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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

かめんびと  白猫の夜

軌跡など残らない
先人たちがそうと示した道を
私は性懲りも無く踏み続けている
大人という手から逃れるため
進む度に広がる波紋を
すぐに消え去る水面を
追いかけて
追いかけて
……でも
一歩違えれば
私は……

その歩みももう止めようとしている

……あ。

それは束の間の息苦しさだった
不安 焦燥 葛藤 陶酔
それら全てが無くなっていく
お前らのせいだと自ら切りつけた
未だに流れ出る血液だったその全てに
瞬間 かさぶたができてしまっている

さあ、身をゆだねて
口汚くののしってきた奴等になろう
私はやっぱり駄目だった
深海という未来が近づいて
あたりは眩しいばかりの真っ暗闇
目を閉じるしか残された道はないようで。.

……私は鬼ごっこが苦手だから
もしかしたら逃がしてあげられるかも
私がほんの少しでも
残っているならの話だけれど……

逆らうことなく力を抜く
未来はすぐそこにあるらしい
もう何も聞こえない
もう何も欲せない
もう何も喋れない
もう何も……見たくない

……ほらほら。
なにもなくなった
そこにあるのは仮面人
涙もこぼせなくなってしまった
かなしきかなしき仮面人

かりそめだらけのこの世の中で
幸せになりたくて生きている
それがかなしき仮面人
それが虚ろの成れの果て
わたしはずっとまっています
あのひすててったあなたのことを

わたしはずっとまっています
いつかみらいからぬけだすことを

編集・削除(未編集)

登りかけた山を引き返すと  もず

登りかけた山を途中で引き返すと
言い訳で、頭の中がいっぱいになる
だから、登りかけた山中で見た光景は
口にすることができない

白い牝鹿の登って行った、さびしい山道のこと
山雀たちの涼やかなお喋りや
蜂蜜色の木漏れ日のこと
しかし、私の口は石のように重くなる
私は頂上にたどり着けなかったのだから

そして、それらを見たことすら私は
いつしか忘れようとしている

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三浦様、評のお礼  朝霧綾め

三浦様、このたびも丁寧な評をいただき、ありがとうございます。
面白おかしく書くことを意識したので、楽しんで読んでいただけたようで嬉しかったです。ただ、少し盛り上がりに欠ける詩であったと反省しています。たくさん改善例を出してくださってとても分かりやすかったです。困らせてしまったようですみませんでした。

鍵についてです。探していたものは見つかりませんでしたが、スペアがクローゼットに入っていたのを思い出し、それで開けました。自分では全く想像しなかった結末でした。それも書けばよかったかなあと思っています。

前回の評のお礼にもコメントしてくださりありがとうございます。詩を通して繋がりあるものを連想するという体験は、おそらく初めてだと思います。また、「お礼もちゃんと読んでいただけてるんだ!」という手ごたえを感じ、嬉しかったです。

これからもよろしくお願いいたします。

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夏生さん 感想ありがとうございます

気付くのが遅れ、感想が遅くなりました。はじめまして、もずです。
感想の書きにくい詩だったと思います。私だったら何と書けばいいか悩むと思います。
とても好意的に書いていただき感謝します。
遅筆で、なかなか投稿できないと思いますが
今度ともよろしくお願いします。

