◆ここは「MY DEAR掲示板」です。
詩をある程度の期間書いている方、詩に意欲的に取り組みたい方、詩人に向け成長を目指す方はこの掲示板をご利用下さい。
あなたの詩をしっかりと読み、評や感想を、しっかりと書かせて頂きます。
ここから詩人として巣立った人は数知れず、です。あなたの詩を継続的に見守り、詩の成長を助ける掲示板です。
(あのーー、私が言うことでもないんですけど、詩は自由を旨としていますから、どこにでも投稿しようと思えば、投稿できないところはないんですけど、いきなり大きなところに挑戦しても、世の多くのものがそうであるように、ポッと書いて、ポッと通用する、ポッと賞が取れる、なんてことは、まずありえないことというか、相当に稀有な話なのです。
やってみることは止めませんけど、大きなところのノー・レスポンスにがっかりしたら、
あきらめてしまう前にMY DEARに来ませんか?
MY DEARは投稿された作品全部に評をお返しします。
本来、こつこつ実力をつけてから、賞などに挑戦するのが、スジだと思いませんか?
MY DEARはあなたのこつこつを、支援するところです。)
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私は小さな小さな恒星です
広大な宇宙の中で
独りひっそり輝く恒星です
一つや二つの衛星もない
独り輝く恒星です
太陽が地球にするように
生命を生かすこともできません
なぜ私は光っているのでしょうか?
天体図にも僕はいません
名もなき恒星です
私はある少女と友になったのです
彼女は夜が来ると
野っ原に寝そべって
星物語を読んでいる少女です
私は彼女に瞬いて挨拶してみました
そしたら彼女は挨拶を返してくれました
心優しい少女です
彼女が私を発見した第一人者です
彼女は私にこう尋ねました
ねぇ あなたはなぜ
そんな寂しいところに
独り輝いているの?
私はこう答えました
ある地球の偉い人が
私にこう言ったんだよ
「小さくてもいい
恒星の周りを回る星でなく
自ら輝く恒星になれ」とね
それを聞いて彼女は俯いて
私を理解してくれたのか
頷いて そのまま
ずっと野っ原を見つめていました
青島江里様、「廃線跡」に評をいただきありがとうございました。
書いておきながらこれちゃんと読めるかどうか不安だったのですが、かなり核心に近いところまで読んで頂けたようで、ありがとうございます。「私」は確かに多いですね。無意識に使ってしまっていると思われますのでもう少し整理します。
タイトルの「廃線跡」は、なかなかこれといっていい言葉が見つからなくて、最後ぎりぎりに考えたものだったのですが(当初は「機関車」もしくは「煙を吐いている」というタイトルでした)、後で思い直して「未成線」にした方がよかったかなあ?と考えたり、でも今にして思えば「廃線跡」で良かったような気がします。
佳作半歩手前もありがとうございました。またいずれよろしくお願いいたします。
イモリが
手足を失っても
またそれらを
再生できるように
私の心も
失われた夢や希望が
再生できたらいいのに
手足を失ったイモリの
傷口の細胞が
脱分化して
未分化な細胞へと
戻るように
心の傷口にある
絶望や
諦めや
怒りや
悲しみ
といった想いを
優しく丁寧に
細かく細かく
分割してゆけば
それらの中から
何ものにも囚われず
偏ることもなく
視点の固定化していない
脱分化した想いの細胞が
生まれるかもしれない
たった一つの細胞でも
それを大事に育て上げ
夢とか
希望とか
信頼とか
慈しみとか
そんな方向に分化誘導して
増殖させられるならば
失われた
私の心の一部も
再生できるかもしれない
夢物語のようだけど
人の心の奥底に
そんな力が宿っていることを
もう一度
信じてみたい
この度は私の詩の「明月」に丁寧な評をいただき、ありがとうございます。
佳作との評をいただき、たいへん嬉しく思います。
今回はタイムリーな題材に拘ったため、内容がやや平凡になってしまったようです。
