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★★ << 2つの掲示板のご案内 >> ★★

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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

詩の評、お礼です。  じじいじじい

斎藤様

こんにちは。
詩の評、ありがとうございます。
お察しのとおり、子供向けと大人向けをセットにして読み聞かせと意識のコミュニケーションを考えてみました。
そこに気持ちがいってしまい頑張るの先が不足してしまいました。そこは反省です。
これからも宜しくお願い致します。

編集・削除(未編集)

評のお礼です 青島様 喜太郎

先ずは読んでいただき、誠にありがとうございます。私の書いた詩から、そこまで細かく感想を頂き嬉しく思います。今後も気をつけて楽しい詩を書いてゆきたいと改めて思いました。ありがとうございました。

編集・削除(未編集)

評のお礼です 齋藤様 喜太郎

読んでいただき誠にありがとうございます。評の方、とても納得しました。詩的表現に気をつけて、今後も頑張りたいと思います。
お忙しい中、細かい所まで指導して頂き誠にありがとうございました。

編集・削除(未編集)

地球最後の日 喜太郎

地球の消滅まで12時間
世界では暴動など起こりもせず
静かな一日が過ぎようとしている
私は妻の作るシチューとパン
少しの酒をテーブルに談笑をしている
消滅する事が分かったのが
ほんの数日前だったせいもあるだろう
ほとんどの人が諦めの中
何も無い日常を選択した
何も無い日常ほど大切で貴重だと気付いたのだ
食事を済ませ食器を片付ける
『片付けなくても良かったわね』
そう妻は笑う 私も笑う
そしてベットに入り静かに眠る
お互いにおやすみの代わりに
『ありがとう 幸せだったよ』そう告げて眠った

編集・削除(未編集)

路地  理蝶

チノパンの皺を血が染みる
路地を一つ外れて終えば
チノパンは血に染まり
引き金は引かれる

黒いタイは彼の首に巻かれる
冷酷な蛇となって
彼の告白を待っている
浮き上がる静脈と溶かされるのを待つ氷
全ての手筈は整っている

ただ彼は路地を間違えただけ
しかし彼は確かに路地を間違えた

街宣車がドップラーに則り歪み聞こえる
ネオンの霧がかすかにここまでやってくる
彼はかつて唾を吐いたぬるま湯に
心底戻りたいと願う
赤い目、潤んだ目、希う強く希う目

繰り返されるこのような類の事
奴等にとっては今日は明日の前昨日の続き
感情は鈍麻し適応する
大義は時に暴走し我を忘れる
そして黒いタイは依然頸動脈を触る
その力は少しずつしかし着実に強くなる
赤い目、潤んだ目、希う強く希う目

彼はただ路地を間違えた
しかし彼は確かに路地を間違えた

編集・削除(編集済: 2023年05月30日 01:06)

三浦様、評のお礼  朝霧綾め

三浦様
このたびはお忙しい中、「言葉などいらない」に評をくださりありがとうございます。

書き始めたときは、「特別になりえない私」みたいなものを書こうとしていたのですが、そこから話が広がって、最終的にこのような形になりました。世界賛歌、という風に言っていただけるとは思っていなかったので、驚きながらも嬉しかったです。

言葉などいらないと思っているなら何で詩を書いているんだ?、と言われてしまうかもしれないと実は少し不安でした。あたたかく読んでくださりありがとうございます。

佳作をいただきとても嬉しいです。
これからもよろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

発光  江里川 丘砥

音もなく忍び寄る影には
振り返らず
心を突き刺した出来事にも
怒り狂わず
そこから静かに離れられる術を探した
逃げ切ることのできなかった
幼さの消えた瞳には
覇気のない濁りだけが残った

幼い頃は妙に発光していたのだろう
周りの大人に褒めそやされては
期待に応えようと
最大限に発光した
自分でも気づかぬうちに
力を使い果たしてまで発光していたことに
気づいていた人は
気づいていた私は
どれほどいたのだろう

