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11月句会を始めます

11月句会を始めます。下記開催要領に従い奮って投句願います。
現在までの投句者は、 名の皆さんです。

11月度みんなのネット俳句会・開催要領
1・投句期間    11月5日(水)~11月10日(月)
2・投句      当季雑詠 5句まで
3・清記発表    11月11日(火)
4・選句      8句選句 11月11日(火)~11月13日(木)
5・成績発表    11月14日(金)
6・その他     投句代行可、投句後の訂正、差し替えも可
       
投句内容は幹事が確認次第、非表示にします。
句会開催中であっても一般の書き込みは制限はしません。

投句後の訂正依頼のやりかた
(誤) 古池や海豚飛び込む水の音 バショウ
(正) 古池や蛙飛び込む水の音 バショウ

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選句鑑賞

5 廃線に木の実こぼして鳥語降る (森野) 5◎ナチーサン
鳥同志の会話を訊いてみたいもの。少しずつ解明されていると聞く。時々庭に米の研ぎ残しを蒔いてやるが朝になると無くなっている。時に見かけるが敏感ですぐ逃げられてしまう。廃線と言う人里離れた場所だ。鳥たちの語らいの中で零れた木の実が芽を出す日も遠からずあるかもしれない。この句、実景と思うが廃線と言うマイナスの素材に心を寄せた夢のある句だ。特選に戴いた。

46 天邪鬼一茶野に帰す草紅葉 (茶々) 3
 一茶の句は身近だ。それに自然界に優しい目を向けている。不幸な家庭生活の中でユーモア溢れる天邪鬼ぶりを発揮。先般亡くなった西田敏行が一茶を演じたそうだ。野人としての一茶、人間味溢れる一茶を草紅葉がしっかり受け止めている。

48 これ何ぞ堀り上げ芋や3㌔と (ヨヨ)  1
 上五にその驚きが余すことなく素直に表現されていて好感が持てる句だ。しかし3キロの芋とは作者ならずともびっくり。先だって南瓜だったか巨大南瓜が紹介されていたがこちらの方は土や肥料など調整されたもののようだ。一方こちらは天然もの。さて、問題は調理、ヨヨさんの腕の振るいどころ。

50 身だしなみ構わぬ我が身山粧ふ (和談) 2
 歳を重ねると出かけることも少なくなり身だしなみもついおろそかになる。昨今のように気候が定まらぬ世にはなおさらだ。それでも気づかぬところで生き物達は敏感に身を処している。ふと気づくと山の気配に変化が。思わず身を正す作者。思えば我が身も自然の一部かと実感する瞬間。

103 海を見ずして海語る渡り鳥 (えっちゃんあら)   1
 自然の摂理は図り知れない。亀や鮎それに渡り鳥。彼らの帰属習性はどこから来るのだろう。季節に合わせての行動は今でも完全には解明されないと聞く。しかし親から子へとその行動は引き継がれ繰り返される。この句不思議な句だ。何度読返しても句意が一定しない。気になる句だ。選も私のみ。作者の自解を求めたい。

105 馬鈴薯のお八つで育ち長寿かな (玉虫) 5
 昔の田舎のおやつはこんなもの。特に農村では。私は薩摩芋だった。(干しいもで「ニッキと言っていた)今は「キンコ」とかの名前で都会で人気とか。ケーキとかの人工的な甘味でなく、自然の甘さが健康的。正に長寿の原動力。お八つなんて懐かしい言葉も久しぶり。おかげで虫歯もない。私も現在健康歯30本。<9020>に挑戦中。まだまだ先は長い。

106 木守柿別れの言葉さりげなく (ABCヒロ) 4 ◎ちとせ
 どのような状況だろうか。若者の巣立ちか。家族を残しての旅立ち。老いた両親を残して。さりとて涙は無く別れの言葉もそっけない。きっと独り立ちに胸膨らませている男の子だろう。木守柿がひっそりと見守っている。

