MENU
288,970
固定された投稿

🔶お知らせ・・ロケット掲示板とRara掲示板は同時運営しております

このロケット掲示板の『葵新吾"大好き大川橋蔵ファン広場”掲示板PARTⅡ』と
Rara掲示板『大好き大川橋蔵ファン広場PARTⅡ掲示板』【 https://rara.jp/fanhiroba/ 】は同時進行で運営中です。
使い勝手からどちらも一長一短はありますので、できる限りは同時並行で行くようにしてまいります。
どちらを見ても大丈夫なように管理者が責任をもって投稿記事は双方に分かるように掲載していきます。

🟨この掲示板は無料版の掲示板にしましたので、広告が入りますので見ずらくなってしまいました。ご容赦ください。

編集・削除(編集済: 2023年04月07日 07:42)

ここは・・私も好きよ   #2018.5.20

おっしゃっていたところはこんなとこかな、画像載せてみました。あっているといいけれど・・
私も好きな場面の橋蔵さま・・大好きですよ。
今月あと2回放送がありますから楽しみですね。

水に濡れたりするところでは、橋蔵様化粧を薄くし、目の化粧も薄くしていますね。橋蔵さまは綺麗な時代劇の役柄なら、つけまつげを薄くしてもアイラインを少し引くだけで際立つと思いますよ。
この「海賊八幡船」では、真夏の海でのロケーションが大部分でしたから、橋蔵さまも鹿門がだんだん海の男になっていくというのを、化粧で表現するしかないのですから苦心したと思います。場所、場面を考慮し監督や美粧係さんとも考えてのことですから、それはよしとしなければならないでしょう。

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14882163.html

引用して返信編集・削除(未編集)

「海賊八幡船」ランダムに-2   #2018.5.13

続きです。

海戦シーンでは丘さんが青い顔をしていたようで、「音の恐怖症かな」と橋蔵さまが言うと子供の頃から花火が大嫌いだったので、
丘 「火薬による爆発音が嫌いなんです。だから、今度は船上で大砲を撃つでしょう。そのたびにドキリ」
橋蔵「それはいいことを聞いた。これから丘ちゃんが言うことを聞かない時は花火でオドカソウ。それは冗談だけど、こちらへ来て泳いだ?」
水にも弱い丘さんはその話はよそうと言います。
丘さんが、橋蔵さまは随分泳いだのでしょう?と聞きますと、
橋蔵「それが全然、ご期待に反しちゃった」
というのは、連日ピーカン(晴天)続きで、朝7時から夕方日が落ちるまで快調のクランクで、泳ぐ暇がなかったというのです。
橋蔵「水泳に関しては人一倍好きな方ですからね、1か月の海洋ロケと聞いたんで、シメタッとばかりに諸藩準備を整えてやって来たのにね」
でも、お天気続きで、仕事ができて良かった、と負け惜しみを言っていました。
海の話になり、やっと許可をもらって海底探検をしたのはよかった。
泳げない人にはこの気持ちは・・という橋蔵さまに、つかさず丘さんが、フカでも出れば面白かったのに、と。
橋蔵「酷いことをいう恋人だな、フカが出ちゃ面白いどころではありませんよ。でもね、やっぱり怪物に脅かされちゃって肝を冷やしたよ」
深くは潜らなかったが、いい気になって岩場の陰のところに潜ったときヒラヒラとカレイのお化けみたいなものが出てきたのでギョッとしたのだそうです。
橋蔵さまの方に飛びかかってくるようで、夢中で水中鉄砲の引き金を引いたら、見事に命中、でも、「水中で冷汗をかいちゃったような気持だったよ」
丘 「よかったわねえ、それで問題の怪物はなんでしたの」
橋蔵「赤エイというんだよ。これは尾のところに毒針を持っていてね、刺されるとひどい目のあうそうなんだ。引き上げてみたら、水中で感じた半分くらいの大きさだったよ」
丘 「逃がしていたら、3倍ぐらいの大きさになるんじゃなかった?」