「幼い頃に見ていた世間は幻想」と
一瞬で片付けてしまうのは残酷

大人として見えはじめた世間は
濁った灰色よりも
もっと曖昧で薄気味悪い陰鬱
その中に生きていた幼い発光体は
よほど美しかったのだろう

輝きによってたかったあとの
冷たく濁り発光しなくなった時の
丁度消えたその瞬間まで見ていた人は
誰もいなかった

幼い光にたかり
消費したあと
誰に返すこともしなかったならそれは
たかった者たちを
濁らせたはずなのに
他人事のような笑みを浮かべ
まだ光って見えるのはなぜ
光ることを失った私は
ひとり暗がりに佇んだというのに

暗い夜に
寝そべりながら
かすかに光る星を見ていた

輝きを失った瞳に映る
遠い空の向こうで発光する星
光らなくなった私を照らす
闇の中の小さなひかりを
希望のひかりを
瞬く間に奪ったのは
他人が照らした懐中電灯
その光に目は眩み

私は
一番好きなひかりを
見失った

編集・削除(未編集)

齋藤様 評のお礼です 紫陽花

齋藤様 こんばんは。今回もしっかり読んでいただいてありがとうございます。1連2連は、やっぱり反対の方がいいですね。私もそんな気はしてました。
小学校の先生、昔は体罰が当たり前でしたね。蝉は、心の傷になりますね、それ。私がその先生の藁人形打っときましょうね笑
なんて、藁人形好きな私。いけませんねえ、この性格。
ところで、私はここのとこDEPAPEPEを聴いております。ノリノリではないですね。ノリノリは時々恋しくなりますね。
また、よろしくお願いします。

編集・削除(未編集)

齋藤純二様  Liszt

齋藤純二様

今回、長く中断してしまった後の投稿にもかかわらず、私の詩を丁寧に
お読み頂いた上に、温かいお言葉を頂戴し、誠に有難うございます。佳作
との評をくださり、とても励みになります。
仰るように、今回、久方ぶりに詩を書こうとしてあれやこれや言葉を探し、
考えをまとめようとするうちに、次第に気持ちも穏やかになり、自分を見つめ直す
きっかけになりました。これからも少しずつ、書き進めて参りたいと存じます。
今後とも、どうかよろしくご指導のほどお願い申し上げます。Liszt

編集・削除(編集済: 2023年05月29日 13:17)

2023/5/23(火)〜2023/5/25(木)の感想と評になります。 齋藤純二

介護の現実     Lisztさん     5/23


お久しぶりですLisztさん。
Lisztさん、とことん介護でお疲れだろうと思います。作品をご投稿されるのも大変だったことでしょう。少しでも詩作の時間と投稿されることでお気持ちが穏やかになればなあ、そう思いながら拝読させてもらいました。

穏やかで誠実な母親の術後の変化は、「これは現実?」といったようになかなか受け入れなかったことが、とても伝わってきました。私の母親も最近、膝を骨折したのですがギブスを付けながらも、動かずにいられない性格は変わらず回復も早く助かりました。Lisztさんのお母様のようにショック、痛みや環境の変化によっては、性格すらも入れかわってしうような現実は、なんともお辛いことだとお察します。
現在の母親への自身の誠実さを考えている場面に、過酷な状況、感情での介護という現実を今は受け入れるしかないという、その気持ちがひしひしと伝ってきます。
やはり介護には手の数があればあるほど、介護される側もする側も良いとは思いますが、なかなか難しい問題なのかもしれませんが。
どうかご家族がいい方向へ向かわれることを願い、今回の感想とさせていただきました。