109 浜菊や老ゆるは潮の引くごとし(てつを)6◎ダイアナ 
 中七下五に惹かれた。考えさせられる奥深い句だ。浜菊が句を引き締めている。何度味わっても心の襞に触れる句だ。 老境の心理を突いた切ない句だ。

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玉虫さんへ
 ご主人三重県産でしたか。私は奥志摩の漁村、田んぼは無く畠のみ。作物とて薩摩芋ばかり。最近は学校も無くなり高齢化も進み廃村寸前の状況です。先だっては芋を狙って猪が海を渡って上陸したそうです。
北海道は半世紀前友人の車で一周した思い出があります。確か有珠山の噴火直後で硫黄石を幾つか拾って持ち帰りました。今も手元にあります。ご主人によろしく。

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ナチーサン、馬鈴薯の句を鑑賞して頂きました。
北海道育ちの私のおやつは馬鈴薯でしたが、三重県育ちの主人は甘藷だったとか。
良いなー甘藷なんか食べれなかった~と、食いしん坊が、又もうらやましがります。
祖母の育てた馬鈴薯の収穫はよく手伝いました。指の先くらいの小さい物も集めます。
いたわしいから全部拾ってね!の声が今も聞こえるようです。いたわしいとは、勿体ないの事です。
鍋一杯の馬鈴薯を通りすがりにつまみ食いしたりしました。五人兄弟でしたが、つまみ食いするのは
私だけで今一番元気なのも私です。

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 成程。我々生物の故郷は海だと言います。海から発生したのだと。その思いを渡り鳥に託したんですね。海育ちの私も海には特別な思いがあります。灯台守を祖父に持つ身として漁師や海女を親に持つ同級生に時折思いを馳せますがそ
の多くは他界しました。今一度本籍を置く故郷の灯台を見たく帰郷をと思いますが叶いそうにありません。改めて読み直し「海を見ずして海語る」にジンと来ています。

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ナチーサンさん拙い俳句を詠んで頂きありがとうございます。海を見ずして海語る渡り鳥。普通で恥ずかしいです。海は人の心を癒してくれる時と悲しみもあったりそんな海に囲まれて生きる私達はやはり海とはと語るべきなのかなと

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今日の三択クイズ

第1問A
第2問C
第3問C
第4問 B

★ヒント活用率25% 第4問Aかも

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竜王戦第5局明日開幕!

 将棋竜王戦第5局が明日から和歌山市で開幕します。両者お互いに先手番に勝利し2勝2敗、明日は藤井聡太竜王の先手、挑戦者の佐々木勇気八段の意地の見せ所。負ければカド番に。勝敗は明後日28日夕刻に判明の予定です。

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今日は藤井竜王の先手番での完勝でしたねー!
第六局は後手番ですので竜王がどんな指手で行くのか楽しみです。
佐々木勇気八段にも是非とも頑張ってもらって最終局まで
見たいものですねー。

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いやー何だかワクワクしますねー!
藤井竜王今回は先手ですので負けられないですね。

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竜王戦藤井竜王が勝利、竜王戦4連覇に王手をかける!

 将棋竜王戦第7番勝負第5局は、藤井聡太竜王と佐々木勇気八段の間で昨日から和歌山市のお城を背景に戦われていましたが、91手で先手番藤井竜王が勝ち竜王戦4連覇へ王手をかけました。次回第6局は12月11日から鹿児島県指宿市で行われます。佐々木八段が意地を見せ翌週18日からの甲府市での決戦に持ち込めるか。期待が高まります。

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明日から三択クイズ再開

11月句会の互選結果の記事のピン留めを解除しました。ご覧になりたい方はno.4585の記事までスクロールして下さい。
明日29日から俳句三択クイズを再開します。

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アイビーの俳句鑑賞 その4

アイビーの俳句鑑賞 その4

採りきれぬ柿は鴉にくれてやる (尾花)
98番の柿の句もよいが、あえてこの句を取り上げてみたい。ややぞんざいな口調で「くれてやる」と言い放つたあたり、作者は鴉に好きこのんでやるのではないことが分かる。取り切れないものは仕様がない、という気持ちなのだ。いまいましい。一方、鴉の方はラッキーとばかり、わがもの顔で柿を食い散らすから、作者は余計いらいらする。座五をことさら乱暴にしたのは、そうした気分を表わしている。実に効果的だ。

