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7月句会は中止します

7月のみんなのネット俳句会は、管理人の白内障の手術と日程が重なるため、中止します。楽しみにしていた方には申し訳ありません。8月句会は8月5日開幕です。奮って投句願います。

6月句会の互選結果の記事のピン留を解除しました。ご覧になりたい方は、no,5695の記事までスクロールしてください。

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王位戦渡辺明九段勝利!

 将棋王位戦七番勝負第2局は藤井王位の先勝を受けて函館市で行われ先手番渡辺九段が97手で藤井王位を降し1勝1敗とした。この将棋終始渡辺明九段が先行し藤井聡太王位の反撃を許さなかった。次回第3局は7月30~31日、四国徳島市で行われる。

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 羽生さんも七冠を維持したのはわずかの期間で(1年未満)二度と七冠に復帰することはありませんでした。
藤井が八冠を維持したのは羽生さんより少しは長かったですが1年持ちませんでした。ですから「永世」となると大変なことです。連続と通算などありますがそれを羽生さんは七冠全てに成し遂げたんですから超人です。 
一方渡辺明九段は、羽生⑦)、大山⑤、中原⑤に次ぐタイトル保持者で竜王、棋王の永世称号を受けています。
藤井七冠は棋聖の永世保持者で、渡辺明九段と闘っている王位戦は現在4連勝中で後一つで二つ目の永世となります。

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将棋は門外漢ですが、藤井七冠はちょっと疲れ気味ではありませんか。第一戦も渡辺さんの見落としがあり勝ちを拾いました。調子は、下降局面に入ったのではないでないでしょうか。入れ替わり立ち替わり〝打倒、藤井〟でやってくるのですから無理もありません。

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藤井王位完敗でしたねーここのところ調子を崩しているのか
それとも挑戦者の藤井さん対策が進んでいるのか次の王位戦は
先手ですので楽しみです藤井王位ゆっくり休んで次の戦い
頑張ってください!

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選句点

造語です。たまたま私の選んだ句が最高点、次点になっていたのでひょいと選句した点の合計をしてみた。
48点だった。ついでにちょっと数えてみたらダイアナさんが51点、ラガーシャツさん49点、
こんな銅メダルあるのかなあ。

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今まで選句の合計点など考えてもいませんでした。
面白いですねー私は選句は銀メダル投句は予選落ちでした。
次は投句メダルを目指さなくてはなんて考えてまーす。

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うふふ、それ私も考えた事あります😃自分が頂いた句の得点の合計ですよね❗️今回私は一番に選句したので選句の真っ先に名前が出てますよね。だから数え易いですね😃自作の成績はいまいちでも選らんだ句の評価は良かった❗️一番かどうか分かりませんが選句はメダル級かな❓️😆

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アイビーの俳句鑑賞 その2

アイビーの俳句鑑賞 その2

庭に出で苛立ち鎮め合歓の花 (ヨヨ)
何かの理由で苛立つことがあったのだろう。見事に咲いた合歓の花に何時しか苛立ちも消えた。心の内面の苛立ちに、目に見える合歓の花を持ってきたのは俳句の手法の理にかなっている。ただ、上五の「庭に出で」は無くても意味が通る。17文字しかない俳句、省略できるものは省略したい。

O型の血は甘いらし蚊の来襲 (ヨシ)
血液型に性格判断は、専門家によれば根拠がないそうである。しかし、日常会話で「彼はA型だから几帳面」などと普通に出てくる。「さっきから蚊に喰われるのはわたしばかり」とぼやく作者。よほど「O型の血は甘いのかしら」と,更なるぼやきが聞こえるようだ。

炎天の大工の声と土埃 (エミ)
炎天下、建築現場に働く職人は大変だ。汗にまみれ土埃にまみれながらの作業である。作者はそんな重労働に明け暮れる大工、その他の職人に対し、労わりと敬意をこめて詠んだに違いない。上五は「炎天や」と切ってみたらどうだろう。きっと別の景色が見えるような気がするのだが。

父のため鯵の小骨を抜いておく (ふうりん)
季語は鯵。年中出ている魚だが夏の季語とされる。作者が年老いた父親のために、鰺の小骨を抜いておいてやる、という美しい情景が目に浮かぶ。ヒューマンなあとあじのよい句になった。事実とは違うかも知れないが、私の俳句解釈としてはそうなる。俳句は一たび発表されたら解釈は読み手に委ねられる。

