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7月句会は中止します

7月のみんなのネット俳句会は、管理人の白内障の手術と日程が重なるため、中止します。楽しみにしていた方には申し訳ありません。8月句会は8月5日開幕です。奮って投句願います。

6月句会の互選結果の記事のピン留を解除しました。ご覧になりたい方は、no,5695の記事までスクロールしてください。

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22日は、嚶鳴庵句会です

 嚶鳴庵俳句教室からのお知らせです。
 5月は22日、13時からです。
 兼題は、魚簗 焼酎、または当季雑詠です。組み合わせは自由です。合計5句を12時50分までに提出してください。
 始めての方、初心者の方、歓迎いたします。句会とはどのようなものか、おためしでもいいので一度お出かけください。
 名鉄、常滑線 聚楽園下車、東海市しあわせ村 茶室 嚶鳴庵、句会の後、お菓子とお抹茶をいただきます。
 参加費 550円、持ち物、筆記用具、歳時記、国語辞典、電子辞書など
 
 全国の俳句大会の案内なども配っていきたいと思います。三重県伊賀市の芭蕉翁献詠俳句の受付も始まったようです。
 まずは、応募すること、入賞へのスタートはそこからだと思います。
 みんなで、切磋琢磨して、腕を磨こう!!!

 先回の句会の帰り際、嚶鳴庵のお運びの方が、「寄居虫の楽しいお話が聴けて、私も楽しませてもらいました」と
 笑顔で送り出してくれました。兼題は難易度が高いかもしれませんが、とにかく一句は作ってみてください。

 管理人さん、お邪魔いたしました。

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嚶鳴庵俳句名物の兼題は、今月は魚簗と焼酎ですか。手ごわいことは手ごわいですが、ここで怯んでは男が廃る、まあ、自信ないけどなんとかなるでしょう。

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名人戦第4局始まる!

 名人戦7番勝負第4戦、藤井名人に挑戦している豊島九段との運命の一戦は、大分県別府市で行われやや豊島九段の優勢のうち封じ手となった。明日は9時から再開される。カド番の豊島九段としては何とかここは凌いで北海道は士別市での第5戦に持ち込みたいところ。応援隊としても先手番豊島9段に一矢報いてほしいところ。九州から北海道と聡太八冠も大変だ。ここは若さで乗り切ってほしい。

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アイビーの俳句鑑賞 その2

アイビーの俳句鑑賞 その2

夏帽子デートプランは内緒です (コビトカバ)
季語に夏帽子を持ってきて大正解。この句の明るいイメージを決定づけた。それと中七座五と続く口語体がとても新鮮だ。若い世代が共感できる要素が盛沢山で、俳句に新しい可能性をもたらした。俳句は老人の占有物ではない。その意味で作者のコビトカバさんには、これからも当ネット句会に新風を吹き込んで欲しい。

はろばろとじゃがいもの花美瑛町 (ゆめ)
広々とした北海道の大地。果てしなく広がるじゃがいも畑。内地のじゃがいも畑とはスケールが違う。北海道旅行の印象を句にした。最果ての北の大地、その感慨が上五の「はろばろと」に凝縮されている。欲を言えばスケールの大きさを、もっと強調してもよかったように思う。じゃがいも畑にしても内地とは趣きがまるで違うのだから。

夏来る少女は白の足袋シューズ (玉虫)
世の中に足袋シューズなる物があるのを今まで知らなかった。親指とほかの指が丁度足袋のように分れているそうで、しっくりした感触が受けてトレンドなのだと言う。その足袋シューズの白が生きている。白い足袋シューズこそ初夏にふさわしい。まして履いているのが少女だからなおさらだ。

