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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

疾風(しっぷう)  江里川 丘砥

高いところから落ちたぼくは
気がつくと
おぼろげな視界で傷だらけのまま
大きな白いペガサスの背中に
あお向けに担がれていた

いつも見上げていた大空を
ペガサスに乗って飛んでいく

ぼろぼろの服よりも擦り切れた心を
どこか遠くへ連れて行ってくれるかい
ぼくはただ
この世での終わりが欲しかっただけなんだ

冷たい空気を切り裂くように飛んでいくペガサス
その白い翼は時空が歪んでいるかのように
大きくゆっくりと羽ばたき
その隙間から見える街並みは
もはや現実ではないように思えた

ぼくは死んだのかな
それとも夢を見ているのかな

すべての感覚はどこかふわふわしていて 
痛みも悲しみも苦しみも
一枚のベールで隔てられているように
どこか他人事なんだ

ペガサスの背で疾風のように飛びながら
ぼくの身体は
まるで実態がなくなっていくように
少しずつ剥がれては
風に溶けていく
意識もおぼろげになっていく

深い眠りに落ちたあと
もしもあの世で目覚めたとしても
自分のことは
どこか借り物だったような気持ちで
思い出すだけなのだろう

この世に生きていたということ
遠い空から眺めるとき
ぼくは一瞬に吹いた風だった

もっと自由に吹いてもよかった
風だった
だけど精一杯に吹いていた
風だった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
雨音様のご担当期間に投稿いたしますのは初めてになります。
はじめまして、江里川 丘砥(エリカワオト)と申します。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

編集・削除(未編集)

齋藤純二様へ 評の御礼

大変遅くなり申し訳ありません。
「聖地巡礼」の評価をありがとうございます。
読書をしていると、ついつい物語の世界に入ってしまいますね。
私が読書をする時間は、通勤途中や、帰りの電車です。
小説を読み出してから、お気に入りになり、物語の中で、乗り換えで利用している駅から
近い場所という事もあり、ちょこちょこ仕事帰りに寄っています。
そして、路地裏に美術館があり、その場所も出てきたので、行っています。
小説で知る事もありますね。
聖地巡礼をするのが恒例になりつつあります。

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三浦志郎様 評の御礼

三浦志郎様へ

ご評価ありがとうございます。また今度投稿させていただきます。
「声」を旧字体の「聲」で表した理由は、「聲」には音と声どちらもの意味があり、
どちらの意味も詩に使いたかったためになります。
「蠢いては消える、外界の声も消えてゆく」の部分に関しては再考いたします。

編集・削除(編集済: 2022年12月26日 16:09)

島秀生様、評のお礼です。  妻咲邦香

島秀生様、「約束」に評をいただきありがとうございました。お返事が遅れて申し訳ありません。まずはこの詩、全部実話です。細部は省いてありますが、大まかには書かれている通りの実体験です。田舎だとよく道路で轢かれた野生動物を見る機会があります。その猫が実際は野性であったのか飼い猫であったのかはよくわかりません。でも猫ってそんなに子供を産むんですね、知りませんでした。
さてこの詩の中で言う「優しさ」は思い切り皮肉が込められています。本当に大事なものはもっと違うものなんだというニュアンスを込めたかったので、それは読んだ人それぞれの中で見つけ出していって欲しいという意味で敢えて最大公約数的な書き方で「優しさ」と表現しました。この詩で抽出したかったのは希望的なものでは決してなく、むしろ無力感です。もし自分が前の車だったら気付かなかったかもしれない、子猫を気付かずに轢いてしまってたかもしれないという無力感です。前の車の運転手の合図に対する主人公の反応が薄いのはそのためでもあり、実際は余りの予想外の驚きで動けなかった、自分だったらどうしただろうという考えが瞬時に沸き起こって何も考えられなかったというのが事実です。そしてゴミを丸めてゴミ箱に放り投げるかのように当たり前に誰かの命を救えてしまう人がいるんだという事実に。それは「優しさ」などというチープな言葉ではとても言い表すことが出来ない崇高な行為で、だから敢えてそれすら持ち合わせていない自分という意味で「優しさ」という表現を用いました。
終連のバックミラーの件ですが、自分の姿が写っていないのは、怖くて自分の顔が見れなかったというのが実際で、だから写らないようにわざと、だけど無意識に避けたのでした。わかりにくい表現はご指摘頂いたことを参考にもう少し検討したいと思います。秀作プラスもありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。