渋柿やひねくれ一茶西田流 (茶々)
田辺聖子原作の「ひねくれ一茶」を先ごろ亡くなった西田敏行さんが主演してドラマ化した。私は残念ながら見ていないが、一茶を西田さんが演じたなら、きっと名演だったのだろう。二物取り合わせの句だが、季語になんと「渋柿」を持ってきた。これが見事にハマった。最初、意表をつかれたが、これ以上の季語はないという気がしてきた。

冬めくや母国のゴイクン振舞はれ (無点句)
惜しくも無点句となったが、得難い味のある句。ネットで調べたところ、ゴイクンはベトナム料理でベトナム風の春巻きと思えばよい。作者の家にベトナムの研修生(職種は分らないが)が、訪問した時のことを句にしたものだろうか。国際化の時代、こうした体験はますます増えることだろう。惜しいのはゴイクンという料理に馴染みがないこと。句の中にベトナムと分かるワードを入れたら入点が増えたのに。

脳活の三人麻雀柿たわわ (無点句)
賭け麻雀ではなく、脳活のために麻雀に興じているのがユニーク。麻雀に疲れ、ふと外に目を転ずれば、柿の赤い実がたわわに実っている。もうそんな季節になったかという、作者の心の動きの描写が見事。無点句となったが、現代人の生活を活写した佳句だと思う。

暮色降り一番星と三日月と (無点句)
惜しくも無点句となったが、雰囲気のある句だと思う。三日月が一応、秋の季語ではあるが、中秋というには今は11月である。三日月は秋に限らず一年中出るのだから、その意味でインパクトに欠けたのかも知れない。季重なりを恐れず、別の季語を立てることも考えてみてはどうだろう。

木の葉散る選挙速報未明まで (無点句)
この句も無点となってしまったが、タイムリーな選挙の話題に絡めた点に新鮮味がある。しかし、季語の斡旋には少し問題があると私は感じた。選挙の開票速報だから深夜から未明まで、しかも室内の作業である。ために上五の「木の葉散る」が、実景ではなく、現実感が削がれてしまった。

ゆるがせにできぬひと言冬の月 (無点句)
惜しくも無点句となった。季語に「冬の月」を持ってきたのは、作者の内面に抑えがたい憤懣があるのだろう。作者は考えぬいた末の季語の斡旋と思うのだが、読み手の側からすれば,いまいち消化不良の感が否めない。俳句の説明過多は煩わしいが、ヒントが少なすぎるのもイメージが浮かばない。とっかかりが無いのである。そのため、作者の意図がから回りしてしまった印象だ。

アイビーの俳句鑑賞‣完了

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アイビーさん、鑑賞ありがとうございました。ヱミさん、ふうりんさんありがとうございます。
 「115 渋柿やひねくれ一茶西田流」の句を温かく観ていただきました。渋柿も風雪寒気により干し柿は甘くまろやかになります。
西田俳優さんの演技にすっかり魅了されました。
 1昨日深夜ラジオで一茶俳聖の生涯と俳句の解説がありました。「瘦せ蛙負けるな一茶此処にあり」の句、考えさせられます。
一茶さんの生涯は多難だったようです。それだけに見詰める眼が共ブレ(EMPATHY)しています。
 「ひねくれ」と「共ブレ」で私は揺れています。

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麻雀の句,楽しい句になりましたね。最近はボケ防止のための麻雀がブームだそうです。中高年がチーとかポンとか言いながら、和気あいあいゲームに興じるのは、見てるだけでも微笑しいものです。従来、麻雀はともすれば賭け金が動く暗いイメージでした。そんなイメージを払拭する昨今の麻雀ブームです。

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今晩は。私の感想は自分で言うのも変ですが面白くも可笑しくもないです。でも皆様のメッセージに言わせてくださいと勇気出しました。マージャンです。実は主人のリハビリに月二回付き添い?が四人のメンバーになってしまい現在進行形です。マージャンの楽しみは解ります🎵。