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椿の蕾  荻座利守

深く沈む
暗い緑の葉の陰で
微かな吐息のように
膨らみ始めた椿の蕾

この世界に出でることを
躊躇うように

己の姿を顕すことを
恐れるかのように

未だ閉じられている
その萼片の
僅かな隙間より
鮮やかな紅い花弁の色を
そっと覗かせている

暗い緑の葉の陰に
隠れる蕾よ
何も恐れることはない

太古より受け継いだ
その内に息づく
力を信じて
迷うことなく
己の華を咲かしめよ

僅かに膨らみ始めた
小さな蕾よ
何も躊躇うことはない

お前は
この広大な宇宙に
余すところなく遍在する
悠久なる時の流れの
ひとしずく

お前が膨らみ
華開き
散りゆく中に
この世界の意味が宿り
この宇宙に満ちている
使命のひとつが
果たされるのだから

路往く人々は
永久にめぐる
生命の輪を想わせる
お前の秘めたる荘厳さに
思わず
足を止めるだろう

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ベンチ 喜太郎

ベンチに腰掛ける老人
隣の落ち葉をはらい僕は腰掛ける
老人は澄んだ青空を眺めている
「あなたの人生に価値はありましたか?」
唐突な質問にも動じる事は無く
空を眺めたまま老人は答える
「終わりの時に 少しでも笑えれば
それで満足じゃないのかね?」
老人は続けた
「名を残したいのかい?
それとも死が怖いのかい?」
僕も空を眺めた
初冬の空はどこまでも青く澄んでいて
寒ささえも季節の肌触りと感じる
笑顔で終わりを迎えられたら......
その為に何を為すべきか考えてみよう
老人は心を読んでいたかのように
「人生に振り回される事なくだよ」と
僕の顔を見て言った
「ハイ」と答える
老人は空に視線を戻し
僕はベンチを去った

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評のお礼  井嶋さま

初めて書いたので、ドキドキしながら評を待っていました。
ネットの投稿はなんだか怖かったのですが、今回温かい評を頂き、勇気が出ました。
伝えたいことを余すところなく読み取ってもらえたのがうれしく思います
今回はありがとうございました

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初冬に咲く野菊  エイジ

初冬に咲く野菊よ
あなたに道を尋ねよう
道を東に渡る方がいいか
このまままっすぐ南に行こうか
あなたに道を尋ねたい

キンと凍てついた早朝の空気の中で
まだ花弁広げ佇んでいるあなた
散歩の途中でいつもお会いしますね

十月を過ぎてもなお
葉も緑々と生き抜く
芯が強いあなただから
僕の人生の行き先を尋ねたい
まずは僕の散歩の行き先からでも

これからはあなたにも
試練が待っている
冬の寒さという試練が
しかしあなたは無心に咲いて
無心に散っていくのでしょう
嘆くこともせずに

私もあなたのようでありたい
命に限りがあろうとも
無心に精一杯生きて
無心に散って
嘆くこともしないこと
だからそう 今この瞬間を
懸命に生きるのです

初冬に未だ咲く野菊よ
あなたに道を尋ねよう
東に渡る方がいいか
このまままっすぐ南に行こうか
あなたに道を尋ねたい
あなたに教えを乞いたい

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三浦様 詩の評のお礼  エイジ

三浦様 詩の評をありがとうございます。

タイトルをお褒め頂きありがとうございます。「女性が書いたと思えるほど気持ちが優しくなれる」「読んでよかった」最高の誉め言葉をいただいた感じです。ありがとうございます。

三浦様がご指摘の箇所、なるほどそうやるのかと頷きました。もっと良くなりますね。「英語で「WIND」ですが、むしろ「BREEZE」(ブリーズ)の語感」そうですね、僕も評が帰って来てそう思いました。ジョージ・ベンソンの「Breezin'」をふと思いました。

今回も本当にありがとうございます。またよろしくお願いいたします。

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詩の評、お礼です。  じじいじじい

三浦様

こんにちは。
詩の評、お礼です。
まず、この詩はフィクション?です。
この詩は私が将来、空に昇った時の事を書きました。身体は無くなっても魂(心)だけが空に行き、空から大好きな家族を見ていたい、見守っていたいという気持ちを詩にしました。詩は創作でも私の心は本物。なので本文頭に「フィクション?」とさせて頂きました。詩は創作だと言われたらそれまでですが。
それと子供向け詩を書いていますが、ある日、「大人が大人目線で子供に向けて書く子供詩があっていいのでは?」と思い今回の詩になりました。

まだまだ勉強不足ですが、これからもよろしくおねがいします。

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