もう少し考えた方がよいようです。
今後とも宜しくお願い致します。
だから、だから
と泣きじゃくる
だから、の先が
分からないから
わたしは
だから、の先を
じっと待つ
でもね、でもね
と泣きじゃくる
だから、の先は
分からないまま
でもね、に変わり
わたしは
小さな体を
抱きしめ
髪を撫でる
上手く
説明することは
大事だけど
上手く
説明できないことは
恥ずかしいことではない
娘は
わたしの幼い頃に
そっくりだ
わたしも
泣きじゃくって
母に抱きしめてもらった
言葉で
上手く伝えられなくて
悲しくなったのだろう
わたしが
そうだったから
泣いた理由なんて
なに一つ覚えていないのに
母に抱きしめられたことは
今でも覚えている
わたしは
若い頃の母に
そっくりだ
泣きじゃくりが
ゆっくりと
退いていく
わたしも娘も
母に
抱きしめて欲しかった
だけなのかもしれない
この度も拙作に評をいただき、ありがとうございました。
今回の作品は、竹藪の道から鉄橋の上という進行がヘンテコなので、どう書いたものか悩みました。
ヘンテコとは言え、所謂シュールな設定としても、読み手から見てそれほど魅力あるイメージとも思えず、そういう意味でも自信がありませんでした。覚えている夢の内容がそうなっているので、これにこだわる限りは仕方がないのですが。また、「さや さや さや」も、あまりこういった試みをしたことがなく、これも自信がありませんでした。
しかし、予想外に肯定的な評価をいただき、まあまあ、こんな感じでよかったのだなと、また一つ収穫の多い詩作経験をさせていただくことが出来たように思います。
また、最終連に「揺れる」を使うという発想には気が付きませんでした、大変有難いご助言ですので、推敲に生かしたいと思います。というか、そのままいただく可能性大ですが(笑)。
では、またよろしくお願いいたします。
三浦志郎様
『銀杏』に評をいただきありがとうございます。
今回、何度修正しても何か足りないような気がしていました。あと、独りよがりな部分があったなと感じました。
もう少しじっくり見直してみようと思います。
ありがとうございました。また書きます。
開けっ放しにした窓から
つんと冷えた風が遊びに来る
孤独な車が遠くを走り去った
孤独な虫がそこらの草むらで唄っていた
星らはざわざわ騒いでいた
月明かりはぼんやりしていた
雲はそろりそろり、忍び足をした
密やかに運ばれてくる友人たちは
みんな寂しがりやのおせっかい
ひとりも哀しいも話しかける合言葉
孤独に酔っては嘆き
そっと誰かを労わって、他人を思い涙した
彼らは隣人
深い寂しさが見えない根っこで繋がっている
優しい優しい夜の窓辺
踏み出す度につきんと痛んだ
十五歳の月の下、十九歳の横顔を盗み見る
蝉の夏を惜しむ声がする
昔、パパに「月が追いかけてくる」と言ったの
そんなどうでもいい話をした
おろしたての靴の中でそっと指を折る
南東の月を探してくるくる回る
蝉の叫びは途切れがちになっている
鈴虫が蝉の首を絞めているみたいだ
揺れるその手を握ろうか迷う
手を伸ばして、やっぱりやめた
宙ぶらりんになった手で月を指さした
来年の月も綺麗だろうか
見上げる隣にあなたはいるだろうか
いなくてもいいと強がる
来年も、とあなたは言わない
だから私も言わないの
息絶えた蝉がどこかで墜落した
何度も横顔を見るわけも
靴擦れして痛いことも
手を握ろうとしたことも
全部、ぜんぶ、私の中で蝉たちと眠りについた
来年、隣にあなたはいないかもしれない
それでも月に祈りはしない
次は一人でも追いかけて見上げるから
だから待っていなさい、綺麗なままで
三浦様ご感想有り難う御座います。
詩というものを書きだして数ヶ月
ですが、楽しい反面とても難しい
ものだと痛感しています。一作
一週間で書けるかどうかです。
感想をいただけるのがとても
嬉しく思います。これからも
頑張って書いていこうと思います。
よろしくお願い申し上げます。