MENU
32,858

ポーランド民謡

 ポーランド民謡は、ある世代の人にとっては、かなり身近なものではないでしょうか。ポズナン少年合唱団の来日記念に録音されたLPレコード15曲のうち9曲をYouTubeで聴くことができます。

&t=484s
動画は、ポズナン少年合唱団の各時代のものをYouTubeにリンクしています。

 「みんなのうた」を通して日本に広がったポーランド民謡をいくつか紹介します。少年合唱ではないものもありますが。「逃げた小鳥」は、LP「過ぎゆく時と友だち」の中で久世基弘が「僕は探しまわる」「探すよ」と一人二重唱したものが傑出していますが、お聴かせできないのが残念です。
「逃げた小鳥」 西六郷少年合唱団    

「森へ行きましょう」ビクター少年合唱隊 

「春がよんでるよ」荒川少年少女合唱隊  

「踊ろう楽しいポーレチケ」東京放送児童合唱団 


 日本の少年合唱団も、ホームページやYouTubeチャンネルをもつところが増えてきました。相互リンクする場合は、「お互いの理念に共感し、助け合いましょう」という理念がありますが、ホームページやYouTubeチャンネルを紹介するだけなら、公開されている以上問題はないはずです。そのような考えのもと、世界の少年合唱団を加筆紹介していきたいと思います。

引用して返信編集・削除(未編集)

マックス・エマヌエル・ツェンチッチの歌手としての人生を3つに分けて

 マックス・エマヌエル・ツェンチッチの歌手としての人生を、①ボーイ・ソプラノとしての初期のキャリア ②男性ソプラノとしての試行期 ③カウンター・テナー歌手の時期の3つに分けて書き直してみました。
 美しいボーイ・ソプラノが与えられた少年が、変声期で葛藤して、ソプラノの声を維持しようと苦闘し、ついに、カウンターテナーとして成功するまでを描いてみました。変声期のコーナーをお聴きください。
 マックス・エマヌエル・ツェンチッチは、自分でYouTubeチャンネルを作って、そこで、少年時代以来の自分のいろんな時期の歌声を公開しています。
https://www.youtube.com/@MaxEmanuelCencicSinger 

 19世紀後半から20世紀にかけて、宗教曲(教会音楽)以外の分野でも、少年合唱は盛んとなりますが、その時期の作曲家と作品を採り上げてみました。 
 おそらく、その中で、一番有名な作品の一つは、カール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」でしょう。ウィーン少年合唱団が、入場曲として「おお、運命の女神よ」を採り上げることもあります。スポーツ・映画・ドラマ・バラエティ・ゲーム・アニメ等のBGMとして使われていることもあります。
カール・オルフ 「カルミナ・ブラーナ」より「おお、運命の女神よ」ウィーン少年合唱団 

 

 童謡こどもの歌コンクールのホームページは、昨年度から、二次審査収録会出場者の歌唱をYouTubeで採り上げるようになりましたが、第37回(2022)については、4月から、逐次アップするようになりました。乾澤 奏志(4歳)の「ありがとうの花」は、本選(YouTubeのコーナーにリンクしています。)で高評価を得ましたが、この時点でもよい歌を歌っています。
阿部 壬保(中1)「ふじの山」

伊藤  諒(小1)「カイカイゾクゾク海賊の歌」   

乾澤 奏志(4歳)「ありがとうの花」   

引用して返信編集・削除(未編集)

映画『シング・フォー・ミー、ライル』

 ミュージカル映画『シング・フォー・ミー、ライル』は、まだ映画館で上映しているところもあると思いますので、DVDやBRが出るのは、秋以後ではないかと思われます。
ミュージカル映画『シング・フォー・ミー、ライル』<日本語吹替版予告> 


