◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
なお「MY DEAR掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
これは掲示板内の安全を守るため、管理人に限って把握させて頂くものです(他へは一切出しません)
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◆初めて詩を書く方や、おっかなびっくり詩を書いてみようかなあーという方、
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一本の木が
音楽を聴いている
今日は悲しい音楽を
明日は寂しい音楽を
明後日は沈黙が
その4分33秒間に
あらゆる出来事が
流れ込んでくる
さすがにどうかなりそうで
苦し紛れに花を咲かせる
光
の
花
び
ら
が
五
枚
かすかな灯りに向かって
虫や小さな動物たちが
頭を垂れる
この世でもっとも大きなものの
正体をなつかしむ
木は思った
どんなものでも咲かないよりは
音楽を聴いている
島秀生さん、この度は私の詩集をご紹介くださって、どうもありがとうございました。
とても嬉しく思います。
感謝申し上げます。
かすみ じゅんさん、三浦志郎さん、滝本正博さん、青島江里さん、荻座利守さん、秋冬さん、澤 一織さん、富士伊真夜さん、瀬未さん、積 緋露雪さん、水無川 渉さん、妻咲邦香さん、エイジさん、紗野玲空さん、そして雨音さん。
この度は、私の詩集刊行へのお祝いのメッセージをくださいまして、本当にありがとうございました!
皆さまからそれぞれのお気持ちをいただいて、とても嬉しく、感激しておりました。
Amazonで購入するとおっしゃっていたかたもいらして、本当に感謝です。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。
この度は誠にありがとうございました!
あっ アリ
踏みおろそうとした前足を
すんでのところで踏みとどまった
ふう 良かった
小さな命をひとつ救った
いや 待てよ
今はたまたま気がついたけど
いつもは気づいてないのかも
知らない間に踏んでるのかも
えっ だとしたら
今までいったい何匹を
知らなかった
気づかなかった
ぼくが歩いてるだけで
誰かを傷つけていたなんて
ぼくが生きてるせいで
誰かを死なせていたなんて
フクロウのおじさんが言ってたな
世の中には二種類の生き物がいる
食べる者と食べられる者
でもおまえはそのどちらでもない
そんな大きな体なのに
誰かを襲うこともなく
草を食べて生きている
それなのに天敵もいない
おまえは実に強く優しい
理想的な生き物だって
おじさん 違うよ
ぼくはそんないい子じゃない
ぼくも誰かを傷つけてるよ
ライオンと一緒
チーターと一緒
ニンゲンと一緒
どうしよう もう歩けない
こわくて足が前に出ないよ
だんだん日が傾いてきた
これからいったいどうしよう
おじさんが言ってたっけ
フクロウも狩りをするって
ネズミやトカゲを食べるって
やめたいけどやめれない
生きていくにはしかたないって
そのとおりだね
分かるよ
分かる
分からなかったけど
今こそ分かる
そうだね
〝しか〟ないね
歩くしか
進むしか
生きていくにはしかたがないね
歩くよ
がんばって
がんばって
前に進むよ
夕暮れのサバンナを
ゆっくりと
優しいゾウが
歩いていく
こんばんは。
詩を読んでいただきありがとうございます。
もう少しいい流れを作れるまでもっと深く潜る余地がたしかにあったかもしれません。
推敲する時の参考にしたいと思います。
次回もよろしくお願いいたします。
雨音様 こんばんは。評をおまけ佳作をありがとうございます。嬉しいです。紫陽花の季節ですね。水滴で色んな物が潤ってるようで好きな季節です。
テンポは、声に出してみると分かるようになるかも?と改めて思いました。まだまだリズムだとかよく分かってないですが、またよろしくお願いします。
ところで、明日学校の卒業試験なのに、すっかり疲れてMYDEAR活動してます笑 困ったものです。
