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リチャード・クレイダーマンとシェーネベルク少年合唱団が共演した『ドイツ民謡』

 このCD「リチャード クレイダーマン&シェーネベルク少年合唱団『Deutsche Volkslieder』」全曲は、ここで聴くこともできます。



 リチャード・クレイダーマンの曲が日本で盛んに採り上げられるようになった1980年代の初頭、クザビエ・ダミーやジャン・パトリックと言った少年ピアニストのレコードが日本でも紹介されました。
アラン・モリゾーが作曲したイージーリスニングの曲ですが、こういう曲は今、どうなったのでしょうね。

 リチャード・クレイダーマンとシェーネベルク少年合唱団が共演した映像も残っています。どういうわけか、子守歌ばかりですが。
「モーツァルトの子守歌」(フリース) 
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「ブラームスの子守歌」 
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 シェーネベルク少年合唱団は、多くのジャンルの曲を演奏しています。例えば、ビートルズの曲なんかも。これが結構似合っているんですね。その辺りが、純然たる聖歌隊と違うところです。

「ビートルズ メロディ」  

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奏やんは、その後?

 これまでも、奏やんの歌声を採り上げてきましたが、まだ、現在(中1)もボーイ・ソプラノを維持しているようで、その繊細な歌声で情感あふれるよい歌を聴かせてくれます。まだご紹介していない歌から、時系列でご紹介します。坂本九の最後の曲「心の瞳」は、その後、中学校の合唱曲として教科書にも掲載されており、映画『カラオケ行こ!』でも、採り上げられています。

「瑠璃色の地球」(小5 独唱 2022/09/16)

 
「心の瞳」(小6 1人合唱 2022/11/27)  

「COSMOS」(中1 1人合唱 2023/12/03) 

「花は咲く」(中1 独唱 2024/01/08)  

「旅立ちの日」(中1 1人合唱 2024/02/24) 


それ以外の曲は、「奏やんの音楽部屋」のチャンネルで、鑑賞してください。

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アントニオ・デ・ラ・トーレの歌声を集めて

 YouTubeで、“Boysoprano”を検索すると、必ず上位に出てくるのが、アントニオ・デ・ラ・トーレ(Antonio de la Torre)なので、この少年に調べてみました。最初はラテン系の名前なので、スペインあたりの少年かと思っていましたが、オーストラリアの少年でした。歌っている姿を鑑賞することもできます。
アントニオ・デ・ラ・トーレ ロイド・ウェッバー「レクエイム」より 「ピエ・イエズ」  

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イギリスのトレブルと比べると、清澄さは感じませんが、たいへん明るい歌声です。
「恋とはどんなものかしら」 
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「鱒」 

「タイム セイ トゥ グッドバイ」 


 考えてみれば、2020~2022年頃ボーイ・ソプラノとしてピークを迎えた少年たちは、思うような活動ができなかったことでしょう。

 アントニオ・デ・ラ・トーレは、現在14歳。男声としてどの声になるのか模索中です。もう数年間経たないと決められないのではないかと思います。

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虹の彼方に(映画『オズの魔法使い』より)

 ここでは、創唱者のジュディ・ガーランドを除いては、各年代のボーイ・ソプラノのソロでお聴きください。
 
(創唱者) ジュディ・ガーランド(Judy Garland)



ダニエル・ファーロング(Daniel Furlong)

テイラー・ロシュ(Taylor Roche)

トロイ・シヴァン(Troye Sivan)

マイキー・ロビンソン(Mikey Robinson)


「NEXT TRIP」俳優の南圭介さんが行く南アフリカの旅  TVerで視聴できます。テレビのコーナーに、アドレスを書いています。
南アフリカ編 第2回 ズールー民族と竜の山脈 ドラケンスバーグ少年合唱団の紹介もあります。11:00頃~16:00頃

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響 HIBIKIの歌声を追って

 2月24日にご紹介した「ピノキオへの手紙」を歌う響 HIBIKI君のプロフィール等の情報はわかりませんが、9歳から17歳までの歌声は、YouTubeで視聴することができます。シャンソンが得意な少年なのでしょうね。会場は、東京・新橋にあるレンタルのライブハウス「シャミオール」です。カンツォーネも歌っていますが、シャンソン風のしゃれたアレンジです。

響 HIBIKI 9歳 「C'est si bon(セ シ ボン それはすてきだ)」 


響 HIBIKI 10歳 「ゆかいな人生」 

響 HIBIKI 11歳 「白いバラ」  

響 HIBIKI 12歳 「パリの歌メドレー」 

響 HIBIKI 13歳 「O Sole Mio オー・ソレ・ミオ」 


 ここでは、変声前の歌声を追ってみました。17歳の歌は、当然変声後になりますが、視聴したい方は、bibiさんのチャンネルを追ってください。

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100年以上前のボーイ・ソプラノの歌声

ウォルター・ローレンスの録音の1年後、同じアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグのトリニティ教会(現在のトリニティ大聖堂) のウィリアム・ピッケルズ(William Pickels)が、オペラ『ラ・ボエーム』の第2幕で、「ムゼッタのワルツ」という名前で知られる「私が街を行けば」などを録音しており、アメリカにおいては、イギリスよりも早くボーイ・ソプラノの録音はなされていたことがわかってきました。ただ、ウィリアム・ピッケルズのプロフィール等については不明です。
William Pickels "Mattinata (Morning Serenade)"(Victor)(1915)


William Pickels "Love in springtime" (1915)

William Pickels "Musetta Waltz" from Boheme (Quando me'n vo) (Victor 17876) (1915)