宮岸泰成のセリフ部分   https://www.youtube.com/shorts/I5x7VOmtlFA

 ビッグマンモスの「熱く!バビューン」も、「社長さんスッテンコ」のB面の曲ですが、A面の曲よりも優れていると思います。
ビッグマンモス 「熱く!バビューン」 

ビッグマンモス 「社長さんスッテンコ」
&t=43s

令和5(2023)年4月30日 札幌市豊平区役所ホームページに、『月寒(つきさっぷ)の少年』という歌をご存じですか?というニュースの第2弾が掲載され、このホームページも紹介されました。「ボーイ・ソプラノによるCD等の紹介」のコーナーに、この曲について調査・研究したことが掲載されています。
https://www.city.sapporo.jp/toyohira/tsukisamu/kiji/20230327shonen.html

 大慶太は、シングルレコードを合計4枚出しています。今回ご紹介するのは、レコードから流れる音声ですが、最近新たに「日本一のおかあさん」と「小さな愛のメロディ」が、YouTubeにアップされていました。

 70年続いている雑誌『レコード芸術』が2023年7月号をもって休刊します。紙など原材料費の高騰もあるでしょうが、クラシックファンの減少も大きな要因の一つではないでしょうか。

引用して返信編集・削除(未編集)

久保陽貴とマイケル・ジャクソン

久保陽貴が本年1月22日に東京・渋谷で行ったライブは、DVD化され、会場に行くことができなかった人の目や耳にも触れるようになりました。このDVDには、特典音源としてプロローグに11歳で歌った幼少期のマイケル・ジャクソンの「ベンのテーマ」が収録されています。久保陽貴は、ジャンルを超えた歌が歌えるところも特筆できます。本ホームページは、ボーイ・ソプラノをテーマにしていることから、特にこの曲に特化して深堀りしてみました。
 私自身、久保陽貴とのテレビでの出会いがあって、『THEカラオケ★バトル』という番組を、U-18(U-12)大会に限って観るようになりましたし、既に変声期直前であったため、YouTubeで過去にさかのぼってその映像を鑑賞し、これまでほとんど聴くことのなかったジャンルの曲を聴くようになりました。このようなことからも、出会いは人を変えます。
 また、そのようなこともあって、今回は、マイケル・ジャクソンがソロデビューする前の兄弟バンド「ジャクソン5」を併せて採り上げました。この歌は、映画『ベン』の主題歌ですが、元々はダニー・オズモンドのために書かれた曲です。
Michael Jackson‐Got to Be There(1971)


Michael Jackson‐Ben(1972) 

 ダニー・オズモンドの「Ben」は、大人になってからのものしか現在入手できませんが、ビリー・ギルマンが少年時代に歌ったものなら、YouTubeで視聴できます。
Billy Gilman, Ben, Live in New York, 2001

 マイケル・ジャクソンと、ダニー・オズモンドの“Too Young”を比較すると、マイケル・ジャクソンの歌は、情熱的なダニー・オズモンドの歌さえも平板に聞こえてしまうほどの躍動感があります。
Michael Jackson - Too Young(1973) 

Donny Osmond ‐ Too Young(1972) 

 ジャクソン5から、マイケル・ジャクソンはソリストとして独立しました。それならば、それ以前、あるいはグループで活動しているときはどうだったのかということを中心にまとめてみました。ジャクソン5の代表曲としては、YouTubeに「帰ってほしいの」「ABC」「小さな経験」を挙げ、マイケル・ジャクソンは、ソロデビューした「Got to Be There」をリンクしてています。なお、ビッグマンモスが「ABC」を採り上げていることも注目すべきことです。
 
 久保陽貴と洋楽のつながりを知るために、変声前の歌声で、YouTubeに“I Want You Back”と“I Have Nothing”の2曲リンクしています。

 4月に寺﨑柚空が、ミュージカル『ザッツ・エンターテーメント』にピート役で出演し、小暮航ノ介が、東宝ミュージカル『ザ・ミュージック・マン』(日生劇場)には弟小暮大智と共に出演していますので、加筆しています。

 レーゲンスブルグ大聖堂聖歌隊については、スキャンダルを除く近況を加筆しています。なお、21世紀に入ってから、世界各地でカトリック教会の聖職者による多くの虐待疑惑が指摘されるようになりました。 

引用して返信編集・削除(未編集)