今回の作品 圭作と言うこと大変嬉しく思います
ありがとうございます。全く違った作品。
書けるか分かりませんが頑張ってみます。
どういうのがいいかな。まあ永い目で見て
書いていこうと思います。毎度アドバイス
ありがとうございます。
「その次のこと」妻咲邦香さん
妻咲さん、今回も一番乗りでしたね。
この作品とっても素敵ですね。もしかしたら妻咲さんのことだから、私が好きそうだと察していらっしゃるかしら。どのくらい素敵だなと思ったかというと、ちょっと妬いちゃうくらいでした。こんなのかけちゃうなんて!と。というわけで、佳作です。
基本的には直すところなんて全然なくて、このままでいいと思いますが、もしも私だったら、という部分をニ点だけ書いてみますので、参考にしていただけたら嬉しいです。いずれもとても細かいです。
まず一点め、一連に三回「私」が出てきます。一つ目は絶対にあったほうがいいです。二つ目か三つ目のどちらかをなくしたほうがいいかなと比べてみると、三つ目はないとわかりにくいかもしれない、ということで、二つ目を省略してもいいかもしれません。
次に、最後の一行ですが、そこだけトーンが少し違うように感じました。あくまで私の感じ方です。でもね、どうしていいのか悩んでしまいました。「明日が早くきたらいいのに」が思いついたけど、もっといいのがあるような気がします。探してみてくださいね。
「後ろ姿」やまうちあつしさん
やまうちさん、お待たせしました。実はやまうちさんは今回も二番乗りだったんです!すごい!雨音を喜ばせるのがみんなうまいですね。ってきっとたまたまなんですよね。失礼しました。
さて、こちらの作品もまた憎らしいほど素敵でした。やまうちさんも佳作です。次回からちょっと厳しくなります。あしからず。
こちらは直したいと思う部分はありません。この後ろ姿の捉え方はとてもグッときました。というのも、私自身が後ろ姿が好きなんですよ。写真とか撮る時も、気づいたら後ろ姿ばかりだったということがありました。人ってもしかしたら横顔とか後ろ姿に透けるものなのかもしれないなと改めて思いました。
「陳さんと日本語と私と」紫陽花さん
紫陽花さん、こんにちは。紫陽花の季節になりますね。
なんだかそんな季節に作品を拝見させていただいて嬉しいです。
そして、とっても優しくて心があったかくなるそんな作品で、じんわりしながら読ませていただきました。おまけの佳作です。
ストーリーはもう申し分なくて、申し分ないどころか、とってもいいですし、構成や流れもすごく素敵。そしてなんといってもね、これは紫陽花さんにしか描けないな、と思わせる紫陽花さんご自身から滲み出てくるような人柄を感じました。おまけ、の部分は些細なことなのですが、テンポを少し良くするために、声に出して見直してみてください。例えば、この連です。書き換えてみます。
そしてなにより
単語選びと言葉遣いが丁寧だ
例えば
ここ分からないから
教えて は
陳さんにかかると
ここに大変な問題があります
教えてください
になる
こんな感じを参考に、ほんの少し手を加えてみてください。全体好きでしたが、二連がね、特にとっても好きだったと告白させてください。
「水無月」U.さん
U.さん、お待たせしました。
今月は本当良い作品が多いですね。U.さんの作品もすごく良いです。佳作です。
こちらも最初から最後まで過不足なく、それにプラスして、しみじみと広がっていく情景があります。それは心であり景色であり、なんとも表現しようのない魅力、というものだと思います。これを書いていて気づいたんですが、作品としての完成度に加えて、こうしたなんとも惹かれる魅力を備えているものに出会うと、心が本当に共振しますね。とてもよかったです。
「ソウル」鯖詰缶太郎さん
鯖詰さん、こんにちは。お待たせしました。
面白い作品ですね。これはソウルミュージックの曲調を想像しながら読むととてもいいです。前半が特に私は気に入っています。五寸釘のあたりはゾクゾクしました。みんなそういった黒いもので覆われる時がありますものね。一考して欲しい部分があります。それが、
でも
生きているって言ってやりたい朝もある