丘さんが、あんまり長くこちらにいるとホームシックかかりませんか?、と橋蔵さんに振ると
橋蔵「ホームシックにかかりそうになると、「水戸黄門」の出演で京都へ帰るから、今のところそんな心配はないですよ」
この九州というところは実に住み心地がよく、土地の人達もとっても親切でロケ隊に協力してくれる。丘さんは、ロケ地でこんな凄い歓迎を受けたのは初めてで感激しちゃいました。
橋蔵「そうなんだよ、呼子の町へ行った時なんか、町の入口に大きなアーチが作ってあってね、町全体で歓迎してくださった。ロケ隊一同大感激しちゃった」
丘「ファンの方たちの声援もすごいわねえ。立神なんか、漁船をチャーターして、現場まで声援に来てくださるんですもの」
橋蔵「十隻からの舟から、パラソルやハンカチを持っての声援なんだから、驚いちゃったよ。この整理に、警察の警備艇が出動してるんだから、僕もこんなロケははしめての経験だよ。ご声援に応えて、大いに頑張らなくちゃいけないと思ってます」

ロケはまだ長いので、喧嘩?は止めて仲良くやりましょう。
丘「それじゃ、今夜はお肉でもたべて・・」
橋蔵「お腹がいっぱいになれば、丘ちゃんもご機嫌だね」

いつものように、ああいえばこういうという二人ですが、撮影合間の楽しいひと時の模様でした。

引用して返信編集・削除(未編集)

「海賊八幡船」ランダムに  #2018.5.7

連休が終ってしまい、自由時間がもっと欲しかったと思う私です。だって、橋蔵さまに関する資料整理にもっと浸っていたかったのです。
今日からは仕事に集中しなければならず、11時台からの放送を見られない状態です。私はDVDをかけて見ようとはなかなかしない人なので、リアルタイムで放送してくれるのを見るのが簡単で楽しみなのです。

「海賊八幡船」について雑談的に何回か書こうと思います。
この作品は、華奢な大川橋蔵さまには難しいのではないか、合わないのではないか、と皆さんが思っていたわけですが、鹿門の生い立ちを考えれば、何ということはない・・・こういうことを鑑みて橋蔵さまに合う海の男としての鹿門が出来上がったのです。ただ、運命に操られながらの人生で変わってゆく鹿門を短い映画の中で表すには、化粧でその過程を演出することしかできないでしょう。
特に橋蔵さまの持っている優しさや品は、商人の息子としてまでは素直にそのまま表に出てもよいのですが、後半はそれを内に持っている八幡船の頭領としてを演じなければいけませんから。

ここで気になるのは、お化粧です。撮影日でとるカットのところが違いますからいたし方ないのですが、切れ長の目のアイライン、目張りの濃さがちょっと気になるところが目立ちます。(顔に水がかかるようなところでは、目のお化粧を薄くしている理由は分かります。)
夜の海辺のシーンは、鹿門が荒波の海辺で決心をするくだりのお化粧が濃いのが気にかかってしまいますね。その訳が分かって見ていればなるほど、映像になるとこんな風になってしまうのかと思うのですけれど・・・たねあかし、後にしましょう。
ザンバラ髪をただ結んだだけの髪型はよいですねえ。ベテランの髪結師さんの考案のようですが、あっています。私好きです。

📍「海賊八幡船」の撮影場所は、宮崎県の青島をはじめ立神、七つ釜、化屋など、九州一帯に1か月余りの海洋ロケを展開しました。
宮崎の飛行場から、白バイとパトカーがサイレン鳴らしてすごいスピードで突っ走り、沿道には旗を持った歓迎の人達が出迎えました。この時期、橋蔵さまはハワイから帰ってきてあまり時間がたっていない時で、空の青さ、海の広さが、ハワイのように南国の離れ小島に来たような気がすると言っていました。

☀7月からの撮影でしたから、日中の撮影はすごく暑く、顔や体中が陽に焼けてヒリヒリの状態。でも、橋蔵さまは精悍な感じを出さなければいけないので、日向に出て体を焼いていました。丘さんはちょっと焼けると真っ赤になってしまうので、橋蔵さまとは反対で陽に当たらないようにしていたのです。お二人とも掛け持ちで撮影が入っていましたので九州から京都へ、京都から九州へと大変でした。

