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5月句会を始めます

5月句会を始めます。
下記開催要領に従い奮って投句願います。
現在までの投句者は、えっちゃんあら、コビトカバ、ラガーシャツ、森野、弥生、ABCヒロ、夏蕨、ちとせ、ふうりん、ヨヨ、尾花、の皆さんの11名です。

5月度みんなのネット俳句会・開催要領
1・投句期間    5月5日(月)~5月10日(土)
2・投句      当季雑詠 5句まで
3・清記発表    5月11日(日)
4・選句      8句選句 5月11日(日)~5月13日(火)
5・成績発表    5月14日(水)
6・その他     投句代行可、投句後の訂正、差し替えも可
       
投句内容は幹事が確認次第、非表示にします。
句会開催中であっても一般の書き込みは制限はしません。

投句後の訂正依頼のやりかた
(誤) 古池や海豚飛び込む水の音 バショウ
(正) 古池や蛙飛び込む水の音 バショウ

編集・削除(編集済: 2025年05月07日 16:53)

アイビーの俳句鑑賞 その1

アイビーの俳句鑑賞 その1
例によってアイビーの俳句鑑賞3原則に則ての感想です。お気に障ったら平にご容赦。

まだすこし言ひたりぬ母けふの月(えっちゃんあら)
さもなくば月光吠えよ闇の道(えっちゃんあら) 
両句ともこの作者らしく、言葉の使い方に大胆だ。ただ、読み手からすれば、母の言い足りないこととは何だろうか、「さもなくば」の前段に隠されているのは何かという疑問が残る。17音しかない俳句で、作者がそれを明かさない以上、読み手で埋めるしかない。なんともミステリアスな俳句で、それでいて鮮烈な印象の句となった。後に引く俳句とでも言おうか。

富士山を揺らして零余子蔓を引く  (束束子)
一見して、いくら何でもオーバーすぎるのではないか。しかし、読み手が作品に感情移入すればするほど、違和感は無くなるから不思議だ。老獪な作者はそこまで読んでつくったに違いない。ここは素直に作者の術中に嵌まってみるのも一興。

小春日や歳の離れた友出来て (コビトカバ)
仄聞するところによれば作者のコビトカバさんは、全国規模の某俳句大会に特選入選されたとのこと。いきおい俳句の交友関係も広がれば、歳の離れた友が出来ることもあるだろう。冬だというにおだやかな好天に恵まれた小春日和。公私ともに多忙で充実した日々が続く。

上方は燃えるが如く寒昴 (ラガーシャツ)
「上方が燃える」と言うことは阪神対オリックスの日本シリーズのことだろう。中京圏に住む者にとって、関西同士の対決はイマイチ盛り上がらないが、関西では大変な騒ぎになっているとか。作者はこれを寒昴に喩えた。秋以上に冬空の星はキラキラ耀いている。殊に寒昴は冬の星座の代表的なもの。そう言えば先頃亡くなった谷村新司さんの代表曲も「昴」だった。

歳時記に付箋の数多秋深む (ABCヒロ)
俳句を趣味にする者には歳時記が手放せない。作者のABCヒロさんもその一人だ。歳時記を常に座右に置き、開く頻度が高ければ、貼ってある付箋の数も夥しい数になる。そうした俳句生活の日常を詠んだが句だが、具体的に「付箋の数多」としたところに俳句の呼吸を見る思いだ。季語の「秋深む」も申し分が無い。

お十夜のぜんざい目当て講話聴く (無点) 
お十夜は旧暦の10月に行う、浄土宗のお寺ではとても大事な行事だ。お寺では信徒の接待に煮炊きをするが、このお寺はぜんざいでもてなすようだ。後のぜんざいが楽しみで退屈な講話を我慢すると、作者はおどけて見せた。事実、楽しみのひとつでもある。この句を自分も取りたいが、ほかの誰かが取るだろうと思っていたところ、最後まで誰も取らなかった句、そんな気がする。不遇な句も偶にはあると割り切りたい。

以下次号、不定期掲載

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油断なんてとんでもないです!
今も毎月ドキドキです!
精進です!

