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Q&A:対人恐怖と貢献

 なぜ「投稿拒否」されるのはわかりませんが、「禁句」があるようです。こちらでご覧ください。↓

http://www2.oninet.ne.jp/kaidaiji/dai1keiji-7-20.html

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わがままな祖母

Q
 祖母が腹膜透析をしています。84歳でもう8年目、とてもわがままです。「もう死ぬかもしれない」と言って胃潰瘍になっても元気に蘇ります。お手伝いさんもいるのですが、気に入らなくて何回も替わります。実はお手伝いさんがいなくなると、母につきっきりで面倒を見てもらおうと思って、突然具合が悪くなったみたいに振る舞うみたいです。「もう死ぬ」と言ったり、「息ができない」と言って倒れてみたり、お手伝いさんに「うちをやめると言いなさい」と脅してみたり、ほんとに具合が悪いのかわざとしているのかわかりません。一番大変なのは、「もう死ぬ」とか「息ができない」と言って、お手伝いさんが隣に寝ているのに、夜中、10回くらい母をインターホンで呼びます。この間、祖母と母が九州に行ったときも何十回も具合が悪くなって電話します。そして母が取り上げると電話を切って、「甘えてみたけど駄目だ」と独り言を言っています。夜中に起こされて、母もとうとう「私の体が保たないからお昼話しましょう」と言うと、「またそんな切り札を出して」と言って泣きわめきます。眠り薬もおそれをなしてまったく効きません。私たちより元気です。このままでは家族のほうが倒れてしまいます。最近食欲も私たち以上にありますが、ひとりで歩くことができません。こういうときどうすればいいのでしょうか?透析のほうも祖母が眠る薬はあるのですか?また、おとなしくなる方法もあるのでしょうか?

A
 これも子どもと一緒です。子どもで使える原理がそのまま使えるので、注目関心を引いているのは大変明らかでしょう。子どもが不適切な行動で注目関心を引くのはどんなときかというと、適切な行動への注目がないときですね。だから、適切な行動への注目を考えないといけない。適切な行動への注目をUターン爆撃でやりますと、不適切な行動は減ります。何か探してください。「元気でいてくれて嬉しい」とか「夜中に起こさないでいてくれてほんとに助かった」とか、あそこが悪いここが悪いじゃない話をたくさん聞こうと思うとか、なさると減ると思います。(回答・野田俊作先生)

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「作戦」という言葉

Q
 あるときバカたれだったと思うことがありました。「作戦」という言葉について。あるときには戦う必要があるんでしょうけど、自分の先生と戦ってどうするのと思ってしまいました。先生は「喧嘩するなら1人でするように」と私に言われたと思うのですが、あの言葉もどっかから聞こえてきます。何かご意見がありましたらお聞かせください。

A
 「作戦」というのはあれは翻訳語なんですよ。今の日本語の漢字二文字で書く言葉の多くが、実は英語とかドイツ語からの翻訳なんです。もともとの原語はoperationです。operationというのは、「操作する」とか「作戦を立てて実行する」とか、それから「手術」、「オペ」って言うでしょう。僕たちが外の世界のものに手を加えていくこと。それもむやみやたらにでなく、とても慎重に計画を立てて手を加えることを言うわけ。だから私が作戦作戦というのは、よーく考えて次はどうするかなあと、こういうふうにしたら向こうはこう出てくるだろうし、違うこれをやったら向こうはこう出てくるだろうし、最後こんなふうになっていって、こっちが勝つかなあ、あるいは向こうが勝つかなあと考えるのを作戦と言っている。漢字で書くと、「戦う」という字がありますけど、別に戦わなくてもいいんです。
 「協力」というのは、co-operationですが、協力は戦わないでしょう。誰かが戦うために協力することはありますけど。漢字で「戦う」が付いているからといってこだわらないでください。そんな言葉はいっぱいあります。明治時代に賢い人が、みんな漢字に直してくれまして、そこからは漢字の独り歩きで日本文化はやってきまして、ときどきものすごい変なほうに意味が変わったんです。僕がいつも思うのは、学校の先生が使う「指導」という言葉。胸ぐらつかんで張り飛ばすことを指導と言うんですね。あるいは大きな声で「お前、何するんじゃ!」というのを指導と言うんです。もともとの英語はguidance(ガイダンス)です。guidanceというのは相談に乗ってあげること。「まああんた、どうすんの?それもいいけどこれもいい」というのがguidanceです。それを戦後の時代に「指導」と訳したのが、もとの原語が忘れられて「指導」だけがずーっと来た。変な意味で使われて困っている。あんなのいっぱいあります。(回答・野田俊作先生)

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質疑:子どもに「sexしたことがあるか?」と聞かれたら?

 今日はこちらでご覧ください。↓

http://www2.oninet.ne.jp/kaidaiji/dai1keiji-7-17.html

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アドラー以外でも「目的」とか「論理的結末」とかを考えることがあるか?

Q
 先日職場の研修に来られたカウンセリングの先生が、非行には必ず目的があるとか論理的結末がどうとかおっしゃっていました。アドラーっぽい話の内容だったのですが、アドラー心理学をされている方ではないと思います。アドラー以外にもこういう考え方をするのがあるのでしょうか?

A
 ない。ないですが、このごろアドラー心理学のお勉強を密かにする人が増えているんですよ。本がだいぶ出回ってきまして、僕は独占企業で内緒にする気はないんですけれども、例えば、自動車の教習所へ行くとテキストをくれます。あれを読むだけで運転できると思いますか?そんなの絶対できないですよ。やっぱり怖い先生にそばに乗ってもらって、「バカ!こうしろ」と言われてはじめて運転できるようになるでしょう。アドラー心理学のカウンセリングなんかもそうなんで、本を読んだって絶対できないと思うんです。指導者について2年とか3年とか指導を受けないとできないと思うんだけど、そう思わない人もいましてね、世の中には、カウンセラーの中でも。日本ではカウンセラーのトレーニングをきっちりやっているところは少ないです。大学の臨床心理学の教室なんかでも、先生自身がちゃんとあんまりトレーニングを受けたことがない人が多くて、きちっとしたカウンセラー教育をやっているところは少ないので、みんなカウンセラーの教育って先生についてみっちりやらないといけないという意識がないんです。そういうカウンセラーがアドラー心理学の本を読んで、言葉だけ使うのはあまりいいことではないと思う。たぶんそんなんなんですよ。他のことを学んだ人が、最近アドラー心理学の本が出ているから、2つ3つ読んで、「あ、これステキなだ」と思って、言葉だけお使いになっているんだと思う。いかんとは言いませんけどね。まあ、方々で聞くことになると思います。そのうちきっと壁にぶつかるんです。アドラー心理学のつもりでカウンセリングをやっていたらうまくいかなくなって、にっちもさっちもいかなくなるんですよ。そうなったらいっぺん習ってみようと、おいでになりますから、まあ、こっちへ習いにこられる前段階としてはいいことかもしれません。(回答・野田俊作先生)

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