アレッド・ジョーンズの人生と芸術

「百年に一人のボーイ・ソプラノ」と呼ばれたアレッド・ジョーンズの人生と芸術を概観してみると、いろいろと考えさせられます。何がよくて、何が悪かったかは、本当は、後世にならないとわからないこともあります。(未来と後世は違います。)
 アレッド・ジョーンズの宗教曲以外の曲も入ったレコードや、「イエスタデイ」の歌唱動画(会話入り)をYouTubeにリンクしています。
アレッド・ジョーンズの根強いファンもいて、「AledTreble」という、アレッド・ジョーンズのトレブルであった時の映像を集めたYouTubeチャンネルもあります。 
https://www.youtube.com/@AledTreble/featured
また、ビートルズの「イエスタデイ」やイギリスの伝統的バラッドで、サイモンとガーファンクルによって世界的に広まった「スカボロフェア」のような比較的新しい曲の歌唱映像もあります。
アレッド・ジョーンズ「イエスタデイ」   


アレッド・ジョーンズ「スカボロフェア」  


 チャットGPTに、いろいろ質問をしてみると、基本的に、つぎのようなことが考えられると箇条書き的な答えになっていることがわかります。例えば、「少子化問題の解決には、どんな方法が有効ですか。」といった問いには、なるほどと思わせる答えが返ってきます。
しかし、まだ世に知られていないこと、常識化されていないこと、つまり「考察系」のことがらや、人物のプロフィールについては、現在や少し前の日本の総理大臣のような、よく知られている人でも全く違うことを答えることもあり、ましてや、一部の人にしか知られていない人に対しては、まだきちんとした回答ができないようです。
チャットGPTは、思想統制の厳しい中国はもとより、イタリアでも最近チャットGPTが禁止になりました。他の欧州諸国のデータ保護当局でもチャットGPTに対する規制強化の必要性やイタリアの動きに同調する是非について検討する動きが広がり、ついに、日本でも文部科学省も、令和5(2023)年度内に指針を出す方向だそうです。(それでは、遅いのではないか?と同時に、さらに進化する可能性もあります。)そのことから、その動向を追ってみたいと思っております。私は、チャットGPTを超える回答をするのが、その分野の専門家だと思っています。チャットGPTに、自らの長所・短所を問ってみました。
(問)チャットGPTの長所と短所はどんなことだと思いますか。
(答)チャットGPTの長所と短所を以下にまとめました。
【長所】
大量のデータから学習するため、自然で流暢な回答ができる。
多様なトピックに対応することができ、専門分野や日常会話など幅広い分野で利用可能。
24時間体制で、利用者の問い合わせに常に応答することができる。
個々のユーザーの質問やフィードバックに基づいて学習し、より適切な回答を提供することができる。
【短所】
人工知能の限界により、ある程度の誤答が発生する可能性がある。
コンピューター上で動作するため、人間との会話と比較して、感情や非言語的なコミュニケーションを理解することが難しい場合がある。
時間が経つにつれて古い情報を覚えてしまい、最新の情報を反映できなくなる場合がある。
機械的に回答が生成されるため、独創的な回答や創造性が必要な問題に対しては適していない場合がある。
以上が、チャットGPT自らが語る長所と短所になります。

時々現れたり消えたりする大慶太の歌のYouTubeを再度リンクしましたが、また消えるかもしれませんので、ぜひ一度は視聴してください。
ママと僕の四季:大慶太(映像) 

ふるさと:大慶太 

引用して返信編集・削除(未編集)

牛田智大の演奏を11年間鑑賞して

 今年は、牛田智大のデビュー11周年になります。その間、生演奏とテレビやDVD・BR・YouTube映像で、その演奏を追ってきました。今回は、「ドイツ・プログラム」ということで、これまであまり採り上げてこなかったブラームスのピアノソナタ第3番をメインとするコンサートでした。演奏家は、常に次のリサイタルの演目についても考えていることでしょう。それが、どのように変容していくのか見続けたいと思っています。なお、「牛田智大のコーナー」では、他のコンサートと違って、リサイタル・ピアノ協奏曲・テレビやYouTube映像といった分類で書いています。この際整理しましたので、ご承知おきください。
よく考えてみると、コロナ以後、少年合唱のコンサート以外では初めてでした。しかし、観客が高齢化して、小中学生は、ほんの数えるほど。プログラムがドイツにこだわったピアノ曲ファン以外には、一般的には、親しみが少ない作品中心ということもあるでしょうが。約1700人入れる会場は9割埋まっていましたが、合唱だけでなく、クラシックファンの高齢化は、心配ですね。