ひとまずはカツカレー食って暑気払い (ラガーシャツ)
色々やらねばならぬことは多いが、その前に先ずは腹ごしらえだ。そんな状況が思い浮かぶ。なんといっても食べたのがカツカレーというのがよい。これがほかの、例えば刺身定食では気分が出ない。冷奴でもいけない。あくまでカツカレーでなくてはならない。暑気払いとカツカレーの相性がよいとは初めて知った。

取り出して編みかけしもの梅雨来たる (無点)
惜しくも無点となったが、なかなかに雰囲気を持った句だと思う。連日の雨、することがないから、編みかけてそのままになっていた編み物を引っ張り出してきた。季重なりは、この句の場合は気にならない。むしろ座五の「梅雨来たる」より「梅雨長し」あたりを考えたい。

以下次号に続く、不定期掲載。

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アイビーの俳句鑑賞 その1

アイビーの俳句鑑賞 その1

蓮咲けり三河一揆の寺の堀 (森野)
安城市の浄土真宗の本證寺に吟行したものか。徳川家康に反旗を翻した一向一揆。その際には一揆側の中核寺院として、信徒の拠りどころとなった。家康も若い頃は、一向一揆には手を焼いたのだ。一揆の激しさは今もって語り草となっており、物見用の隅櫓に往時が偲ばれる。その時の堀を利用しての蓮の花が名高い。季節になると近在から蓮を見る人でごった返す。

袖振りて蹴つたたくれば郡上踊り (えっちゃんあら)
郡上踊りとは気の早い気もするが、なにせ足掛け3か月に及ぶロングラン。観光客は、最初は見様見真似で踊りに加わるのだが、そのうちにコツがわかってくる。要は浴衣の袖を振り、時々その場で大地を蹴る仕草を繰り返せば、それらしい恰好がつく。そんな郡上踊りの光景をユーモラスに詠んだ。ただ、中七にすこし工夫をしてみたい気がする。アイビー流に詠めば、「袖を振り蹴れば郡上の踊りかな」

汗拭いて今日の仕事を締めくくる (ABCヒロ)
額に汗して働く、いわゆる肉体労働に携わっている人の日常の一コマを切り取った、そんな印象を私は受けた。律義な職人気質。丁寧に汗を拭き、明日の段取りを考え、服装を整え今日一日を締めくくる、そんな人物像が浮かんでくる。ひとつの俳句から、いろんな想像を掻き立てる、これも俳句の醍醐味だろう。

夏休寝る度に背の伸びる吾子 (コビトカバ)
夏休みの句であれば、林間学校、自由研究、絵日記、宿題、おばあちゃんの家とかが定番の発想だろう。そういう月並みな発想から抜けて、夏井いつき流に言えば「脱ボン」に成功した句。「寝る度に」は母親ならではの描写で、実感が籠っている。私が特選にいただいた句。

鳶舞ふや限界集落栗の花 (和談)
過疎化の進行で共同体として成り立たなくなった地区を限界集落と言う。この言葉自体が生まれたのが、比較的最近のことのように思う。しかし、鳶が舞い、栗の花が何時に変わらず匂っている。何時に変わらぬ村の佇まいだ。だが、こうしている間にも過疎化の進行は、間違いなく進んでいるのだ。季語の斡旋が適切だ。

汗の子をあやせる母も玉の汗 (白玉)
汗という言葉が二度 使われ心地よいリズムを生んでいる。おまけに汗、あやす、母、玉の汗と使われた言葉がすべて「あ行」で始まる。このため独特の韻律を生んでいる。隅々まで注意力の及んだ推敲に敬意を表したい。読んでみてのリズム感、韻律これも俳句鑑賞の大事な要素だ。

労働を終え母は子と夕茅の輪 (無点)
惜しくも無点句となったがなかなかによい光景の句だ。上五に「労働」は少し違和感があるように思う。ここは穏当に「仕事終え」か「勤め帰り」としてみたい。座五の「夕」は仕事帰りと言っているのだから必要ない言葉だ。もっとも字数の関係でやむをえなかったか。アイビー流に詠めば 「母と子の仕事帰りの茅の輪かな」