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アイビーさん、鑑賞をありがとうございます。

三人麻雀の句は尾花です。
麻雀といえば数十年前、二人の子供が小学生の頃家族四人でしたことがありました。
それ以来になりますが、今年の夏頃「健康麻雀」というのに誘われて、武豊町の体育館でやってるのに参加しています。 その時々によって人数が足りないときは三人のグループもあります。 三人麻雀の時は「マンズ」と言われる牌の二萬~八萬を抜き、後は同じように進めます。こちらの方が種類が少ない分集めやすいような気がするのですが・・・。 積もってから捨てるまで、他の人を長く待たせないため早く判断をしなきゃいけない。 捨ててから「しまった!」と思うことが多いのですが楽しいです。
同じ種類の牌がいっぱい集まると組み方がわからなくてパニックになるんです。 そんな時は手を上げて先生にアドバイスを頂く。 先生は幾通りもの組み方を瞬時に教えてくれるので流石です。
夢中で、あっという間の2時間、少しはボケ防止になってると嬉しいのですが・・・?

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アイビーの俳句鑑賞 その2

アイビーの俳句鑑賞 その2

七五三父方母方みな来たる (ABCヒロ)
少子高齢の時代ならではの句。孫一人につき祖父祖母は4人いる。曾祖父曾祖母となると倍の8人に増える。孫の数は増えないのに、ジジババは元気で孫に連れ添うから、誰の七五三だか分らないことになる。そんな風潮をいくらかからかい気味にユーモアで包んで詠んだ。風刺の視線と、それでいながら嫌味を感じさせないのは、ユーモアの効用だろう。

穴惑ひ木に取り付いて何とする (仕手原)
蛇が冬場を控え穴に戻る。その際、もたついている様を「穴惑ひ」と言う。人間社会に置き換えいろんな場面で援用する、俳句ならではの季語だ。ところが、蛇も今年の暑さで変調をきたしたか、木に取り付いてしまった。木では俳句にならないと困惑する作者。そこをなんとかするのがベテラン、逆手に取って一句まとめた。

燗酒に小言云ふ人盃進む (和談)
左党の和談さんらしい熱燗の句。奥さんはあれこれ細かいことを言っているが、聞くふりをして適当に相槌を打ちながら、その実、意に介せず酒が進む作者。酒飲みの生態を活写した一句。もっとも活写もなにも、ご本人のことだが…。

神無月後は任せた探知犬 (エミ)
税関など麻薬探知犬の活躍は頼もしい。密輸ばかりでなく、徘徊老人の追跡にも大活躍だ。つい先だっても大手柄のニュースが報じられた。何しろ人間の数千倍も嗅覚が発達している犬のこと。わずかな手掛かりを頼りに、粘り強く任務をこなす。「あとは任せた」と言いたくなるのも無理からぬところだ。

藁塚に背中預けて語る夢 (玉虫)
11月句会のトップを飾った句。適度なクッションにもなり、藁塚には人間をリラックスさせる何かがあるような気がする。子どものころを思い返し、同様の経験をされた方は多いと思う。そんな「あるある」感に共鳴する人の圧倒的があったのであろう。かく言う私もそうだが。

冬初め立ち食いそばで終える旅 (弥生)
旅も終わりに近づいた。最後の休憩のサービスエリアで、立ち食いそばを誂えた。小腹がすいた時のそばが旨い。自宅が近づいた安堵感、満腹感、快い疲労感がないまぜになった、旅の終わりを表現して間然とするところがない。

落ち葉踏むカサカサカサとついて来る (ちとせ)
落ち葉を踏んだ時の音を表現するのに、「カサ」では物足りない。「カサカサ」でありきたりで面白みがない。ところが、この句は「カサカサカサ」と三度繰り返した。これが大成功で、平凡な句がいっぺんに生き返った。座五の「ついて来る」がまた上手い。