 久保陽貴は、変声中も高音をファルセットに逃げずに真正面からその時の声でソフトに歌い続けていることだけでなく、レパートリーの広さや、特にJ-POPSの歌唱について、独特の「オ(ヲ)」を「ウオッ」と発声するような日本語の美しさを壊す臭みと感じるような歌唱をしないことに好感を持っています。その歌の成長を追ってみましょう。
「Santa Claus Is Coming to Town」「雪のクリスマス」(2017年12月23日) 


「115万キロのフィルム」(2021年3月28日) 

「東京」(2021年10月3日)
&list=RDdSQMvnT-MT8&index=5
「Tomorrow never knows」(2023年3月26日)

本当は、これまで「THE カラオケ★バトル」で歌った中では、「歌うたいのバラッド」が一番好きなのですが、完全版はネットで視聴できないので、テレビの録画を見ています。

 北本莉斗は、もとより歌そのものはうまいのですが、変声期が近づいてきたこともあってか、最近高音をファルセットで歌うようになってきたのではないかと感じています。ボーイ・ソプラノの時期に「四天王」になると、その後変声期を迎えるため、その難しさを感じます。

 なお、私は、「THE カラオケ★バトル」のAIマシーンによる採点には、ずっと疑問を持ち続けています。これは、令和2(2020)年9月に先代のTea Cupの掲示板に書いたことですが、現在も同じ考えを持っております。この番組は、本ホームページの中心的なテーマではありませんが、優れたボーイ・ソプラノはいろいろな音楽ジャンルに存在することや、継続して、一人の少年の歌声を追いかけることができるので、この3年ほど、U18とかU12は見ております。ご存じでない方のために、再度、加筆して掲示します。
「カラオケバトル」という番組そのものについて語ることは、このホームページの趣旨に合致しませんので、あえて、ホームページのジャンルとは関係のない掲示板に意見陳述します。
 「カラオケバトル」は、これまで時々見ていましたが、音程の正確さ等いくつかの観点という客観性が一番求められますので、それだけが人の心を動かす歌かどうかと言えば、必ずしもそうとは言い切れないのではないかとかねてより思っていました。しかし、機械(AI)による客観的基準があることがこの番組の信頼性と共にわくわく感にもつながっていました。しかし、今回、ビブラート(抑揚・こぶし・しゃくり・フォール)がなければ加点がないとか、曲の長さという機械(AI)による評価の問題点が明らかになりました。(曲の長さは、何分から何分までかは、事前に出場者に知らせるべき問題です。)そのような採点基準ならば、クラシック系のボーイ・ソプラノや童謡・唱歌の歌唱は、たとえ世界的なトレブルであっても、イギリスの聖歌隊に見られるようなビブラートのない歌唱をすれば、予選敗退は確実です。しかも、それが1~2点の微小な差ならともかく、10点以上の大きな差になるとは、機械(AI)による評価基準の信頼性を揺るがすことになります。今回の小学生の出場者は、男女を問わず、9人全員がそれぞれの分野においてよい歌を歌っていました。とりわけ、優勝者の北本莉斗は、持ち味を生かして人の心を動かすよい歌を歌っていると思いました。
 しかし、あえて申し上げます。この番組は、このままでは、音楽のジャンル別(例:①演歌、民謡 ②和洋のポップス ③クラシック,童謡・唱歌)にでもやらない限り、その権威を失墜していくのではないのかと思います。そのような意味では、素直に楽しめない番組でした。あらゆるコンクールには、勝ち負けや順位が存在し、その結果に対して嬉し涙と悔し涙があることを否定するものではありませんが、やはり、出場させる以上、歌唱時間を事前に明示することや、あるジャンルの歌が極端に不利になるということは、検討・改善すべき課題であります。
 この番組をご覧になった方で、この件についてご意見があれば、どうぞ、お書き込みください。
 