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私の全てを受け止めて  ふわり座

今日は一世一代の大勝負、皆んなお気に入りの彼に
告白する時。彼が来た!よし!今だ!
「あの、前から貴方のことが好きでした。付き合って下さい」言ってしまった!どうしよう!
すると彼は「お前みたいなの興味ないんだよ。思い上がりか?」彼は去った。彼の後ろ姿を眺めていると、いつもながら何処かで見ていた貴方は張り詰めた空気で私の前を通り過ぎた。しばらく立ちすくんでいると貴方は少し怪我をして戻ってきた。
「振られたら少しは泣けよ。仇、とってきてやったぞ」と少し笑った。「余計なお世話だよ。私は一人で大丈夫なんだから。それに自分で言うのもなんだけど顔だけは可愛いから彼氏くらいすぐにできるもん」素直じゃないな私。有り難うが言えないや。
こんな顔見せられない、顔、上げられないよ。
少し長めの沈黙の後貴方が口を開いた。

俺はお前の事をよく知ってる。軽い虚言癖がある事
たしかに強い心を持っているが、その反面とても繊細だ。
「何、なんなの?いつもと違う」
料理もうまいが調味料を買い忘れるドジだ。
「やめて、やめてよ」
家族全員の誕生日を覚えていてプレゼントを渡す
優しい奴だ。
「いや、やだよ、こんなの、お別れみたいじゃん」
お前はもう俺なしでやっていける。頑張れよ。
それと、風邪ひくなよ。そして次の日貴方は私の前から姿を消した。涙が頬をつたう。
そうか私は貴方のことが好きだったんだ。
私は諦めない。もう逃げたりしない。
きっと貴方を探し出して叫ぶんだ。
心から愛してるって。私の全て。受け止めてくれるよね。

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三浦様、評のお礼  理蝶

三浦様、この度は評をしていただきありがとうございました。
ご指摘いただいた、「猿」の部分は読み返してみると、確かに少しムードがそこだけ違うような気がしました。
散文詩はあまり書いたことがないのですが、そちらにも取り組んでみますね。
上席佳作をいただけて、すごく嬉しいです。詩を書く励みになります。
またよろしくお願いします。
良いお年をお迎えください。

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島様、評のお礼  理蝶

島様、この度はお忙しい中評をしてくださって本当にありがとうございます。
8連に関してですが、自分の中では意味が通っていると思っていました。
一読しただけでは、意味がとりにくい表現になってしまっていました。
自分の好きな言葉のリズムと分かりやすさの両立はとても難しいなと思いました。
またよろしくお願い致します。
この度はありがとうございました。

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三浦様へ 詩への御礼 成城すそ

今回も私の「明晰」についてのご評価ありがとうございました。
この詩はあくまでリアルな夢です。
ですが、夢というのは脳が体験したものを整理する時にできる副産物と聞いたことがありますから、もしかしたらそういうことなのかもしれません。
さて、もう年末ですが、来年もゆっくり自分なりの詩を書いていたいですね。
繰り返しになりますが、詩への評価、誠にありがとうございました。
良いお年を。

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倖せ  maut joe

ぼくは君を無視した。
だけどぼくは君よりもぼくを無視した
なんで泣いているのって大人はいう
だって、これがぼくにとっての本当なんだ
君は、「サイテーだ」って言う
ぼくも「サイテーだ」って返す
君は泣いている
ぼくの分まで泣いている
ぼくも思いきり泣くから
これでおあいこ
君はまた泣くだろう
そのことにぼくはもっと泣きそうになる

編集・削除(編集済: 2022年12月25日 22:32)

三浦様、評のお礼  朝霧綾め

三浦様、このたびは私の「言霊」に評をくださりありがとうございます。
はじめての上席佳作をいただき嬉しいです!
いただいたお言葉をかみしめて、これからも書いていきたいと思います。

「朝霧綾め」というペンネームはMY DEARをはじめるときに考えました。
「朝霧」はそのとき読んでいた小説中の単語から、「綾」は私の好きな漢字の中からです。「朝霧綾」で終わらせてもよかったのですが、インパクトがあって、面白いかなあと思って「め」をつけたしました。
他の方から自分のペンネームの印象を聞くという、贅沢で貴重な体験をさせていただきました。本当にありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。

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