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ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
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空を眺めながら
しあわせだから
手をたたいた
君の事が大好きで、よかった
そして、君が僕の事を
好きでいてくれて
よかった
くちぶえが
僕より、先に
家で待っている
君のところに
急ぎ足で、帰っていく
今日の
ただいまのメロディーは
昨日のよりも
もしかすると
あったかくはないだろうか?
気のせいかい?
君はおかえりのカレーを作って、待っている
あまり、甘い言葉を書いてしまうと
カレーが甘くなってしまいそうだから
とっておきの言葉は
食後にとっておこう
ついつい
にやけながら、歩いている
いつ、職質をうけても
おかしくない、不審者に間違いない
職業は?
しあわせもの、です。
お名前は?
しあわせもの、です。
歩こうよ
ねえ一緒に歩こうよ
そう言える理由が欲しかった
手の甲が触れたのは
ちょっとわざとだよ
歩こうよ
ねえ嵐も過ぎ、花も散り
取り残されて裸足になった
ただの思い付き?
それで構わない
恋になりそうな色の空と
逃したくない気持ち
おいでおいでしている午後
背伸びをした後のくすぐったさで
街中のポスター読み上げて
飛行船の夢を見る
発明された遠近法
発見されないアドバルーン
時々は四つの手足を地面に付けて
ナポレオンになって
ナポリタンを食べて
知らない株式会社見つけて
はしゃいだり、ぶつかったり
居並ぶキッチンカー
大学生のデモ行進
お葬式の花束
ねえ歩こうよ
足が痛くても平気だよ
何が出来るわけでもないのに
少し違うだけの染色体が
どうしても縮めてくれない
果てしない距離が何だか
出会う前の恋人たち
目を細める親子連れ
昨日からせーので今日へ
並んで飛び越えた変更線
私は見たよ、怪しい家政婦
見たよ見たよ
腐敗する途中の生命
一度きりの約束だからと律義に従う
もう毎日がカウントダウン
それでも生きよと花を踏む草原
修復不能な裂け目を抱え
摩天楼がそびえ立つ
でもね、空の人には形あるものは映らなくて
機能しか見えてない
だから安心して
歩こうよ
ねえ一緒に
歩きたいんだよ
生まれ変わって一から探すの
面倒なんだよとっても
あなたのためなら今までの
全部捨てて妥協する
だから恋の
愛に変わってしまう前に
歩こうよ
そこいらの星をぐるっと
散歩して
ほんの数万光年
二本の棒が横たわる
山の奥へ奥へと続く
よくもまあ敷いたものだ
こんな長い鉄の棒を
こんな山の中に
もしも僕が発明家で
もしも列車を発明しても
きっと却下しただろう
線路を敷かなきゃ走れない
そんな乗り物はありえないと
でもそんな予想とは裏腹に
今や線路は津々浦々に
町から町へ
都市から都市へ
ついにはこんな山にまで延び
僕が この寂しがりやの僕が
まさかのひとり旅なんぞして
案の定寂しいだけの一夜を過ごし
案の定寂しいだけの今朝の旅立ち
それでも今まさに列車は駅を離れ
誰見送る者はあらねども
もう来ることはないであろう此処を去らんとするに
おのずから旅情は高ぶる
何だろう この不思議な気持ち
何だろう このこみあげるもの
きっとこの棒のせいだ
およそこの世の旅の形で
列車の旅ほど寂しさをかきたてられる旅立ちが
ほかにあろうか
列車を発明した人は
旅愁の発明家でもあったのだろう
寂しさを演出すべく
こんな大がかりなセットを組んで
ほら 今もつながっている
僕をさらなる愁いへと
誘うように 招くように
二本の錆びた鉄の棒が
山の奥へとつながっている
三浦様、
このたびは「夜はすべてを知っている」に丁寧な評をくださりありがとうございます。
「夜は千の目を持つ」、知らなかったので調べてみました。小説はミステリー、音楽の方はジャズでしょうか? タイトルだけでも十分素敵で、惹きつけられます。今度読んで(聴いて)みたいと思います。教えてくださってありがとうございました。
また、夜のイメージをたくさんあげてくださり嬉しかったです。とても助けになります。「人は人生半分寝ている?」や「歴史は夜作られる?」はそこまで考えが及んでいなかったので感動しました。
