このロケット掲示板の『葵新吾"大好き大川橋蔵ファン広場”掲示板PARTⅡ』と
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どちらを見ても大丈夫なように管理者が責任をもって投稿記事は双方に分かるように掲載していきます。
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新吾が徳川家法度の禁裏寄進をしたことからお鯉の方が蟄居したことを知ります。
そして、吉宗の命により新吾を捕えに来た所司代の役人達を斬りはらい(と言っても、勿論峰内です)、吉宗に推参するというところです。
1番目の画像は、進行方向反対に後ろ向きになって斬って、それから向きを変えて進むのですが、こんな姿勢になって、後ろ向きのまま進んだら普通は尻もちをついてしまいます。
橋蔵さま独特のスピードある殺陣・・大部分飛ぶように、走りながら、間に伸びを入れて斬って行きますので、つま先立ちが多い殺陣になります。
「十番勝負」にも廊下を走りながらの殺陣シーンがありました。時代劇の大立回りは見ていて気持ちがよいものです。
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https://sugi-nami.blog.jp/archives/14860063.html
「新吾二十番勝負」の新吾の殺陣で私の好きなところを3場面にしぼりました。
画像が一回に3点しか載せることが出来ないので5回に分けて作品からと雑誌からの画像を載せていきます。
吉原の宿の娘おきよを弥次郎から救うために、庭に出て新吾と弥次郎は剣をまじえるところ、この場面は暗闇の黒と新吾の寝間着の白のコントラストが素敵・・橋蔵さまは白もお似合いです。
この場面では、新吾の剣の構えが色々替わり見ごたえあります。そして、新吾は弥次郎と力を入れて剣をまじえて離れる時に、後ろへ少し飛びます。作品の中では瞬間なのでよく見ていないと見過ごしてしまう方もいらっしゃるのではと思いますが、この時のうしろへ下がりながら飛び、舞い降りたような姿勢になり、また剣を構え、動こうとするとき、素早く刀の向きを変え握るのですが、その時町方が来るところなので、ちょっとしか映りません。
細かいところにも剣の構えが「なるほど!」と唸りたくなります。橋蔵さまも殺陣師も、細かいところまで気を配っての場面の一つです。
こちらは、作品からの画像です。
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これは、殺陣というより、何となく橋蔵さまの飛んでくる手裏剣をよける仕草がよいのです。
大賀陣蔵が刺客として新吾を狙っているということを聞いていたので、新吾はお役者上がりの清七をてっきり大賀陣蔵と思っていた時、屋根の上から黒衣の大賀陣蔵の手裏剣が新吾を襲ってきます。橋蔵さまの手裏剣をよける演技どうですか。作品を見ていると、本当に手裏剣が飛んできているようですね。
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今月は、「新吾二十番勝負」に少し深く取り組んでしまっています。
私、今まで新吾の作品に関してはあまり踏み込んで来ませんでした。だったら、「十番勝負」から入っていくべきだとは思うのですが、「十番勝負」は一部と二部がそれぞれ半分ぐらいなくなっているので、ちょっと見方が違っています。
「新吾十番勝負」については、改めて思い出深い一コマ一コマを取り上げていきたいと思います。
人間的に成長した新吾を描きたいという松田定次監督
監督は、「新吾十番勝負」を昭和34年3月に第一作を発表し四本のうち三本を撮りました。興行成績は上々だったので、「新吾二十番勝負」はお正月ものとして決定したということです。(よく考えると「十番勝負」の1月封切りはなかったのですね。)
ファンに受けた理由として、監督は
『橋蔵さん個人の人気もあるが、何といっても主人公葵新吾のイメージが、橋蔵さんにピッタリしているからだ』と言っています。
「新吾十番勝負」は、まだ朝日新聞夕刊に連載中の小説の映画化ということで、監督の責任は大きかったようです。
小説の読者の興味は美貌の青年剣士葵新吾に集中されていることは勿論のことですから、映画化するにあたって、”大川橋蔵というスターへの期待”ということになるわけです。
橋蔵さまは従来、やわらかな演技を得意としていました。監督は、最初の「新吾」を撮るに際して、橋蔵さまの新しい面を開拓しようと思ったのでした。
『従来の優れた魅力にダイナミックな力強さを加えてみたい』と思いました。『大いにファンの皆様に受けたということは、いくらかでも表現されたのかな』と言っています。