以下次号に続く、不定期掲載。

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アイビーさん、更なるアドバイスありがとうございます‼️🙇
私も前回の自分でコメントを書いていて母の疲労を書けばいいのかな❓️とよぎりました。更に推敲してみます😃🙏

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えっちゃんあらさん、櫓の上で唄をうたったったのですか。流石は物怖じしないえっちゃんだけのことはありますね。
コビトカバさん、脱ボンが目標だそうで、着々と成果が上がっていますね。
ダイアナさん、たしかに昭和30年代、40年代の親はそうでした。額に汗して働く両親の姿を見て子どもは育ちました。労働という言葉の響きに違和感を感じたので申し上げましたが、とおり一遍の「仕事帰り」では意を尽くせない気持ちはよくわかります。でも、仕事帰りはそのままにして、疲れを前面に出したらどうでしょう。疲労困憊にもかかわらず茅の輪に連れて行ってくれたお母さん。

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アイビーさん鑑賞ありがとうございます。毎年郡上踊りに行って踊ります。先日郡上の浴衣👘着て矢倉で郡上の唄歌ました。

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アイビーさん。鑑賞ありがとうございます。郡上の作句は毎年詠みますがいつも類句のような気がしてます。でも本人は毎年郡上に踊ります。先日も友達が郡上始まりのパレードに参加してます。郡上の大会で優勝しているからかなと思ってます。私も近場で郡上の名前入りの浴衣👘で踊って矢倉?で唄も歌ってしまいました。また来年も郡上の俳句は類句になるけど詠みます。

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アイビーさん鑑賞、そして特選に選んで頂きありがとうございます!
脱ボンは私の課題なので、そう言って下さりとても嬉しいです^_^
子供は夏休みが終えて2学期が始まるとかなりでっかくなってる感じがします。
寝る度に伸びてるよね?!といつも感じていました(^◇^)

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アイビーさん、労働の~の句を取り上げて下さりありがとうございました。ご指摘の「夕」は不要については選句の段階で読み直し、自分でもそう思いました。労働を終え母は子と茅野輪かな、で自分は納得なのですが、どうしても労働という言葉は私もひっかかります。でも、この句は私の母の事で、母は本当に体を使い働いていました。父もですが。昭和30年代、40年代の大人たちは体を使って仕事をしていた人も多いと思います。疲れた体でも子供たちを茅野輪潜りに連れて行ってくれたという感謝の意味なのです。労働という言葉に代わる俳句に相応しい言葉はなんでしょうか?やっぱり仕事でいいのかしら?

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明日、王位戦第2局始まる!

 将棋王位戦7番勝負第2局は藤井聡太王位1勝を受けて対渡辺明九段戦が明日北海道函館で二日間の熱戦が始まる。渡辺九段としてはここは何とかして対に持ち込みたいところ。藤井七冠としては連勝して弾みをつけたい。緒戦が好局だっただけに熱戦への期待が持てる。

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お詫びと訂正

お詫びと訂正

ABCヒロさんから申し出のありました件、再度点検したところ誤りでした。お詫びして訂正します。
(誤)42 仁王像目を剥く夏が襲ひ来る (にゃんこ) 3 白玉、◎ABCヒロ、
(正) 42 仁王像目を剥く夏が襲ひ来る (にゃんこ) 1 白玉、

これに伴い個人別総合点のにゃんこさん19点を17点に訂正します。
ご迷惑をおかけしたABCヒロさん、にゃんこさんに重ねてお詫びします。

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 早速の対応ありがとうございます。ご面倒をおかけしました。
 まだまだ、暑いのはこれからですがくれぐれもご自愛ください。

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特選句について

 御世話になります。
 特選句についてですが、41番と42番に、ABCヒロの特選句があります。ご面倒ですが、調べていただけないでしょうか?