折角の海に来ても橋蔵さまは「水戸黄門」の中将綱条の残りがあったので、そちらが終わらないと安心して灼くわけにはいかないのです。
橋蔵さまは新鮮なお魚類を食べられるからうれしいというと、丘さんはお魚は生ものが弱いので、とりたてで美味しいですよと出されると、「キライです」とは言えず困ったそうです。
丘さんが脂っこいものや揚げ物類が好きだという話から・・・二人の会話を聞いてください。
橋蔵「道理でボリュームがあると思った」
丘 「何故?」
橋蔵「初日の浜辺のシーンでさ、丘ちゃんが荒療治を見せて気絶するでしょう。それを僕が抱きかかえて木陰に運ぶ、エイッと抱く、ヨロヨロなんだからね」
丘「いやあ、ひどい、そんなん嘘やわ。私はね、標準より軽いんですよ、身長にくらべて。橋蔵さんてオーバーね、自分の力の弱いのを棚に上げて、人が重いやなんて失礼よ」
橋蔵さまが「女性の体重に関しての発言はタブーなんだよね。下が砂地でしょう、だから力が入らなかったんだ」と言訳を。

ここから寿賀と嘉門のファッションの話になりました。
橋蔵「丘ちゃんの寿賀っていいねえ、野性的でさあ、ショートパンツか何かはいちゃって勇ましい」
丘「最初のうちはちょっとテレちゃった。でもねえ、こんな暑い最中にお姫様の衣装を着せられるより、ずーっとスポーティでいいですよ。とっても着心地がいいですよ。橋蔵さんの衣装も変わっているわ」
橋蔵「ちょっと凝ってるんだから。だけど、この皮のチョッキだけは夏用じゃないね、相当生地が厚いからね。激しく動くとベッタリだ。他の衣装のデザインもいろいろと工夫したんですよ、文献からヒントを得てね」
丘さんが、橋蔵さまの磯野嘉門という主人公は、今までにない野生的な魅力がいいと言いまと、橋蔵さまが、「海洋スペクタクル物は初めてのジャンルだから、僕なりの意欲を燃やしているんだ」。
村上水軍の血を受けた嘉門が、数奇な運命を辿って2代目頭領となり、八幡船団を指揮して海洋に活躍する。商人の子から海の男へと成長していく鹿門の人間的な成長の過程を、どう演技面で表現するかが、一つの課題でもあるわけで、海の男になってからの鹿門の演技は橋蔵さまとしても楽しみの一つであると言っています。そして、梯子のぼりやスリリングなシーンが沢山出てくるから「シーホーク」や「バイキング」に負けないよう大暴れがしてみたいと。

今日はこれまで、この続きは次回に。

引用して返信編集・削除(未編集)

「主水之介三番勝負」から   #2019.4.13

4月、5月と「右京之介」が3作ありますが、私は内容的に陰気で橋蔵さまらしいを感じるところがまだ見つからない状態です。
1964年の作品「風の武士」から1965年の「バラケツ勝負」までは、最悪の年見なくてもよい作品がよく並んだものです。これでは観客は離れていくのはあたり前だと思います。
1965年に東映時代劇の真髄を少しは取り戻して「大勝負」「主水之介三番勝負」「任侠木曾鴉」「天保遊侠伝代官所破り」と橋蔵さまの持つ雰囲気が少しは味わえる作品が作られました。橋蔵さまも30半ばになっていましたから、甘い恋とかは描けなくなりました。

◆「主水之介三番勝負」の放送がありました。
内容はありふれた筋書で、好きだった美緒が師匠の仇と思われる男と一緒になっている、が二人の再会を期に美緒の気持ちは主水之介に・・というスッキリしないもの。
この作品に関しては、2018年4月放送のときに語りつくしているような。
騙し討ちにしよう階段から落されての立廻りは何回見てもいいな!と思うところです。
今回は、この作品から、「ああ、橋蔵さまらしい雰囲気が見られる私の好きな笑顔のところを【①の画像】に載せて見ました。
№1、№2、・・三波春夫さんの歌か流れてキャスト名が出ているところですが、この主水之介からはどちらかというとシリアスなものとは思いもよりませんね。
№3、・・酒場で美緒と仲睦まじいときの過去を思い出している主水之介の表情とは対照的な・・可愛いな。
№4、・・美緒が茶の湯を点てているのを知っている雁念から向こうに行くと風流ないいことがあるかもといわれ、茶の湯を点てている方へ行く・・その後に美緒に合うとは知らずに。
№5・・ラスト、美緒と鈴を交換し、必ず帰ってくると言って旅立っていく、美緒への未練心が少しあります。
№6、№7・・寺の境内をある程度言ったとき、鈴の音に振り返り、鈴を振り見送る美緒の姿に、主水之介の心は晴れて、明るい表情で旅立って行きます。
この表情の場面、私好きなんです。美緒さんが待っていてくれる、「分かった、必ず帰ってくるから、そのときは美緒さん・・」てな感じかしら。橋蔵さんの無言での表情が生きていると思うのです。