竹藪もビルへと変わる竹の秋 (ヨヨ)
開発が進み,、見慣れた景色がどんどん変わっていく。あたり一面、竹藪だったと思ったらいつの間にかビルが建っていた。その様子を詠んだ一句。竹は春に葉が黄ばみ、そのため「竹の秋」は春の季語とされる。あえて「竹の秋」を持ってきたからには、竹藪全部がビルになったのではなく、一部だけがビルになったという意味だろうか。あるいは、一般的な時候と考えれば、「竹藪」と「竹の秋」とは無関係ということになる。この辺が、少しわかりにくいので、別の季語を立てるのもありだろう。

焼け跡の輪島の空や鯉幟 (ダイアナ)
正月早々、能登大地震に見舞われた輪島。甚大な被害は勿論のこと、今なお復旧が思うにまかせず心が痛む。行政、ボランテイアの懸命な作業が続くが、ふと目を見やれば、悠然と鯉幟が泳いでいるではないか。困難の中に一筋の光明を見る思いだ。絶望の中の希望、被災地の復興を確信する一句となった。

砂風呂のスコップの音春惜しむ (無点)
惜しくも無点となったが、指宿温泉の砂蒸し風呂の体験を詠んだ句。自分の体を砂で埋めてゆくスコップの音に、ああ、今年の春も終わったなあと感懐を催す作者。少なくとも作者はそう感じたのであって、結果として入点があったか無かったかは二の次である。結果として入点が無くても、作者自身は愛着を感ずる一句になったのではあるまいか。

以下次号、不定期掲載

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玉虫さんへ
 夏来る少女は白の足袋シューズ
白の足袋にビックリでした。池井戸潤のドラマ「陸王」から商品化されたのかしら。車での移動が多いので若者のファッションに疎いです。ちょっと理解できませんでした。東京育の小生運動会の足袋嬉しく拝見しました。小学生の自分が蘇りました。奈良育ちの夫には通じなく、地方地方で文化が違うのですね。徒競走の前のドキドキが甦って来ました。良いお話有り難う御座いました。

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夏来る少女は白の足袋シューズ
を鑑賞して頂きました。
ちょっと月に一度か二度電車に乗ります。
平日昼間ですので、大抵は乗客の殆どは座れて、またその殆どがスマホを見ています。
対面に座っていた少女の足元に・・・???えええ?となりまして、長い足、ジーンズ、ショートヘア。
全部格好いい!で、靴。先が割れて足袋?だよね?ナイキ!のロゴマーク。
そう言う靴が世の中に有るんだそうです。
最近は足が・・・とか言ってヨロヨロしている私の履ける代物では有りませんが。
ワクワクドキドキ。俳句にするしか無いでしょう!
の一句。昔祖母に聞いたことが有りました。歳をとるってどんな心境?って。
身体はこんな風だけど、心は18位の侭だよ。その言葉本当だった。
足袋シューズの少女は、私の中で同化して、颯爽とホームを去って行きました。
電車は句材の宝庫!
今回の俳句の出来はさておき、こんな風に生れた一句です。
お喋りついでに、足袋と言えば、運動足袋!!
私の育った北海道のある地域では、運動会に運動足袋を穿きました。
足の裏は補強されてましたが、何しろ布ですから、一日で破れてしまいました。
年に一度の一日だけの”運動足袋”も思い出しました。
喋ると長い!
お許し下さい。

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アイビーさん、輪島の鯉幟の句の鑑賞ありがとうございます。まさにアイビーさんの鑑賞のように、地震後の火災で輪島朝市が焼け野原となってしまいその地に鯉幟が希望のように元気よく青空に泳いでいる景を読みたかったのですが、自分では表現が物足りない気がしていました。
ついでに指宿の砂風呂はとても楽しかったです。わくわくしました。その気持ちを表すには「春惜しむ」ではなかったのでしょうか?もう一回入りたかったな~。
もう一つ、先月の私に句、コンサート終えて乾杯風光る、も鑑賞していただき、コンサート前後の私の緊張と喜びまで読み取っていただきアイビーさんの鑑賞力の深さに「凄い!」としか言えませんでした。先月は書きそびれてしまい、この場で御礼申し上げます。

