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編集・削除(編集済: 2024年09月03日 20:54)

エイジさんのTwitterアカウント乗っ取り

エイジさんのTwitterアカウントが
乗っ取り被害
エイジさんからの
不審なDMは
踏まないでくださいませ

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メリーゴーランド  鯖詰缶太郎

ただ
あなたが
好きだった

ケーキを
食べ散らかし
すっかり煤けてしまったクリームを
口の周りにつけた私は
断線したコードが
身体にからみついている
何十人もの
電気屋たちの
嘆息で
いろどられ
ライトアップ
された
観覧車を眺める

食欲をそそるような
まるい
橙色が
網膜に滲んだ

もう
僕は
誰も
疑いたくないし
もう
誰も
強く
嫌いたくないのだ

あなたのいないところで
あなたのあいするひとを
ひぼうちゅうしょうする
ことですら
じこけんおで
しにたくなる

私の
作った
爆弾
あなたは
好きだ
と、言ってくれた

その爆弾は
一億年間
誰の涙も
染みこまなかった
遺体のように
私の手にぶらさがったままだ

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さいなら、こんちは  理蝶

緩やかに離れる岸辺
今ならまだ引き返せる、とか思う
退屈はこの街のせいにしたのさ
汽笛は間延びして
つまらない波止場につまらなく響いた

俺がいた街が一つ増え
俺がいる街が一つ消え
俺がいた事を忘れる人が一人増え
俺がいる事を知る人が一人消え

ひいきのパン屋は潰れたが
公園の鳩は増えた 
清純派女優は姿を消したが
色付き眼鏡が流行った

何かが増え何かが消えてゆく
何かが去り何かが訪れる
俺の命もそのうちの一つだと思う

俺の命の代わりにいつか何かが生まれるのだ
俺の命が消えたならこの世界のどこかできっと
長くてつまらない映画が生まれるだろう

俺の命が生まれた時何が代わりに消えたろう
きっと何かの曲の2番での
変に尖ったアレンジが取りなされて
1番と同じになったりしたんだろう

あぁくだらねえ やめだやめ
こんなのもこの街がつまんねぇから
いけねえんだよ

俺はとりあえずで街を出た
とりあえずさいならしたんだ
都会に行けば俺に似た寂しさに
運良く出会える気がして

欄干に寄りかかる
粗く塗られたペンキが剥げ落ちて
粉になって緑色の甲板にまぶされる
潮風は俺を透明に型取り
後ろへ吹き抜ける
海に伸び続ける潮の軌跡が緩やかに曲がり
進路を東にとったことを知る

飛沫が跳ねては俺にぶつかる
ったく、しょっぱいな
まあとりあえず
さいなら俺の街
こんちは俺の街
気が向きゃ帰るからさ
くたばってるなよって
くそっ、しょっぱいなほんと

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ボールペン  cofumi

朝は口角をあげて
「おはようございます」
目を合わせる余裕さえない人もいる
餌をもらう金魚と同じ口をしているだけ
いや、金魚だって私の目を見る
誰かが足りない
私の前の席に座っていた
入社三年目で昨日退職した彼だ

朝礼はいつも通り
同じ時間、手帳のスケジュールを
パクパクと言うだけ
いつもより少しだけ早く終わったのは
あの彼がいないからだ

彼がいた机を気に留める人はいない
昨日まで仲間だった彼は
すでに過去の人なのだ
まるで無くしたボールペンと同じだ
直ぐにどうでもよくなる
そう。
代わりなんていくらでもいるのだ

自分を犠牲にしていないだろうか
気持ちはここにあるだろうか
日々のルーティンを
こなしているだけではないだろうか
いくつもあったはずの道
一本にしたのは自分ではなかったのか

使い捨てカイロ
使い捨てマスク
使い捨てのボールペン
使い捨てのワタシ

帰りも口角をあげて
「お先に失礼します」
ポツリ、ポツリ と
返ってくる声を待てずにドアを閉めた
うん。
真っ白な封筒を買って帰ろう

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嘔吐する自我像  猫目屋倫理

言いたくありません

噛み砕いて噛み砕いて
噛み砕き過ぎて
味が分からない

接続詞の拒絶反応

わたしはこの言葉を
吐いている
身体の一部を消費しながら
吐く
に力を注ぐ

吐く
吐く
吐き出す

痙攣した胃からは消化不良の疑問符が飛び出し
なんでと聞いてくる
なんでなんでと子供のように
わたしは子供が嫌いだ

意思を持って嘔吐する
吐瀉物は過不足なく存在する
感情の吐露ではない
ただ存在する

    「唐突と感じる事は想定範囲外ゆえの愚問であり全てを推し量ることが出来るという傲慢さの現れで
     もあると知るべきそしてこれは説明書ではないゆえに懇切丁寧に分かりやすく述べよと言う愚行は
     表現や想像力といった人間性の冒涜に他ならぬと遺憾の胃を表明するすなわち自由意志に基く個人
     的表現はそれが完全であり個性の損失が危ぶまれる予定調和とも言うべき他者に向、か、、うっぷ」

