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『もし良かったら僕と付き合ってくれませんか?』
………やめいっ!!
そんな言葉で告白なんてするなよ
なぜ自分をそんなに卑下する?
なぜ自分の持つ価値を自分で下げる?
自信を持ていっ!!
自分と付き合えばどれだけ楽しい未来がある事を
精一杯に伝えれば良い
勉強が教えられる?
スポーツが出来る?
趣味は?見た目か?楽しさか?
もっと自分の価値を高めるんだ
どれだけ楽しい毎日を相手に与えられるか
そう!!どれだけ相手を愛おしく想えるか
それが大事なんだよ
自分の幸せも良いが
相手にどれだけ幸せになってほしいのか
その為には自分が何が出来るのか
そしてその出来る事をありのままの言葉で伝えるんだ
『もし良かったら食べてみて』
『これ美味しいから食べてみて』
どっちの方が食べたいと思う?
相手のことが好きで好きでたまらないのだろ?
好きな人を笑顔にしたいのだろ?
それなら先ずは自分が笑顔にならなければならない
自分が笑顔になるほどの自分の魅力を磨くんだ!!
さあ 君自身のプレゼンテーションの始まりだ!!
今年の歳末の一週間の夜は
NHK FMで今年八月にドイツで開催された
バイロイト音楽祭2023のほぼ全曲が聴ける。
コロナの影響でしばらく行はれなく、
歳末の楽しみがなくて残念な年越しをしてゐたが、
今年はワーグナーで締めくくられる。
この習慣はもう長く、
十年以上前から年越しは
ワーグナーで締めくくるのが慣例となってゐたが、
コロナの影響でそれもできず
何ともモヤモヤとした気分で年が明ける
残念な年明けを迎へてゐたが、
やはり年越しはワーグナーに限る。
ニーチェとの確執は有名だが、
ワーグナーの大仰さはニーチェの批判とは裏腹に
歳末の忙しなき光景にはよく似合ふし、
雑踏の人いきれから逃れるやうに帰宅してのワーグナーの
悪魔的な半階音の見事な手捌きに
酒を飲まずとも酔ひ痴れる。
バリトンの男声の歌声が神話を楽劇のMotifにしたワーグナーの
筋骨隆隆とした男性像を際立たせ、
それに嫌悪する向きもゐるが、
神神はどうせならば筋骨隆隆としてゐたほうが様になると思ふ私は
その男声の衝迫力に私の内部の何かが共鳴し
ワーグナーが構築した大仰な世界へと誘(いざな)はれる。
ワーグナーの楽劇は何もかも大仰なのだ。
だからこそ、そこには筋骨隆隆とした神神しか
存在を許さない。
人間ではワーグナーの楽劇の世界は持ち切れず、
人間は世界にぺしゃんこにされるのが落ちなのだ。
神神を人間が演じるのであるから、
ワーグナーの楽劇にはいづれも途轍もないEnergyが滾る。
そこで飛び散る火花の凄まじさはいふに及ばず、
ソプラノの女声が登場すれば、
初めは男声を弾き飛ばすほどに威勢がよく、
しかし、数数の男声の振る舞ひの末に
終幕は男声と女声がクリムトの「接吻」「抱擁」の如く
艶めかしく結ばれる。
この大浪漫劇に私もまた、心底酔ひ痴れるのだ。
此の世界にあり得ぬ故の楽しみ、それがワーグナー。
これは晩年にニーチェが到達した超人思想にも
また、永劫回帰にも通ずるところがあり、
ワーグナーとニーチェは
或る意味、シャム双生児ではなかったのかと思ふ。
それをマッチョ好きのヒトラーが利用した。
ヒトラーの思想を継いだ末裔は今も世界各地に跋扈してをり、
日本でいへば三島由紀夫が最たるものだ。
三島由紀夫はGenocideは行はなかったが、
通底ではヒトラーの血筋と言へる。
三島由紀夫の小説の余りに人工的な世界を私は好かぬ。
三島由紀夫が構築した世界は緻密だらうが、
大仰さの欠片もなく、
読んでゐて息が詰まりそうになる。
その点、ワーグナーは突き抜けた大仰さで
聴くもの観るものを魅了して已まない。
――Crazyは褒め言葉よ
と、いって此の世を去った浅川マキではないが、
ワーグナーには狂気が宿ってゐる。
私はその狂気に魅せられてしまったのだ。
さうして今年も暮れ行きぬ。
一階から二階に行く
階段の踊り場
窓から顔を出すと
しめった風が吹いていた
風は私の髪を揺らして
頬を撫でた
雨の匂いを運んで
首筋をくすぐった
なぜかなつかしさを
感じさせる風だった
私の耳もとを通り抜けるとき
風がささやいた
久しぶりですね
私ははっと気がついて
手をのばした
けれどその前に
ひとすじの風は 消え去ってしまった
ああそうだ
私はこの風に
昔出会っていた
こんな雨上がり
ひとりで踊り場に立っていたとき
寂しくないのに寂しい気持ちだった
やることは多いけど退屈だから
窓から顔を出し
外に目をやっていた
今より少し
幼かった私を
あの風は知っている
意味もなくふさぎこんでいた私を
友だちの作り方さえ
よく知らなかった私を
ちょっと 照れくさい
そしてただ
なつかしい
久しぶりですよ
私は静かに呟いた
あたたかいかすかな吐息が
しめった外の空気にとけていった
「曲がった襟を直されて」に評をありがとうございました。
腑に落としてていただけたこと、「良くなって」きたこと、
嬉しくてお腹がいっぱいになりそうでしたが、気になる箇所は
何とかしないといけませんね。
「大事なところ」は②の「私の性質」でありながら、①も②も
全部に掛かっても良いかなと思っていました。
私自身の性質ももちろんですが、あなたもあなたのやり方を
見直してみてもいいんじゃない?と...(キツい...)。
いただいた評の、「その性質はどんなだろうということで、
6連以降に話が続く」のところを消化するのにもう少し時間が
かかりますが、解釈は読んでくださる方次第です、というのは詩としては
あまりよろしくないのかな?