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夏帽子の句

アイビーさん鑑賞ありがとうございます!
イメージは今の20代のカップルで作句しました。
季語の選も良いと言って頂き嬉しいです(^∇^)

ちなみに焼酎を薄めている句(無点の)は私の父がとてもお酒強いので、同じ濃さでは到底ついていけない私を詠んでみた句です。

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考えすぎかもしれませんが……

どうも皆さんは、アイビーの俳句鑑賞が続いている間、投稿を控えておられるような気がします。内容がかぶっても構いません。どうかそんな斟酌はご無用に願います。活発な意見交換が掲示板を活性化させます。どしどし投稿してください。お願いします。

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アイビーの俳句鑑賞 その1

アイビーの俳句鑑賞 その1

味噌あんもこしあんも好き端午かな (ABCヒロ)
端午の節句には柏餅。柏餅とは言っていないが明らかだ。しかも柏餅そのものではなく、中の餡にスポットを当てた辺りが手練れの技。この句のように、一番作者が言いたいことのみをフォーカスして、周りの状況説明をどんどん捨て去った潔さが、俳句の要諦だろうか。

ひとつ家に無口な四人聖五月 (えっちゃんあら)
家族のことだろう。どういう家族構成か分からないが、想像をたくましくすれば、作者と作者の伴侶、夫婦の息子が二人といったところか。つまり男が3人、女1人という構成だろうか。従って口数は少ない、しかし心は通じ合っているから十分に意思の疎通は出来ているのだろう。無口だけれど決して暗い家庭ではない。「聖五月」がそれを証明している。

チリあやめ今日を満ちたる一日花 (森野)
不勉強で「チリあやめ」なる植物を知らなかった。アヤメ科に属する。ということは立派な夏の季語だ。一日花と言うからには作者が実際に栽培していて、写生したのだろうか。中七の「今日を満ちたる」がまことに俳句らしい表現と思った。ただ「チリあやめ」で固有の名なのだから、ひらがな、カタカナ混合はどんなものか。「チリアヤメ」で統一したい。

風薫る有田古伊万里波佐見焼 (ラガーシャツ)
作者は佐賀県を旅行したのであろうか。有田、古伊万里、波佐見焼と佐賀県の焼き物の名を列挙して余分な説明は無し。これらをひっくるめて「風薫る」とし、あとは読み手の想像力にまかせた。それで十分、読み手に作句意図が分かるのだ。さぞ快適な旅だったことだろう。

豪快に布団を叩く五月晴 (にゃんこ)
五月晴は本来、梅雨の間の晴れた日を言うのだが、それはそれとして上手い句だと思う。上手いというのは、普通、俳人が使わない言葉を躊躇せずに使ったことだ。冒頭の「豪快に」がそうだ。これでこの句が生き生きとした生命力を持った。俳句は雅語以外使ってはならぬという規則は無い。俳句は成り立ちからしても、俗語、オノマトペ、外来語(当時は漢語)なんでもありの文芸なのだ。

筍は十二単をぬぐようや (無点)
清記段階で、変換の間違いがあったこともあり惜しくも無点句となった。「十二単(じゅうにひとえ)をぬぐようや」は言い得て妙、説得力のある比喩だ。ただ、切れ字「や」を最後に持ってくるのはどうだろう。切れが弱いと作者は感じたのかも知れない。しかし、十分効果を上げているとは言い難い。いっそ上五で切る手もありそうだ。筍や十二単をぬぐように

以下次号、不定期掲載

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アイビーさん鑑賞有り難う御座います
 筍は十二単をぬぐようや 
大きな筍を茹でようと皮に包丁を入れてごそっと取った時まるで十二単みたいと。筍は十二単をぬぐようにができ、だから何なの、ようやのほうがようだわと感じて、「や」は切れ字となってしまうのですね。いっそ
  筍や十二単をぬぐように
良いですね、有り難う御座います。