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互選結果は明日の朝

7月句会は、投句者全員の選句が既に終わっています。投句していない人の選句次第ですが、明日14日朝、7時ごろには互選結果が発表できると思います。

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互選結果

互選結果
7月のトップは弥生さんの「泳ぎ」の句で12点でした。続いて11点がてつをさんの「草むしり」の句、白玉さんの「汗」の句が9点でした。以下、7点に4句、6点に2句が並ぶ接戦でした。
12点 69 ひと掻きで海開きゆく平泳ぎ (弥生)
11点 41 無位無冠それも人生草むしる (てつを)
 9点  4 汗の子をあやせる母も玉の汗 (白玉)
 7点 19 強すぎるおひさま狙う水鉄砲 (ABCヒロ)
 7点 36 白玉やおんな同志の午後三時 (ABCヒロ)
 7点 43 夏休寝る度に背の伸びる吾子 (コビトカバ)
 7点 88 コーラスを外れて悠々牛蛙 (にゃんこ)
個人別総合では弥生さんが21点でトップ、以下にABCヒロさんが20点、にゃんこさんと白玉さんが17点で続きました。

7月度みんなのネット俳句会互選結果一覧 ◎は特選、 特選2点、並選1点で計算。          ℜ6.7  
1 民話閉じ闇に現る蛍かな (弥生) 1 ナチ―サン、
2 夏雲や力の限り湧き上がる 
3 炎天の大工の声と土埃 (エミ) 4 ダイアナ、白玉、弥生、ABCヒロ、
4 汗の子をあやせる母も玉の汗 (白玉) 9 玉虫、茶々、コビトカバ、ラガーシャツ、◎てつを、アイビー、和談、ふうりん、
5 労働を終え母は子と夕茅の輪 
6 夕菅や仄と狭庭を照らしをり
7 ゴキブリに襲われる夢実に苦し (コビトカバ) 1 ヨシ、
8 笹百合の楚楚とさゆれる山路かな (尾花) 4 弥生、◎ヨヨ、和談、
9 張り付きた守宮を見てる影法師 (玉虫) 2 弥生、ふうりん、
10 マネキンも服を脱ぎたる暑さかな (船町) 2 ヨシ、アイビー、
11 O型の血は甘いらし蚊の来襲 (ヨシ) 2 かをり、エミ、
12 池中の杭それぞれに鵜の立てり (ちとせ) 1 エミ、
13 梅雨闇や居酒屋酔談老春時 (和談) 1 ヨヨ、
14 取り出して編みかけしもの梅雨来たる 
15 田の神てふ蛸の八ちゃん半夏生 (ナチ―サン) 2 茶々、和談、
16 庭に出(い)で苛立ち鎮め合歓の花 (ヨヨ) 3 コビトカバ、てつを、和談、
17 向日葵や猛暑日続く涼所謝す 
18 小鯵なら南蛮漬けに致すべし (ふうりん) 2 船町、ラガーシャツ、
19 強すぎるおひさま狙う水鉄砲 (ABCヒロ) 7 玉虫、◎尾花、船町、コビトカバ、◎ふうりん、
20 犇めきて紫陽花園の順路失す 
21 電話して日傘の女前を見ず (アイビー) 1 ヨシ、
22 炎風や馬はバケツを飲み干せり (にゃんこ) 1 ヨヨ、
23 ラベンダー富良野の丘に整列す 
24 軽トラへそしてベンツへ青田風 (弥生) 3 尾花、森野、ABCヒロ、
25 仄白き百合点々と暮れ掛かる (玉虫) 1 船町、
26 退屈な烏に見られハンモック 
27 子供等の笛の音高し山車の中 (エミ) 1 ふうりん、
28 神鳴りや苦手な上司去ってゆく (コビトカバ) 2 ダイアナ、かをり、
29 竹筵伏せ大の字に頬も付け (ダイアナ) 1 玉虫、
30 蝉の声梢の彼方此方から 
31 新葉ごと誰を絡めし蜘蛛の糸 (ヨシ) 1 ヨヨ、
32 橘や星を散りばめ如咲けリ 
33 放つとけと西瓜をがぶり妻の愚痴 (船町) 2 ラガーシャツ、弥生、
34 袖振りて蹴つたたくれば郡上踊り (えっちゃんあら) 2 ヨシ、和談、
35 噴水に眼遊ばせ心足り 
36 白玉やおんな同志の午後三時 (ABCヒロ) 7 ダイアナ、ヨシ、ちとせ、かをり、◎ラガーシャツ、ナチ―サン、
37 夏空や大滑降の鳰 
38 水芭蕉分水嶺を越えて来し (尾花) 3 ちとせ、ナチ―サン、てつを、
39 健康のためとは云へどレタス責め 
40 テスト中手の甲の汗今昔 
41 無位無冠それも人生草むしる (てつを) 11 ダイアナ、白玉、尾花、船町、◎森野、ラガーシャツ、◎ABCヒロ、ヨヨ、ふうりん、
42 仁王像目を剥く夏が襲ひ来る (にゃんこ) 1 白玉、
43 夏休寝る度に背の伸びる吾子 (コビトカバ) 7 白玉、◎エミ、弥生、にゃんこ、◎アイビー、
44 暗い目で吾を見てをる羽抜鶏 
45 今宵こそ自慢の酒器で冷やし酒 (ラガーシャツ) 3 白玉、茶々、和談、