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ラガーシャツさんは私よりは随分お若いようですが、世間的には立派なおじさんの世代でしょうか。ひっくるめれば私もおじさん、ラガーシャツさんもおじさん。世の若い人よ、おじさんパワーを侮ってはいけません。表向きはものわかりのよい顔をしていますが、その実、若いもんに一泡吹かせようと虎視眈々とチャンスを窺っているのですから。油断してたら寝首を掻かれますよ。

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アイビーさん私も鑑賞して頂き感謝です。
私はいつまでも俳句初心者から抜けられません
鸚鳴庵俳句教室では同期入門のご夫婦が俳句に
目覚めて成長著しく羨ましく思ってます。
これからもご指導お願いします。

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アイビーさん鑑賞ありがとうございます^o^
歳の離れた友の句、教室で出会えた方々や俳句で知り合えた方を思い詠みました。
俳句に出会いとても刺激的で楽しいです!

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アイビーさん観賞ありがとうございます。入選等は全く遠が遠く参加だけの人です。でもネット俳句に投句させて頂き観賞して貰うのはとても嬉しい事です。俳句をやって良かったなんて思います。

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無点句について

        余分なお節介かも知れませんが、少しだけね。
6 沖縄のシークワサ滋味は緑よし
     シークワーサーは沖縄だけで生産されている果物で、レモンや酢橘よりも軽い酸味があります。
     普通は青いものを使いますが、黄色になったものは蜜柑などと同じく、果物感覚で食べます。
     本島の北が主産地ですが、 シークワーサーだけで沖縄を思わせるので、この句の場合は「沖
     縄の」は不要でしょうね。 また「滋味」は、この物をはっきりさせるために はっきりと「酸味」
     とするのがいいでしょう。 <シークワーサー軽き酸味と濃き緑>ではどうでしょうか。   

18 ドライブや紅葉衣のくねり道
     紅葉の後ろに「衣」が入っているのがひっかかります。 山が紅葉の衣を羽織っていることを表し
     たいのでしょうが、かなり無理があります。 ここは「衣」は捨てて、素直に「紅葉づる山」とし
     たほうがいいでしょう。 <ドライブや紅葉づる山のくねり道> すっきりしたでしょう。
 
27 鈴鳴りて茶房の戸風冬隣
     「戸風」が邪魔して中7がごてごてしておりますから、ここは字句を入れ替えてすっきりさせましょう。
     <冬隣風に鈴鳴る茶房の戸>でいいでしょう。 
       
29 柿一つ残すや鳥はほくそ笑む
     鳥類や野獣は笑うことはありませんから「ほくそ笑む」の斡旋は無理があります。単純に「鴉がつ
     つく」ことを句にすればいいのですから <柿一つ残りて鴉突きをり>。
     蛇足かも知れませんが「残すや鳥は」がくどい感じがします。
      なお、余分なことかも知れませんが「日向ぼこ」の扱いで猫や犬、カピパラなどの動物に日向ぼ
     こを使っているのを多く見かけますが、ホトトギスの歳時記では「日向ぼこは人間の行動の一つ」
     とされてます。確かに猫などは縁側の日当たりのいい場所で寝ている風景が見られますが、厳密な
     解釈をすれば弾かれる可能性が高いですね。 「浜宿に猫と老人日向ぼこ」ならセーフです。
 
     

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束束子さん、27番の句を添削ありがとうございます!すっきりしました(^^)どうも伝えたい事がいっぱいでごちゃごちゃするようです。「すっきり」心がけたいです。またご指導くださいませ!!