ウォルター・ローレンスの歌をまだお聴きでない方は、お聴きください。
Walter Lawrence - A spring morning (1914)

Walter Lawrence - Summer (Chaminade)(1914)


 私も昨年まで一番古いボーイ・ソプラノの録音は、イギリスのアーネスト・ロフと思っていましたが、アメリカでは、それより10数年前からボーイ・ソプラノの録音がなされていたことになります。ただ、その少年たちのプロフィールがわからないことが残念です。
 ちなみに、エンリコ・カルーソーの最初の録音は、1902年にニューヨークで行われました。その際に録音された曲は、"Vesti la giubba"(『踊る人形』からのアリア)と"Mattinata"です。これらの録音は、カルーソーが録音技術のパイオニアの一人として歴史に残ることを確立するのに貢献しました。

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ウクライナ国立アカデミック少年合唱団「ドゥダリク」の歌声を集めて

パイパー M. レオントヴィチ編曲のウクライナ民謡  


コウノトリ (音楽: Yu. Rozhavska、編曲: M. Katsal、L. Chaykivska) 

聖歌隊礼拝堂「ドゥダリク」 OUNの国歌「僕らは素晴らしい時間に生まれた」 

スターバト・マーテル(ペルゴレージ) 

ドゥダリク・ボーイズ・バンド - ママ  


 昨年来日したウィーン少年合唱団のハイドンコアの中には、ウクライナ侵攻によってオーストリアへ避難してきたメンバーも参加しています。もともとウクライナの黒海に面した港町・オデーサの合唱団に所属していたゲオルギ君(13)は「戦時中、どの方面に行こうかと考えていました。そこで僕のほうからウィーン少年合唱団を訪ね、最終的に入団を決心しました」と合唱団に参加した経緯を話しました。それ以来、ゲオルギ君の所属していた合唱団を探しましたがわかりませんでした。そこで、首都キーウにあるウクライナ国立アカデミック少年合唱団「ドゥダリク」を紹介します。この合唱団の音楽の質は高いと思います。

その後、横田裕一と拝田祥子(はいだしょうこ)が歌った『YUICHI&SHOKO童謡アルバム』のCDを入手しましたので、日本のソリスト 横田裕一についてこのCDを通してわかってきたことなどを加筆しています。また、日本のソリストの横田裕一についても加筆しています。
 横田裕一と村上友一は、誕生も約3か月ぐらいの違いでもあり、二人とも第3回全国童謡歌唱コンクールに出演しており、同じ歌「わらいかわせみにはなすなよ」「花かげ」「赤靖怜」「里の秋」をCDに入れていますので、その比較研究をしても面白いでしょう。

 2月19日の深夜にパーヴォ・ヤルヴィ指揮チューリヒ・トーンハレ管演奏会が、マーラーの交響曲3番の演奏(再放送)をし、この曲の第5楽章にチューリヒ少年合唱団が合唱で出演するということで録画して見たのですが、長大な曲で少年合唱団の部分がどうだこうだというような作品ではないので、コンサートレポートはしません。交響曲は、限られた曲を除いては苦手なジャンルです。

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「ゼッキーノ・ドーロ」のアニメ

 ゼッキーノ・ドーロには、次々とアニメが作られています。ゼッキーノ・ドーロの出場曲に、それに合わせた内容の短編アニメを施した短編アニメで、言葉の意味がわからなくても、それを見ているだけで、楽しめます。ただし、日本語の歌詞をご存じの場合、その違いが大きいことに気付くこともあると思います。

「黒ネコのタンゴ」  


「44匹のねこ」   

「トレロ・カモミロ」 

「ママ ごめんなさい」


 皆川おさむが歌った「ピエロのトランペット」も見つけました。「黒ネコのタンゴ」を歌ったころより歌声も少し成長していると思います。「ピエロのトランペット」は、「みんなのうた」を視聴した当時(昭和40~41 1965~1966)の子どもにとっては珍しい物語歌でした。

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「ゼッキーノ・ドーロ」の歌から(その2) 

 少年少女や一部大人と枠を広げると、もっと多くの曲をお知らせすることができます。「みんなのうた」を通して知る歌も結構多くありましたが、音楽教育学の分野の研究者 佐藤 慶治氏は、NHK「みんなのうた」の商業主義への転換−「ゼッキーノ・ドーロ」楽曲の輸入を契機として−という論文を書いています。『音楽学習研究』(音楽学習学会) 

東京放送児童合唱団 「ママ ごめんなさい」  


宍倉正信・西六郷少年合唱団 「ピエロのトランペット」 

西六郷少年少女合唱団 「トレロ・カモミロ」  

東京放送児童合唱団 「44匹のねこ」 

皆川おさむ・置鮎礼子「ちびっこカウボーイ」 

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「ゼッキーノ・ドーロ」の歌から(その1)

 アグニ・ジュン(粟国淳)が、「てるてる坊主」を歌って、「ゼッキーノ銀貨賞」を受賞したことは述べましたが、それ以外にも、日本の少年が歌った「ゼッキーノ・ドーロ」の歌を集めてみました。ただし、有名な「黒ネコのタンゴ」の原題が日本語の題名は、「"Volevo un gatto nero"(黒ネコがほしかったのに)」で、原題をそのまま翻訳したものではありません。

アグニ・ジュン(粟国淳)「Teru terubozu」  


皆川おさむ 「黒ネコのタンゴ」 

坂本秀明 · サカモト児童合唱団「マヌエロ」 

ビッグマンモス「ニッキニャッキ」 

響 HIBIKI 11歳 「ピノキオへの手紙」 

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