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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

11/22〜11/24までにご投稿分の評と感想です。  井嶋りゅう

11/22〜11/24までにご投稿分の評と感想です。

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「似ている」樺里ゆうさん

樺里ゆうさん、こんばんは。
年齢を重ねると年々似てくるという現象、とてもよくわかります。7連目「誰もが〜生きている」、本当にそうだと思います。昔は感じなかったことが、ふと鏡をみたときにどきっとするほどに似ていてびっくりする。しばらく会っていなかった家族と会って、母は祖母にそっくりになっていていつのまに、と思ったことありました。私もきっとそうなっていくのだろう気づかない間に、と思います。細部が似てくるのだろうか?とも、思ったりしますね。受け継がれていくのでしょうね。良いところも良くないところも。この詩では最後に嬉しいとおっしゃっています。良かったと思いました。素敵な詩でした。佳作一歩前ですね。


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「慈愛」黒い木さん

黒い木さん、こんばんは。
不吉な連続ってありますよね。こちらのように、雀の死骸をみつけたり、銀杏の葉がまとめて落ちてきたり。ただの偶然なんですが、必然として意味を見出したりしがちですよね、よくわかります。あと、ふたつみっつくらい、この不吉な連続が書かれてあると、それはそれで面白いし、いかに必然の出来事であるかの証明になって、良いかもしれませんね。もう少し読んでみたい詩人さんですね。


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「規格に填まれなかった私たちへ」紫陽花さん

紫陽花さん、こんばんは。
とっても大切な詩をご投稿くださってありがとうございます。今回は、みちこちゃんも登場しましたが、みちこちゃんを通して紫陽花さんの生きてきた人生を振り返って詩にしてくださいましたね。4連目の「普通でないと〜はじかれてしまう」ここが、するりと心に入ってきて、痛かった。それまでのコンビニでのやりとりもあったのでとても良かったです。私もよく、8割という例えで話をするんですが、8割という数字はわかりやすいのでしょうね。こちらの詩にも「世間の8割の行動規格」とありました。8割入りってそんなに良いことなの?と世間に問いたくなりますが、問い続けて紫陽花さんは生きてきたのかもしれません。最後の「そういうことにした」というのがほどほどに距離をとっている様子がうかがえて、とても良かったですね。記念硬貨との比較で表現してくださったところも素敵でした。佳作プラスでした。


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「僕はいない」水野耕助さん

水野耕助さん、こんばんは。
この詩はとてもシンプルですがとても深くて、哲学的思考を表現したもののように感じました。本当は心情のようなものを書かれているのかも知れませんが、自分というものはいまここにしか居なくて過去にも未来にも存在しない、というふうにも読めます。水野さんの詩は、ふと考え込ませるような力を持っているように感じます。言葉だけで表していますけれど、そこに風景などがプラスされますと、また違った印象の詩が出来上がると思います。宜しかったら試してみてください。またお待ちしていますね。


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「見えないもの」エイジさん

エイジさん、こんばんは。
はい、いいですね〜。しっとりと、かわいているような詩ですね。静かで、騒々しいような、タイトルにもありますが見えないもの、聞こえないものが輪郭としてわかるような、研ぎ澄まされている詩だと思います。じっくりとこちらが思いを馳せることができる空間がある詩ですね。特にアドバイスはありませんね。とても良かったです。佳作です。

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「時間と空間の声が聞こえる」森山 遼さん

森山 遼さん、こんばんは。
秋ですね。紅葉が綺麗な道です。この詩には秋が目一杯入っていますね。お散歩しながら、哲学?といいますか自然科学?といいますか何でしょう?少しかたいことを考えていらっしゃるように感じますが、なんだかそういうところが可愛らしくもありました。時間と空間の声が、静かにゆっくりと歩き始めた自分の耳に届く。それは素敵な気づきですよね。世界が美しいのは秋だからではなく、そう感じる自身の心が美しいのでしょう。私にも時間と空間の声が聞こえますでしょうか。
終連の「かそけさの声」ですが、「かそけき声」ですかね?
素敵な詩でした。