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6番号の句に思いを寄せて,「屠蘇の膳」と季語を添えて下さり格調の高い句に成り,新参者の小生では思いもつかぬ発想で感激しています。ありがとうございます。
 貴重な紙面を借りて申し訳ありませんが、この句のできた由をチョット述べさせていただきます。今を去る
30年ぐらい前に近郊の農業屋商店にシークワーサーの苗木があり、「ガンにきく」と札が付いていましたので喜び勇んで買いました。以後成木になり緑の実をタワワに付けていました。ある時道行く見知らぬ老人が「少しください。」と言われましたが、私は「もう少し経つと黄色になって甘くなるから、その時に」と親切心でいいました。わが家では、黄色く熟しきった実を搾ってジュースを飲んでいました。この30年間は「知らぬが仏で」もったいないことでした。最近のテレビの放映で「沖縄の食品のシークワーサーを買うなら、緑の
実を」と言っていました。どうも黄色くなると成分が変わるらしいです。...
 数日前に草花・花木のスーパーに行ったら偶然苗木を見ました。小生が長寿になれば...

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季語を入れるとするならば「濃き緑」を外し「屠蘇の膳」とします。
これで句に風格が出ます <シークワーサー軽き酸味や屠蘇の膳> 

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なお シークワーサーの句  季語問題は別な次元の問題です。 ここでは触れません。

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次点句となると・・・・

全部で7句あったのですが、8番目というと「これ」です。
    しかし 私だけが連続し、沢山書き込みをしても・・・という遠慮がありますので
    皆さんからのご感想やら自句解説が出てしまってから 最後の最後に出すことにしますね。

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自句自解

21 一対の懸崖菊の大枝垂れ
 懸崖菊を作る技法があることを知りました。「一本の小菊を大きな株に仕立て野菊が断崖の岩間から垂れ下がっている姿を表現する技法」とのことです。地方によって技法が異なるようですが菊の愛好家にとって究極の菊かも知れません。
いつか本物の懸崖菊を見たいものです。荒波の上の断崖絶壁にむ下がる懸崖菊さぞ見事なものでしょう。

38 ほろ苦き秋刀魚の腸の懐かしき 1
 秋刀魚もいつしか高級魚に。なかなか食膳に上らなくなった。最近有志五人での食事会があったがその和食に秋刀魚の塩焼きが出た。思わずお神酒を所望。美味しさは涙が出るほど骨まで戴いた。

75 秋祭り回し呑みして逸りたる
 半田の山車まつりは勇壮でした。束子さんによればご本人も怪我されたとか。交差点での引き回しは方向転換をする必要が無い場所なのであくまでもショーでしょうが、山車に仁王立ちしたリーダーの一声での回転、あの時は確か三回転と思います。曳人の少ない山車は素通りでしたが、お互いの山車に明らかに競争意識が見られます。31台集合した桜広場では山車ごとに車座になって気勢を上げていました。酔いつぶれたご仁を真ん中にして。

84 献体に馳せるを思ひや冬始め  2 ◎
 妻の両親は献体している。母親は102歳、介護施設で元気にしている。昨日老人の居場所づくりの場で歌の後その話になった。平均83歳20人ほどのお楽しみ会だったが献体の人は一人も居なかった。義父の時は3年後遺骨引き渡しに呼ばれ火葬までの2時間ほど医学生6人との会話の時間が持てた。彼らはお骨拾いにも参加、悲しみを共有してくれた。ただ献体には家族の同意が必要で未だに家内の同意が得られていない。

109 AIの功罪論議冬に入る 2
 見送りのうしろや寂し秋の風
 病む人の後ろ姿や秋の風
さて、どちらが芭蕉の俳句でしよう。一方はAIの作品です。「AI一茶くん」の作者が問いかけています。我が国の誇るスーパーコンピューター「富岳」がアメリカに抜かれ4位に順位を下げたとはいえコンピューター数台を組み合わせ時間を掛ければ順列組合せによりすべての俳句(過去、将来の)が網羅されるでしょう。ただ、聡太八冠始め将棋の世界でもAIを取り入れた研究が進んでいますが彼らは羽生世代とは違った形での研究とか。AIを味方に無駄な努力はしない。この辺にAIとの付き合い方のヒントがありそうですね。芸術、スポーツはもとよりあらゆる分野で避けて通れない課題と思われます。次々と新種を繰り出すウィルスなどとも共存の道の選択が最善でしょうか。 