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えっちゃんあらさん、ラガーシャツさん、にゃんこさん、それに前の記事の尾花さん、ご丁重な祝意を有難うございます。長いこといことやってると、時にはこういう椿事もあります。晩節という言葉からくる仰々しさと朝寝のギャップの可笑しみを狙いました。

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アイビーさん、遅ればせながら中日俳壇特選おめでとうございました。

拙句を鑑賞していただき、ありがとうございます。

俳句や川柳は、発表してしまえば、あとは読み手が好きなように読んでくれればよいと思っているので、(自分の思うところがどのように伝わったのか、または伝わらなかったのかについてはとても知りたいところなので、批評、鑑賞は大歓迎です)あまり自句自解はしないのですが…。
からりと晴れた気持ちのよいお天気の日。どこからか、ばあん、ばあん、ばあんと布団と叩く大きな音が響いてきました。その音があまりに大きくて、今どき珍しいなと思ったのが、作句のきっかけです。

「五月晴」とは、梅雨時の晴れ間のことをいうのですね。俳人があまり使わない言葉というのも意識することなく、使ってしまいました。勉強不足です。

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鑑賞御礼
 アイビーさんまずは中日俳壇特選おめでとうございます㊗️
 ゴールデンウィーク前半に佐賀有田陶器市に行って来ました。
 色々な焼き物を見て周り少しですが購入して来ました。
 そんな思い出を詠んでみましたありがとうございました。

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二度の同じメッセージ送信していたらすみません。アイビーさんひとつ家無口な四人聖五月を作った以上の鑑賞して頂きありがとうございます。家族構成は99歳73歳45歳男69歳女です。女が疲れていて無口だと本当に静かな夕食だったので。。アイビーさん遅くなりましたが12日の中日俳壇入選おめでとうございます。しっかり詠ませて頂きました。嬉しいことでした。

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ヨシさんへ

83じゃんけんに負けて悔しやアマリリス

この句をとっていただきありがとうございました。 
先月大きなプランターいっぱいに17個もの蕾を付けたアマリリスをいただきました。それでずうっと昔60年以上も前のアマリリスを思い出したのです。
中学生の頃、友人と二人で同級生を訪ねた時、その人が一個のアマリリスの球根をじゃんけんで勝った人にあげるネッ! と言い私は負けたんです。当時アマリリスは私にとって高嶺の花だったような気がしていました。 我家の庭には蜜柑の木が2本、杏子の木が1本、無花果が1本、それに小さな池がありました。私はそんな中に土いじりをしていたのです。

あのアマリリス欲しかったナー、一言いえば買ってもらえたのかナー、と思いつつあの句が出来ました、俳句にはなっていないよナーと思いつつ・・・。
そのプランターの中に捩花が5本ほど蕾を付けています。おそらく零れ種から発芽したのでしょう。大きなアマリリスの根元に成長しています。

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森野さんへ

83じゃんけんに負けて悔しやアマリリス

この句、私も懐かしくて採らせていただきました。「アマリリス」という歌の調べが頭の中に流れてきました。
子供の頃、笛が好きで「アマリリス」もよく吹きましたし、歌いました。
じゃんけんとアマリリスの取合せも、すごく好きです。温かい気持ちになりました。ありがとうございます。

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チリアヤメ

小さなチリアヤメです。
手前に綿棒を置いたので大きさを想像してください。

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写真を貼っていただき有難うございます。なるほど小さな花ですね。これでアヤメの仲間なんですね。

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チリアヤメ

アイビーさん❢  チリアヤメの俳句の鑑賞ありがとう御座いました❢ 2.3年前に鉢ごと頂いたのですがそれはそれは小さなアヤメです❢ 今年は沢山咲いてくれましたがその日限りの切ない花の終わりです❢