ストーリーは清潔で波乱に富んでいます。テーマは、剣と愛(肉親愛と異性愛)苦悩の遍歴です。第四部までは、苦悩と愛の遍歴の中、宿敵武田一真を破り、日本一の剣士に仕立て上げました。
ところが、御前試合で一真を倒したというのに、お鯉の方にも対面せず、一体、新吾は何処に行くのであろうか。その続きを知りたいという声が八方から寄せられました。
原作者川口松太郎さんもその熱意に動かされたのでしょう。今度は産経新聞夕刊に「新吾二十番勝負」として連載が始まったのです。そして、東映の橋蔵さま主演で「二十番勝負」も撮ることになりました。
松田監督が新吾二十番勝負で描こうとする主眼は、さらに人間的に一歩成長した新吾を描くのが狙いで、剣に限らず、新しい信念を持ち、一歩一歩と成長して奥を極めてゆくことが人間の道。新吾もまた、新しい剣の道、生きる道を求めてさまようのです。
では、どこにその部分が描かれているのか探して見ようと思います。
険しい剣の道、人間としての道・・・まだまだ続く新吾の苦悩はどのように描かれていったのでしょう。次回は作品から、どのように描かれているのか見て見ようと思っています。
松田定次監督が描きたいとおっしゃっているいることから、私なりに解釈して、第一部はこの箇所から新吾を見つめればよいのかな、と思います。
「新吾二十番勝負」の最初の場面、土手で昼寝をしながらも「一瞬のやすらぎもない険しい道・・それが剣の道」と、新吾はこう決意を秘めて、決して油断はしていません。その時新吾の頭上を歩いていた足音が止まり、何気なく過ぎようとする老人に向って新吾は言います。「何卒、一手ご指南のほどを」。老人は相手にしません。
「いや、午睡を覚まされた只今の凄まじい剣気」老人はそれに対して「・・・あなたが驚かれたのは、あなた自身の剣気だ」と言います。まだ若い新吾には、老人の言葉がよくわかりません。「隙のないのも結構じゃが、それでは昼寝も出来まい。弓の弦も始終張りつめていてはのう。強い、強すぎる」
👑強いばかりではいけない、心にゆとりを持て、と新吾は諭されます。納富一無斉です。
この一無斉の弟子白根弥次郎に出会い、👑新吾とは違った剣客の道を歩く人もいることを知るのです。お金を儲けるため、地位と名誉を得るために苦しい剣の道を歩く弥次郎に対し、新吾は人の道をきわめるために苦しい剣の道を歩いているのです。お金のためなら何でもする、お金に不自由のない新吾には、貧乏人の気持ちなど分からないだろうといわれるのです。
でも、新吾はお金の有難味は知っています。道端で夫婦連れの巡礼が子供と粗末なお弁当を食べている光景を見ます。その光景に新吾は、六平太に小判をやれと言います。🐧(私としては、小判を恵んでやるというこの場面は、あまり感心できない光景です・・が)
「世の中には可哀想な人もいるもんですね」というのに対し、「あの子は可哀想ではない。金がなくとも、両親と一緒に、両親の愛情の中に育つ子供は幸せだ。幸せは金では買えぬ」👑お金を恵むというお金の有難味を知りながら、お金では買えない幸せを、新吾は身に沁みて知っているのです。
新吾を描く絶対に外せないテーマの、お金と剣と権力に恵まれていながら、肉親の愛情に飢えている新吾の苦悩をもとに女性への愛に心が乱れるが、新吾は剣の道、人間の道に向っていくわけですね。
御所の塀の修復に、新吾はお鯉の方に手紙を出してお金を取り寄せます。そのことが、吉宗に分かり、お鯉の方や讃岐守に罪はないと、父上に会って話をすると言って二条城に向います。
「将軍は何処だ・・・新吾は自ら罰を受けるためにまいった。将軍家は何処だ」
書院の襖を開けた時、吉宗と新吾は目を合わせます。👑吉宗の目に涙を見て、新吾は父吉宗の愛情を知ります。今まで、父と会う機会があっても、新吾は会おうとしませんでしたが、👑正義のため、母への愛のため、自分から父に会いに行くわけです。👑会って父の嘘偽りのない気持ちを・と乗りこんでいくところに、新吾の成長が見られるということのようですよ。
第一部は、好きな描き方もありました。私にとって問題は第二部から始まり、完結篇に至っては不満が多くなってしまうのは辛いことです。(完結篇の筋書が好きだという人には、ゴメンナサイ。)
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それでは、しつこく新吾二十番勝負から、今日は・・・
こちらの場面の撮影も伊吹山です。天気はよく、樹々の紅葉が美しく、すすきが風に吹かれてます。松田監督、カメラ機材を担いだスタッフは頂上にたどり着くと、準備に取り掛かります。野菊が咲き乱れる中に、一本の墓標を建てます。周りはとてもよい景色が広がっています。青い空には白い雲が浮かび、撮影には絶好のピーカンです。
セッティングができ、橋蔵さまが墓標の前にひざまずきます。左手の白布が痛々しい新吾です。