評価は「佳作」です。





嘘つき     喜太郎さん     5/23


優しさ。こちらに出てくる「あなた」はとてもソフトで荒波を立てず、「私」にいつも優しく寄り添ってくれた方のようですね。しかしそれは、優しさであって嘘でもあったという表現がなかなか深い内容になっています。この嘘というのは、あなたが本当のあなたらしさを出せなかったということを、私もあなも気づいてしまったのかもしれませんね。
別れもなるべく傷つかぬよう、心を少しづつずらしてゆく、最後まで相手を思うやはり優しい方との時間は、これから私が進んで行くための想い出になっていて、こちらの作品の素晴らしいところだと思います。
あなたの笑顔には嘘などはなく、支えられた。だけどあなたも弱音を吐いて欲しかった(「きっと一人で寂しかったんでしょう?」)、と私が「愛おしむ心」を知ったのだろう、と思いながら拝読しました。

説明的な流れがずっと続いていますので、「見つめ合い流れる時間の川の中で」のような詩的な表現をもうひとつ、ふたつ入れると、もっと読者にぐぐっとくるでしょう。

評価は「佳作」です。





がんばる頑張る     じじいじじいさん     5/24


前半は子ども向けでひらがな、後半は大人向けに漢字を絡めつつ、といった構成で斬新な作品になっているようですね。子どもが読み大人を知ろ、大人が読み子どもを知るってことがあるかもしれませんね。とても構成が豊かでした。

今回はかなり主観的な感想となってしまいますが、聞き流す程度でご拝読ください。
全体的に「がんばる」と押し切っていまして、「頑張っていれば明日は晴れるよ」ということへの説得に到達していない気がします。要はこちらの作品を拝読して「さあ、がんばるぞ!」といっしょに応援したくなるかが肝となるわけです。もしくは読者にがんばれと訴える作品でもありますから、「そうそう、あなた、がんばれよ」と思わせることも含まれるのでしょう。
作品に物語があれば、その登場人物を応援したい気持ちが芽生えたりします。中島みゆきさんのファイトという歌詞だと川をのぼっていく魚がいて「闘うきみのために闘わない奴らがが笑うだろ、ファイト」といったように、がんばっている者に対して応援したくなります。こちらの作品だと「涙の理由」、「雨に濡れた理由」などを場面として綴り、「そうだったのか、がんばれよ」と思わせれたらいいのかな、と。また、がんばるには「楽しみ」「達成感」「その過程での充実」など、がんばることに含みを持たせないと「がんばる」と言ってもなかなかその気にはなれないかな。
と言いつつ、詩は締切がない限り、がんばって書く必要はないので楽しんで書きたいものですね。がんばるの先の世界で書きたいものです。

評価は「佳作一歩前」です。





中有を彷徨ふ     積 緋露雪さん     5/24


初めまして積さん。わたくし齋藤と申します。何卒、よろしくお願い申し上げます。今回は「初」なので感想を書かせていただきます。

中有を彷徨う。死後、この間に彷徨い親戚周りをするというのはよく聞きますね。子どもに会いに行ったり、孫に会いに行ったり、配偶者に会いに行ったり、「それがさあ、昨日婆さんがそこに立って俺になんだか話しかけているんだよ」みたいな話はありますね。
こちらの作品では、そういうことではなく、自死したものが彷徨う話になっていまして、その者たちのことを第三者が語り、その語りを聞いていた者が最後に「祈ることしかできぬ無能な存在は人間と気づけよっ。ちぇっ。」と締めくくる。さて、こちらの作品は何を伝えようとしているのだろうか。読者はまずそこが気になる。単純に自死は良くないからやめなさい、ということだろうか。いやいや違うな、迷う者がいてまずは我々は無能な存在ということを知り、ただ祈ること、信じるものは救われる、ということだろうか。

彷徨う者の話には「〜かもしれない」と何度も綴られ、やはり中有の世界は想像の話となっていることが分かる。と、いうことはこの語り部は自死した者に対しての思いを語っている。語り部が自死をしようと考えているわけでもない。彷徨う者たちにそのようになってしまった自身を呪え、と厳しいことを言っているが南無阿弥陀仏と唱え労っている優しさも垣間見える。わざわざ彷徨う者たちへ語り、「どんだけ中有を彷徨う者たちを心配してんだよ」と思いながら、なんだかこの語り部がいい人に思えながら、不思議な世界を満喫させてもらえた作品でした。力量のある作品を楽しみました。