なのですが、ここから先が朝の話になります。ただ、うまくこの「生きているって言ってやりたい朝」に繋がってこなかったんです。これがとっても残念でした。ここは最後に「ああそういうことだったんだ」と思えるように話の流れを作ると良いようです。ちょっと考えてみてくださいね。佳作一歩手前です。
「龍」freeBardさん
freeBardさん、こんにちは。お待たせしました。
こちらの作品はまるで墨絵を見ているような錯覚に陥るような作品でした。墨絵といえば濃淡の美しさです。この作品は後半三行の
私は嗤わぬ
何者も
いつか煌めく
一筋の
清烈果敢な河となる
この部分が真っ暗な世の中から浮かび上がるような濃淡の淡として白い龍が登っていくようでした。とても大きな絵に見えますので、言葉たちも大きな紙の上を泳がせてあげたい、そんな気持ちになります。ぜひ少し余分なものをつけて、濃淡をより鮮明にして大きな作品にしてみてくださるといいかなと思っています。
「人生の目的」ふわり座さん
ふわり座さん、お待たせしました。
最初にお伝えしたいことがあります。それはふわり座さんの作品を毎回(毎月)結構続けて拝見している立場として、何回か伝えてきましたが、改めて。ふわり座さんの作品はどんどん良くなってきています。今日また改めてそう思いました。成長ってこういうことかなと。真摯な姿勢がとても好ましく、羨ましいほどです。それを前提として、少し主題を別のところに探してみるといいかもしれないと思っています。練習の意味でです。例えば、朝ごはん、とか。ふわり座さんの作品の真ん中にあるのは人生とか愛とか人間関係が多いのですが、それを後ろの方にちょっと隠して(でもそれが主題なんですが)全く別のもので書いてみる、というのが次のステップに繋がるのではないかなと考えました。実はそれについては少し前から思っていたのですが、もしかしたらふわり座さんなりに書き切ってからでないと難しいかもしれないと躊躇していました。今回の作品を拝見して、そろそろ次へという気持ちが強くなったので提案します。今回の作品は応援の意味も込めて佳作です。
「闇夜だ」江里川丘砥さん
江里川さん、こんにちは。お待たせしました。
我ながら平易すぎる日本語で失礼しますが、この作品、すごくよかったです。やまうちさんの「後ろ姿」にも妬けたけど、この「闇夜だ」にも妬けますね。佳作です。月の置き手紙は、私の心を射抜きましたよ。ショートストーリーを読んでいるような気持ちになりました。良い作品というのは想像力を掻き立てられるなと思います。書きすぎず、書かなすぎない、その上に、オリジナリティ、すごいバランスだと思います。ひとつだけ、月光ですが、もしかしたら、言い換え辞典を引いてみると、何か月を使わない熟語が見つかるかもしれません。そのほうが月月しなくていいかもしれないので、ご参考までに。
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今回も力作揃いで楽しませていただきました。
そして、Mydearの仲間たちの活躍がとても頼もしく
嬉しくて。カンパ〜イ。
iPadのPagesを使って書いているのですが、
今ひとつ改行が上手にいかなくて、読みにくい点があったら
ご容赦くださいね。
秋冬さま
遅くなってしまってごめんなさい。
日本現代詩人会への入会おめでとうございます。
先に島さんからこそっとご一報いただいておりましたが
「すごい!」と声に出してしまいました。
本当に素敵です。心から応援しています。
井嶋りゅうさま
Twitterでもお伝えしましたが、改めてこちらでも。
りゅうちゃん、「影」の出版、本当におめでとうございます。
ファンの一人として、仲間として、そして、友人として、
嬉しくって嬉しくってなりません。
日本に一時帰国するときに読ませていただくのを
心から楽しみにしております。
井嶋りゅう様
このたびは詩集『影』のご上梓、心よりお祝い申し上げます。
詩の中で、言葉一つ一つは輝き、味わう私の中にあっても、それは大きな“影”となり、梵鐘の深い音のように、胸の中、響いております。
折に触れて、じっくり味わえる詩集が手元にあるということは、大変な喜びです。
素敵な詩集を届けてくださり、ありがとうございました。