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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

ラッキー13  妻咲邦香

昨日決めたばかりの合い言葉が
今日はもう思い出せない
大人になることから許されないまま
恋することだけが免除されたのはどうかと思う
生きることを知る前に果てしないトンネルがあって
透明という名で海は濁っている
誰のどんな言葉よりも命よりも
私の溜め息の方が重い

いつ何処にいても隣の誰かと比べてしまう
見つかった時は急いで隠れる
そういう時にだけ光るガラスの心臓
もう十分生きた、だからこの先百年は生きる
生まれる前のこと、まだ少しは思い出せるから
独り言が多いんです

私に恨まれた人は愛されてる証拠
思う存分壊してあげるから叫び声を聞かせて
知ってる血の味は思ってたよりも甘かった
此処はなかなか居心地のいい監獄で
今日の貴方はとってもラッキー
使い切れなかった私の寿命が
もしかしたら貰えるかもよ

眠気覚ましに枝毛を探す
その時だけは嘘の嫌いな私に戻る
奇跡の置き場所が間違いだったら教えてと
釘を刺した割に、真っ直ぐな目線で容易く射抜かれた
アイツ、ほんの二ヶ月前までは赤ちゃんだったのに


^^^^^^^^^^^^^^

三浦志郎様、今回この詩は実は掛け値なし忖度なしの普段私が書いているままの作風のものです。一度これに評をいただきたくて投稿させていただきました。もしかしたらこのサイトの基準から外れてしまっているかもしれませんが、MY DEARの視点で見るとどのような感じになるのか知りたくてそれで敢えて投稿してみました。もし評価不能でしたらそれでもまったく構いません。率直に思うままに評していただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

評へのお礼 井嶋りゅうさん

丁寧な評、ありがとうございました。
大変、勉強になりました。
今後も精進いたします。
よろしくお願いたします。

編集・削除(未編集)

12/20〜12/22までにご投稿分の評と感想です。  井嶋りゅう


12/20から12/22までにご投稿分の評と感想です。
一生懸命読んでますが、見当違いな感想などございましたら、スルーしていただけると助かります。
どうぞ宜しくお願いいたします。

*****

「ドラマチックに憧れて」水野耕助さん

水野耕助さんこんばんは。
今回は少し風景が見えてきましたね。いいですね。こういう気持ち、ドラマや映画、歌の歌詞だからあるんだよね、という気持ちになること、ありますよね。ポジティブになるよりネガティブになってしまうこと、多々あります。希望より絶望に近く、それでも叫び続けたいと思ったから詩を書いているのかもしれません、わたしは。もしかしたら水野さんもそうかしら?この詩を読んでそのように共感いたしました。そして、自分では気づかないですが、美しさとかけ離れているとおもっているのは本人だけで、案外美しいものを奏でているかもしれませんよ。叫びとは美を伴っているようにも感じています。また読ませてくださいね。


*****

「石畳」妻咲邦香さん

妻咲邦香さんこんばんは。
この詩、すごく良いです。石畳という設定がとても良かった。スカートに足跡がつくというのもまた良い。海外の真っ白い石畳のイメージなんですが、自分でもよくわからないんですが、真っ黒い陰もあるような気がするんです。どこに?と言われたら答えられないんですけど。この石畳が何だかすごく遠い場所なんですけど、一方で家庭を持つというとんでもないリアルが混ざって、少し不思議な気持ちになります。でもその不思議が好きです。あと、猫の髭と紳士のソゥリーが良いでした。
ひとつだけ、最後の「私の綴る言葉〜」からの2行、どうですかね、なくても良いような気がするなあ、の感です。もちろんこのままでもじゅうぶんに良いです。好みかもしれません。お伝えしておきますね。とっても佳作でした。


*****

「詩人」森山 遼さん

森山 遼さんこんばんは。
この思考は素晴らしいですね。「木に実がなるように」「海に沈むように」「起こしなさい」「あやしなさい」「歩く詩人におなりなさい」「時間の詩人におなりなさい」などなど、決して偉そうではなく、優しく言い含めるような、相手を心配しているような、光のような感じがしますね。教会で神父さんと話しているような、オルガンが聴こえてきそうな、そんな気がしました。詩も少しずつ読みやすくなっております。とても良いと思いました。佳作2歩前ですかね。


*****

「けんけんぱ」さくたともみさん

さくたともみさん初めまして。井嶋りゅうと申します。どうぞ宜しくお願いします。
けんけんぱ、懐かしいですね。私も道路にチョークで丸を書いて遊んだことありました。3連目を読むと、ずーっと続いてるんですよね。理由は「まだ帰っちゃいけないから」少しずつまわりから人がいなくなって、夕食の匂いがどこかからしてきて、聴こえていた音も見えていた夕日もなくなって、人の面影を乗せてきいきい揺れるぶらんこの音を聞きながら、まだまだ続いていくけんけんぱ。自分だけの世界になるけんけんぱ。この詩は実は寂しい詩なんですよね。けんけんぱをしながら遠ざかっていく背中が見えるようで、暗闇に見えなくなっていく背中が哀しくて。楽しい遊びの寂しい詩。とても良い詩でした。佳作といたします。