唐突な吐き気
 (あ、むりで…る……)







飛躍する

セルフポートレートはそれ以上でも以下でもない

向き合う
わたしに
わたしはわたしと向き合う時がこの世で何より滑稽で愉快な現象だと知る
向き合う
外に
わたしは外と向き合う術をいつくか得たが大抵は苦痛を伴い必ずしも最適解とは限らない

着地点

吐き出した物を集めては食べ
咀嚼する
自分のための咀嚼は形容し難い幸福の味
あらかじめに塩を振り
食べて
食べて
ぶち撒ける

食卓では今日も
吐瀉物が社会と交差すべく会話に勤しんでいる

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好き<嫌い  秋冬

昔から
俺は好き体質で
とにかく惚れやすかった

若い頃なんて
道ですれ違っただけ
笑い顔を見ただけ
穏やかな声を聴いただけで
好きになったものだ

いつしか
人を好きにならなくなり
人に好かれることもなくなった

好き体質でなくなったのは
きっと
年齢のせいだ

枯山水のように
なんて言えば
聞こえは良いが
要は好きが枯れてしまった

ところが
ここにきて
枯れた好きが
嫌いに姿を変えて
湧き出るようになった

俺は嫌い体質に
なったらしい

この頃は
道ですれ違っただけ
笑い顔を見ただけ
穏やかな声を聴いただけで
嫌いになってしまう

いつからか
人に嫌われるようになり
人を嫌うようになった

若い頃
絶対になりたくない
と思っていた誰かに
俺はなろうとしている

 父子なのだから
 似るのは当たり前
 もうしばらくすれば
 嫌いも枯れるよ

忘れていた
誰かの声がする

声まで
似てきたから
余計、嫌になる

本当に
しばらくしたら
嫌いも
枯れるのだろうか

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一匙のミルクを入れて
白黒の渦を作ってみる

透き通るような緑の器を
そっと光にすかしてみる

その様子を見た君は
きっと子供みたいだと呆れただろう

ひょっとしたら少し気味悪がったかな
でもきっと
僕の軽口一つで笑ってくれただろう

君でないといけないとはもう思ってないさ
君であればきっと
ずっと楽しかっただろうとは思うけど

今を持て余す僕を尻目に
今も君は忙しなく走り回っている
そんなズレが確かな痛みを僕に残していく

でも、渦はいずれ混ざり合って
何も無かったことになるのだろう

そして少し色を変え、
僕をまた優しくしてくれるだろう

だからありがとう

一匙のミルクを入れた
白黒の渦は消えている

透き通るような緑の器を
そっと手に取る

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お礼 島様 夏生様

すいません、久々にサイトを覗いたのですが、お礼がたまっていました、、、

遅ればせながらお礼致します。

「季節」島様
⚪︎と言って頂きありがとうございます。嬉しいです。
ただ、私まだ若輩者でして熟年夫婦を描く狙いはなかったです、、、
確かに書き出しをみたらそう読めますね。
寧ろなんだかもっと良い詩になってしまうような 笑

ちょっと僕が妙に冷めておじいちゃんのような感覚になってしまっていたのかも知れませんね。また宜しくお願い致します。


「部品」夏生様
感想ありがとうございます。
色々よくわからない内容になっていたかもですが、しっかり読んで頂いて嬉しいです。

与えたり与えられたりで大抵の人間関係は成り立ってしまうものですが、それ以上の関係ってものに憧れてまして、、、そんな詩でした。

また宜しくお願い致します。

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三浦さん 御礼

はじめまして。めかくし、読んでくださりありがとうございました。
推察、ありがとうございます。読み取ってくださった通り、男性と女性でえがきました。
どこまで描写するか、しないかをもう一度精査して、また書いてみたいと思います。ありがとうございました。

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三浦志郎様 感想と評のお礼

初めまして。こちらこそよろしくお願いします。

じぶんとしても、2連、3連の繋ぎは不自然を感じました。
白鳥の「白」に憧れている
じぶんの中の「黒」を比喩表現を使って表してみたいと思い、2連、3連に落ち着きましたが
やはり浮いているということは変わりませんでした。
いつも加筆ばかりしてしまいますので、落ち着いて、無駄を省くことも重要なことがわかりました。

評のほどありがとうございました。
またチャレンジしてみたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。

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