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ナチ―サンさんの自句自解、興味深く拝見しました。人類が開発した画期的なテクノロジーは、それを使う人間の側のモラルが確立されなければなりません。国と国のエゴがぶつかり合っている私たちの地球。このまま果てしなく科学技術のみが進み、マインドの方は進歩しないとしたら。ぞっとしますね。

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選句評

特選句は既報の通りですが、残りの6句の句評をさせてもらいます。

11 神無月伊予路の旅のプロペラ機 (尾花) 2 束束子、玉虫
    国際線や主力の航空路線はジェット機が多く、国内線、ローカル空港への便はプロペラ機
    が多いようです。 伊予の松山空港へはプロペラ機なのでしょう。 何か郷愁を覚えるよう
    な優しさを感じて拾わせてもらいました。
57 冬空にタッチアンドゴーの練習機 (尾花) 1 束束子
    小牧◎、浜松◯、岐阜◎、松島◎、鹿児島、那覇空港、北京空港 うち◎、◯は航空
    自衛隊基地の空港を利用した経験がありますが、このうち◎の3空港でタッチアンドゴーを
    見ました。特に岐阜飛行場はT33という練習機を抱えていたので、その当時の様子を懐かし
    く思い出させて下さいました。小生の勤務していたのは管制塔でして、気象分遣隊。
    パイロットへ気象観測情報を伝える仕事。
59 冬浅し猫と目の合う硝子窓 (にゃんこ) 5 束束子、茶々、ちとせ、ラガーシャツ、ふうりん
    散歩していてアパートの窓で猫が日向ぼこをしていたのを見つけて寄っていったところ、猫ちゃん
    と目があったので、窓越しに遊んでいたのですが、3回ほど そんなことを繰り返していたとこ
    ろ、4回目に突然うしろから罵声を浴びせられた。 ご婦人が立っていて「なんで毎回うちの
    中を覗き込むのよ! あんた誰なの! 名前を言いなさい! どこに住んでる人なの!」
    と。  こちらは猫ちゃんと遊んでいたつもりなのに、そのうしろに御婦人の目が光っていたの
    にまでは気がつかなかったのだ。 冷や汗タラタラ 何とか切り抜けたものの、やり過ぎると
    とんでもないことになるのですね。 この句には私も参りました。
78 山に入る漢の料理きのこ汁 (ちとせ) 3 束束子、森野、茜ヶ丘
    キノコ中毒で3度も病院送りとなった私ですが、そのうち一度は入院でした。何度痛い目
    に遭っても懲りず、今年も三度のキノコ狩りを楽しみました。森野さんもキノコ好きなのかな?
86 干上がりし魚道に這へる穴まどひ (茜ヶ丘) 2 束束子、尾花
    傾斜地にある堰には魚道が設けられてあるが、今年は殊の外降雨が少ないために魚道に
    は水が流れていない。 魚が上流に登れないので代わりに蛇が登っていく。 魚も蛇も
    尻尾を上手に使って登っていくのだが、どこまで行っても蛇が落ち着く穴は無い。
    惑っているのがおかしくて拾わせて頂いた。
110 秋冷の飛騨の空突く槍穂高 (アイビー) 5 束束子、弥生、◎尾花、島桜子
    アルプス 特に穂高には3度ほど登ったが、脚力が無いのと、滑落が怖いことから「槍」に
    だけは登れなかった。夏山から冬山へは一気だが、その間に必ず秋晴れの短い期間がある。
    その一瞬の景色を句にまとめあげたアイビーさんの手腕に感嘆。 尾花さんが特選としてい
    るが、島桜子も「いい句だね」と褒めてました。