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互選結果発表

互選結果を発表します。トップはアイビーの陽炎の句で12点でした。続いて弥生さんの青嵐の句で6点でした。5点句になんと7句が並ぶ激戦でした。
12点句 47 陽炎や永久にねぢれる理髪灯 (アイビー)
6点句 70 青嵐天狗伝説残る寺 (弥生)
5点句 52 豪快に布団を叩く五月晴 (にゃんこ)
5点句 58 牡丹や実(げ)に退き時は難きもの (てつを)
5点句 65 新緑の風を探しに来たる丘 (森野)
5点句 84 八冠も扇子を落とす春の暮 (ラガーシャツ)
5点句 90 竹の皮脱ぐ音風に聞き取れず (尾花)
5点句 99 入籍を済ませて二人藤の中 (ダイアナ)
5点句 102 薫風や知らずしらずに歩の延びて (てつを)
個人別総合ではアイビーが20点、続いて弥生さんとにゃんこさんがともに16点、以下てつをさんが15点、ダイアナさんと森野さんが14点で続きました。

5月度みんなのネット俳句会 互選結果一覧 ◎は特選、特選2点並選1点で計算。 6/5/13
 1 筍は十二単をぬぐようや 
 2 古手首メス入れ夫や蝉時雨
 3 トンネルの出口入口藤垂るる (ABCヒロ) 1 ゆめ・
 4 焼け跡の輪島の空や鯉幟 (ダイアナ) 3 弥生・茶々・アイビー・
 5 今年又一家揃ひてする田植え (森野) 2 弥生・ふうりん・
 6 新茶の香おーいお茶買ふ翔タイム (茶々) 1 ゆめ・
 7 ふくよかな薫風のごと師は逝きぬ (ふうりん) 4 ヨシ・ラガーシャツ・コビトカバ・てつを・
 8 母の忌の悲しみは癒え豆ごはん (尾花) 3 玉虫・ふうりん・てつを・
 9 鯉のぼり空に泳がず水面へと (和談) 1 ヨヨ・
10 風薫る有田古伊万里波佐見焼 (ラガーシャツ) 2 ナチ―サン・アイビー・
11 休日の校庭広し時鳥 (玉虫) 1 ABCヒロ・
12 藤咲くや吾にsorryと異国人(びと)  (ヨシ) 4 ダイアナ・ゆめ・ふうりん・アイビー・
13 竹藪もビルへと変わる竹の秋 (ヨヨ) 2 和談・てつを・
14 空港へ向かうトランク若葉風 (にゃんこ) 3 弥生・ヨシ・ABCヒロ・
15 クローバー五つ葉にして句座巡る (大伏) 1 尾花・
16 木漏れ日の木工クラス若葉風 (弥生) 3 ◎ダイアナ・コビトカバ・
17 夏帽子デートプランは内緒です (コビトカバ) 4 弥生、えっちゃんあら・ちとせ・アイビー・
18 メーデーや今は静かな祭なり 
19 シーソーのバランスくずれ揚羽蝶 (てつを) 4 弥生・にゃんこ・アイビー・かをり・
20 葉桜の路にひたすら老いの黙 (ナチ―サン) 2 ◎ヨヨ・
21 置屋なき置屋小路に春惜しむ (アイビー) 3 ABCヒロ・◎大伏・
22 大谷のホームラン蛙喝采 (ちとせ) 1 茶々・
23 住み替えて運命動く御化け貝 (ABCヒロ) 1 コビトカバ・
24 鉄旅や陶器の市へ春惜しむ 
25 ハンカチや夫に渡して一礼す (えっちゃんあら) 1 ダイアナ・
26 異国語の飛び交ふ宮に藤咲けり 
27 妹が飲む八十八夜縁起よし 