*****

「夜になると」cofumiさん

cofumiさん、こんばんは。
「隣の部屋」と書かれてあって、襖も開けてますので、一つ屋根の下の「隣の部屋」なんですよね。ですが何となく、隣の家、つまり顔も名前も知らない隣人、隣の住人、のように感じてしまうのです。そこがちょっと不思議だったんですね。これは、シェアハウスみたいなイメージですか?家族というような感じも薄いんですよねぇ。もしかしたらもうひとりの自分かしら?心の部屋を書いてらっしゃるのかしら?ごめんなさいね、なんだか漠然としていて、幸せとは何か、という問いも、うまくはまっていない感じを受けてしまいました。暗闇にぽっと浮かぶ映像みたいなイメージといいますか。もう少しヒントがほしいところでしたね。読み込めなくてごめんなさいね、また次回読ませてくださいね。


*****

「川面」秋冬さん

秋冬さん、こんばんは。
面白い詩ですねぇ。川面を走る女。幽霊なのか妖怪なのか、あるいは忍者?などと、自分の目で見なければにわかには信じられませんよね。一体どういうことでしょうか?現れないとなるや急に「ぼく」は川面を走る女を演じ始めますね。ここが少し唐突であったのです。なぜそういう突飛な行動に出たのか、ワンアクションほしいところでしたね。ランニングシューズをずぶ濡れにしながら走るぼく(正しくは川の中に入って向こう岸まで渡る図)を追い越していく髪の長い女。「ぼく」につられて現れた川面を走る女。この登場の仕方がいいですね。この正体不明の女になぜか親しみや尊敬を感じている様子も伝わってきます。川面を走れるようになりたいと本気で思っている様子も感じられます。これは比喩で、本当は日常の中にある何かを変化させたいのではないだろうか、とも考えました。面白い詩なのに切なさが滲んでいる詩でもあって、秋冬さんの詩だなあ、と思いました。おまけの佳作です。


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「山茶花」ゆきさん

ゆきさん、こんばんは。
秋から冬に変わるこの季節にぴったりな詩でしたね。読み進めていくと、この順番で思い出に辿り着くのがとても自然でリアルだったんです。枯れた山茶花から厚手のセーター、冬、マフラーへと移行していって思い出のクリスマスに辿り着いて居なくなった君を想う。淡々と描かれているので妙に寂しさが際立ちますね。後半で可愛らしい笑顔が出てくるものだからなおさらでした。最後に「君が戻って来るまで」とあって、切なさもプラスされていました。寂しい詩ですがとても良かったです。


*****

「デュシャンよ切に」猫目屋倫理さん

猫目屋倫理さん、初めまして。
井嶋りゅうと申します。どうぞ宜しくお願いします。
マルセルデュシャンを知っているととても楽しめる詩になっていますね。トイレに行きたくなってデュシャンの「泉」を思い出したのか、「泉」を思い出している間にトイレに行きたくなったのか、順番はわかりませんが面白い詩でした。トイレに行きたいのになかなか見つからない、あるいは辿り着けない時の焦る気持ちが、デュシャンを交えて真面目な切なさのように描かれていて、最後の「表題」が笑えていいですね。とても面白い詩でしたね。また読ませてください。


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「乖離」成城すそさん

成城すそさん、初めまして。
井嶋りゅうと申します。どうぞ宜しくお願いします。
雨上がりの太陽と会話をしているような様子に感じました。自身の心の中では、まだまだ雨が土砂降りのように降っていて苦しいけれど、一方の現実ではぐんぐんと太陽がのぼって世界を照らしている、その落差のことを書かれたものなのかな、と、思いました。立ち上がりたいけど、太陽みたいに眩しい存在には太刀打ち出来なくて立ち上がれない、というような感じも受けました。タイトルの「乖離」というのが、詩の雰囲気に合っていたように思いました。また読ませてくださいね。


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「街」妻咲邦香さん

妻咲邦香さん、こんばんは。
街が街に恋するなんて、素敵な発想でしたね。ファンタジックが描かれているのに、何だか身近な気もして。それは、とてもわかりやすく書かれてあったのと、あともしかしたら、クリスマスのイルミネーションを私がイメージしたからなのかも知れません。特に4連目が好きでした。住んでる人がパニックというのが良いですね。嬉しい迷惑というか。この大袈裟感が良いですね。あと、2連目の口笛を鳴らさないようにする気遣いも良いですね。描写が細かくて面白いです。妻咲さんは少し書き方を変えられてから、雰囲気も変わって、落ち着いた雰囲気の良い詩が出来上がっているなと感じます。佳作とさせていただきます。