46 梅雨寒や遺品ばかりの美術館 (弥生) 3 ABCヒロ、てつを、にゃんこ、
47 向日葵やコロポックルの住む迷路 (玉虫) 4 エミ、森野、てつを、にゃんこ、
48 憂きことはきっぱり忘れ夏料理 (白玉) 1 ABCヒロ、
49 七夕や三献酒盃友の幸 (茶々) 1 ふうりん、
50 園庭の鉢に小さき初茄子 (ダイアナ) 1 ふうりん、
51 夏の日の海岸通り艶肌燃ゆ 
52 七夕や逢瀬果せぬ熱さかな (ちとせ) 2 ◎茶々、
53 空蝉や靴脱ぎ石に何思ふ 
54 雲の峰五線最後のホォルテシモ (えっちゃんあら) 3 ダイアナ、かをり、にゃんこ、
55 人影に花藻の動く昼下がり (ナチ―サン)  1 てつを、
56 あの花の名も忘れたり梅雨に入る (船町) 1 森野、
57 展望のよき八階に蝿二匹 (ヨシ) 1 にゃんこ、
58 海の日やかつて税関置かれをり 
59 十薬をシャバシャバ洗ひ陰干しに 
60 頼んでない目覚まし時計深夜の蚊 (コビトカバ) 1 エミ、
61 冷奴一丁あればそれでよし (ふうりん) 3 ヨシ、コビトカバ、ラガーシャツ、
62 梅雨晴や外来黄花生き生きと 
63 百姓を卑下するなかれ雲の峰 
64 汗拭いて今日の仕事を締めくくる (ABCヒロ) 3 ◎白玉、ラガーシャツ、
65 だだくさな鳰の浮巣でありにけり 
66 登園の子らはにぎやかミニトマト (にゃんこ) 4 玉虫、尾花、◎弥生、
67 ひとまずはカツカレー食って暑気払い (ラガーシャツ) 1 アイビー、
68 夏霧に車中の夫の困り顔 
69 ひと掻きで海開きゆく平泳ぎ (弥生) 12 ◎ダイアナ、◎ヨシ、ちとせ、船町、コビトカバ、ラガーシャツ、ナチ―サン、◎にゃんこ、アイビー、
70 パパ友のあちこち園の溝浚へ 
71 半夏生御陣乗太鼓響きあり (茶々) 2 えっちゃんあら、てつを、
72 はみ出しもせずひたすらに蟻の列 (ヨシ) 5 えっちゃんあら、玉虫、茶々、船町、ヨヨ、
73 外の国のトランプいよよ旱つく 
74 あぢさゐや傘持つ散歩昨日今日 
75 風死すや縁台将棋子ら一途 (和談) 3 尾花、森野、にゃんこ、
76 日盛りの安静時間着信音 (玉虫) 1 かをり、
77 箱庭のつくばいに来し客は蝶 (白玉) 2 森野、弥生、
78 白南風や池畔のデッキに二人して 
79 蓮咲けり三河一揆の寺の堀 (森野) 6 ダイアナ、えっちゃんあら、ちとせ、ABCヒロ、ナチ―サン、ヨヨ、和談、
80 火を創るをとこの仕事鰻焼く (尾花) 3 ◎かをり、にゃんこ、
81 虹が立つ七色の恋猫ウインク 
82 珍しく妻の驕りやうなぎの上 (ふうりん) 1 茶々、
83 梅シロップ一気に飲み干す庭師あり 
84 母の愛千万こもる古団扇 (てつを) 1 ちとせ、
85 人知れずプロテクターの中に汗 
86 力石百年灼けて鎮もれる 
87 六月の風に吹かるる鼻頭 (ナチ―サン) 1 白玉、
88 コーラスを外れて悠々牛蛙 (にゃんこ) 7 えっちゃんあら、玉虫、エミ、◎コビトカバ、アイビー、ふうりん、
89 愚痴の種すいかの種が負けました (船町) 2 玉虫、弥生、
90 缶蹴りの音彼方へと夏木立 (弥生) 2 かをり、森野、
91 家紋あり釘隠しなり夏御殿 
92 昼食の食指動かず一夜酒 
93 掛けたるもすぐ抱いており夏蒲団 (ダイアナ) 6 ◎玉虫、◎船町、コビトカバ、ABCヒロ、
94 松蝉や空に近づくリフト降り 
95 タッチパネル立てある神社夏祓 (尾花) 1 えっちゃんあら、
96 夏の朝失踪猫(こ) チラシ心痛や 
97 鳶舞ふや限界集落栗の花 (和談) 6 ダイアナ、ちとせ、エミ、◎ナチ―サン、ヨヨ、
98 振りむけば頬にぶつかる金亀虫
99 やっとかめ鏡に見入る夏はじめ 
100 苑涼し琵琶湖疏水を巡らせて (白玉) 5 ◎ちとせ、尾花、森野、ナチ―サン、
101 吾にむく向日葵だんだん恐ろしく (アイビー) 2 茶々、コビトカバ、
102 桜桃忌ふと駆け落ちの夢を見る (ABCヒロ) 3 えっちゃんあら、尾花、てつを、
103 鴉めにまんまとやられ瓜畑 
104 行き摺りの人と青鷺眺めつつ (玉虫) 4 ◎えっちゃんあら、ヨシ、船町、
105 父のため鯵の小骨を抜いておく (ふうりん) 3 ちとせ、茶々、アイビー、
106 初夜勤二時の記憶が無くて夏 (コビトカバ) 3 エミ、かをり、尾花、
107 黒揚羽真昼の夢へ誘はるる (にゃんこ) 4 えっちゃんあら、白玉、ABCヒロ、ナチ―サン、
108 彼の君は風に揺らぎてねじり花 (ヨヨ) 2 ◎和談、
109 ブーゲンビリアそのひとことの想いかな 
110 宇崎竜童に感涙夏フェスタ (ちとせ) 1 アイビー、