またの積さんのご投稿を楽しみにお待ちしております。





木の戦争     やまうちあつし さん     5/25


木の戦争。むっむっ、いったいどんな話が始まるのだろうと意味深なタイトルですね。
木を擬人化して話が進められ、最初は些細なことから始まる。枝や根による侵略、武器により血が流され、そして核の存在だろうか、木の存在によって表現しているというのが凄い表現でインパクトがありますね。

戦争で変わってしまったのか? 戦争でよりいっそう自分に近づいたのか? ここは迷言であって名言のようですね。戦争体験者でない者にとっては、戦争について考えたり想像することからでしか分かりませんが、追い詰められたことによって今まで知らない自分に遭遇するのかもしれません。ここは深い意味合いを感じます。
木が銃の引き金が上手く引けないという場面、思わず目に浮かんでくるようです。変に引き金に枝が絡んでしまうのでしょうか、そうですね、わたしたち木には殺し合いは不向きだと呟き、拝読していましてなんだか納得です。状況を上手く伝えることに成功していると思います。

ただ、こちらの作品はもっと磨けるような気がします。構成、設定がとてもユニークで木の戦争ということで、これは来たぞ、という感じでしたが後半でプツンと終わってしまったのが残念でした。
①些細な案件→②戦争で自分が変わる、自分を知る→③引き金が引けない→④戦争に不向きがどうか、誰かがそんなの分からないと言う。この流れの中で②から③がちょっと不自然に思えます。戦争ですでに血が流さているのに、いまさら銃の引き金が引けない。③から④となり、やはり終わってしまっているのがもったいないですね。こちらの作品でメッセージというか、表現しようとする主軸を考えた時に「戦争とは」「私たちとは」みたいなところだと思うのですが、後半に作品を書くための体力や持久力も必要だったと思います。作品をもっと磨いてくだされば、島さんの言う名作へ絶対になると思います。

評価は「佳作一歩前」です。





掟     紫陽花さん     5/25


いや〜、こりゃ凄い作品ですね。生きていくには掟に従っていないと……。とっても共感してしまいます。職場には上司という掟があり、幼い頃には父という掟があり、ずっと掟の中で生かされている、っていうのが強く伝わってきます。自分の身を守るために掟に従う語り部、そして、その掟は自分の思い通りに強制して、満足の笑みを浮かべ楽しそう、とニヒルな口調で語り作品を構成しているというのが、なんともいい意味で苦味の旨みが出ていますね。短い作品ですが上手にまとめられていまして、インパクトがあり、「私」の心情がきちんと伝わってきます。「掟は今日も元気に楽しそうだ」。ここの小馬鹿にした感じが個人的には最高に盛り上がってしまいました。

こちらの作品を拝読して、学生の頃に宿題を忘れただけで先生にゲンコツで殴られ、たんこぶをつくり廊下に立たせられたことなど、私も当時の掟を思い出したりしましたね。ああ、極めつけは何かの罰で、教室の前に立たされ大木に捕まる格好をさせ、ミィーンミィーンと蝉の真似をさせられたこともありましたね。その掟(先生)の名前は今も忘れないです。今でしたら大問題になっているでしょう。昭和というか、まだ軍隊の名残りがあったのでしょうか、嫌な掟でした。今でも腹立つわ、失礼。かなり脱線してしまいました。

一連と二連を入れかえた方がすんなり読めるのかな、と思いました。
評価はもちろん「佳作」です。





。。。。。つぶやき。。。。。

今(夜)、実家からの帰宅中の電車でヴァン・へイレンの『1984』を聴いているんですけど、ほぼ40年前のアルバムがぜんぜん古くないしノリノリだな、と。気がついたら首を縦に振っていて、Padを握る指がトレモロさせちょい変なオヤジになっていたようです。まあ、人生は短しノリノリで生きていこう、なんて思うのでした。

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