大石悦子さんが着物誂えに来てくれたら、お吟さん飛び上がっちゃうな(笑)。大石さんといえば、やはりこれでしょ、
花びら餅話を聞かずそやそやね 悦子
今日は和裁の集まりの日。物が捨てられないお年寄りから、上等のカシミヤというスカートをほどいたものを預かっていましたが、Sが「こんな染みだらけの布でクッションを作るのは嫌だ」と保留にしてあって、どうしたものかと思案していたら、「いい考えが浮かんだ!」と、↓太い紐で南洋のシダ植物みたいな葉をかたどり、ファスナーも付けて仕上げてくれました。見事に染みが消えました。「徳を積んだわねえ、いいことあるわよ」とお吟さん(笑)。
今日は最高温度が8℃で最低温度が4℃でおまけに雨で洟水垂らして走っていたが、まさに、
あたゝかき十一月もすみにけり 中村草田男
で、さすがに今朝は冬物を引っ張り出したら、お客がいらなくなって捨てようとしたので勿体無いと貰った防寒着が出て来て助かった。
>今日のお客さん、美貌の俳人大石悦子似の白髪のおきれいな方で、
目が悪いので美貌の俳人大石悦子似の「似」が見えなくて、すわ、大石悦子は岡山在の俳人かと勘違いしてしまった。俳句は二の次でこんな美人が主宰なら入会したいと不埒な気になってもむべなるかなで(実際は「鶴」同人)、
五十なほ待つ心あり髪洗ふ
雁帰る攫はれたくもある日かな
春の夜の細螺(きさご)の遊きりもなし
雪の降る眺めに膝を立てにけり
などは美人でなければ絵にならない句だろう。まあ、現実にはひれ伏したくなるような美男美女というのは銀幕の中にしかいないから、普通の人々は破 れ鍋に綴じ蓋と言われようが仲良きことは美しき哉である。
今日のお客さん、美貌の俳人大石悦子似の白髪のおきれいな方で、紬が大好き。裄を伸ばして差し上げた、右から郡上紬・結城紬・大島紬を素敵に着こなしてくれそうです。中学生の頃にはすでに、着物作家の浦野理一(あの幸田文の全集の表紙の幸田格子をつくった)の雑誌を愛読しておられたそう。いくら好きでもお高いので、着るのは想像の世界だけであったのが、ここへきてネットで安く良いものが買える時代になり、理想を実現されておられます♪
真つさらな紺の暖簾も十二月 三井ひさし
>ハイヒールのバックアップはじめ、影庵のバックアップはじめ、お吟さんはじめ・・・
いえいえお吟さん、何もわるいことしていませんて(笑)。
猫髭さんお若いから、五十肩ではないのかしらん。お吟さんは五十代の頃、右肩一年五十肩で(医者に行かないので自己判断)腕が上がらず痛い思いをしたけれど、自然治癒しました。その後左肩もやって、これは半年で自然治癒しました。原因はわかっていて、堅い布地をぐし縫いしたため。以後絶対無理はしません。
税金を取り戻すために、今日も図書館に出没。お世話になりっぱなしのお茶人に縁起物の張子の犬と招き猫とふくら雀を模写しました。お茶人はつきあいが広くてよくお礼状を出すので、こういう挿絵を喜んでくれます。
寒波急日本は細くなりしまゝ 阿波野青畝
左肩から肘にかけての痛みが取れない。お風呂で温めると楽になるのだが、いっかな痛みが取れない。電気マッサージで普通は凝りがほぐれて、腰も右肩も治ったが、左肩だけは駄目である。寒いので自転車のハンドルが悴むので肩から肘までの筋が固まるせいか、困ったなあ。水平より上に上がらないくらい痛む。八十代のお客たちが同じ症状だが、彼らは脳溢血後にそういう症状なのでわたくしは違うのでホッカイロをべたべた貼るしかないのか。老人性皮膚乾燥症気味でユニクロのヒートテックといったポリエステルの素材が肌に合わなくて痒いからなるべく木綿を着ているのだが長袖の木綿のシャツを買ってくるか、半袖ばかりだから、冬物もそろそろ出して蒲団も冬用に替えなければ。まあ、毎日、パソコン作業が週末は続くから運動不足は如何ともしがたい。下半身は自転車を漕いでるから、ジョギングなんかも出来るが、歩きながら左腕を幼稚園生のように高く振ってはいるのだが、ホッカイロはどこに行ったか、大掃除しないと失せ物が出て来ない。日曜日のようだから、真面目に冬の支度をするとしよう。
そうそう、鱸の昆布締め刺身は旨かったあ。魚のイノシン酸と昆布のグルタミン酸の相乗効果で旨味が増すためだろう。昆布締めはスズキしかやったことないから他の白身魚でも試してみよう。あと葱を一本小口切りにして炒めてそこに溶き卵を入れてオムレツ状にする葱玉は卵と葱の甘さのハーモニーが何もつけなくてもさっぱりのシンプルさで飽きないから、葱玉用の小さいフライパンをボーナス出たら買って来よう。企業年金が4万円出たのでラッキーと思ったら、税金で4万4千円取られて糠喜びになったから厚生年金が出るまで待たないといかんなあ。それにしても税金の高いこと。区民税と保険費用で年金だけでぎりぎりだから、年末ジャンボでも買ってみるか。昔一度か二度一枚百円の宝籤を買ったことがあるが、どうもギャンブルには食指が動かない。物書きは不得手ではないが、物を書いて金を稼ぐ方法がわからない。頼まれて原稿書いて謝礼は貰うことはたまにあるが、だいたいボランティアだし、ものぐさだから気が向かないと書かないしねえ。めんどくさいが先に立ってしまう。ゴーストライターで月百万くらいお金を貰っていたことがあったが、同業者に仕事を取らないでほしいと泣きつかれて(わたくしは他のライターの三倍のスピードで書き上げてしまうらしい)、ひとの仕事を取ってまでやりたくはないのでやめてしまったから、何か一発当てて300万くらい入ればそれで田舎の実家を大家に返せばあとは働かなくても済むが、もう昭和世代の繰言など生き馬の眼を抜くような時代には向かないだろうしね。老兵は消え去るのみ。と言っても消えさせてくれない人たちがいるんだよねえ、ハイヒールのバックアップはじめ、影庵のバックアップはじめ、お吟さんはじめ・・・どんどこ増えてく・・・とほほ。(*^▽^*)ゞ。
小筆遊びの日。模写した絵に美魔女さんの句を染筆してもらいました。書家は、近所の読み書きの全くできない、支援学級に通っている一年生の男の子ふたりを、工夫して教材作ったり、アイスで釣ったりして夏から面倒見ていて、よくやるなあと感心していました。ここへきて文章が読めるまでに成長し、「もう限界だー」と愚痴りながらも、もう少し書けるようになるまでは、と続ける様子。若いころは盲学校の体育教師などもしていたので、根性が据わっておられます。
初霜や墨美しき古今集 大嶽青児