かすかに虫の音が聞こえるぐらいの静かな山頂に、橋蔵さまのやや低い静かな声が流れるのです。
そう、あの場面です。
「先生、私は先生のお志を継いで、宿敵武田一真を倒し、日本一の称を得ました。だが、その自信も、納富一無斉先生によって打ち砕かれました。白根弥次郎の邪険にも、不覚をとりました。でも、私は多門先生と庄三郎先生に育てられた剣の子です。どんなに険しくとも苦しくとも、私は剣の道をゆきます。先生、どうか見守っていてください」
長いセリフですが、さすが橋蔵さまです。
新吾の耳には、きこり小屋で言われた、一無斉の言葉が残っていました。
どんなに苦しくとも、剣の道をゆくという決意を新たにするのです。その時、誰もいないはずのところに足音が聞こえます。新吾を追ってきた六平太でした。急に六平太の耳がピクリと動きます。「近くで斬り合いが・・」その声に新吾がハッと緊張します。
・・・ここで、伊吹山でのロケは終りになりました。
①の画像が、作品の中の一コマになります。
②の画像は、①の撮影している反対側から撮った写真です。
③の画像は・・・この撮影をしたところのバックはこんな風景ですよ。冬はスキーができそうな雰囲気ですね。
(画像、おたのしみいただけますか。)
🍀「宿命的な人生を歩む新吾が、人間的にさらに飛躍してゆく新しく画期的な時代として、彼の希望が画面に充満するようなカットを取りたい」と雑誌のインタビューで話していた松田定次監督が、会心の笑みをもたらしたようですが、その希望は十分にたっせられたのでしょうか・・・皆様、作品を見て判断して見てください。爽やかな秋風の中、山を下りていきました。
橋蔵さまも「だいぶ調子が出てきましたから、ラスト近くのシーンを早く撮りたいですね」とニコニコ顔だったということです。
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「新吾二十番勝負」・・・新吾が山の崖を登る撮影時、
美しい眼下の眺望を見て一休みをする橋蔵さまと松田定次監督です。(雑誌から)
橋蔵さま、撮影途中ですから、一休みといっても、ゆっくり座るわけにはいかないのです。監督が「いい眺めだ、ほら、あそこは・・」というように、指をさして橋蔵さまに話しかけているのでしょうか・・・。
素晴らしい眺望ですが、橋蔵さま満喫し爽快でしたでしょう!!
危なそうなところでも平気な方ですから大丈夫ですよ。
皆様も橋蔵さまの気分になってください。
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https://sugi-nami.blog.jp/archives/14859288.html
前回書いた部分の撮影は、険しい山道を歩き抜いての強行軍の撮影行程で伊吹山でのロケでした。
橋蔵さまやスタッフのその時の様子から、あのシーンを撮るのにも、長い道のりを歩き、険しい岩場を通って撮影されたのです。
橋蔵さま、スタッフのその時の様子を少し。(雑誌から)
①の画像・・・橋蔵さま、扮装をある程度なさって、ロケ現場まで山道を歩いていっている様子。
②③の画像・・・衣装をつけて、いよいよ撮影現場まで、足場を気をつけながら。
本日は、終戦記念日・・黙とうをしたところです。
私の住んでいるところは、曇っていて、雨がが降ったりと、うっとうしい日ですが、ミンミン蝉が、短い命を一生懸命に泣いています。
明日は、ご先祖様をお送りする日、地方ごとに様々な行事があることでしょう。京都では五山の送り火です。
BSプレミアムでは、今年も送り火40分間の生中継があります。去年はあいにくの雨でした。明日の天気はどうでしょう。
👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14859258.html
今日11日は今年からの新しい祝日・ 山の日でした。そのため今日から連休で大移動のピークでした。皆様はどのようにお過ごしでいらっしゃいますか。
私は、今月放送から、橋蔵さまの新吾と向き合っています。
再会した由紀姫に置手紙を残して彦根城を出て行った新吾。みんなの好意に答えなければいけない気がするが、今の自分は将軍の子である煩わしさから逃れたい気持ちでいっぱいなのです、これが本心でした。
それで逃げたのです。
そして、新吾は雷鳴が鳴り響く山中で白根弥次郎とまたもや剣を交えることになりました。
弥次郎が危なくなった時、大賀陣蔵の手裏剣に新吾は痛手を負って崖から落ちてしまいますね。気がついた時、きこり小屋にいて、老人の手当てを受けていました。
その老人は納富一無斉。新吾は一手ご指南願いたいと言いますが、一無斉は、「あなたは日本一の剣士、私のような老いぼれのおよぶところではない」と言い帰ろうとした時、新吾は一無斉に「御免」とかかっていきます。新吾が太刀打ちできる一無斉ではありませんでした。