 今回の選では「尾花さん」と重なったようです。アイビーさんの「鶏頭」の句もそうですね。

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タッチアンドゴーという訓練飛行のやりかたがあるのですね。早速YouTubeで見ましたが、訓練と分っていても手に汗握ります。偶然、その場に居合わせた尾花さん、ラッキーでしたね。

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束束子さん選句と講評をありがとうございました。

11,神無月伊予路の旅のプロペラ機
中部空港から松山空港へはプロペラ機でした。搭乗口が低いのでボーディングブリッジが使えずバスで移動。バスを降りてから近くでしっかりプロペラを見ることが出来ました。

57, 冬空にタッチアンドゴーの練習機
常滑市の小脇公園に海の見える散歩道があるので時々行きます。 あっ、着陸機、と思ったんですが、すぐ飛び立ちました。もう一度来ないかなぁーと、しばらくその場にいたのですがそれっきり!  スマホのアプリで「フライトレコーダー」というのがあるのですが、リアルタイムで飛行機情報がわかります。中部空港でも練習機はよく飛んでいますがタッチアンドゴーを見たのは初めてで少し興奮しました。

86 干上がりし魚道に這へる穴まどひ (茜ヶ丘) 2 束束子、尾花
近所で普請のため水を抜いた池があり、ドロドロになった池面を亀と蛇が動いているのを見ました。魚道という言葉、辞書で初めてしりました。

今回は、束束子さんととても気が合いましたね、アイビーさんの秋冷の句、鶏頭の句も感動しました。
ありがとうございました。

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にゃんこさんへ

いやあ、恐れ入りました。初投句で、俳句未経験だそうですが5点句1句を含め、投句した全句に入点がありました。俳句は初めてかも知れませんが、短歌とかほかの文芸に相当のキャリアがおありになると拝しました。これからも宜しくお願いします。

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俳句にあって川柳にないもの、極論すれば季語とキレだと思います。連句の発句が俳句、脇句が川柳とするなら、同じ親から生まれた兄弟の関係です。お互いにプラス効果を期待して励みましょう。

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今回の入点は、ビギナーズラックでしょう。
短詩系は川柳を15年ほどやってますが、俳句は難しい…。
これからもよろしくお願いします。

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特選句評

◎ 67 鶏頭の紅は謀叛の旗印
 敵、味方、友軍等を示す色があるのをご存じでしょうか? 紛争地においてそれぞれの部隊を示す色には
 主として4があります。

レッド(赤)は敵、又は国軍に対する謀反の色。  
    赤は昔から警告色、危険を意味する色として使われており、世界中で昔から敵という驚異を示
    すために赤(レッド)が使われています。戦地では安全でない地域をレッドゾーンと呼びます。

ブルー(青)‐味方、国連軍
    青は味方を示す色になります。昔から青は安全や安心を意味する色として使われます。そのため、
    信頼できる味方を示す色として青(ブルー)を使います。他にも、国連平和維持軍を示す色と
    しても使われます。国連軍の兵士は青いヘルメット若しくは青いベレー帽を被ります。車両は白塗
    装され、そこに国連軍(United Nations Forces)を意味する”UN”が記載され青いフラッグ
    が掲げられます。青は国連軍の象徴的なカラーです。

グリーン(緑)‐友軍
    グリーンは友軍を表す色になります。緑も青の持つ意味と近く安心や落ち着き与える色なり、非
    常口の標識などに使われます。友軍も味方であり、助け、助けられる部隊として緑(グリーン)を
    使います。戦地では安全地帯をグリーンゾーンと呼びます。

イエロー(黄色)‐未知の部隊
    黄色は所属不明、未知の部隊を示す色になります。黄色は昔から工事現場や重機になどに使
    用されていますが、注意すべき色、警戒色として使われています。所属不明は味方かもしれませんし、
    敵かもしれません。またはどちらもでない中立の部隊かもしれません。どれにしても所属が判明するま
    で警戒は必要です。そのため黄色(イエロー)が使われます。

