は、
大昔から此の世界は揺れる波でできてゐると
悟ってゐたに違ひない。
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※盧舎那仏(るしゃなぶつ:遍く全宇宙を照らす存在としての仏。密教では大日如来。)