*****

「私の心の境界線にも笑顔が欲しい」紫陽花さん

紫陽花さんこんばんは。
中あて、というのを初めて知りました。ドッヂボールみたいな遊びですかね?外野から中の人にボールをぶつける、みたいな?ビニールテープで引く中あての線。それは、自分と他者をはっきりと区切る線。人、というより、関係性、なのかもしれませんよね。この人とはここまで、あの人とはここまで、というような境界線、その境界線上にもやっぱり笑顔が欲しいという切ない願いが上手に書かれていました。境界線も引かなければならない時がありますからね、微妙なところですよね。でもその線上の悩みが、無邪気に遊ぶ子供たちとの対比で描かれていてなかなか考えさせられるような詩でした。良かったです。佳作ですね。

*****

「妄想人」黒い木さん

黒い木さんこんばんは。
これはちょっと面白い詩ですね。たぶん見当違いなんですが、電車が、トトロに出てくるネコバスのように感じました。鉄のかたさというよりは、毛の柔らかさをイメージしてしまいました。あたたかいというのは少し幸せな気分にさせますよね。この詩にはあたたかさと冷たさが同時に同居していて、なおいっそう疲れた様子が伝わってきました。最後の切なさ、やりきれなさが余韻として残りました。良かったです。

*****

「日々」エイジさん

エイジさんこんばんは。
いいですね。「日々」というシンプルなタイトルがこの詩にぴったりでしたね。そう、シンプルなんですよ、エイジさんの詩って。そのシンプルの中に感情や彩りが入っているんです。それをあえて書かずに情景から伝えるのがエイジさんの良さだと思っています。特に6連目、ここがいいですよね。死が出てくるんですが、死すら季節のように移り変わっていくものであるかのような、余計な感情移入をせず淡々と語るところがまた良いのです。素敵な詩でしたよ。佳作ですね。

*****

「父」キャベツさん

キャベツさんお久しぶりです。お元気でお過ごしでしたか?
この詩の上半分は、お父さんとの思い出が星みたいにあちこちへ点々と光っているような映像を見た気がしました。下半分は残された家族のある一面が描かれているような気がして、「モンスター」という言葉が印象に残りました。「美しい少年よ」からラストまで、実は自分に向けてのエールなのかな?と思ったりもしました。あるいは生前お父さんがおっしゃっていた言葉だったのだろうか、などとも思いました。佳作一歩前とさせていただきますね。

*****

「みちゆき」香月さん

香月さんはじめまして。井嶋りゅうと申します。どうぞ宜しくお願いします。
とても良い詩でした。電車からおりる者乗り込む者を足で表現した詩、実はあまり読んだことなかったように思います。足の行き先はその足を持つ彼らしか知らなくて、彼らが去ったあとにぽつんと残る傘ひとつが何とも言えない佇まいを表していて、良いですね。短い詩でしたが、とても物語を感じました。目の付け所の良いセンスある詩だと思いました。


*****

以上9作品でした。
今年も沢山の詩に出会うことが出来、とても刺激のある一年となりました。
どうもありがとうございました。
みなさん、どうぞ良いお年をお迎えください。
また来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

睡蓮の浮かぶ水  三浦志郎  12/30

水の何処かで
命が呼び寄せられ
麗しく催される

茎に繋がれて 
丸い舟が
池を緑に飾る
陽の中で待ちわびる

柔らかく舞台は置かれ
水の精が
恵みの種子を解き放つと

清楚に化粧された
彩りの
首が生まれた
葉舟に招かれる貴人として
宝石を浮かべたような昼と夜

その表情を
光が仕上げ
風が音曲を添えていく


水夢
酔夢 
睡夢 
揺れるように泳ぎながら
花宴(はなうたげ)の
池と夏は続く
水に
酔い
睡り
夢うつつに咲いていく
花祝いの日々


その一生には
掟も背負わされ
誕生には滅びさえ含まされ
美しすぎれば短すぎる

ある晩夏の昼下がり
ふと 時が嫉妬する
華のあるもの 
奢れるもの
美を欲しいままにするものに
爛熟の後には
必然の没落をもたらすだろう

全てが儚い
幻想の定め
耽美の行く末に
首は瞳を閉じて沈んでいく
花姫(はなひめ)が入水する

水底が糸引く差配



*******************************

あえて、季節外れの詩を。
しかし好きだった夏を経てこその、年の瀬あり。
今年一年、ありがとうございました。 どうぞ、よいお年を―。

編集・削除(編集済: 2022年12月30日 05:15)