 少年合唱団から、少年少女合唱団に移行した大垣少年合唱団について、新しい情報が入りましたので、加筆します。今、「大垣少年合唱団」で検索すると、父子2代団員をしている方の情報もあります。こういうふうに、代々その地域に住んでいる家庭に生まれた男子が入団してくれれば、日本の少年合唱団もここまで苦しい状況にならないと思うのですが、子どもがそういう音楽分野に興味を示さないこともあると考えられます。これは、マスコミが少年合唱の魅力を報道しないことが最大の理由です。欧米の場合、聖歌隊の伝統があるので、代々聖歌隊員というケースも多くありますが。

令和5(2023)年3月30日 札幌市豊平区役所ホームページに、『月寒(つきさっぷ)の少年』という歌をご存じですか?というニュースが掲載され、このホームページも紹介されました。「ボーイ・ソプラノによるCD等の紹介」のコーナーに、この曲について調査・研究したことが掲載されています。
https://www.city.sapporo.jp/toyohira/tsukisamu/kiji/20230224shonen.html

引用して返信編集・削除(未編集)

映画『ボーイズ・ボーイズ』を吹き替えた少年たち

 ケニー(ドン・マッキャン)は、10歳という設定ですが、吹き替えをした難波克弘は、吹き替え当時13~14歳ぐらいで、既に変声期に入っており、それまでの美しいボーイ・ソプラノを聴くことができませんが、3人の少年の声のアンサンブルとして聴く場合、ケニーが一番リーダー格でお兄さん役という設定を考えれば、この配役もうなずけます。しかし、全編吹き替えでないため、時々英語になるのが・・・


 松田辰也は、芸能界に復帰したというニュースが入って来て、この映画もTwitterで採り上げています。松田辰也と松野達也は、名前も声質も似ていたため、ラジオ番組『アニメトピア』においては田中真弓がそれをネタに振り、松野が松田のものまねを披露していた。というエピソードも残っています。

「貝がら小径」がA面で、「月寒の少年」がB面ということで、A面とB面について、調べてみました。(主として、Wikipediaを参考資料として書いています。)
 A面/B面(A side/B side)は、アナログ・レコードや両面1層方式DVD、コンパクトカセット、両面ディスクでのそれぞれの面、またその収録楽曲を表す言葉です。
 A面曲とB面曲の違い(日本の場合)
 シングル盤では、タイトル曲をA面に記録することが多く、B面はその「おまけ」的な意味合いであることが多く見られたためラジオ放送などでは、A面の収録曲だけ放送されることが多かったようです。しかし、作品によっては、B面収録曲がヒットすることもあり、この場合、発売後にA面に格上げされたり、両A面で発売されることもありました。中にはB面収録曲に予定していた曲が発売前にA面に格上げされて発売されることもありました。しかし、概ね、テレビやラジオでは主にA面曲が流され、B面曲が注目されることは少なく、プロモーション的には「格下」とみなされることが多かったようです。
 しかし、特別な例としては、吉永小百合の「奈良の春日野」のように、元々昭和40(1965)年9月15日に発売されたシングルレコード「天満橋から」(同年の『第16回NHK紅白歌合戦』出場歌)のB面に収録された曲であった「奈良の春日野」が、昭和61(1986)年~昭和62(1987)年にフジテレビ系の『森田一義アワー 笑っていいとも!』『オレたちひょうきん族』の番組放映中、奈良県奈良市出身の明石家さんまがギャグとして取り上げたことから大きな話題になり、この歌詞のワンフレーズから「鹿のフン」の通称で呼ばれることもありました。
 

 「貝がら小径」と「月寒の少年」については、個人的な意見ではありますが、B面の「月寒の少年」が、60年以上経つ現在もその地域で愛されていることから、「おまけ」的な意味合いを持っているとは思っていません。