以下次号、不定期掲載

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穴惑ひ の季語を覚えてから秋の蛇を注意深く観察するようになりました。毎年同じところで冬を越すのだろうからそう迷うようなことはないだろうと思っていたがそうでもないのかうろうろするのがいる。去年は二匹連れが公民館の車いすのスロープに入ってとにかく上っている。行きつく先はドアがあって行き止まり、時間があれば暇に任せてみていたのだけれどそうもいかず確かめないまま帰ったがどうなったのだろうかな。他のいろいろの動物がエサを探すように行き当たりばったりでうろうろしているのが正解みたい。だからとんでもない所へ入り込んだりするのだろう。車にひかれたのを去年はよく見た。洞もない木の周りをうろついてのがいたのでちょっと聞いてみた。
穴惑ひ木に取り付いて何とする

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弥生さん、リプライありがとうございます。ご婦人が立ち入りにくい食べ物屋と言えば、吉野家の牛丼があります。近頃はそうでもないのですが、サラリーマンがワンコインで昼飯が食べられて、ボリュームがあって、味もまあまあな店は吉野家でしょう。あと、餃子の王将とか。まだありますが限がないので止めます。男の、しかも中年のおっさんが通うと、そこはかとなく哀愁が漂ってきます。

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アイビーさん、立ち食いそばの句の鑑賞ありがとうございます。
実はこれ先日の旅の実体験で、初めて駅のホームの立ち食いそば(実際にはきしめん)にトライしました。
立ち食いそばと言うと男性ばかりが利用するというイメージですが、最近は女性の利用も多いと聞いていたので
思い切って挑戦してみました。いやー、まさに早い、安い、旨い!でした。

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選句鑑賞(感想)

遅くなりましたが、いただいた句の鑑賞(感想)を少し書いてみます。

押し付ける耳に冷たき受話器かな (仕手原さん)
 昔の黒電話、今のプラスチックとは違う受話器の重みと冷たさをリアルに思い出しました。受話器を耳に押し付けて、言葉を聞き洩らさぬようにして話す相手はどんな人なのでしょうか。訃報かとも思いましたが、案外、恋人のような気もします、耳は冷たいけれど、心は熱い…。
 迷ったのは、季語がないこと(俳句初心者なので間違っていたらすみません)。この掲示板では、無季もよいということでしたので、選ばせていただきました。

冬ぬくし寝癖のままの朝ご飯 (コビトカバさん)
 日曜日の朝の風景を思いました。もしかするとパジャマのままで、まだ、ちょっと寝足りないような顔で朝ご飯を食べる。温かい冬の平和な風景です。

照紅葉白無垢の笑む徳川園 (ダイアナさん)
 紅葉の赤と花嫁衣裳の白との対比が鮮やかに浮かびました。

敗荷や重き歴史を刻む寺 (森野さん)
 敗荷から感じる晩秋のわびしさと歴史ある寺の静かな佇まいが目に見えるようです。

達筆も誤字もありたる大文字草 (森野さん)
 文字どおり「大」の字にみえる大文字草の花。ひとつひとつの花の個性を、達筆も誤字もあると表現されました。「誤字」がとてもユーモラスです。

初冬や観音像に残る紅 (弥生さん)
 冬の初めの冷たい空気の中に佇む観音様。観音様は性別を超えた存在ということですが、観音像に残る紅に少し艶っぽい印象も受けます。ぴりっとした空気感との対比が素敵です。

仮置きは物に平行冬立ちぬ (アイビーさん)
 お茶のお稽古でしょうか。「冬立ちぬ」の季語から、心地好い緊張感が感じられます。しゅんしゅんと湯気が立ち上る釜までみえてくる気がします。

柿すべて捥ぎ大空の青淋し (尾花さん)
 コントラストになっていた柿色がなくなった空。淋しという表現にどこまでも澄んだ青い空がみえてきました。秋から冬へと移っていく季節への思いも感じます。

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にゃんこさん、観音像の句の鑑賞ありがとうございます。
実は何処のお寺か忘れてしまったのですが、薄暗いお堂に浮かび上がる紅の色と
板張りの床がやたらと冷たかったのは忘れられません。