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「ひん死」可行さん

可行さん、はじめまして。
井嶋りゅうと申します。どうぞ宜しくお願いします。
なるほど、と思いました。3行目までは、とても近い場所から部位をアップしている感じで、暗くてよく見えない印象を受けたんですが、4行目から徐々にカメラが離れていって「母音こそが本当の苦しみ」という着地に妙に納得しました。そうですよね、本当に苦しい時って、それが心でも体でも、ああ、とか、うう、とか、言葉に出来ないように思います。ずっと前からそうだったのに、目の前にずっとあったのに、見落としていたというか、盲点であったと気付かされるような詩でした。納得して嬉しくなりました。良かったです。


*****

「豹紋よ」暗沢さん

暗沢さん、こんばんは。
この詩、とても素敵ですね。芋虫と枯葉って、私の中ではあまり繋がっていなかったんですが、この詩を読んで違う角度を得ることが出来ました。とても丁寧に表現されていて、暗沢さんの呼吸が伝わってくる詩になっていました。6連目の「私は書物へと栞として〜豹紋よ」ここがとても良かったですね。素敵です。不純な想念にすぎないというのも、かっこいいです。秋の日の一瞬が素敵に描かれた詩でしたね。もう冬に入ったような気温になってしまいましたが、私も秋を堪能させていただきました。佳作といたします。


*****

以上、14作品でした。ご投稿ありがとうございました。
最近腰痛がひどくて、出来る体勢に限りがあり、不自由な毎日です。そのため今回はいつもに増して時間をかけられずにすみませんでした。とんちんかんな感じを受けた方はスルーしていただけるとありがたいです。
私の大好きな秋がまもなく終わりを迎えていますが、大好きな冬がやってきますので楽しみです。

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オリオンに飛ばす  北目気球

黒いクレータ  身を投げた
そこで見える 星よ星
かつての夢が散り光る
指で繋ぐ 星座は何だ
忘れ去った想いは浮かぶ

オリオン オリオン
彼の背中が道しるべ

それ君でない 戻らい戻れ
恒常性が嘯く 嘯く
疑念はよぎり 言い訳
つくり 立ち止まり
恐れとは克てぬもの

オリオン オリオン
巨人の背中に頼ろう

一度だけの人生
月より古い言葉
未だ使い廃れず
幾度囁かれた
もう 歩こう立ち向かおう

今はまだ三歩
明日はまた 一歩かな

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放射冷却の朝  荻座利守

凍える冬の朝

張りつめる大気を
通り抜けて
高空へと放散しゆく
赤外線の
震えるような幽かな声が
呼びおこすものを
あなたは再び
感じとれるだろうか

砂糖菓子のように
微細にきらめきながら
この地のあらゆるものに
くまなくまぶされた
ざらつく霜の
刺されるような感触を

静止する水面を
覆い尽くした薄氷の
滑らかに透き通りながらも
僅かに歪んだその面を
柔かに透過する
淡い冬の陽光の屈折を

繭糸ほどに繊細な
銀色の筋を描く
飴細工の如き霜柱が
脚下で折れ崩れるときに
靴底より伝えくる
乾いた戦慄きを

枯れた葦の周りを
静かに漂う川霧が
東雲をつらぬく
幼い朝陽をとらえて
黄金のローブを纏うかの如く
輝く様を

高空へと放たれた
赤外線の幽かな震えとは
あなたの奥底に
しまい込まれていた
記憶との共振

あなたの肌を切りつける
剃刀の如く鋭い
高空の蒼に散りつつも
その下に立つあなたの
存在の熱量を際立たせて
かじかむ疼きの内に潜む
冷徹ながらも
甘美な麗しさを呼びさます

放射冷却の朝

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誰かの決めた事

人を一つ括りにした人は凄いと思う
サルとチンパンジー
似ていても違うと
誰かは決めました
熊とパンダ
似ていても違うと
誰かは決めました

大きい人 小さい人
北に住む人 南に住む人
白い肌の人 黒い肌の人

いろんな違いがあったって
似ているし同じ人間です
そう誰かは決めました
そう決めたのは人間で
そう決める事が出来たのですから
忘れないでいて欲しい

編集・削除(編集済: 2022年12月04日 11:56)