28 茶畑や開聞岳に朝霞 (ダイアナ) 4 森野・ちとせ・大伏・てつを・
29 陽光に零るるほどの紅牡丹 (尾花) 2 えっちゃんあら・和談・
30 よちよち子母逝ぬ家に春霞 (ヨヨ) 3 ◎茶々・和談・
31 チリあやめ今日を満ちたる一日花 (森野) 3 ダイアナ・尾花・ナチ―サン・
32 雨降つて緑広がる立夏かな (コビトカバ) 1 弥生・
33 亀の子の池に忍者の如く浮き (にゃんこ) 2 えっちゃんあら・てつを・
34 葉桜や華やぎ過ぎし過去のあり 
35 ピッケルのバッジ付きたる登山帽 (玉虫) 2 尾花・にゃんこ・
36 紙兜被る子ら来て夏立ちぬ (大伏) 2 茶々・ヨシ・
37 山藤や大樹たよりの処世術  
38 はろばろとじゃがいもの花美瑛町 (ゆめ) 3 えっちゃんあら・森野・ちとせ・
39 AIの功罪半ば薄暑光 (ナチ―サン) 3 飛魚・コビトカバ・ヨヨ・
40 雨垂れの数ほどお辞儀おほでまり (ヨシ) 3 ナチ―サン・玉虫・てつを・ 
41 早々と気温上がりし春暑し 
42 ダックスに喧嘩売られて苜蓿 (アイビー) 1 森野・
43 内弁慶は内弁慶のまま柏餅 (ABCヒロ) 2 玉虫・かをり・
44 柿若葉けふ生まれたし・年前 
45 老鶯や音痴な我と遊びくれ (森野) 3 ◎えっちゃんあら・ふうりん・
46 手弱女の芯の強さや花あやめ (ダイアナ) 2 ちとせ・てつを・
47 陽炎や永久にねぢれる理髪灯 (アイビー) 12 ダイアナ・飛魚・◎ヨシ・ラガーシャツ・ナチ―サン・◎コビトカバ・玉虫・ にゃんこ・◎かをり・
48 夏近しすっからかんの冷蔵庫 
49 ミラネーズ朱に朱が絡み春暑し 
50 小さき刀背に挿す忍者子供の日 (尾花) 1 茶々・
51 スタンドに歓声あがるみどりの日 
52 豪快に布団を叩く五月晴 (にゃんこ) 5 ダイアナ・ゆめ・ちとせ・コビトカバ・ふうりん・
53 あれは蟾蜍(ひき)こは殿様と小学生 (ヨシ) 4 尾花・ナチ―サン・大伏・かをり・
54 産卵の夜海亀の涙かな (ゆめ) 1 ヨヨ・
55 百低山御在所岳や風薫る (玉虫) 2 ふうりん・和談・
56 口開けて眠る兄なり夏座敷 (大伏) 3 ◎ゆめ・ラガーシャツ・
57 絶妙な角度で並ぶ苺かな 
58 牡丹や実(げ)に退き時は難きもの (てつを) 5 飛魚・尾花・◎ナチ―サン・かをり・
59 草笛の音寂しくて一人っ子 (弥生) 4 ラガーシャツ・◎尾花・玉虫・
60 干されゐるつつじ祭りのテントかな (ナチ―サン)
61 味噌あんもこしあんも好き端午かな (ABCヒロ) 2 飛魚・アイビー・
62 樹林坂森林浴の青葉風 
63 長々と水脈曳く艀夏に入る (アイビー) 4 えっちゃんあら・ダイアナ・◎てつを・
64 大木の枝打ち了へて蝶二頭 (ちとせ) 3 森野・にゃんこ・大伏・
65 新緑の風を探しに来たる丘 (森野) 5 ◎弥生・◎飛魚・ABCヒロ・
66 四阿の寸暇うぐひす老を鳴く (尾花) 4 森野・ナチ―サン・大伏・かをり・
67 草刈機刃向かふ蝮切りにけり (大伏) 2 ◎アイビー・
68 出逢ふ皆微笑んでいる夏近し 
69 夫婦して庭を眺むや行く春を 