つめが甘かったかな、というのは反省しているところでした。最近、文法や言葉の使い方でミスをすることは減った気がしているのですが、その分気の緩みからか、物足りない詩が増えてしまっているように思います。
推敲に時間をかけられるよう頑張ります。これからもよろしくお願いいたします。
昔昔ある所に
不幸せな不幸せな
お母さんがおりました
お母さんはいつも
こう思ってました
この藁人形を
打っても打っても
私ちっとも幸せじゃない
憎い憎い憎い憎い
この北の大地も
回りの人間も
家族も
ちっとも私の思い通りにならない
だからこの子を打ち付けよう
小さいし 世の中を知らないし
藁人形として育てれば
私は幸せになれる様な
そんな気がする
この藁人形には
毎日毎日言い含めてるから
大丈夫
どこにも行かない
この藁人形はずっと
私のそばにある
毎日毎日お母さんは
藁人形に言います
あなたはダメな子
お母さんがいないと何もできない
出来損ないの子
あなたが出来損ないだから
私は不幸せなの
全部あなたのせい
お父さんだって
あなたの出来が悪いせいで
いつも機嫌が悪い
藁人形はしばらく
気が遠くなるほどしばらく
黙ってました
お母さんが好きだったから
いつか抱きしめてくれる
他のお人形さんみたいに
そんな夢を見ていました
でもそんな日は来ませんでした
ずっとずっと時は経って
藁人形は出てはいけない
と言われていた
家から出てしまいました
外は危険がいっぱいだったけど
愛なんて安全地帯もありました
だから
藁人形は黙って藁人形を
その時きっぱり辞めました
不幸せなお母さんがその後
どうなったか誰も知りません
多分きっと めでたしめでたし
三浦様
こんにちは。
詩の評、有難うございます。
佳作を頂き有難うございます。
まだまだ、甘さのある作品ばかりです。
これからもよろしくおねがい致します。
君の心は 正に難解
僕の心は 解読難攻
力尽くでは言語道断
優しくすれば一刀両断
切り捨て御免の上から目線
いろいろ試してこころみて
あっぷあっぷで深みにハマる
押しては引いて 引いては押して
跳ね返されては尻餅ついて
それでも登る高嶺のあなた
好きです好きです恋してる
好きです好きです恋してる
あなたの周りで五月蝿く飛ぶと
あっという間にハエ叩き
おっと避けてもグーパンチ
さすがにダメかとうつむいて
諦めかければ振り向いて
輝くあなたスマイルマーク
潤んだ瞳でハートをロック
待てよ待てよ 待てないよ
やっぱり あなたにロックオン
やっぱり 切なるテイクオンミー
そんな毎日 キラキラ 輝いて
損な気持ちになりゃしない
ありがとう 大好き あなた
ありがとう 大切 あなた
今日もあなたが大好きだい!
こんにちは。鯖詰です。
詩を読んでいただきありがとうございます。
甘め佳作との評価をいただけるとは。
前回の反省をいかす事が出来たのだろうか、と思いました。
自分なりに、またここで多くを学んでいきたい、と思っております。
次回も、よろしくお願いいたします。
春風や闘志いだきて丘に立つ
——高浜虚子
またこの季節が来た
新学期がはじまる前の四月 春休み
一年でたった数日間
私がやる気に満ちあふれる時期
その先のことは知らない
梅雨の頃にでもなれば
私のやる気はしぼんで
春の気持ちなんて忘れている
それでも今
春を目いっぱい生きる私は
道を歩くときも 気がついたら速足になっている
口癖は「頑張らなきゃ」
あたたかな風が吹くたび闘志が燃える
満開の桜にだって負けていられない
びゅうう
風が吹いた 向かい風だ
結構強いな
構わず進む
私のまわりで小さな桜の花びらが
ひらひらと舞って 飛ばされていく
道を歩きながら考える
今日は図書館に行って
読みたかった本を借りよう
今年は英語の勉強だって頑張るんだ
いつか友達とカラオケにも行きたいし
誘うなんてできるかな?
いつか誘えたらいいな
ようし、まずは図書館だ
予約していた詩集と
洋書を数冊借りてこよう
桜の花びらと一緒に
ひらひら遠くへ 飛んでいってしまうかもしれない
闘志をいだいて
葉桜になる頃には
すっかり忘れ去ってしまうかもしれない
闘志を燃やして
今日も私は
春に対峙する