MENU
1,169,919
固定された投稿

★★ << 2つの掲示板のご案内 >> ★★

◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。

(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)

なお「MY DEAR掲示板」では、新規ご参加の際に、ペンネームとメルアドの届け出が必ず必要です。
これは掲示板内の安全を守るため、管理人に限って把握させて頂くものです(他へは一切出しません)
新規ご参加の際は、ページ一番下の「お問い合わせ」フォームから、必ず届け出をお願い致します。


◆初めて詩を書く方や、おっかなびっくり詩を書いてみようかなあーという方、
「MY DEAR掲示板」ではハードルが高すぎるよと感じる方には、別途、

   <<初心者向け詩の投稿掲示板>>
https://www3.rocketbbs.com/13/bbs.cgi?id=mydear

をご用意しております。(上記リンクから飛んで下さい)
こちらは、「メルアド届け出不要・いきなり書き込みOK・出入り自由」ですので、
なんら気にするところなく、いつでも詩を書き込んで頂けます。
誰でも、どんな人でも、気軽に詩に親しんでもらうための掲示板です。学生さん、小中学生の方も歓迎です。
投稿された詩については、詩を読んだ感想を、レギュラーメンバーの誰かが、手短なコメント(5行程度)で返してくれます。

どうぞご希望に応じて、各掲示板をご利用下さい!!!

編集・削除(編集済: 2025年01月02日 01:55)

夏生様、ありがとうございました。  妻咲邦香

夏生様、「産声」に評をいただきありがとうございました。こちらこそお忙しい中申し訳ございません。
逆の立場の作品は見たことがあるし私も書いたことがあるのですが、この立場の側から見た作品は案外ないような気がしまして。どんな人生であろうと結局はそこでリセットされて、希望で幕を閉じて次の世界へ行くのだなと思いまして、私も身内の死を思い出しながら書いたのでした。
お父様のことは御愁傷様です。また次回よろしくお願いいたします。

編集・削除(未編集)

海岸のライオン  朝霧綾め

ライオンがほしい
大きなたてがみを持った
オスのライオンを飼いたい

誰もいない海岸で
そのライオンを飼おう
波の打ち寄せる音が
ときどき聞こえるだけの
静かな場所で

私は少し離れたところに
塔を建てて暮らそう
夕暮れ時になると
ライオンのたてがみが
金色に輝く
背景に海 海岸の砂も赤く照らされて

私は塔の上から
それを見ていよう

編集・削除(未編集)

赤い花 大杉 司

赤々と咲いたその花を
人々は手に取り
特別な場所に並びながら
静かに置いている

その場所はこの時期になると
かなりの人集りができて
みんな均等に並び
静かに花を置いている

この人たちは
花で会話をしているようで
互いの花を見てはにっこり笑い
そして会釈をしている

用事を済ませた人たちは
一人一人離れていき
次第には誰もいなくなった
あるのは赤い花のみ

その赤い花はどこか寂しく
陰鬱とした面持ちで
水をぽたぽた落としながら
こちらを見つめている

異様な雰囲気に
僕は眉を顰め眼を細め
赤い花を遠くから見ている
非常に殺風景だ

しかしながら
殺風景だからこその良さがあり
その赤い花は良い役割をしていると
時間が経つにつれて感じてきた

水をぽたぽた落としながら
こちらを見つめていた赤い花は
ゆっくりと首を上に伸ばし
今度は太陽を見つめている

僕は笑いそうになったが
それをしっかりと堪えて
赤い花に会釈をし
その場を離れた

編集・削除(未編集)

宜しくお願い致します。 紗野玲空

11月から評を担当させていただく事になりました紗野玲空です。
齋藤様の後任としては、全く力不足ですが、精一杯、つとめて参りたいと存じます。
宜しくお願い致します。

齋藤様、長い間、ありがとうございました。
安心して、初心者向け掲示板に専念していただけるよう、頑張りたいと思います。

三浦志郎様
励ましのお言葉、ありがとうございました。
FRESHすぎて、まだまだ青いですが、投稿していただいた詩を拝読させていただくことで、成熟していけたらと願っています。
今後とも、宜しくお願い致します。

MY DEARに集う皆様にとって実りの大きい秋となりますように。

編集・削除(未編集)

遅れた人がいて思ったこと  まるまる

会社の電話が鳴る
主は まだ日の浅い男性社員
ドアというドアを思い切り開け
大きな足音で歩く人
 寝坊しました 遅刻します

一時間後 
挨拶は聞こえなかったが
足音が出社を告げてきた

図らずも 目をやった私
後ろから同僚の声
 今日は特別だね 機嫌悪いからね
機嫌が悪いの?
 だって 寝坊したからね

ああわかる 
わかるよ  
誰かのせいに したくなるよね
私だって経験がある
でもさ……

大人になってしまったからには
誰かのせいにはできないんだよ
自分の家から出た その時から
これは単にあなたのミス
不機嫌がゆるされる理由は どこにもない
我慢できない八つ当たり 
自覚もまるで できてはいないね
でもね
したい事として良い事とは
天と地ほども違うんだよ

私なんてさ
理想の人物には程遠い
でも もしあなたの立場なら 
頭もからだもフル回転だよ
人当たりだって軽視できない

ご機嫌を崩す暇があったら
掛けた迷惑を挽回したい
それが今できる たったひとつ

言葉で伝える代わりに
心に届けと 念を送った

意識を向ける方向は
誰かに聞いたわけじゃない
指導を受けた記憶もないけど
たぶんそんなに 間違っていない
私の力量 とかじゃなく
大人になるまでの道のりのどこかで
身につける機会があったんだ
私には きっと

