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編集・削除(編集済: 2024年09月10日 18:37)

すみません、言葉が足りませんでした。

評についてですが

今回から、初めてじゃないかたはもちろん、初めてのかたにも評をつけさせていただきます

という意味でした。
大変失礼いたしました。

編集・削除(未編集)

井嶋様、評のお礼。 プラネタリウム

お忙しい中、感想をありがとうございます。最後の2行も本編です。子どもたちのその後には、沢山の可能性があると思います。

編集・削除(未編集)

7/5〜7/7ご投稿分の評と感想です。  井嶋りゅう

遅れてすみません。今回から、初めてのかたにもそうでないかたにも評をつけさせていただきます。(前回確認漏れがございまして大変失礼なことをしてしまいましたもので)どうぞご了承くださいませ。

*****

「日曜のバイオリン弾き」小林大鬼さん
小林大鬼さん、こんばんは。
この詩のいちばん素敵だったところは、後ろから2連目「〜映画のエンドロールのように遠ざかる」ですね。何でもない日曜の風景。役目を終えたビルを横目に人々で賑わっている様子がうかがえます。一人のバイオリン弾きがいました。そういう駅前の風景、たまにみかけますね。歌を歌っていたりパフォーマンスをしていたり。人だかりが出来てたりしますよね。でも、この時は誰も足を止めていなかったようです。バイオリン弾きだったからでしょうか。風景に溶け込んでいるようにも感じますが、異質のようにも感じます。エスカレーターをおりると、老舗の喫茶店、大判焼屋、と続きます。時代を切なく感じさせるような語り口で、バイオリン弾きがとても美しいです。小林さんは、自分の感情をいっさい書きませんが、いまこの時に抱えている感情で風景を見て描いてくださるので、じわじわと胸に迫るものを感じます。佳作一歩前でした。


*****

「ミルフィーユ」紫陽花さん
紫陽花さん、こんばんは。素敵なお名前ですね。
私はこの詩のラスト1行を読むまで、隠している恋心をあらわしているのだろうか、と思っていましたが、ああ、そうでしたか。ぐさっときて、うるっときました。とても切ない嘘なんですが、あたたかい嘘でもあるのかな、と思いました。
本当は技術的なこととか、そういうのをアドバイスしたほうが良いのでしょうけども、ラスト1行に至るまでのふんわりとした雰囲気から一転、一瞬で心を持っていかれまして、しばらく呆然といたしました。衝撃とも言えますし感動とも言えました。私はそのような作品を佳作とさせていただきたいと思います。

*****

「たからもの」プラネタリウムさん
プラネタリウムさん、こんばんは。
この詩は、宝を求めて旅立つ少年と少女を描いていて、野を越え山を越えとあるのでそのように読みながらも、これは、夢という宝に向かって生きていく子供たちの、本当は日常なのではないか、と思ったりしました。大人にけちをつけられ、それでも夢は叶えられるはず、と日々生きている姿なのではないか、と考えたりしました。どうして少年は亡くなったのでしょう。胸に抱いた夢が壊れて絶望してしまったのでしょうか。それとも?最後の2行なんですが、ここも詩に組み込まれてるんですよね?それともプラネタリウムさんのナレーション的な感じなんでしょうかね。確かに、少女にはこの先も物語があるはずです。そこをプラネタリウムさんが書いてみてください。


*****

「問い」秋冬さん
秋冬さん、こんばんは。
書き方をだいぶ工夫されていますね。一字下げの部分だけで読んでも、そうじゃないところだけで読んでも、読めてしまうのです。実は私もこのような書き方をした詩がありました(笑)この詩はコンビニで唐揚げ弁当を買うシーンから始まっているようです。毎日毎日同じルートで生きていると、私もこのような問いが出てくるのです。単調、だからでしょうか。堂々巡りの思考に陥って止まらなくなります。この詩は、募金もキーワードになっているようですね。お釣りを募金箱へ捨て、老人二人に缶チューハイを渡す、これも募金というくくりに入っているようです。イコールのように書かれていてここが微妙なんですけれども、自分で自分を皮肉る様子ととらえました。答えの出ない問いを問い続ける、という負の連鎖のような心情がよく描かれています。その心情と全く真逆の風景に出会うことを持ってくることの相乗効果だったと思います。佳作でした。