 3月17日の「徹子の部屋」に池松壮亮が出演して、『ライオンキング』のオーディションに出たときのエピソードを紹介してくれましたので加筆します。

引用して返信編集・削除(未編集)

映画『いつか来た道』から見えてくること

 映画『いつか来た道』は、昭和34(1959)年の大映映画ですが、このような映画を作ろと企画し、実現したところに、当時の日本がウィーン少年合唱団をどう捉えていたかがわかってきます。
 一方、このような役柄で出演した和波孝禧が、この映画をどう受け止めていたかについては、約半世紀後に、撮影初日、録音済の曲に合わせて演技した際に、再生された曲に違和を感じて「オーケーではありません」と告げたことを「社会に向かってものを言った瞬間」として「忘れられない」としている。合唱団と「この道」を共演する演奏は、納得がいかずに3度目までやり直した(それが映画のクライマックスでみよが演奏する際の音源となった)という。また、ヴァイオリニストとしてよりも映画出演で記憶されていることを疎ましいと思う気持ちを長く持っていたが、「あの映画が後の演奏活動にある種の助けとなったのは確かなことだ。私はその事実を素直に受け入れて、感謝すべきなのだ」と記しています。(出典: 和波孝禧オフィシャルウェブサイト(2005年2月2日))
 ノルベルト・シュティガー (1944年3月6日~)は オーストリア航空 弁護士 と元政治家 オーストリア自由党 (FPÖ)。 彼は1980年から1986年までFPÖ党のリーダーであり、 副首相 1983年から1987年までオーストリア商務大臣を務めました。当時は、ウィーン少年合唱団の団員のどれぐらいが音楽界に進んだかわかりませんが、現在は20%ぐらいだそうです。そういえば、昨年のクリスマスにNHKBSで放映された喫茶店の店主ハンスさんは、2000年来日組だそうです。
 これは、1959年の映画『いつか来た道』にちなんで録音されたウィーン少年合唱団のレコードではないかと思われます。
ウィーン少年合唱団 「この道」「夕焼け小焼け」 1959  


 和波孝禧さんの演奏を視聴することもできます。このほかにもありますが、「和波孝禧」で検索してください。
和波孝禧  メンデルスゾーン バイオリン協奏曲  


 少年時代のピーター・オーティが歌っている映像をお聴きください。なお、ピーター・オーティは、オペラのテノール歌手として活躍しています。
The Lost Chord(失われたコード) 


 パセリチャンネルに触発されて、また、ビッグマンモスに再度光を当ててみたくなってきました。
https://www.youtube.com/@user-rh6kg1zm9k/featured 
 ビッグマンモスのCDを聴くこともできますが、ビッグマンモスの魅力は、動きもあってこそでしょう。考えてみれば、このホームページを開館した頃は、ビッグマンモスが主要な位置を占めていました。しかし、その頃は、YouTubeの動画などがない時代(YouTubeが日本語対応になったのは2007年の6月からで、そこから急速に流行し始めました。)ので、文章だけでビッグマンモスの曲を紹介していました。しかし、ビッグマンモスの魅力は、音楽的な面だけでなく、視覚的な要素が大きいので、今後は、その面からのアプローチもしていこうと思っています。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLU9rDaXB1PBDzQSWWU1w0hfgo9jn0RBxG

 映画『コーラス』の原型となる映画の一部が、YouTubeに公開されました。
ビデオ: 少年ソプラノ ソリスト、「夜 ナイチンゲールの檻」(1945)「Les Choristes」のオリジナル フィルム。 フランスでは、1930 年代にリハビリテーション センターのスーパーバイザーが、そのディレクターの懐疑論にもかかわらず、聖歌隊を結成することによって、課題のある青少年を音楽に目覚めさせました。
INDEXページの映画の欄をご覧ください。

引用して返信編集・削除(未編集)

予習のいらない曲を集めたプログラム構成は素晴らしい

 新潟少年合唱団の第20回定期演奏会のレポートを書きましたが、観客にとって親しみの持てる選曲と、舞台上と下が一体になった つまり会場が一つになった雰囲気に好感が持てました。人口が多く、クラシックファンもそれに比例して多い東京なら、バッハの受難曲のような曲を演奏しても、それなりに客は入るでしょうが、特に地方の少年合唱団は、何よりも観客のニーズに合った選曲が大事だと思います。詳細は、コンサートレポートをお読みください。 