【②と③の画像】は、弥十郎との対決場面から、近衛十四郎さんの弥十郎如何にも強そうといった雰囲気が伝わってきます。橋蔵さまの主水之介は弥十郎に比べると強さは感じません。それに主水之介は水の中ですから不利になるわけです。こうしてハラハラさせてクライマックスです。
主水之介は、水の中で2度程高く飛び上がっているのです(2番目の画像の№2、№6)。橋蔵さま凄い!
ここがあるから単調な一対一の対決場面に目が釘付けになってしまいます。

今、「若さま侍捕物帖紅鶴屋敷」の放送をやっています。それを聞きながら、見ながら・・・「主水之介三番勝負」について書いていました。
佐竹半次郎が殺されたところです・・・これからいいところになります、じっくり画面と取り組みます。

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14880563.html

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年05月30日 11:06)

「主水之介」諸々-2   #2018.4.21

昨日は「主水之介三番勝負」心に残るところはあるかな、とまたまた鑑賞。
橋蔵さまは綺麗なのだけれど、これと言って橋蔵さまじゃなくちゃここの場面は出せないな、というところを見いだすことは出来なかった。髪形には工夫があったと、着物も紫系統の着流しはさすが橋蔵さまと思う。しんし、指南役決定のあと、玄蕃を訪ねるときの裃をつけた感じはいただけない。ひ「美男の顔役」の金子市之丞が浮かんできて比較してしまいました。

石段での立回り画像はブログのほうに載せましたので、ここではパスします。
橋蔵さまの主水之介は、天知茂さんの玄蕃と相対する流派として将軍家指南役を決める試合で戦います。
正統に闘っては勝目がない玄蕃は松の木の下に主水之介を誘導して枝を切り落とし有利にしようと仕組みましたが、やはり勝つことは出来なかった。その結果、主水之介が一瞬の太刀のもと倒れるわけですが、その瞬間の動きを映しだすカメラワークがよくないと思ってしまいます。相手の動きに対しての、顔の表情のアップでごまかしているような、剣術での緊張感がもう少し「おっ」と思うように出来なかったのかと。

弥十郎を倒すには、必殺剣を破るための秘剣を身につけるため、田辺玄達を訪ね、手合わせをお願いするが、一歩も踏み込むことができない。玄達から、相手を倒そうとせずともに死ぬことを思え、と教えられる。ここでは、相手に踏み込むことが出来ないのですから、心理状態を現すにはまあこんなもので・・。嵐寛十郎さんの重みを感じました。

近衛十四郎さんの弥十郎とは一応ラスト壮絶な決闘を見せているようには見えます・・・が、馬に乗って馬を飛ばして主水之介をめがけ何度も槍、剣で襲い、馬が斬られ降りると泥水の川?らしきところでの戦いになり、水に倒れこんだりでまあまあなのだが、迫力に欠けるし、ここも主水之介の剣が弥十郎を倒す瞬間のカメラワークに不満あり。剣と剣で向きあったところでどのように秘剣を倒すのかというドキドキ感が起きてきません。
剣を構え相手と向かい合う時のアップが多く、表情で見せているところが多すぎると思います。実際は一刀の下に下すというのが事実でしょうが、映画ですからそこはもう少し面白くしてもらわないと・・と思いました。
この作品では近衛十四郎さんが一番目立つのでは・・と思います、浪人で剣がたつ役は正にピッタリです。
アップが多くあると、近衛さんのほうが印象に残る。「赤い影法師」のラストでも橋蔵さまと近衛さんの決闘?があったが、やはり、近衛さんの殺陣はさすが凄みがあり、大きくみえる。

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14880473.html

引用して返信編集・削除(未編集)

