おはようございます(^^)
ラスカルさん、守一の猫は、「私、可愛くないわよ」とそっぽ向いてるところが可愛いですよね(笑)。
今日は倉庫カフェに出没。ネズミ取りの出没しがちな峠道、そろそろ春の交通安全週間なので、気を付けて走る。メキシコ・ クステペックとホットドッグを所望。一番奥のトイレに近い席を快適にするため、衝立をマスターが手づくりしていた。そこへ座ってみると、想像以上に快適♪
誠実できれい好きで料理上手でカフェへの情熱がすごいマスター(フォローする家族も立派)に、「こんなの描けました~」と俳画を押し売りして、連休で混み合いそうなので早めに退散した。
うぐひすや螺鈿古りたる小衝立 杉田久女
今朝、BGM代わりのNHKで、「日曜美術館 放送開始50年特集 命の本質を見つめた画家 熊谷守一」をしていたので、ちらちら見ながら縫い物をした。この奇人といえる画家も、晩年になってどんどん単純化されてゆく絵がいい。我が田舎町の図書館には一冊しか画集がなかったので、↓猫の絵が一枚しか書けなかった。
猫跳んで春月のこる鬼瓦 河合凱夫
倉敷の茶房にて着物好きさんの集まりあり。ランチは、コールスロー・カリフラワーと蕪のポタージュスープ・鶏胸肉と春野菜の蒸し物など。食後、倉敷河畔を散策して、民芸館で絣の特別展を見る。芭蕉布から結城紬まで、全国津々浦々で織られた繊細な絣を心行くまで見た。↓バネ指の治ったKが、いつもどおり娘と漫才をしてくれる。おひねりの一つも飛ばさないのにありがとう(笑)。
行きずりの私語も柔らか春袷 大津信子
田んぼを見渡せるW宅にて食事会。Wは、いろんな椿を活けて目を楽しませてくれていたし、いつもの料理好きさん・蕎麦打ち名人・パティシエさんが腕を振るってくれた。↓この手の込んだオードブルの後、打ちたての笊蕎麦と花が咲いたようなデザートが出てくる。2000円しか払わせてくれないので、金蠅銀蠅瑠璃蠅と作った浴衣地のデカパンをスタッフ五名に差し上げる。金蠅は、件の夫を連れて来たいとWに交渉していた(笑)。
合い性の筆は一本 白椿 伊丹三樹彦
辻井伸行くんのソロ・リサイタルを聴いてきた。倉敷に来てくれるのを機会に音協に入会したので、真中あたりのよい席が取れた。一部の、ベートーベン ピアノソナタ 第23番 ヘ短調 作品57<熱情>は、ベートーベンが耳の疾患に絶望した個人的体験にもとづき、人生のドラマを創作に反映していた時期に作曲されたそう。不運を克服してゆくフィナーレの演奏は、力強く壮絶である。辻井くんの指がどうにかなっちゃうんじゃないかと、心配するほど。
二部の後半で、とつぜん彼が弾くのをやめて立ち上がったときは、指が?と、どきっとした。彼の指でなく、ピアノの弦が切れたのだった。「弦が切れました。弾きつづけることはできないので、少しお待ちください」と、、、。
辻井くんをテレビで見かけるたび、「身体に気をつけて。怪我をしないでね。指を痛めませんように。」と祈るような気持ちになるが、今日集まった二千人の老若男女もお吟と同じ気持ちで、彼に大きな拍手を送り続けたに違いない。彼の演奏は、時にさえずりであり、時に雪解川の激しさである。森羅万象を音に変えることのできる天才だ。
三度のアンコールが終ってもまだ拍手が続くので、辻井くんは、ひょこひょこと歩いてピアノの蓋を閉めて、またひょこひょこと消えて行った(笑)。ありがとう♪
氷上へひゞくばかりのピアノ弾く 篠原鳳作