*****

「想い出の途中」埼玉のさっちゃんさん
埼玉のさっちゃんさん、こんばんは。今回の作品の前にひとつ、お伝えしたいことがありました。2021年3/10にご投稿された「口癖」という詩が、当時の私を大変励ましてくださったのです。とても明るい気持ちになったことを覚えています。どうもありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
さて、今回の作品ですね。私は「途中」という言葉が大好きです。完全に想い出になっていないものを思い出すとき、私もこのように思い出したいな、と思いました。この海沿いの風景だからでしょうか、案外客観性も感じられて、どっぷり浸かっている感がなく、涙も爽やかでした。でも切なさもきちんと伝わってきました。想い出は美しいままでとよく聞きますよね。でも、どんな出来事も完全に想い出になったときには、良いものになっているものだと信じています。瓶のソーダ、飲みたくなりました。


*****

「触れる」町田 愛さん
町田 愛さん、こんばんは。
何度も読んだのですが、この詩は一体何を指しているのだろう、と考え考えて。とても抽象的で、もしかしたら、ひとそれぞれ違うものなのかな、と考えたり、いや誰でもが持っている共通のものを指しているのかな、と思ってみたり。「此処に在る」という表現が引っかかりまして。有る、のではなく、在る、なんですね。もしかして、心のことかしら?とも思ったりしました。ですが、ごめんなさい、深く読み込むことが出来ませんでした。時間切れで申し訳ございませんでした。


*****

「怖い夢」galapa(滝本政博)さん
滝本政博さん、こんばんは。
改めまして。免許皆伝、おめでとうございました。
今回の詩もまた、良いですね。滝本さんの詩でした。5連目、7連目、8連目、が特に良いですね。「人生は怖い夢の続きなのか」そうなんだろうか、そうなのかもしれない、眠りという日々の死があるのだから。こういうふうに展開していく思考が滝本さんらしいのですよね。シリアル、レジ打ち、火事、ポルノ、と。どういうふうに繋がっていくのかと、およそ繋がりそうもない言葉たちが見事に「怖い夢」に集結していくこの流れが素晴らしいのです。もちろん佳作ですよね。


*****

「青いハンカチ」cofumiさん
cofumiさん、こんばんは。
この詩はとても良いですね。青いハンカチを持ってさえいれば、あんなことからもこんなことからも守られる。あんなこともこんなことも出来る。という例えが過不足なく描かれていて納得しました。最後は、青いハンカチだけにとどまらず、黄色いハンカチに思いを飛ばすところ、良かったですね。あの映画のあのシーンがよみがえりました。私にとって詩とは、決して共感だけではないのですが、この詩のように、自分を支えてくれるものを何かひとつ持っていることによって安心が得られる、というのはあると思います。それが青いハンカチだったり、香水だったり、ぬいぐるみだったり、一冊の詩集だったり。もし私だったら何だろう、と考えてみることも出来る、とても楽しい詩でした。佳作です。

*****

「腐食」SUIZさん
SUIZさん、こんばんは。
この詩はちょっと面白いです。異臭騒ぎの結果、鼠の死骸が発見され、それに対しての3つの考察がなかなか面白いのです。特に三つ目の「視認できない〜ブキミか」、ここにある、情念染みたという表現になるほどと思いました。発見されずに腐っていくのを、嗅覚に訴えかけると見るところもですね。二つ目の「根を棲処にするからネズミ〜」というのも、当て字みたいにして考えているところが面白いですね。この詩は、ここまでがとても良いです。あとは最後の一連ですね。少し詰め過ぎている感がありますね。内容は良いのでこの最後の一連だけ、もう少しほどいてわかりやすく書くことをおすすめします。とても面白い詩でした。