主水之介 諸々   #2018.4.16

春らしい春の日が少なくなりました。草木はそれなりに咲きみだれているのですが、気分がついていきません。
ハナミズキが満開となっています。私はハナミズキの街路樹があるところが大好きです。
この時代になると、東映時代劇を支えてきた脚本家たちも時代の流れには勝てないものです。そこへ殺伐とした時代劇を作る人達が入ってきましたから、映画からは大衆的娯楽時代劇作品が消えた時代ですから、仕方ないといえばそれまでなのですが。

📹1964年の橋蔵さま作品はファンの私としては好きなものはなく、このままもう素敵な橋蔵さまは見られないのかと・・・しかし、1965年にまあまあ橋蔵さまらしい「大勝負」「主水之介三番勝負」「任侠木曾鴉」「天保遊侠伝代官所破り」と続けての4作品が作られたのはファンとしては救い?でした。中島監督の「旗本やくざ」はちょっといただけなし、共演者をみても、このままでは橋蔵さまの「白塗り」ものはもう無くなると感じざるところまできていましたもの。

という時代の「主水之介三番勝負」・・・映画で橋蔵さま最後の2本差し作品ですから、複雑な気持ちでこの作品を見つめています。
それにしても、あれだけの美しい殺陣を見せていた橋蔵さまが、テレビにきて18年間十手だけに生きたのは凄いことですが、そのためにテレビで「大川橋蔵」というスターを知った人たちが、刀での流麗な立回りを知らないということが今残念で。
とりとめもなく書いてしまいました。

江戸に戻ってきた主水之介を宮本左源太はじめ自念流の同志は喜んでいたが、師匠はまだ敷居をまたぐことを許してくれない。左源太の行きつけの居酒屋で主水之助がいなかった間に何があったのかを聞き、気になっていた美緒が、今どうしているのかを・・・そこで、鏡心流の大塚玄蕃の妻になっていることを聞き、
美緒との3年前の回顧になります。
🐦(この前後の表情から3画像・・橋蔵さまの少し伏し目がちで悩みを見せる・・好きなところです)
この時主水之介が飲んでいる盃の酒の中から回顧に入り、盃の酒の中の映像で回顧が終わる・・これは上手い取り入れ方で気に入りました。なかなか面白いな・・と。しかし、私がその後興味をそそられるところは余りなかったのです。
しいて言えば、田辺玄達役の嵐寛寿郎さんとの場面、そして雁念役の芦屋雁之助さんの温かみがいいですね。
この時主水之介が飲んでいる盃の酒の中から回顧に入り、盃の酒の中の映像で回顧が終わる・・これは上手い取り入れ方で気に入りました。なかなか面白いな・・と。しかし、私がその後興味をそそられるところは余りなかったのです。
しいて言えば、田辺玄達役の嵐寛寿郎さんとの場面、そして雁念役の芦屋雁之助さんの温かみがいいですね。

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14880341.html

引用して返信編集・削除(未編集)

あのラストから主水之介は・・・   #2018.4.12

昨日は凄い春の嵐、私は出かける日でなかったので本当に助かりました。
東北の桜も花散らしの風となったようです。
今度の日曜日にはまた、強い雨と台風並みの風が吹くということで、のんびりとした気候の春は何処へ行ったのでしょう。

ということで、私もリアルタイムで見ていましたよ・・「主水之介三番勝負」を。
この映画が当時封切になったのは、私は高校生になったばかりかな?・・ですから、そんなに違和感はなかったでしょうね。橋蔵さまの綺麗な部分だけを見ようとする意志がはたらいていますから、好きでないところは消し去ってしまっていたでしょう。

夢殿主水之介・・名前が素敵ですネ。この名前のとおり橋蔵さまにはピタリだと思います。
でも、どういう素性の人、武士なのかしら。天地自念流と相対する道場の美緒と恋仲を邪魔する玄蕃におとしいれられ、相対する道場の者と喧嘩をしたため、波紋させられ、剣の修業をしながら3年江戸を離れていた主水之介。すっかり浪人が板についた主水之介。
師匠が斬られ、その仇討をするということになる。それには、恋仲であった美緒の夫になっている玄蕃ともたたかい、そして、師匠の仇、弥十郎に果し合い状を付きつけることになるわけです。

