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ASDと診断された夫との関わり方について

はじめまして。
貴院にてASDの診断を受けた患者の妻です。
いつも夫がお世話になっており、ありがとうございます。

夫との関わり方について悩んでおり、
どこへ相談するのが適切か分からず、
こちらの掲示板に書き込みさせていただきました。

結婚してからずっと、夫との同居生活の中で
コミュニケーション面に難しさを感じています。

別居は、さまざまな事情から実現できていません。
離婚を前提とした家庭内別居も試しましたが、
その影響か幼い子どもの情緒に不安定な様子が見られ、
夜泣きも増えたため中止しました。

現在は生活空間を分け、
できるだけ距離を保って生活しています。
しかし、それでも日常生活の中で困難を感じる場面があり、
適切な関わり方について迷っています。

そこで、専門家の助言を受けたいと考えています。

このような場合、配偶者である私も
貴院を受診して相談することは可能でしょうか。
それとも、家族や配偶者支援を専門とする別の機関へ
相談したほうがよいでしょうか。

長々と失礼しました。
お時間のある際にご回答いただけましたら幸いです。

引用して返信編集・削除(未編集)

こんにちは、投稿ありがとうございます。いわゆるカサンドラ症候群ですかね?
でも旦那さんに診断がついたことで今までの彼の不可解な言動 
行動の謎は解けたのではないですか??


HPにも書きましたが、発達障害の人は何が普通で何が当たり前なのか解りません。
見ている所、価値観も全然違いますので、一緒に生活していると
お互いが「何でそのセリフ?」「何で解ってくれない?」「何で切れてんの?」
「何でやらないの」「何故当たり前のことが出来ないの?」などなど
「何で?何で?」の生活になります。

まあ、「何で?」の答えは「生まれつき脳の構造が違うから」
ということなのですが、それが解らず、相手に解らせよう、
解ってもらおうと努力し続けることで、疲労困憊し、
時に自責的になることも多いです。
これが「カサンドラ症候群」ですね。


発達障害は脳の構造の問題 性格個性ですので、治ることはありません。
もし今後も一緒に暮らすのであれば、家庭内でルールを文章で作成し、
家の壁に貼ること、破った場合罰金を取ることをお勧めします。

具体的に言って欲しくないセリフ、口調 やって欲しくない行動、
家事 育児の分担など、具体的に内容を書かないと解りません。

以前私の患者で「私の傷つくことをしないこと」というルールを
作った奥さんがおりましたが、それだと内容が全然解りませんよね。

「大声を出さない」 「物を投げない」 「うるさい ふざけんな」
「さっき言ったよね」「何度言ったら解るの」「普通に考えて」
馬鹿 阿保など相手を蔑む言葉 何かしている時に話しかけない、
など、NGワード集 具体的なルール作成してください。

お互い 相手に対して文章作成し、私も守るから貴方も守って欲しい、
先にルールを守って見せる事、貴方が守れなくても私は守りました 
自分も罰金を払いましたというスタンスが非常に効果的です。


そして破って罰金を払ったら、そのことは水に流しましょう。
後日それを蒸し返すのもルール違反です。
あまり反省していないなら金額も徐々に上げていくと良いですよ。

因みにそのルールの文書が残っていると、
今後離婚で相手が納得せず、調停や裁判になった時に
説得する材料として非常に有効です。



普通の夫 普通の家庭 理想の夫婦 阿吽の呼吸 以心伝心
などの幻想は捨てて下さい。


嘘をつけない、素直、一生懸命 苦しくても仕事に行く、
裏表が無い、怒っていても一晩で忘れるなど
彼の長所を探すと良いですよ。
結婚当初のことを思い出してはどうでしょう?



当院は本人の同意があれば、家族だけの相談受診も可能です。
内緒にしたければ貴方のカルテを作って受診でも良いですよ。
奥さんのカルテが作れれば、カウンセラーを挟んでの
夫婦カウンセリングも可能です。

旦那さんのことのみの相談であれば予約は不要です。

自分にも発達障害がありそう 自分のことの相談や
長時間(30分くらい)話したいのであれば、
貴方の名前で初診予約を取って下さい。

引用して返信編集・削除(編集済: 2025年12月12日 11:59)

真面目に生きる事の是非について

親の介護で見送りまで済ませた者です。
兄弟と孫である甥姪達はいるけど、親の生前は正月と葬式だけに彼らは顔を出すだけで、葬式では一丁前に家族面をして泣き顔を見せるだけでした。
私はなんだかんだでほっとしていました。