*****
先月、横浜詩人会のイベントに参加いたしました。随分久しぶりにお会いしたかたたちが沢山いて、変わらぬお元気さに安心しながら、楽しい時間をすごさせていただきました。そして、理事のお仕事大変お疲れ様でございました、三浦さん。

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蛇使い  朝霧綾め

三年前、本気で
蛇使いになろうと思っていた

楽しげに、笛を吹けば
蛇だって、五体揺らして踊ってくれる
蛇と話せたら
楽しいだろうと思った
私の黒い鞄から
蛇の赤い舌が飛び出していたら
みんな驚くだろうと思った

二年前、本気で
鷹匠になろうと思っていた

藍染の頭巾を被り
革の手袋を嵌め
からすだって何だって
腕にのせてみたかった
誰も構ってくれないなら
鳥でものせて目立ちたかった
水のいっぱい入ったコップを
手首に載せて歩く練習までした

それから二年経ち
私が蛇や鷹など連れてないのに
話しかけてくれる友達ができた
私はかたくなな心を開いた
パンダやコアラが好きな子たちだった
その子たちの誰ひとりとして
蛇や鷹は連れていなかった

今日、本気で
詩人になろうと思った

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"Siochain Shuthain"に思う  荻座利守

"Siochain Shuthain"
と題された曲を聴いた

アイルランド・ゲール語で
「永遠の平和」
といった意味らしい

どこかもの悲しい
旋律であった

なぜ平和の曲が
もの悲しいのだろうか

おそらくそれは
平和を想う心は
悲しみからしか
生まれないからなのだろう

外なるものでも
内なるものでも
平和は大元のところで
悲しみによって
支えられている

悲しみは
二度と立ち上がれなくなるほど
人の心を打ち砕いてしまう
こともあるが

遠く離れた人と人とを
強く結びつけることもある

誰もが悲しみを忌み
避けたいと思うだろう
それは当然のことだ

だが
平和を底から支え
人と人とを結びつける
悲しみには
それだけの力がある

心が打ち砕かれそうに
なったとき
その力への想いが
悲しみに耐える強さを
与えてくれるのではないか

もの悲しい旋律を聴いて
そんなことを考えた

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Night Lights  エイジ

マンションのカーテンを開けると
煌々と輝く灯りが
まばらに見える
まだあのビルには人が働いてるのかなあと
ぼんやり外を眺めている

あー今日も精一杯頑張りました…か
そんな時間だけど
まだ寝たくない
いつもの宵っ張り

ジェリー・マリガンの「Night Lights」を聞こう
マリガンのピアノがそっと鳴る
自分を鼓舞してくれるのもジャズであり
また一日の終わり 疲れた体を横たえる時
自分を慰めてくれるのもジャズである

そんなことを考えているうちに曲は
「カーニヴァルの朝」に
ささやかに響く 小気味良いラテンのリズムが
そっと後ろから僕を支えてくれるようだ

In the Wee Small Hours of the Morning
Prelude in E Minor
Festival Minor
Tell Me When
と聞いているうちに
もう12時を過ぎた

そろそろ疲れたな
寝る準備をするかな
その前に熱帯夜だし
冷えたカルピスソーダを飲んでスカッとしよう

あーうまい
でも飲み物なんて
この一瞬ののど越しで終わりだよな

その後疲れた体を
そっとベッドに横たえた夜

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「1カウント」 水野 耕助

もし
ここから
今すぐに
消えてしまえたなら

名前も
国籍も
血、肉、骨
においさえ

この世に存在したという
あらゆる
痕跡を
すべて消し去り

スマホ操作のごとく
ワンクリックで
簡単に
なかったことに
してしまえたら

宇宙にも行ける
この時代
それぐらいのこと
できてしまうんじゃないか?