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仕手原さん
優しいお言葉をいただき、恐縮です。また、アドバイスありがとうございました。これからは、ネット検索するときは 「季語」をつけて検索します。

アイビーさん
アイビーさんも柿がお好きなのですね。私は血糖値の心配はないのですが、身体を冷やす気がしてあまりたくさんは、食べられません。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年11月23日 14:40)

そうそう、私もどなたの句だったか忘れてしまいましたが、彼岸寺 が季語でないといったことがあります。
パソコンを触っているときで歳時記が手元になく、彼岸寺 で検索すると間の悪いことにネット関連で商売している関係かそれがずらりと出てきたのでうっかり違うと思い込みました。歳時記なら傍題として彼岸のところにあったのですがね。そんなわけで気になる語句を検索するときは頭に 季語 をつけて 季語・・・・ とすれば間違わなくて済むと思います。ご参考まで。

引用して返信編集・削除(未編集)

柿が豊作だそうで、柿好きのアイビーとしては嬉しい限りです。正岡子規の柿好きは広く知られています。ところが血糖値を上げる食べ物として、柿は目の敵にされます。柿農家で柿は売るほどあるのに、自分は食べれない可哀そうな人がいます。糖尿病の食餌療法の妨げになるのだそうです。他人事ではありません。アイビーもその傾向があるので、妻の管理下にあるのが実情です。

引用して返信編集・削除(未編集)

とっていただいて有難うございます。難聴で電話は補聴器を外さないとだめなので耳に押し付けて聞くよりほかないのです。
通る声とどうにもわからない声とあります。普通電話では300ヘルツから3000ヘルツの間でそれより高い音低い音はカットされるので、私は4000ヘルツあたりは昔から駄目でしたが何の支障もなく電話担当していましたけどね。今ならおまんまのくいあげです.
冷たいのは冬で冷ゆは秋でクイズみたいなもんです。気にしない気にしない。

引用して返信編集・削除(未編集)

アイビーさん
「冷たき」が季語なのですね。仕手原さん、自分の勉強不足を棚に上げて失礼なことを書き、申し訳ありませんでした。

コビトカバさん
うちも大きな息子が家におりますが、男の子っていつまでたってもこういう感じですね~。

尾花さん
今年は柿が豊作だったようです。我が家はあちこちから柿をいただいて、食べきれないほどです。

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にゃんこさん、柿の句の選句と感想をありがとうございました。

今年は柿が豊作だったんでしょうか?
我家の柿は採り終わりましたが(数個残したのは鳥に)町を走っていると、まだまだ柿が目立ちます。
庭のもの、畑のもの、山の中にあるもの。 もしかしたら渋柿かな? と思いながら見ております!

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にゃんこさんへ

寝癖の句、鑑賞ありがとうございます^_^
これはうちの息子を詠んだ句です。
寝癖と冬ぬくし、ほっこりです( ̄∇ ̄)

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初心者だからと遠慮は無用です。初心者ならではの視点ということもあります。どしどし投稿してください。仕手原さんの句は「冷たき」が季語です。

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アイビーさん、かをりさん、にゃんこさん鑑賞ありがとうございました。

我家は農家ではありませんが縁あって50年回りは田んぼと小さな森に囲まれて暮らしております。
前に堀川が流れ、今は鴨が群れ青鷺が一羽ゆるりと暮らしています。 その中を翡翠が一羽忙しく飛び回っています。 又かつての引き込み線が今では廃線となり季節に触れる事が出来ます。
見えるネオンはパチンコ屋ひとつ。 でも遠花火には邪魔❣

あの人は又来てくれる刈田かな(ラガーシャツさん) うらやましかったです。大勢の家族を引き連れ稲刈りにいらしていたご一家も暮らしが変ったり代が変ったのでしょう。今では休田となり蘆の田となっています。 それでも季節になりますと葭切が子育てにやって来ます。彼らの鳴声を聞くのも時の流れでしょう。廃線にもそれぞれの季節があり楽しんでいます。
かをりさんの七七は素敵でした。
大文字草のこぼれ種がサボテンの間から白とピンクの花を咲かせていましたが、思い切ってサボテンと離してみました。
やはり誤字が多かったです。