この作品の年代の橋蔵さまは、主水之介が破門になる前の武士として美緒との楽しい時を過ごす場面でのセリフから若さを強調しているのだな、というのは分かるのですが、橋蔵さまと桜町さんの雰囲気から、少し年齢を感じてしまい若さが感じられないところは、マイナスです。桜町さんは、「風の武士」でもそうですが、可愛らしさではなくどちらかというと妖艶?な雰囲気で大人っぽく、それに対し橋蔵さま扮する主水之介の仕草はまだ青年武士という感じで、二人の場面は、というより美緒との場面をもう少し違ったように描けなかったのかしらと思ってしまいます。仇を討つというために強い相手に立ち向かう主水之介に過去を振り返ってはほしくない。
2個で1組となる鈴が二人の間を、そしてこの作品の流れをつないでいるのでしょうが、少し子供じみているように思えます。
ここで、何でも待っているという美緒に送られ、旅に出る主水之介の姿は、違った意味のハッピーエンドで、良かった!とは思うが、次に期待するほど面白くはない。
折角、浪人の主水之介の哀愁が素敵で、殺陣も素晴らしいところがあるのに、もったいないことを、と思います。
時代劇衰退の時期に夢よもう一度ではないけれど、「新吾」のように連続ものに出来ればという期待を持っての作品でしたが、そうあまくはなかったですね。

と言いながら、主水之介と美緒の場面の画像を載せました。
この雰囲気を、あなたはどう感じますでしょうか。

次は、私の好きな橋蔵さま扮する主水之介の目線を。

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14880307.html

引用して返信編集・削除(未編集)

仙太郎のようなやくざは橋蔵さまの良さが引きたつ   #2018.3.26

明日は今月最後の放送になる「大勝負」があります。
「大勝負」はやくざが十手を持ち好き勝手なことをする関八州のご正道を正すため、やくざの喧嘩、代官と勘定奉行、隠密、蜜偵とがうごめくという、ストーリー的には重く深刻な面があるように思えるのですが、蛸十郎と仙太郎に”もぐら”と”らっきょう”というあだ名をつけ、対立する二組のやくざの用心棒にそれぞれが付き、旅役者の女座長市村花之丞が隠密として双方のやくざの親分を操ると言う、ドタバタ的なものがこの作品を面白くしている感じがしてきます。この映画は大川橋蔵主演の映画でしょう。
ここでの高千穂ひづるさんはいいですね。こういう感じで橋蔵さまともう少し共演して欲しかった。「任侠清水港」では橋蔵さまが若く見えすぎしっくりこなかったし、「新吾番外勝負」も高千穂さんが、非常に年上に見えて橋蔵さまが恋する相手としては役柄的に好きになれないところがありましたが、「大勝負」では、蛸十郎と仙太郎、そして二組のやくざの親分を手玉に取るという、このストーリーの要として、とてもいい感じに見えます。
この作品で橋蔵さまは、侍の家に育ったのだが訳あってやくざに身を落しているという役で、ニヒルさも見られますが、私は、仙太郎のとぼけた表情、やくざになりきれていないやさしさが覗く表情、そして満面笑みの表情が好きです。(橋蔵さまお顔が少しふくよかに見える時とすっきり見える時とがこの「大勝負」と次の「主水之介三番勝負」でありますね。)
集団時代劇ではあるが、どちらかと言えば明るく描かれているので救われはします。

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14874169.html

引用して返信編集・削除(未編集)

「血文字屋敷」好きな橋蔵さま・・(3)-1・(3)-2  #2017.11.18

11月のテレビ放送は終わってしまいましたが、「血文字屋敷」からの続きとなります。

◆「血文字屋敷」好きな橋蔵さま・・(3)-1
ここでの大岡越前守の言うことが面白く、暗く沈んでいるストーリーの中に笑みをもたらしています。
大岡越前守が馬を飛ばしやって来ます。
目明し音松に、神保道場の者達を相手にしていた浪人は誰かと問い詰めます。
「誰であったと聞いておるのだ」の返答に困っていると
「神尾喬之介であろう。神尾とは何者か存じておろうな。殿中にて、己の上役を斬り・・・残滓の首を斬り落として行く天下の罪人」
「音松、何故召し捕らん・・(より強く言います) 何故召し捕らん」(①の画像)
音松が「何故と申しまして・・」と言い、越前守の顔を見ますと、越前守は笑っています。(➁の画像)
それを見て、音松も安堵します。
越前守「はっはっは、この次から必ず召し取れ、よいな」
音松「はっ」
越前守「召し取るのだぞ」
音松「はっ」
越前守「召し取るとは、つまり生捕りにすることだ。✖✖してはならぬ。よいな」(③の画像)

