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今年の新企画として

「ジルベスターコンサート」コバケン(小林研一郎)のカウントダウンと共に、アップしました。

 今年の新企画としてLP「過ぎゆく時と友だち」の1曲ごとに、音響・映像を含む新情報を加筆します。私がこの文を最初に書いたのは、ホームページを開設した21世紀の初頭の頃でした。当時は、レコードを聴いた感想とその曲の背景を文章化したものでしたが、平成17(2005)年にYouTubeが始まり、数年後の2010年頃から、これまで聴くことのできなかった録音・録画を聴くことができるようになりました。このレコードの歌声は、海外のYouTubeに2曲公開されている(2024.1.1時点)だけですが、これらの歌の原曲や海外のボーイ・ソプラノをはじめとする歌い手によって歌われているものを加筆しながら、これらの曲をさらに掘り下げていこうと考えています。
 先ず、第1曲目の「サマータイム」は、歌劇『ポギーとぺス』の中の度のような場面で歌われえているかを知った上で、海外のボーイ・ソプラノがこの歌を歌ったものをネットで集めてみました。
 メトロポリタンオペラで、ゴルダ・シュルツ(Golda Schultz)は最終リハーサルでクララの第1幕のこのアリアを歌います。 製作:ジェームズ・ロビンソン。 指揮:デヴィッド・ロバートソン。 2019-20シーズン。


 マックス・エマニュエル・ツェンチッチ(Max Emanuel Cencic) 

 セバスチャン キャリントン(Sebastian Carrington)BBCソング・オブ・プレイズのファイナリスト、2020年のヤング・コリスター・オブ・ザ・イヤー。現在は、ピアニスト、オルガニスト、カウンターテナー、作曲家、音楽監督代理です。

 ピーター・キーウラ(Peter Kiewra)が録音されたピアノで「サマータイム」を歌っています。 


 柿澤勇人が、小学生の頃合唱部に所属し、部長でソプラノのパートリーダーであったことは、昨年の全国学校音楽コンクール90年の歴史で知りました。しかし、邦楽の家(曾祖父は浄瑠璃の語り手で重要無形文化財保持者(人間国宝)の清元志寿太夫、祖父は三味線奏者で同じく人間国宝(父子二代としては初)の清元榮三郎)に生まれたとは知りませんでした。

日本の少年合唱「世界の少年服の動向と、制服のリニューアル」は、日本における「半ズボン」という少年服の盛衰を加筆しました。「もの」の盛衰には理由があります。また、海外の影響を受けます。その辺りを年代を追って書いてみました。特に、ファッションの流行は、“20年周期”で繰り返すという説もありますが、それなら、ハーフパンツも衰退してきているはずです。あのステテコのようなズボンをはいた少年を初めて見たとき、こんなものが流行るとは思っていませんでしたが・・・
 明治維新になってすぐ、木戸孝允は、「ちょんまげ」が西洋諸国から遅れた国の蔑みの対象とされていることに危機感を募らせて、新政府でいち早く断髪をし、明治4(1871)年8月に散髪脱刀勝手令を発布しました。これに対し岩倉具視は、「みだりに断髪することを禁止せよ。髷を結い、国の伝統を失わないことが肝要である」と強硬に反対をしました。当時の岩倉は、西洋の文明だけは欲しいという立場でした。同年11月、欧米使節団の全権大使に岩倉が就任し、彼だけが和装に髷姿で旅立ちますが、その珍しい風俗が見世物としてアメリカ人から喜ばれているのを知るや、断髪して洋装に切り替えます。この頭の切り替えの早さが、明治維新の原動力となったように感じます。

VHSテープを再生するビデオデッキの国内生産が終了して8年。デッキの修理は困難になり、VHSテープが再生できない家庭が増えています。幸い我が家には、VHSテープを再生するビデオデッキがあるので、これまで約30年間にテレビから録画した音楽や映画等をブルーレイ化しなければと思って、実践し始めました。しかし、時間がかかるなあ。

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少年聖歌隊の制服(海外編 世俗曲) 

 ここでは、宗教曲以外の曲を制服(民族衣装を含む)で歌う少年聖歌隊の歌を並べてみました。
ウィーン少年合唱団 「水兵のポルカ」 


パリ木の十字架少年合唱団 「夜」 

ソフィア少年合唱団 「変わらぬ恋人たち」 

テルツ少年合唱団「ドイツ民謡」 

ハノーバー少年合唱団 「ウィンターワンダーランド」  
 

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少年聖歌隊の制服(海外編 宗派による違い)

ここでは、宗派による違いを中心に、宗教曲を歌う特に着る制服(制服の名称は、カソック、ロープ、侍者服など宗派等によっても違うようです。)で歌う少年聖歌隊の歌を並べてみました。
モンセラット聖歌隊(カトリック) カザルスの「ニグラ・スム」 


聖トーマス教会合唱団(プロテスタント)「ヤウチェトは喜ぶ」(バッハ) 

ウェストミンスター寺院聖歌隊(イギリス国教会)「今日がその日です」(ジョン・ラッター)