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選句鑑賞

2 冬来る暦どほりに進みゆく (エミ) 1 かをり、
今年は夏が長くて・・・やっと暦通りに季節が進む安堵感。冬とても暦どおりのうれしさよ。

5 廃線に木の実こぼして鳥語降る (森野) 5 かをり、ヨヨ、弥生、◎ナチーサン、
廃線とか廃校はあれですけど、降るが斬新ですね。句のとおりなら読み手が零すということになり、賑やかな中の孤独感がいい。
繋ぎます、 タップに踏みにぬ朽ちた枕木

6 あの人はまた来てくれる刈田かな (ラガーシャツ) 5 エミ、◎かをり、コビトカバ、弥生、
ロマンスやーー。ロマンスは儚いからロマンスなんですね。モノクロの逢瀬が映画の一シーンです。
39の玉虫さんの句と迷いましたが、ワクワク感があり特選にいただきました。

18 イヤホンの中へ木枯し入り込み (玉虫) 3 かをり、てつを、弥生、
不易流行の芭蕉さんでも詠めないですよ。キャッチーでポップ、若い感性が未来へつながります。
つなぎます。  レノンの髪をマフラーにする   ビートルズもいいけどジョンレノンのその後の歌も大好きです。

39 藁塚に背中預けて語る夢 (玉虫) 14 人参、ダイアナ、◎森野、かをり、◎尾花、◎てつを、◎ヨシ、仕手原、◎アイビー
恋や友情、夢、最近語ってますか?と自問自答させられました。映画ならこちらは迫って具体的。6→39 とても美しいです。
そう、原節子さんの映画みたいです。

44 ベレー帽斜めに被り文化の日 (ヨシ) 3 エミ、尾花、かをり、
ベレー帽はかつてインテリの象徴?この斜に構えた雰囲気と文化の日対比がいいです。ダンディな句に乾杯。
つなげます。 晴れ女来るカフェの夕暮れ

47 薄墨のはがき一葉冬の虹 (にゃんこ) 6 人参、ダイアナ、かをり、尾花、てつを、ふうりん、
薄墨のはがきとは喪の葉書でしょうか。虹という光の季語でさらに故人への哀悼が深まった気持ちです。
人間関係の機微の間を句にしておられて、採りました。

98 柿すべて捥ぎ大空の青淋し (尾花) 10 ダイアナ、◎エミ、茶々、かをり、◎弥生、◎玉虫、にゃんこ、
淋しいと書かれなければ、特選へ残したい句でした。しかしですよ、柿からこの大景にいくのは目が覚めるおもいでした。
大いに尊ぶ句です。

鑑賞にあたり、いつも失礼の段、お許しください。
また酩酊の句を採ってくださった皆様には感謝です。
来月は超多忙につき、投句はできませんが、鑑賞はさせてくださいませ。
「今」でなくてもいいんです、皆様の美しい記憶の欠片を句にしていただければと。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年11月17日 22:20)

アイビーさん、こんばんは小寒い雨の週末です。

私なんぞは、一年ちょっとくらいカルチャースクール(師系?はホトトギス)で俳句を学んだだけなのです。
ここでは異端児でありまして。。。。
短歌の会では、もう厳しく、罵詈雑言w これは詩ではないとか言われたり(最近やっと短歌も俳句も詩のひとつの表現)がわかりかけてる気分です。
3年前からお世話になっておりますが、ここはゆるーく、詩心のない私も居心地がよいのです。

その先生は、俳句の詩は写生はご飯、ぱらっとふりかけのように、思いをいれよ。
三つ子の魂百までなので、境涯のふりかけの味が濃いのは採っていません。そういう句も多いのでいつもすみません。
5句投句できるのですから、3句はきちんとデッサンしましょうよ(これは自戒)
格段にこの句会の俳句の骨法、上昇するかと。(これも自戒)