タイトルですが「金も手も出さないが口は出す親戚」という兄弟に対して摘便含めて日々を費やした私とで、人生の帳尻が合うのかの不満がずっと溜まっています。
特に2026年の正月が近づいているからピリピリしています。

介護界隈によくある「金も手も出さないが口は出す親戚」の類語を検索したら、
作家パトリック・オロークの「みんな地球を救いたがる。でも、誰もおふくろの皿洗いを手伝おうとはしない。」
(私の提示した意図は、介護に口だけという理想やお題目を掲げ、実際には介護から逃げ、葬式の時にだけ泣いて嘆くという理想主義者な兄弟への皮肉や恨みの念が具体化した格言だと感じたからです。)https://exe-time.jp/execolumn/before-2

反面教師としても、
ゲーテの「すべての人が玄関を掃き掃除させれば、全世界がきれいになる。」「太平の世における愛国心は、庭前を掃除し、家業に勉励し、世務に努力するよりほかに道はない。」
(ゲーテの2つの格言も、口先より行動をして示すことで、手の届く範囲が変われば大きな世界も少しずつ変わっていくという、理念や理想より先ずは行動する方が大切だという意味を私なりに感じたからです。)

オロークの格言から口先だけ出す奴は空虚で信じられない者。
ゲーテの格言から世界を救うのは身近な課題へ行動をした者。
私的にはそう慨しました。

なので、親の看取りという最も近しい者への務めを果たした私に福音は来るはずだと思いたい。
親を見捨てて自分たちの人生を一人前の家庭として謳歌している逃げた兄弟たちは天罰が下るはずだと願っています。

この「罪と罰や因果応報」の考えとタイトル「真面目に生きる事の是非」を疑念に思っている心境は安全と言うか大丈夫なのか気になって精神の専門家の竹川先生に伺いの投稿をさせていただきました。
(ちなみに、2026年の正月は未定ですが、どこか外出して兄弟たちと顔を合わせたくない行動を取りたいと思っています。)

引用して返信編集・削除(未編集)

こんにちは、いつも投稿ありがとうございます。
介護大変でしたね。見送りとは看取りのことでしょうか?
親御さんも最後まで頑張ったのだと思います。

介護の相談というのは私の外来でも非常に多いですよ。
まあこれから我が国は超高齢化社会を迎える訳ですから、
これから多くの人が経験することになるでしょうね。

親を介護する時に一番大事なことは
「親の介護は子供の義務ではない」ということです。

現在は介護保険制度がありますので、一人暮らしの老人で、
介護者が居なくても、着替えと 排泄さえ自分でできれば
往診 訪問看護 デイサービス ヘルパーの利用で自宅で生活できますよ。
家族が介護者にならなくてもいいんです。

排泄着替えが出来なければ施設入所になります。
財産があれば、全てお金に換えて有料老人ホームに入所、
財産が無くても生活保護にして特別養護老人施設に入ることが可能なんです。
福祉制度世界一の我が国の強みですね。


自宅で家族が介護する場合は、少しでも「親の面倒を見てあげたい」という気持ちが必要です。

まあ、「親の財産を相続したい」という目的でも良いと思いますが、
その様な気持ちが無いのに嫌々介護をしてしまうと、
どうして自分だけがこんな目に遭わないといけないんだという不満から
親に陰性感情 恨みつらみが増幅し、暴力 虐待に発展することが多いです。

そして「自宅で完璧な介護は不可能」であると自覚し、
自分の生活を壊さない程度の線引きが必要ですね。
そもそも24時間 一人の人間を見張る 世話するのは不可能でしょう。

ここまでは自分を犠牲にして面倒を見るが、これ以上は無理、
それで何か事故があったら その人の運命、天命と割り切ることが大事です。

兄弟間で介護に割く時間が異なる場合は、死後の財産の分配を変えましょう。
皆で話し合うか、親に遺言状を書いてもらうと良いですね。
一番面倒を見た人が多く貰うのは当然の権利です。というか、それで不平等感を割り切って下さい。

ゲーテの詩、、良いですね。
いつも言っておりますが、世の中には良い人と悪い人が混在しております。
全ての人が真面目で美しく生きる世界なんて存在しません。

勤勉さを徳と考えるか、愚行と考えるかは人それぞれであり、
大事なのは他人の価値観ではなく、自分の価値観ではないですか?
私は他人の不幸を願う時間は無駄だと思います。時間が勿体なくないですか?
そんな時間があったら、自分の幸せを願いましょう。

引用して返信編集・削除(編集済: 2025年11月29日 20:19)
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