再診ではいつもお世話になっております。
先生には慨しますと【機能不全家族成育と発達障害との二次障害】という大まかな悩みで診察を受けています。
タイトル内容についても、毒親や毒兄弟からの一方的な物言い【手は出さない。金も出さない。口は出す。】の毒によって
イラつき⇒(精神エネルギー消耗で)だるく眠くなる⇒福祉施設での社会復帰作業に支障(不眠や抑うつ感)が発生
・・・という負の連鎖が発生する時があります。
今までの対処法は処方された頓服のデパスとか安定剤で堕ちた気分を上げる方法をしていました。
本日の相談内容に関する私なりの方法として【PCタイピングで非道や不快感や怒りの想いを文章化する】という事への是非です。
暴言や毒行為について頭の中で一人抱え込んでて不眠やイラつきや抑うつ症を発症させていたのですが、
≪文章で事実として正確に酷いことをされたとタイピングする⇒毒家族がいかに酷い事をしたのかと証拠になる⇒経済的でも心身的にもDVや虐待の事実になると感じる⇒相続でも障碍者虐待や人権侵害SOSででも有効な証拠になるのではと思い始める≫
そのように思い始めると、被害ノートといえる文章タイピングをしていくと最初はイライラが凄くてキーボードを叩きつけたりしていましたが、後々の裁判含めた証拠になるかと思うと、終い頃には心が落ち着いてくるのです。
これは【日記療法】や【暴露療法】と言える行為でしょうか?
また、家庭内でも家庭外でも酷い行為や我慢ならない事をその記憶が新鮮な内のその日の内に記入して振り返りログにするのは心身には良い影響を与えますでしょうか?
メンタルクリニックやヘルス的な視点でのご返信やご解説をよろしくお願いいたします。
こんにちは、いつも受診ありがとうございます。
HPにも書きましたが、機能不全を作る毒親の正体は発達障害ですので、
環境因での共依存(アダルトチルドレン)と遺伝的要因での発達障害を
合併することは非常に多いです。
毒親の言動によってエネルギーを消費するのは、
「何でそんなことを言うのか? どうして解ってくれないのか?
いつになったら自分のことを理解するのか?心を入れ替えるのか?」
いつか言わなくなる 解ってくれるという期待感や希望 願望が心の奥底にあるからです。
でも冷静に考えるとそんなことは絶対に起きませんよね?
貴方の親はこれからも延々と貴方に酷いことを言い続けるでしょう。
仮に訴えて、有罪判決が出ても変わらないと思いませんか?
裁判準備の労力と得れる慰謝料から考えても割に合わないですよ。
(肉体的な怪我と違い、言葉の暴力 精神的苦痛で得られる慰謝料はとても少ないんです)
そんなことをするより、早く親を捨てるべきです。
「親を捨てる」という言葉を言いかえれば、「変わらないと諦める、期待しない」ということです。
それが出来るようになると何を言われても、気にせず流せるようになりますよ。
機能不全家族で育った子供は幼少期からストレスを我慢で乗り切っております。
それゆえ反抗期がない、子供の頃は優等生と言われるのですが、
幼少期から抑え込んだ感情が負のエネルギーみたいにどんどん溜まり、
大人になってから爆発することがあります。
重度の鬱状態になったり、情緒不安定、強迫観念
過呼吸 解離 身体症状 体の痛みなど色々と出てきます。
過去を想起し溜まった過去の感情を吐き出し、誰かに話す 文章にまとめる
そこから生き残った自分を褒める、自己肯定感を上げていくのが、
原家族ワーク グリーフワークというカウンセリングの手法です。
貴方が行っていることもそれに近い事ですよね。
しかし過去を振り返る時には環境とタイミングが大事です。
親と別居は必須、経済的に自立していること
家以外の居場所がある、相談できる友人やカウンセラーがいる。
ストレスからの逃げ場所を確保していること などですね。
環境が整っていない状況 例えば親と同居している(扶養されている)環境で
過去の感情を掘り起こすと、容易に家庭内暴力に繋がり、
親に殺意を抱くことになりますので、あまりお勧めしません。
特に発達障害の特性には「嫌な記憶消去不能」「思考の多動」
というのがありますので、フラッシュバックや引きこもりの原因にもなりますよ。
環境が整うまでは、現実逃避 ストレスから逃げる方が良いと思います。
とにかく先に別居ですよね。
過去を振り返らない「自分の褒め日記」であれば、
自己肯定感も上がり、精神的には良いですよ。
又診察の時に教えて下さい。