 ジミー・オズモンドを中心にしたオズモンド一家が出演するカルピスのCMは、毎年のようにニューバージョンが放映され、人気が高かったです。ところで、カルピスウォーターが登場するまでは、カルピスは、どれぐらい薄めたらおいしいのか(味覚には個人差もあるでしょうが)不明でした。

 ジミー・オズモンドの少年時代の歌の成長を追ってみましょう。この掲示板には2曲だけ載せています。YouTubeでは、もっと多く載せています。「ちっちゃな恋人」は、あくまでも日本向けの歌です。そういう視点で見れば、ジミー・オズモンドも今、59歳です。
ジミー・オズモンド (アンディ・ウィリアムズと共に) 
&t=68s
Jimmy Osmond 「Penny Lane」      


 ホリプロが、連載として「子どもが大活躍するミュージカル」特集をしていますが、第3回として、『ビリー・エリオット』『オリバー!』 出演キャストへアンケートインタビュー!という企画を行いました。
それに基づいて、日本のソリストの今の姿を伝えるため、新情報のある数人について加筆します。
https://horipro-stage.jp/pickup/matilda20230222/
この企画とは別に、越永健太郎 令和4(2022)年10月10日高槻現代劇場中ホールで行われた第23回大阪国際音楽コンクールグランドファイナル=ガラコンサートでは、ミュージカル『アラジン」より「自慢の息子」を歌っていますので、YouTubeにリンクしています。

ラーズ・ヌートバー・・・ワールド・ベースボール・クラシック日本代表 初の日系人選手として正式に日本代表に選出されたこれまで全く知らなかった選手ですが、この2試合を見て、すっかり好きになりました。「日本のソリスト」に紹介された人の中にも、同じような人もいると思いますが、このように紹介してよかったと思っています。

引用して返信編集・削除(未編集)

映画『青きドナウ』が与えた影響

映画『青きドナウ』は、今から30数年前に、日本でも日本語字幕のついたVHSビデオが発売したことはありますが、DVDやBRは、発売されていません、しかし、ネットにスウェーデン語や、ポルトガル語の字幕のついた動画が公開されていましたが、最近消えました。なお、日本語吹き替えたものが40数年前に、テレビで放映されたことがあります。(誰が少年たちの話し声を吹き替えたのかは不明です。)動画は再生できませんというメッセージは出てきますが、YouTubeで視聴可能です。

&t=526s
&t=843s
 この映画が昭和38(1963)年の夏休みに合わせるように7月20日に公開された影響は大きく、翌昭和39(1964)年のウィーン少年合唱団の日本公演は、爆発的な人気となりました。

これで、「世界三大少年合唱映画」というパクリのホームページの項目は、すべて改訂しました。15年前ならともかく、今では、『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』なども入れて、「世界四大少年合唱映画」になるのではないでしょうか。
映画『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』本編映像 

また、1本の映画とは言い難いのですが、『ヴォイス・オブ・エンジェルス~少年合唱団の天使たち~』は、少年合唱団を扱った作品で、3本の作品を集めたものです。このDVD発売時に会社に連絡して、リンクを組んでいます。「リンク集」をご覧ください。

 1960年代のウィーン少年合唱団が歌った日本の歌は、まだ、この当時はドイツ語なまりが抜けませんが、響きは清澄です。今は、コロナ前は毎年来日するようになって日本語は上手になりましたが、清澄な響きという点ではこの時代に及びません。 
ウィーン少年合唱団 「浜辺の歌」「五木の子守歌」196 ?   

ウィーン少年合唱団 「荒城の月」「さくらさくら」196 ?   


なお、次回は、YouTubeに公開された新潟少年合唱団の第20回定期演奏会のレポートを書きます。

引用して返信編集・削除(未編集)
合計172件 (投稿165, 返信7)

ロケットBBS

Page Top