◆「血文字屋敷」好きな橋蔵さま・・(3)-2
目明し音松は「しかし、喬之介を生捕りにすることはなかなか難しい」と越前守にいいますと、
越前守「困難と申すのか」
撮り方たちの腕では・・・
越前守「無理か。しからば、その方達が逃げればよかろう」(①の画像)
音松「はあっ?」と。どういうことだと言った顔です。
越前守「召し取れんのに、捕り方ばかりが怪我をしたり死んでは町奉行として大いに困る。逃げればよかろう。よいな。必ず召し取れ」(➁の画像)
といい、馬を走らせ行くのでした。(③の画像)

📍大岡越前守の粋な計らいがここにもありました。人情ある越前守だけでなく、とぼけたようなここでの台詞を言う大岡越前守を演じられるのは、橋蔵さまだから生きるのですね。
🐦この場面風が意外と強く吹いているのですね。そして、乗っている馬が意外と頭を動かすのです。
でも、さすが橋蔵さま、姿勢は崩さず、馬が頭をさげたりすると、手綱の操作で馬の姿勢を直しています。橋蔵さまと馬が一体になっています。セリフを言っている間も常に手綱を持つ手が馬を制しています。
ここの場面、私の好きなところです。
役柄によってそれなりの乗り方がありますね。町奉行としての橋蔵さまは流石、重みがあります。

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14873536.html

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年05月29日 21:01)

「血文字屋敷」好きな橋蔵さま・・(2)-1 ・ (2)-2  #2017.11.11

◆「血文字屋敷」好きな橋蔵さま・・(2)-1
町で神尾に対してのいじめの事を聞いた越前守は、戸部他と神尾に話があるとと集めたのです。
みんなが一礼をして、越前守の用事は何であろうかと待っていますが、越前守は扇子を徐に取り出し小さく開いたり閉じたりとするだけで無言のまで、戸部の様子を窺うように見ているだけです。
戸部は何となく越前守の視線を感じ、大迫も越前守の視線が戸部にいっているのが分かり、越前守の用向きを尋ねます。
この時の橋蔵さまの目がものを言うところです。(画像はその部分から3箇所①②③)

◆「血文字屋敷」好きな橋蔵さま・・(2)-2
大迫が言います。「越前守様、お話とは如何なことでございましょうか」
越前守「御一同に集まってもらったのは他でもない。拙者役目がらいろいろ耳にいたすが、近ごろ世間の取りざたでは、お手前方の中に勤番上司としてちとどうかと思われる所業におよぶ者があるやに聞きおよぶ」
それはどういうことか、拉致もない噂を取り上げるとは、明敏なるお奉行とも思われない、という返事に、
越前守「それなれば結構。(①の画像) 拙者とて無論、お手前方の中に、新婚早々の後輩の家へ、遊女ともども徒党を組んで祝いにかけつけるような、粋な御仁がいるとも思われぬが(➁の画像)・・🍀(越前守が、神尾の方をいたわりの視線をやり、その後戸部の方へ目をやります。)・・いや、単なるうわさとあれば、甚だ上々。・・越前も安堵いたした(③の画像)」
と言うと、神尾のそばを通りながら扇子を落し、神尾の顔を見て出て行きます。その扇子には「忍」と書いてありました。
🐦(甚だ上々)「安堵いたした」の言い方と表情、怒りを押さえた越前守らしさがでていますね。)

🎩この場のセリフと共に橋蔵さまの目が動きます。一つ一つのセリフとの表情が越前守の心境を的確に、手に取るように分かり、このような場面は、橋蔵さまならではのところです。私、好きだなあこの場面、橋蔵さまの越前守にますます惚れちゃいます。

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14873354.html

引用して返信編集・削除(未編集)
合計921件 (投稿807, 返信114)

ロケットBBS

Page Top