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ポルシェより和服の人や草青む

着物の客には、最寄のスーパーに車を止めてもらって、送り迎えするようにしている。今日のお客さん、いきなりお吟宅に見えたので驚く。スーパーから何度電話してもお吟が出ないので、記憶を辿りながら家を見つけたそう。しまったしまった申し訳ない。禅寺でお説法を聞いたときのマナーモードをそのままにしていた。

孫娘さんの十三参りの小振袖をもって見えたマダム、白髪を西洋人のようにくるくると巻き上げ、エキゾチックなお顔立ち。ゴミ置き場の横に止めるようお願いする。新車のポルシェをブオオ~とふかして発進してくれた。ほんと、ごめんなさい(笑)。

をみなにも着流しごころ夕永し   岡本眸

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寅さんの来さうな土手や草青む

おはようございます(^^)

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かたまりて一人一人や座禅草

和裁の集まりの日。仕上がった着物を取りにみえた方が、貴女絵を描くでしょと、県北の大正生まれの茶人が編んだ和綴じ布張りの『四季おり々の茶花』四巻を貸してくださる。ぱらぱらっとめくると、野生種のつるりんどうと園芸種のりんどうが並んで描かれているのに目が留まった。つるりんどうは「紫に目を奪われた」と絶賛しているのに、りんどうには、「この花も園芸種が多くなり、色もあくどく多くの蕾がまつわりつくように茎を取り巻いて、雅味がなくなった」と散々な文である。それでも描くのはどうしてだろう。お吟さんは雑草が好きなので、胸のすく文章である(笑)。

春りんだう奔流のごと霧去りぬ     米谷静二

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禅寺の窓のまんまる鳥の恋

おはようございます(^^)

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禅寺の修行の僧も雛の膳

猫髭さん、溢れんばかりの春の花の向こうの、画面の風景がぴったり(笑)。

今日は、岡山市の住宅地の中にある禅寺「曹源寺」へお説法を聞きに行った。五か月前、母が亡くなる24時間前にも聞きに行って、不思議なお説法を聞いた。受精卵が細胞分裂してゆくとき、まず腸ができ、そこからいろんな臓器ができ全身が出来てゆく話。医療とも薬とも無縁だった母は、その真反対の道のりで、とても穏やかに最期にことりと心臓が止まったのだ。

禅語「三級浪高魚化龍(さんきゅう なみたかうして うお りゅうとかす)」についての、今日のお説法、ほぼ↓の検索した内容だった。
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中国の夏王朝を開いた禹(う)が黄河の治水をした際、上流の竜門山を三段に切り落としたため三段の瀑布ができ、これを「禹門(竜門)三級」と称し、毎年3月3日桃の花が開くころに多くの魚が黄河を上り竜門山下に群集し竜門三級を登り、登りきった魚は頭上に角が生え尾を昂げ、竜となって雲を起し天に昇るという。『碧巌録』の第七則頌に「江國春風吹不起。鷓鴣啼在深花裏。三級浪高魚化龍。癡人猶�夜塘水。」(江国の春風吹きたたず。鷓鴣啼いて深花裏にあり。三級浪高うして魚龍と化す。癡人なお汲む夜塘の水。)とみえる。のちに科挙の試験場の正門を竜門と呼び、及第して進士となったもの、さらに転じて一般に出世の糸口を「登竜門」といった。
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魚が滝を登ると龍になるという「登龍門」の伝説から来た禅語。
三級とは三段になった見事に高い滝で、中国の龍門山にある滝のこと。

どう考えても無理じゃないか…そう思えるようなことにも挑戦する。
目の前に大きく立ちはだかる壁があっても、魚は川を上ります。滝を登ります。
三段にも連なった高い滝を登りきった鯉は、悟りを開いて龍になるのだという
伝説(登竜門)のように、人も目の前に立ちはだかる壁や難問に挑戦し続ければ、
それを越えれば素晴らしい境地が待っているのだよ、という教えです。
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今日行った曹源寺の庭の池と滝は、この禅語を模して造られている。お説法のあとは、修行僧(全員異国の僧)と同じ一汁一菜をいただくが、今日は三月三日なので、ばら寿司だった。2mはあろうかと思われる異国の僧が、丁寧に運んでくれた。