 YouTube映像を貼り付けることができるこの掲示板の機能をもっと生かさないといけないというのが、今年の新しい発見でした。文章だけに頼らず直接ボーイ・ソプラノや少年合唱の魅力を伝えるには、こういうやり方の方が効果的かもしれません。また、視聴する観点を与えて公開することによって、より質の高い鑑賞ができると考えています。自分が鑑賞したCDやLP等の感想を文章化しても、そのCDやLP等を全く聴いたことのない人には、その魅力は伝わりにくいことを再確認しましたが、それが可能な人は、「レコード芸術」の執筆者のように鑑賞力と文章力の両方をもった人です。

 少年合唱についての記載の中に、20年以上の間に、歴史的な論述と、音楽評論と、エッセイと、追悼文等が混じっていて、整理する必要を感じたので、この際、このコーナーを大幅に整理し直しました。第1章 日本の少年合唱の歴史 第2章 少年合唱と制服 第3章 少年合唱に関するエッセイ 第4章 日本の少年合唱とその周辺 追悼に分類して、並べ直しました。
「世界の少年服の動向と、制服のリニューアル」については、歴史的な考察が必要ですので、今回は、半ズボンだけを加筆しましたが、ソックスやセーラー服や帽子についても今後、大幅に加筆していく予定です。

映画『ナポレオン』でご紹介したゴセックの「ガヴォット」は、「ふるさと納税(ふるなび)」のCMソングとして、貴乃花が歌っているじゃありませんか。貴乃花親方の素人っぽさを前面に出してウケねらいを演出しているとしか思えません。しかし、ナポレオンについて語ったら、このホームページの趣旨から離れてしまいそうですが、ナポレオンが、カストラートを禁止したことは、音楽界に大きな影響を与えています。

 第38回童謡こどもの歌コンクールグランプリ大会出場者の少年は、順次書いていきます。髙田眞太郎は、今回はデュエットでしたが、2年前の小学3年生のときにも、グランプリ大会出場にソロでで、出場しています。この大会には、毎年エントリーしている人もいるのでしょうかね。
髙田眞太郎「風よふけふけ」 

對馬 凛花、髙田 眞太郎 「赤鬼と青鬼のタンゴ」

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世界のいろんな少年合唱団が歌った「きよしこの夜」(その2)

昨日に続き、「きよしこの夜」の少年合唱第2弾です。
聖フローリアン少年合唱団(St. Florianer Sängerknaben)


パリ・木の十字架少年合唱団(Les Petits Chanteurs à La Croix de Bois)

テルツ少年合唱団(Tölzer Knabenchor)

レーゲンスブルグ大聖堂聖歌隊(Regensburger Domspatzen)

ドレスデン聖十字架合唱団(Dresdner Kreuzchor)
 

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世界のいろんな少年合唱団が歌った「きよしこの夜」(その1)

先週は、「きよしこの夜」のボーイ・ソプラノ独唱でしたが、今日は少年合唱第1弾です。
リベラ(Libera)


ウィーン少年合唱団(Wiener Sängerknaben)

聖トーマス教会合唱団(Thomanerchor)

ウインズバッハ少年合唱団(Windsbacher Knabenchor)

ウエストミンスター大聖堂聖歌隊(Winchester Cathedral Choir)

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「白銀は招くよ」が日本に輸入されて

「白銀は招くよ」は、本来トニー・ザイラーが歌った映画主題歌で、恋の歌ですが、日本では、独自の作詞によって、雪山でのウィンタースポーツの歌になっています。 「和田弘とマヒナスターズ」のようなムード歌謡コーラスの系譜は「純烈」に引き継がれていますが、ダークダックスやボニー・ジャックスのような男性コーラスグループ系譜はどうなっていくのでしょうか。

白銀は招くよ トニー・ザイラー   


白銀はまねくよ ビッグマンモス  

白銀は招くよ 東京少年少女合唱隊 

白銀は招くよ 和田弘とマヒナスターズ 

しゅうさえこ&ダークダックス/~冬と雪をテーマに~

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世界のいろんなボーイ・ソプラノが歌った「きよしこの夜」(その1)

 「きよしこの夜」( Stille Nacht)は、有名なクリスマス・キャロルのひとつですが、「きよしこの夜」にはじまる日本語の歌詞は由木康によるもので、小学校6年生の音楽の教科書に採用されたこともあり、中学校では英語の歌詞で指導されることがある曲です。どういうわけか、日本語の歌詞に二通りがあり、一緒に歌いましょうというという時の課題にもなっています。なお、カトリック教会においては、別訳にてカトリック聖歌集111番の「しずけき」として親しまれています。こんなところにも、カトリックとプロテスタントの違いがあるとは・・・
 本日は、世界のいろんなボーイ・ソプラノがソロで歌ったものを採り上げ、来週は、世界のいろんな少年合唱団(聖歌隊)が歌ったものを採り上げます。なお、歌詞はそれぞれの国柄等を反映していますが、歌っている少年の名前の日本語訳は、絶対の自信がないものもあります。

ハインチェ(Heintje)


テリー・ウェイ(Terry Wey)

マルセル(Marcel)

ゲイリー・ストラットン(Gary Strutton)  