進歩は少しずつだと思いますが、いただいた評を励みに頑張りたいです。
今回もありがとうございました。
三浦様へ
この度は「咳」をお読みいただきありがとうございます。
この詩を書いているときは、すごく体調が悪かったです。
でも何とか書き終えようと思い、出来上がりました。
今年もあと僅かなので、体調面には改めて気を付けていこうと思います。
評価ありがとうございます!また来年も宜しくお願い致します!
島秀生様、詩の評をありがとうございました。
名作の評をいただきありがとうございました。詩に登場するコード進行ですが、冒頭のものは、おそらく素人の方が作ったと思われる曲をウェブで見つけたものです。そのコードが書いてあったので、そこから拝借しました。終わりのコード進行は、ビートルズのLet It Beのコードなんです。
これに満足することなく精進していきますのでよろしくお願いいたします。
島 秀生様
『老女』に評をいただきありがとうございます。
すみません。島様のお体の具合がよろしくない時に初投稿してしまったようです。でも回復されたようで良かったです。
ご指摘いただいたところ、確かに変えた方が良くなると思いました。
まだ、自分の詰めの甘さと言うか、推敲が下手だなぁと改めて思いました。
来年も亀のような歩みですが、こちらで勉強させていただいて成長出来ればと思います。
島様もMy Dearに関わる全ての方も良いお年をお迎えください。
街路樹を彩るLEDの光が
真っすぐに続く道の両側に延びる
星空に向かう滑走路のように
赤や白の光の流れる車道の辺り
歩道をそぞろ歩くカップルの
寄り添う声が聞こえるようだ
それを眺めているのは
独りで佇む私
クリスマスキャロルの響く街で
空気は急に冷たくなったけれど
それでも
私の身体の奥は
ほのかに暖かい
今だけは
誰にも優しく
どのようなことも許せる
そんな気がするから
私を置いて
遠くへ行ってしまったあなたも
2年ぶりに現れた
とても変わってしまったあなたも
皆を許し
優しく抱きしめたい
世界は憎しみの連鎖に明け暮れ
争いは絶えないけれど
今日のこの日は
寛容の心で許し合い
このイルミネーションの下に
集えればどんなに良いか
私には、何の力もないけれど
ただ今を
あなたも、そして私自身をも
無条件に許します
人の営みに
神はいつも沈黙しているけれど
もしかしたら
人、ひとりひとりに
この光を以って
語りかけていいるのかもしれない
だから、今宵は
このクリスマス・イルミネーションに
静かに耳を傾ける
今日はいつもより星空が綺麗な夜
特別な12月 クリスマスだ
誰もが少しだけ優しい気持ちになれる日だ
僕には恋人はいないけど可愛い妹がいる
血の繋がりはないけど大切にしなくちゃ
こうして大きなツリーを見上げていると
何事も小さいことに思える
心が洗われて胸を撫で下ろす
妹にも見せてやりたかったな
そうだ チキンとケーキとシャンパン買って帰ろう
プレゼントも買わなくっちゃな
ネックレスがいいかな ありふれてるかな
でも指輪じゃ恋人に渡すみたいで重たいしな
よし もう少しだけブラブラしていこう
イルミネーションも綺麗だし
いつまで僕はこうして一人で歩くのだろうか
なんだか急に妹が恋しくなってきた
少し早いけど帰ろう またせるのも悪いし
いつもの帰り道だけど少し違って
様々に彩られている
誰もがそれぞれの暖かさを感じて過ごしているのだろう
凍りつきそうな手を擦り早く妹の顔が見たいと
少し早足になっている 僕にも可愛い所あるんだな
ふぅ やっと家に着いた
今日も妹の明るいおかえりと いつもと変わらない
笑顔が僕を迎えてくれた
とりあえず食事の準備をしてもらい
プレゼントを渡した 妹はとても喜び
「私からもプレゼントあるよ」と少し照れながら
セーターとマフラーをくれた
「よーし 今日はとことん飲むぞ!」と気合いを
入れる僕
「しょうがないなあ付き合ってあげるよ」と
呆れる妹
そして笑い合うふたりを横目に夜は更けていく
そしてあってはならない事 妹は
「ねえ 今日は一緒に寝てもいいかな」と
真剣な様子
この日は二人にとってかけがえのない夜になった
ありがとうサンタクロース
妹よ メリークリスマス
こんにちは。上田です。
自分では初めてポエムを創作したつもりです。成功だったのか心配でしたが、秀作プラスを頂戴して安堵しました。
「脇役」の「人」こそ作者であるという鋭いご指摘、なるほどと唸ってしまいました。妖精に生命を吹き込むことに腐心して、肝心の人の心の扱いが欠落していました。また反省です。
七月に投稿を始めて半年、毎度お付き合いを頂いてありがとうございます。新しい年も投稿を続けますので宜しくお願いいたします。