スケッチ  細木ユラ

あなたがはじめて笑ったとき
おろしたての鉛筆を削ったときのような
そんな感触があって

あなたがはじめて泣いたとき
きれいな四角い消しゴムが欠けてしまったときのような
そんな感触があった

叶うなら、その削った鉛筆で
あなたをスケッチして
それから欠けた消しゴムで消してしまいたい

編集・削除(編集済: 2022年12月04日 00:22)

あなた  じじいじじい

あなたがうまれたとき
うまれてよろこんだのと
ママはだいじょうぶ?のはんぶんこ

あなたをはじめてみたとき
ガラス越しだけどうれしかった
はじめましてのごあいさつ

あなたをはじめてだっこしたとき
こわれそうでこわかった
かるいねたくさんたべてねと
いったのおぼえてる

あなたがはじめてかぜをひいたとき
かわいそうでつらかった
かわってあげたいとずっとおもった

あなたといろんなはじめて
たくさんあったね
あなたがかぞくでいてくれてありがとう
きょうはあなたのたんじょうびおめでとう

ちいさいあなただんだんおおきくなってるね
うれしくてうれしくて
うまれたころのあなたをおもいだしたよ

これからもそらのうえから
あなたをみているからね
あなたをまもっているからね

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静かな街の夜遅く 大杉 司

今日も街は賑やかだった
若い荒声や老けたか細い声
その両方はしだいに消えた
皆帰る場所があるのだろう

静けさに包まれたこの街は
非常に退屈で寂しかった
朝と夜とでこんなに差があるのかと
独り横たわりながら思う

日が変わってもなお
静けさは続いていく
何か独り取り残されているような
何か一人違う空間にいるような
そんな気がして眠れなかった

朝になると街はまた
賑やかになっていく
それまでこの空間にいよう
独り横たわりながら決めた

暗く眩んだこの夜に
僕は今空間を彷徨う
街灯は照らすことを止め
暗闇に浸っている
それでいい
そのままでいい

午前0時頃
何かが変わった気がした

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さようなら ボク  山雀詩人

今日も夜がやってきた
寂しい夜がやってきた

ここが夜ということは
きっと今ごろ朝だろう

地球の裏のどこかの国が
朝を迎えているだろう

そしてきっとその朝は
とびきりの明るい朝だ

分かるよ それくらい
行かなくたって分かる

希望に満ちた朝焼けが
空を染めているさまが

朝陽が海に反射して
きらきら光っているさまが

行きかう人はみんな笑顔
泣いてる人なんていない

きっとある
そんな国

見えるよ それくらい
行かなくたって見える

だってここがその逆だから
こんなにもネガティブだから

この世はプラマイゼロでしょ

だったらこのネガとつり合うだけの
ポジの国があるはずだよ

寂しい月が欠けるとき
かたや朝陽がのぼる国

哀しい瞳が濡れるとき
かたや笑顔が晴れる国

おや
誰だろう

朝陽の下で笑うのは
あんなにピュアに笑うのは

あれはもしかしたら
僕なのではなかろうか

そうか いたんだ
あんなところに

おはよう 明るい僕
こんにちは 優しい僕

けれどもここは陰の国
今日も夜がやってきた

しかも今夜ときたらだ
とびきり陰が濃いときている

こんばんは 寂しい僕
さようなら 本当の僕
 

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三浦 様へ 評のお礼 白猫の夜

はじめましてこんにちは、白猫の夜です。
ご挨拶と感謝が遅れてしまい申し訳ありません。
三浦様、詩の評をありがとうございます。
句読点のご指摘、ありがとうございます。
確かに空白が不安で打っていたところがありますので、意図して打とうと思うもの以外は外そうと思います。
また書いてみます。
これからもよろしくお願いします。

編集・削除(編集済: 2022年11月30日 18:28)

島 様へ 評のお礼 白猫の夜

はじめましてこんにちは、白猫の夜です。
ご挨拶と感謝が遅れてしまい申し訳ありません。
島様、詩の評をありがとうございます。
いいものがあると仰って頂き光栄です。
今後も精進致します。
よろしくお願いします。

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