そんなふうに育って来られた
それは よかったな

編集・削除(編集済: 2023年09月19日 20:47)

夏生様の「秘密結社」の評に寄せて

高評価、ありがとうございます。
まさに、今の時代だから書きたくなったのだと思います。
近代以降、叫ばれてきた“自由、平等、博愛”のアンチテーゼを掲げる事で、世界情勢が混迷を極める時代に新しいテーゼが見つからないかと弁証法として、また、少し物語的に書きました。
実は、舞台は破綻した日本なんです(笑)
だから、最後が借金の禁止なんですね。
私も色々な方の意見を聞いてみたいです。

編集・削除(未編集)

喜太郎さん、申し訳ございません

喜太郎さん、評の後に免許皆伝の件を違えて書いてしまい、大変申し訳ございませんでした。
訂正させていただきました。失礼いたしました。

夏生

編集・削除(編集済: 2023年09月18日 20:15)

夏生様 評のお礼です 紫陽花

夏生様 こんばんは。お忙しい中しっかり読んで下さりありがとうございます。初めて名作という文字を見ました。すごい。
息子との関係は、まだまだ平行線です笑 のんびり息子が飽きるか、息子がアレクサに飽きられるかを待ちます。

編集・削除(未編集)

天井のしずく  江里川 丘砥

風呂場の天井から
冷たいしずくが
落ちてくるたび
亡くなったねこの仕業じゃないかと思うんだ

まだきみが生きていたある日
風呂場の天井にのぼった湯気が
いくつものしずくをつくっていた
しずくがつくる線が
偶然にもねこの形を描いていたから
ぼくは
こんなところにもきみがいるとはしゃいで
天井のねこを
きみの名前で呼んでいた

きみは亡くなり
天井のねこもいなくなったけれど
背中に冷たいしずくが当たるたび
きみを思い出す
きみがわざと落としているんじゃないかと
思えてならないんだ

十八年も一緒に暮らしたのに
近頃じゃ次に来たねこのことばっかりで
忘れられたと思ったきみが
わたしのことはって
言っている気がするんだ
そうだろう
違うかい

きみは水が大嫌いだったね
お風呂で洗おうとするたびに
盛大な威嚇と引っ掻き傷をお見舞いされた
だけれども
普段あんなにも強気だったきみが
濡れてほっそりとして
心許ない顔で毛づくろいをする姿は
申し訳ないけれど
とても
愛おしかったよ

知っているかな
きみの次に来たねこは
一緒にお風呂に入るんだ
水はまだ苦手だけれど
畳んだ風呂蓋の上にタオルを敷いて
香箱座りのままウトウトしている
そして
湯気を浴びながら
だんだんと姿勢も崩れて
しまいにはすっかり眠りこけているんだよ
きみには信じられないだろうな
そして時々
きみに上からしずくを落とされて
目を覚ましているよ

ぼくは
しずくが落ちてくるたび
きみの名前を呼ぶんだ
やめてよって
軽い調子で文句を言うんだ
それを聞いてきみは
あの頃のように目を細め
ぼくを見ているんだろうな

だって今のねこも
時々上の方を見ては
目を細めて
ねこの挨拶をしているもの

亡くなってから十年
今は違うねこと暮らしているけれど
ぼくはきみを
忘れたりなんかしないよ
だけど
天井からしずくを落とすのは
やめないでほしい
きみの名前を呼んでいたい
きみに向かって呼んでいたい
やめてよって
軽い調子で
きみに話しかけていたいから

編集・削除(未編集)

雨の夜  雪柳(S. Matsumoto)

雨の降る夜更けに
どこからか
子猫の鳴く声が聞こえる
迷子なのか
誰かが捨てていったのか

暗がりを探し回ったところで
見つけるのは難しいだろう
一人では きっと助けられはしないだろう
そうやって言い訳をして
仕方がないと 見離してしまう
それは 実はこれまでに何度もあったこと
助けを求めるものたちを
置き去りにしていくような、そんな
行ない、似通った過ちは。
自分が弱く 拙く 愚かなせいで
人でも ほかの生き物でも
近しかったものでも
テレビが伝えた類いの 見知らぬものでも、
繋がりや 約束めいたことを 心が遠ざけて。
この雨の中の子猫の鳴き声は
以前に置き去った彼らの嘆きに思えてくるのだ

過去になったものたちには とうに手遅れの
応えようとする試みや 償いの代わりなのか
なけなしの良心が
手を伸ばしてきて 私をとらえ
報いを受け取るのにふさわしいところへと
運んでいる気がする
馴染めない窮屈な環境の 空気の重たさが
やがて淋しさと胸の傷に変わってゆく、
そうした仕組みの いくつもの場所を 
長い間 巡り巡って
錆びついた玩具のようにくたびれ果て
一人きりの部屋に捨て置かれているのだから

花咲く緑の野辺や 光踊る海や 満天の星を
最後に眺めたのはいつだったか
もう 思い出せない

この雨の夜の奥には
苦しみに哭くものが
ほかにもまだ 数多くいるのだろう
記憶の底に残っている
置き去ってきたものたちの
鎮まらない魂が
共鳴して 声を響かせ始めはしないだろうか
夜が哭くように

自分の内の 無力さや愚昧さが
罪を灯し続け
取り消せない その印を抱いて
何度でも 覚えのある場所へ向かう道を辿る。
変えることの叶わない
何か企てのようなシステムに絡め取られて
なすすべもなく 私はただ
雨の夜の闇が連れてくる 心を苛む声に
耳を傾けている
昔見た 澄み渡る景色から遠く隔てられ
いつまでも卑しく 淋しいままで

編集・削除(未編集)
合計5340件 (投稿5340, 返信0)

ロケットBBS

Page Top