雛納めして美しき障子かな   山崎冨美子

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雛段の五人囃子が奏でけり

おはようございます(^^)

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雛段のどなたがくさめ花粉どき

園丁の娘で茶のお師匠さんが、蠟梅が見事なので褒めたら、ちょっと待っててと園内に入ると大根を片手に戻って来て、これあげると先月くれたので、どこから引っこ抜いてきたと思ったら、勝手に大根を植えていたので驚いたが、いいのよとおおらかなもので、今日は帰りに玄関の前に菜の花を置いとくから持ってってというので、仕事を終えて寄ったらバケツに菜の花だけでなく椿や紅梅の枝も入っていたので、花瓶を洗ってそれらを生まれて初めて活けた。てっきり茹でて食べる菜の花だと思ったらでっかい菜の花だったので投げ入れただけだが、今日は馬鹿陽気だったので、部屋が春爛漫になった。大根の時は、

  大根をずぼつと引いて呉れにけり 猫

と詠んで句会に出したら無造作なところがいいと特選をもらったので、顔面神経麻痺で俳句どころではなかったから授かりものということになる。明日は東京も20℃から6℃に急降下で雪になるらしいが、二月の初雪の時は家の前の早稲田通りが深夜に車の音が止んだので、あ、雪が降り始めて車が走らなくなったと夢うつつに朝を楽しみにしたら、寝ぼけているうちに雪は雨になって消えていたので、

  初雪は眠りのうちに消えにけり 猫

と詠んだら並選が重なって最多選句となったので、誰も採るひとはいないだろうと出した句が選を集めるのは苦労して詠んだ句が無選になる確率が高いので、何も考えないで詠んだ句が採られると忸怩たる思いがあるなあ。

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お茶室を少し拝見雛の客

我らがお茶人に連れられて、夫婦茶人(夫婦漫才的)宅を訪問。何の約束もしていないのに、案の定ご飯が出てくる。このご時世に、運転免許を持たず、スマホとも無縁で、一日のほとんどを台所で過ごすそう。ご近所さんが野菜など呉れるので、新鮮なうちにお惣菜に仕上げて、配ると言う、神様仏様のような奥さん。白和え・セロリのきんぴら・茎若布の炊いたん・おからの炊いたん・白菜の洋風煮・卵スープ・干しブドウ入りワインご飯・剥いてくれたはっさく。有難くて涙が出そう。

腹ごなしに、夫君が大工さんと一緒に庭に造った茶室「土喰庵」を見せてもらう。和歌を墨書した腰張りは、いつ見ても素敵だ。三月なので、釣釜が炉にぶらさがり、掛軸はピンク色。西夏文字で「自強不息」と書いているらしい。さっぱり分からないけれど、見ていて飽きない字だ。寒い時期には、炭火と和ろうそくの明かりで夜咄もするらしい。

春宵の玉露は美酒の色に出づ   富安風生

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プーさんを抱へて来たる雛の客

おはようございます(^^)

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打掛をはおる二歳は雛の客

おかみさん会から、年代物の打掛の直しを頼まれる。おひな祭りをしている、塩田で栄えた野崎邸の別邸へ行ってみると、可愛い女の子が羽織って写真を撮ってもらっているところだった。お客がいなくなったときに、三枚の打掛を点検する。裏地の紅絹がかなり痛んで、裂けたりほどけたりしている。袖に手を通そうと、破れに手を突っ込んで大破れになっているところもある(笑)。怪我に絆創膏を貼る要領での直しならできると伝えると、それでいいとの返事だったので、請け負うことにした。

春満月ざしきわらしも外に出でよ   菖蒲あや

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