ふとそんな幻想を
抱いてみるけど

曲がりなりに生きてきた
経験が
不可能であることを
私にわからせる

たった1秒でも
この世に
存在してしまった以上
0に戻ることは
決してなく

1カウントがなされた時点で
すべてはもう手遅れとなる

もし
今すぐに
私という存在の
痕跡を
すべて
消し去って

はじめから
なにもなかったことのように
してしまえたなら

私にとって
それ以上
楽なことなど
他になく

1番の望みと言っても
過言ではない

だがしかし
今は未だ
この言葉を1つ
最後に・・
そっとつけ加えて

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二階から家具を放り投げること  三浦志郎  7/15

二階からマネキンを放り投げる
二階から腐った野菜を放り投げる
二階から役にも立たない書類束を放り投げる

きりがない
妄想にもほどがある

全て空(から)にして空(そら)へ
抽斗を抜いて軽くすると
箪笥はもう残骸に近くなる
家具を空中に放り投げる
二階から庭へ


友人の引っ越し手伝いだった。引っ越しとは移動と処分のことである。
他の人は荷造り。私は不器用さと屈強さを買われて、物の破壊と処
分を任された。その友人は比較的裕福な家の出身だが、結婚はしな
かった。両親はとうに亡くなり、広い家はもはや不要。 此処を引き
払い、独り駅前のマンションに引っ越すのだった。すでに現役引退し
た男の周囲は処分する物も少なくない。二階の家具の多くは不要に
して廃棄。とにかく破壊することだ。 私は二階から家具を落下させ、
破壊の糸口を得ることを提案した。友人はやや気弱に頷いた。


幸い庭が広い
落すには格好のスペースあり
お日柄もよし
私は屈強だ!(自信)
近所の人も見ているぞ(おおよ!)
落とす落とす次々落とす

ちょうど角が激突すると
ひしゃげたように たたんだように
崩れていく
家具は意外に
強いものあり
脆いものあり
砕ける砕ける次々砕ける

この行為の重要なことは―

心苦しいがやむを得ない
家具たちへの擬人法も捨てること
(“たち”と言うのがそもそもよろしくない)

ただ与えられた役割を果たすのみだ
(そうすれば 最低 昼メシにはありつける)

ただこんな思いは忘れない
(人さまの家の二階に上がりこんでベランダ
から家具を次々落とし破壊する行為を人は
人生で何度経験するか?)― 除 解体業者

近所の人もご照覧あれ
この光景はもはやシュールだ

全て落としても作業は続く
トンカチで叩き割り
ノコギリで切り刻んで
袋に詰める (市の規定寸法 五十センチまで)

この行為の重要なことは―

心苦しいがやむを得ない
家具たちへの憐憫も梱包すること
(“たち”と言うのがそもそもよろしくない)

粛々とやればコンビニ弁当が待っている
(ビールは出るのか?)

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評のお礼 藤代望

島様

遅くなり申し訳ありません。評をありがとうございます。
自分の行くべき方向が見えた気がします。もともと趣味で小説を書いていたので、詩は詩として書こうと力が入っていました。ご指導ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

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やい、はし  山雀詩人

カタカタカタ
 カタカタカタ
ぼくが歩くと
 カバンが笑う

カタカタカタ
 カタカタカタ
カバンの中で
 はしが笑う

いったい何がおかしくって
 はしはこんなにも笑うんだ
はしははしの箱の中で
 おとなしくしてりゃいいものを

だいだいはしが笑うなんて
 そんな話聞いたことがない
さんざん人に笑われてきたが
 まさかはしにまで笑われようとは

やい、はし
 笑うんじゃない
俺はおまえなんぞに笑われるほど
 まだまだ落ちぶれちゃいないんだ

その証拠にほら
 ちゃんとこうして歩いてる
こんなさびしい夜道を毎日
 ひとりぼっちでもめげずに

確かに俺ははしはマイはし
 人が使ったはしは使えず
だから毎朝出かけるときは
 昼夜予備の三はし持参

ってなくらいの人間ぎらい
 それでもこんなひとりっきりで
街灯さえもまれな家路たどれば
 つい寂しくもなり人恋しくもなり

そんな自分がおかしくもなり
 脳ももうおかしくなって
ここは世界のはしのはし
 ぼくがぼくを笑いだす

ゲラゲラゲラ
 カタカタカタ
ゲラゲラゲラ
 カタカタカタ
 

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