と言っても私も読み勝ちでした。だって楽ですもんw  で、
冬の雨灯油を切らす厨かな  冬の雨灯油の匂ふ懐かしさ  師匠いわく、境涯を昇華?どっちもあとはお好みだってさ。
逆に日々思うこと、境涯を一茶のように詩として昇華していただければ、積極的にとります。

なので私が鑑賞するとかより、皆様が詠みたい句をおおいに披露していただければ。
いつも、言いたいことを言ってばかりですみません。アイビーさんに甘えました。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年11月22日 22:29)

リプライの多さ、反響の大きさはかをりさんならではです。アイビーの比ではありません。かをりさんの根強いファンがいます。もっと言えば、かをりさんに評価されたくて、当ネット句会に投句している人もいるのです。
老人で「そうろう」という生きかたはアイビーと相いれません。そこで、アイビーは新しい情報や風俗に遅れまいと努めてはいるのですが、そう意識すること自体が、既に時代遅れなのです。実に虚しいことです。滑稽ですらあります。
かをりさんはアイビーとは違い、バリバリの現役世代なので、時間の制約はあることでしょう。事情は重々承知します。お忙しい事情は承知の上で、当ネット句会に、より深くコミットをしていただけないでしょうか。無理を承知の、私の切なる願いです。

引用して返信編集・削除(未編集)

かをりさん、文化の日の句を鑑賞そして付句をありがとうございます。
実際、この日はお出掛けをしました。私は帽子が好きで幾つか持っています。あの日は、、文化の日だし、やっぱベレー帽でしょ!と決めました。
被り方も色々あって、今日は斜めが良い!気分アゲアゲの晴れ女は外国人に混じり道頓堀をぶらぶら、もちろんカフェにも行きましたd(>ω<。)

引用して返信編集・削除(未編集)

かをりさん、イヤホン、藁塚と、鑑賞して頂きました。
何だか近頃ある年代にスリップしてしまう事が。
ホント戻りたいとかは絶対思いませんが。
恥の多いあの時代の自分を再演するなんて、恐ろしい!
イヤホンの句は、電車で月に二度出掛けるのでその機会に。
藁塚の句は実体験。良き貧しき時代夢を語る喫茶店など無い時代。
因みに三重県出身の夫は、すすきぼうしと言ってたと。私は名前さえ判りません。
北海道の農家に嫁いでいる妹に尋ねても、馬を飼って居た頃は有ったけど、何て言ってたか忘れた!そうです。
藁塚って言うんだなあと今更。知らないことが山程有る!面白い!
また、かをりさんに鑑賞していただけるような句を作ります。ネット句会での一つの目標。

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かおりさん拙句鑑賞ありがとうございます😊
ロマンスいいですねー俳句は僕の手を離れると世界が広がりますね。
俳句って何だか面白いですねなんて思いました。

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かをりさん、柿の句を鑑賞して下さりありがとうございました。

青空に熟した柿はとても美しく、それを一つ一つ採って最後の一つを採ってしまうと、急に空が広くなり一抹の淋しさを感じます。
でも俳句にするには、淋しい、嬉しい、悲しいとかは禁句でした。他の言葉で表すのでした、時々大切なルールを忘れて・・・。
また推敲してみます。ありがとうございました。

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かをりさん、謙遜なさってはいけません。酩酊状態ならばこそ詩になるのです。私の場合,俳句は素面で作りますが、推敲はほろ酔い状態で推敲します。発想が自由自在に飛び、最初の作句意図を離れ、無人の荒野を行く気分になります。怖いもの知らずというやつです。ただし私の場合、酩酊まで行っては支離滅裂になりますから、あくまでほろ酔い状態がよろしいのです。

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かをりさん、拙句を鑑賞していただき、ありがとうございます。
今年も喪中はがきが届く頃となりました。様々な事情で疎遠になってしまった方から届く思いもよらない便り。故人への想いを冬の虹という季語に託して詠んでみました。
丁寧に読んで下さり、ありがとうごさいました。

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