  掲句は「鶏頭の紅」としてありますが、「赤」でも同じです。 戦中には帝国の軍隊に不忠、又は反抗す
 る勢力のことを「赤」と呼んでいて、憲兵隊による弾圧や国民による密告などが相次いだことは周知の事実
 です。 戦後でも連合赤軍などは自ら「赤軍」と赤色を強調し、政府軍に対する謀反を企てましたね。
  「謀反の旗印」という表現で、過去の深い歴史を思わせ、また現在のロシアのウクライナに対する虐殺、
 ガザのイスラエルへの突然の侵入、テロにも及ぶ現実を内に含めた句として17文字で表現してあります。
 文句なしに特選 作者を見て「流石だ。この人でなければ出来ない句だ」と思いましたね。
 

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作者も知らなかったような解説をして頂き恐縮しております。鶏頭の真紅というより、更に濃い赤に尋常ならざるものを感じ、謀叛と表現したのです。血判の赤、闘牛士の赤旗、みなそうですね。

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吟行会は明日です。

  管理人さん、割り込みます。なにとぞお許しください。

  嚶鳴庵俳句教室は明日です。吟行会です。吟行句と当季雑詠の合計5句を12時50分までに提出してください。(組み合わせは
  自由です) みんなで初冬の聚楽園公園を楽しめたらと思い計画しました。
  講師は、11時~11時30分頃まで、大仏さん前にいますのでわからないことがあれば、きいてください。
  駐車場は8時30分に開きます。早めに来て、散策を兼ねて句を作るのも楽しいと思います。
  昼食は各自でお願いします。どんな句に出合えるか、楽しみです。それでは、明日お目にかかりましょう。

    

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一度でも参加した人は分かっていると思いますが、初めての方はよく分からないかも知れません。聚楽園の大仏さんのある公園で、見どころの多いところです。そこで吟行したのち、句会場の嚶鳴庵(公園敷地内の北部)に移って句会を行います。句会終了後、お抹茶をいただきます。参加費550円。肩の凝らない和気藹藹の句会ですので、私も参加させていただきます。

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アイビーさんへ

にゃんこです。
お世話になります。
取りまとめお疲れさまでした。

35ではなく、34を選んでいます。
見落としてました。すみません。

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再確認したところ私のミスでした。訂正してお詫びします。今月2件目のミスです。猛省します。

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俳句は難しいけど、楽しい

アイビーさんからお誘いを受け、初めてネット俳句会に参加しました。
俳句はやはり難しいですね。でも、作句するのも、皆さんの句を読ませていただくのも、とても楽しかったです。

選んだ句について、コメントします。
19 富士山を揺らして零余子蔓を引く(束束子)
 「富士山」まで突き抜けた大袈裟さに、ユーモアを感じました。

23 大蕪の総身に甘み詰まりたる (てつを)
 みずみずしい大蕪の重さと旬の味を感じます。

◎32 親指を骨に沿はせて鰯裂く (ふうりん)
 鰯を手開きする指に伝わる冷たさと肉の感触。「命をいただく」という実感があります。

34 青空を次々離れ朴落葉 (ABCヒロ)
 見上げるような木なのでしょう。大きな朴の葉が「青空を」「離れ」て落ちてくるという表現が好きです。

67 鶏頭の紅は謀叛の旗印 (アイビー)
 赤い鶏頭の花は炎のようにもみえます。群れて咲く鶏頭に不穏な美しさを感じます。

77 上方は燃えるが如く寒昴 (ラガーシャツ)
 上方(かみがた)と読みました。夜景を思いました。遠くみる賑やかな街の明るさを映す低い空と、上空の澄んだ夜空にまたたく昴の対比がよいと思いました。

115 燃え尽きるまでの仔細や秋夕焼 (きんつば)
 刻々と変化していく空を思いました。

これからもよろしくお願いします。

引用して返信編集・削除(編集済: 2023年11月14日 11:34)
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