70 柏餅柱の刻み懐かしや (茶々) 1 ちとせ・
71 青嵐天狗伝説残る寺 (弥生) 6 飛魚・ゆめ・◎ABCヒロ・にゃんこ・大伏・
72 花見とて妻のつくりし散らし寿司 (ふうりん) 2 飛魚・茶々・
73 新人の上昇志向はなみずき (にゃんこ) 3 ABCヒロ・ヨシ・尾花・
74 風薫る峠の茶屋に息を吐く (玉虫) 3 ラガーシャツ・森野・尾花・
75 古りたれど孫にでつかい鯉幟 (てつを) 1 ヨヨ・
76 懲役の役にアラカン昭和の日 
77 ひとつ家に無口な四人聖五月 (えっちゃんあら) 2 森野・かをり・
78 砂風呂のスコップの音春惜しむ 
79 葉桜や力を溜めて次を待つ (ゆめ) 2 ラガーシャツ・和談・
80 鯉幟支へ続けし杉の棹 (ヨシ) 4 ◎森野・玉虫・にゃんこ・
81 老い二人名酒チビチビ春の宵 (和談) 2 茶々・ヨヨ・
82 鯉のぼり天界の風呑みて吐く (ナチ―サン) 3 えっちゃんあら・ゆめ・ABCヒロ・
83 じゃんけんに負けて悔しやアマリリス (森野) 1 ヨシ・
84 八冠も扇子を落とす春の暮 (ラガーシャツ) 5 飛魚・ヨシ・ナチ―サン・◎和談・
85 カップルさんメイストームディ別れ霜 
86 薫風や老木の枝打ち払い 
87 焼酎の薄い日あれば濃い日あり (コビトカバ) 3 尾花・ABCヒロ・玉虫・
88 練乳の温き甘さや苺狩 (にゃんこ) 2 ゆめ・コビトカバ・
89 退屈な日々寄居虫は家替える (ABCヒロ) 1 大伏・
90 竹の皮脱ぐ音風に聞き取れず (尾花) 5 コビトカバ・◎玉虫・◎にゃんこ・
91 花残る樹は根こそぎに斃れをり 
92 義父十八番にんまり指すは祭寿司 
93 みどりの日爺婆日がな庭仕事 (ちとせ) 3 ラガーシャツ・大伏・ヨヨ・
94 水温む洗顔三度鏡み見る (ヨヨ) 1 和談・
95 許さるるほどの音響ほとどぎす 
96 牡丹散る庭先通り兄見舞ふ 
97 鉢植ゑの葉も青々と立夏かな (ヨシ) 1 和談・
98 焼酎をかなり薄めて父と呑む (コビトカバ)
99 入籍を済ませて二人藤の中 (ダイアナ) 5 弥生・えっちゃんあら・ちとせ・にゃんこ・かをり・
100 孫の手よピアノの音色春の風 (和談) 2 茶々・ふうりん・
101 西瓜苗植えて楽しか鴉舞う (茶々) 1 ヨシ・
102 薫風や知らずしらずに歩の延びて (てつを) 5 ダイアナ・◎ラガーシャツ・◎ふうりん・
103 コンビニの棚に居座る柏餅 
104 夏来る少女は白の足袋シューズ (玉虫) 1 アイビー・
105 しぶき浴び洗車楽しき夏来る (弥生) 3 ◎ちとせ・ヨヨ・

投句者は、ABCヒロ、えっちゃんあら、森野、ラガーシャツ、にゃんこ、コビトカバ、ゆめ、玉虫、ヨヨ、ダイアナ、尾花、弥生、和談、てつを、アイビー、ちとせ、ナチ―サン、ヨシ、大伏、茶々、ふうりんの21名。ほかに選句のみ参加が飛魚、かをり 

間違い等、不都合な点をご連絡下さい。

引用して返信編集・削除(編集済: 2024年05月13日 16:28)
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