ディミトリ・ボイチェンコ(Dimitrij Bojtschenko)

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オスカル少年の叫び声を聴いた後は

 映画『ブリキの太鼓』は、3歳で成長を止め、叫び声でガラスを割ることができるという奇声を発するオスカル少年の役を村上雅俊が吹き替えたので、採り上げました。この映画のDVDやBRは吹き替え版も発売されています。村上雅俊の奇声の怪演が聴きものですが、村上雅俊の普通の声はむしろ美しい澄んだ声です。映画『ウホッホ探検隊』では、中学生になってからの映画ですが、複雑な心理を表現できるようになっています。
村上雅俊 映画『ブリキの太鼓』 


映画『ウホッホ探検隊』   https://drive.google.com/file/d/1QjUDokz9LYuc55qxus-iCaDM7XrhwViu/view

 オスカル少年の叫び声を聴いた後は、ウェストミンスター寺院聖歌隊の歌声を聴いて心を静めてください。ポニ・プエリは、心を静める少年合唱団ではないかもしれません。しかし、心をときめかせる少年合唱団です。
ウェストミンスター寺院聖歌隊  主はあなたを祝福し、あなたを守ってくださいます  

ウェストミンスター寺院聖歌隊  ミゼレレ・メイ、デウス              
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ウェストミンスター寺院聖歌隊  司祭ザドク                    


昨日掲示板に書いた少年合唱団のコンサートの観客の高齢化の問題は、根底では、日本の少年合唱を含む児童合唱の衰退にもつながっており、自分が楽しめばよい人にとっては、問題ではないでしょうが、日本の少年合唱の未来を考える人にとっては、大きな課題と考えております。

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チェコ少年合唱団“ボニ・プエリ”のパフォーマンスは?

 チェコ少年合唱団“ボニ・プエリ”を紹介する言葉に、「洗練されたショーアップされたステージ」というものがありますが、それをYouTubeで見ることはできるでしょうか。
 先ずは、今回来日したメンバーのメッセージからお聴きください。



 それでは、過去の演奏から、いろいろな角度で見ていきましょう。
ボニ・プエリ ブロードウェイ・メドレー ザ・ボーイズ・アー・シンギング・フェスティバル2022 

ボニ・プエリ 10年前のコンサートから ステージによる衣装の変化をご覧ください。 
 
ボニ・プエリ 「ライオンは寝ている」 ポップスにも取り組んでいるんだな。  

ボニ・プエリ 最後に、今回の来日公演でも演奏された「メサイア」より「ハレルヤ」 


 ボニ・プエリの演奏は、素晴らしいものでした、しかし、やっぱり、一番気になったことは、観客の高齢化でした。小学生を連れた親子の姿はほとんど見ませんでした。少年合唱ファンの若返りというより、子どもを含む若い世代の少年合唱ファン獲得は、日本の少年合唱の大きな課題でもあります。

映画『ナポレオン』を鑑賞してきました。確かに戦闘シーンは素晴らしい迫力でしたが、ナポレオンの人物像の描き方は、監督の新解釈でこれでよいのかと思うところもありました。ノートルダム大聖堂で行われたナポレオンの戴冠式には少年聖歌隊も登場していましたが、その合唱は背景として出てきただけなので、映画のコーナーでは採り上げません。
 それよりも、映画の中に小学生の頃、音楽の鑑賞教材として聴いたことのあるゴセック(1734-1829)の「ガヴォット」が流れてきて、ああ、この時代の曲だったのかと思って、この作曲家について調べてみると、元々フランスの宮廷文化の影響を色濃く受けた音楽を作曲しながら、革命後は、「共和制の勝利」を作曲するなど、かなり世渡りのうまい人物ではなかったかと感じました。
 また、私は、フランス革命の時代を描いた作品では、ジョルダーノのオペラ『アンドレア・シェニエ』、また、音楽ではありませんが、映画やテレビドラマや舞台劇にもなったオルツィ原作の『紅はこべ』が好きです。

 さて、クリスマスまでは、大売り出し・バーゲンセールではありませんが、掲示板は、何度か新ネタを公開します。

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テルツ少年合唱団の合唱

 日本において、テルツ少年合唱団が知られるようになったのは、漫画家のたらさわみち(桵沢みち)の功績が大きいと考えられます。代表作でもある『バイエルンの天使』は、テルツ少年合唱団をモデルにして、合唱にかける少年たちの青春を描いています。
 「たらさわみちのアトリエ」では、2006年4月24日から5月2日にかけて行われたテルツ少年合唱団結成50周年記念式典の様子が紹介されています。
http://www.fbook.com/michi/information/tol.html

 テルツ少年合唱団の合唱は、日本でCDも数枚発売されていますが、宗教曲から比較的親しみ深いドイツ民謡に至るまでYouTubeにも多くあげられています。
テルツ少年合唱団 バッハ カンタータ BWV 68エリアス・メードラー、ソプラノ独奏「私の信じる心」


テルツ少年合唱団 ヘンデル「メサイア」より「ハレルヤ」 

テルツ少年合唱団 「雪のワルツ」   

テルツ少年合唱団 シューマン「流浪の民」  

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