投句者は森野、えっちゃんあら、ABCヒロ、コビトカバ、和談、白玉、ヨヨ、ヨシ、エミ、ふうりん、ラガーシャツ、弥生、玉虫、尾花、ちとせ、てつを、アイビー、ダイアナ、船町、にゃんこ、ナチーサン、茶々の22名。ほかに選句のみ参加・かをり。

間違い等、不都合な点をご連絡下さい。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年07月14日 18:20)

たまには川柳も

ある方から「愛知川柳作家名鑑」なる小雑誌をいただいた。作家名鑑というものの実際は合同句集の体裁で、愛知県内の代表的な川柳作家20名がそれぞれ30句を掲載している。一流の川柳ともなると、普段私たちが目にする川柳とは趣が異なり、言葉が吟味され、表現に深みが感じられる。

以下に印象に残った川柳を紹介する。
ふところの深さ信じる夫婦箸 浅野滋子
下り坂シフトダウンが儘ならぬ 浅見和彦
龍の字の見えぬ高さに揚げる凧 川越洪太郎
未来のことは教えてくれぬ進化論 倉知武好
トリアージ切ない川は蛇行する 島津敏子
ちょっと来いと酒を飲ませてくれた祖父 鈴木順子
君が好き魔法が解けてからも好き 猫田千恵子
人差し指いつか凶器になるだろう 水野奈江子
様になってた企業戦士もゲバ棒も 山田初男

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年07月10日 16:29)

川柳のこと
 私は川柳は作ったことはありませんが、16年目に入った年寄りの居場所づくり「サロン8・歌とボッチャの会」の機関誌で会員の作品(エッセイ、絵など)の合間に川柳を2か月ほど取り上げました。俳句をと思いしたが少し取っつきにくいのではとの思いで友人からの勧めもあり「万能川柳」から転載しました。中には身につまされるのか涙ぐんだり爆笑を誘ったり至って好評でした。文協所属の川柳仲間も居て「文協まつり」の作品展示で交流しています。 今月からは佐藤愛子の「九十歳、何がめでたい」を掲載。また機会を見て復活をと。

引用して返信編集・削除(未編集)
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