創造の神々へ  猫目屋倫理

私は何も生み出せない
これは紛れもない事実
オリジナリティなんてない
だって私人間だもの
私が創り出すものは大抵誰かが先に創っている

人類が始まってから一体何人目の人間なのか
地球が始まる前から一体いくつめの生命なのか

そんな途方もない創造の
最先端にいるのだから

私は何も生み出せない
これは覆ることのない事実
著作権なんて馬鹿馬鹿しい
だって私人間だもの
私が知り得る創造なんて世界のほんの僅かなのだ

社会が記録できた歴史は一体どれだけなのか
世界が遡れた時間は一体どこまでなのか

そんな途方もない過去の
起源など誰も知らないのだから

いつも何かを考えている
複製
繰り返し複製
権利など私にとっては瑣末な問題
何も変わらない

私は何も生み出せない
そして私はそれを知っている
同じ
同じだ
私も同じ

こんな言葉の羅列だって
いつかの誰かと同じなのだ

編集・削除(未編集)

わたしは ぽけっとに てを いれている

きょうの あさだ 
わたしは よく ねむった ようだ
ふだんより すこし ながく ねむれたようだ

わたしは そのことに みょうに おびえていた
なぜか わからない

わたしは ちかごろ ねむりから さめたときに
みょうに おびえて いるようだ

わたしは いまが きょうの あさかどうか
たしかめたかった

だから
さんぽに でた

あめが ふっていた
「せかい」は しずかだった

からす が ないていた
わたしは 「せかい」のなかで ひとりぼっち だった
だけど こころは あんしんし おだやかだった

しぜんは いつもより やさしかった
わたしは 「せかい」のなかに いて

「せかい」から へだてられていた
ふしぎな きもちだった
「せかい」を ふしぎに みていた

いつもの ひとが かさを さして あるいている
かなしそうに みえる
あっ あのひともそうだ
いつもの ひとだ
やっぱり なんか かなしそうにみえる

あめが ふっている
あめが ふっている
あめが つよく ふっている

わたしは かさをさして こうえんの きぎのなかを
しずかに あるいている

わたしは ぽけっとに てを いれている

あめ が ふってる
つよく ふってる

わたしは ぽけっとに てを いれている

わたしは
なにか かなしみににた 
かんじょうの なかで 

「ああ!」
「なんて!」 と おもう

わたしは うつむいている

「せかい」は きょうも こたえない

編集・削除(未編集)

水無川渉様、感想のお礼です。  妻咲邦香

水無川渉様、「ズンタッタ」に感想を頂きありがとうございました。
おそらく初めてなので感想かなということで、「MY DEAR」用ではなく、普段私が書いてるままの作風のものを用意させていただきました。感じたままに書いていただけるかなと思いまして、すみません。
私が想定したよりも遥かに大きな世界を読み取っていただいて感謝いたします。私には無意識な部分が想像以上に多いのだとわかりました。特にズンタッタの響きに悲しみを汲み取られたのは驚きでした。正にそうです。言われてみれば、という感じです。
ありがとうございます。また次回よろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

水無川 渉様 お礼  猫目屋倫理

はじめまして、猫目屋倫理です。
この度は感想を頂きありがとうございます。

よく学生の頃友人同士で煙草の回し吸いをしていたので一般的ではないとは思いませんでした。
堂々と買えない物でしたし笑
シェアする物の一般性を考えれば無難に飲み物や食べ物の方が良かったかもしれません。
ただ男性同士を表現したかったので、飲食物はイメージと違うなと思い煙草にしました。
大変勉強になります。
これからよろしくお願い致します。

編集・削除(未編集)

水無川 渉様 評へのお礼  山雀詩人

「撮りっぱなしのムービー」(12/15)に評をいただきましてありがとうございました。
ものすごく深く読んでいただいて、恐縮するくらいでした。

「インスタ映え」についてのコメントには特に納得しました。
なるほど、汚れた食器の対極として、
美しい側にある象徴的な何かを配置するとよかったのかも、ですね。
詩には対極を盛り込む、これは勉強になりました。ありがとうございました。

また投稿させていただきます。その際はよろしくお願いいたします。


MY DEAR評者の皆さま
 本年もたいへんお世話になりました。
 いつも誠意あふれる評をいただき、たいへん感謝いたしております。
 この場をお借りしてお礼申し上げます。
 来年もよろしくお願いいたします。皆さま、よい年をお迎えください。

編集・削除(編集済: 2022年12月28日 20:44)

水無川 渉さん 感想のお礼

このたびは、私の詩を深く読み込んでいただきありがとうございます。
静かな詩と評していただき、ありがとうございます。
深く感謝申し上げます。
妻との諍いのくだりは、ご指摘のとおりで、今後検討いたします。
もう少し、起承転結に、注意いたします。
          

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