「心正しく、精進怠らざれば、天下無敵の剣、自愛されよ。むやみに剣をぬかれるのは、よろしくない」と言って一無斉は去っていきます。新吾は、剣の正しい道を諭されるのです。
「情けない、これが自源流代将か。天下第一の剣か」
一無斉の言葉に、頂上を目指し険しい山の崖を登ることで自己を責めます。
①の画像のところになりますね。(作品からのトリミングです)
②と③の画像は、山肌を登る撮影の時の橋蔵さま・・「こんな具合でいい?」とか監督と話をしているような感じですね。(雑誌から)
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橋蔵さまと丘さんの対談の後は、「新吾二十番勝負」のまずは新吾と多加のラブ・シーンの一コマに焦点を合わせてみました。
彦根城の中の大きな座敷に、お浪に案内されて新吾と由紀姫が入ってきます。
橋蔵さまの扮装は非常に若々しいつくりで、ヅラは十番勝負よりまた長くなった茶せんまげです。
大人っぽくなった前髪のウェーヴが素敵ですね。野草をあしらった白っぽい衣装をきちっと着て、背筋を伸ばし、さすが品のよい御落胤に相応しい天下一の美剣士です。
「新吾十番勝負」完結篇で、新吾は「もう多加はいない」と馬に乗って行ってしまったわけで、それからの再会ですから、武家娘の扮装で新吾の前にあらわれる由紀姫の喜びも大きいわけです。
由紀姫「新吾様、父の命で参りました。何卒当分の間、彦根にご滞在くださいまするよう」と挨拶をします。
新吾「何故です。大賀陣蔵ごときを恐れて、彦根にかくまわれているのは、私の本意ではない。由紀姫どの、あなたは私の気性をよくご存知のはずだ」
この時はお浪がまだいましたから、かしこまった挨拶を交わします。
お浪が行ったのを見極めると、由紀姫は急に態度を替え媚びるような笑みを浮かべます。
由紀姫「由紀姫ではありません。多加と及びください」
新吾 「お別れの時に申し上げた筈だ。酒井家の姫君として現れた時、私の胸の中に生きていた多加女の姿は消えてしまったと」
(思い出してくださいね・・四国多度津であった宿でのことを・・「妻女とは思えぬ、乙女のような気がする」新吾はこの時心ひかれていたのです。
いきなり新吾の胸に飛び込んで来た多加女を新吾は「酒の上の戯れにも程がある」と言って多加を遠ざけました。が、新吾は多加女のことを忘れられませんでした。上覧試合で多加が由紀姫と分かった時、新吾の恋はやぶれてしまいました。)
由紀姫は新吾は勝手で我儘な人間だ、女心など察しようともしないと。でも、私は好き、新吾様が好きと言って新吾の胸に身を投げかけます。
「姫」、「姫ではありません。多加です」
「多加女」新吾も抑えていた気持ちが崩れたのでしょう。いきなり由紀姫を抱きしめようとします。
普通でしたら、そのまま抱かれるのでしょうが、さすがに由紀姫もハッとして身を縮めてしまいます。
このままにして、と云いたいが・・・うまくはいかないものです。残念ながら、新吾も由紀姫も足音が聞こえたので、慌てて離れます。お浪がお茶を持ってやって来たのです。新吾は何もなかったように
新吾「あなたも旅疲れのはず、今夜はもうお休みなさい」
由紀姫「いいえ、私は・・」(もっと二人きりでいたいと言いたかったのでは)
新吾 「でも、今夜はもうおそい。あすゆっくりお話を聞こう」といって急いで部屋を出て行きます。
折角新吾の気持ちを確かめたのに、邪魔をしてと、由紀姫はお浪を睨みつけますが、お浪にしてみれば意味が分かりませんね。
🐧(二人の関係を知らないのだから仕方がないです。新吾もしばらくは誰も来ないように、とでもいってもよかったのにね。お浪がもう少しあとに、新吾がしっかりと由紀姫を抱いてから来てきてほしかったとも思うのは、いけないことかしら。新吾が心底惚れた人ですもの・・抱かせてやってほしかった。ここで由紀姫を抱いていたら、完結篇でのいとなどを抱き、番外で小貫を好きになることもなかったのでは・・と思ってしまうのです・・・原作者、脚本家の考えを完全に無視することをいってみました。新吾ファンの人達から反発を買いそう、ゴメンナサイ)
📌松田定次監督はこのシーンのセットに入った時、お二人を見つめ、「髪形も衣装の色もいいですねえ」と言って、橋蔵さまに「第五部(新吾二十番勝負)では、新吾の人間成長が狙いの一つになりますが、美剣士の魅力を壊してはダメなので、のびのびとやってください」と注文したそうです。
それに答えて、橋蔵さまも「その通りだと思います。『炎の城』など異色作ものをした後だし、お正月に家族そろって楽しんでいただくように、工夫してみるつもりです。メーキャップも新魅力を出そうと思って少しは変えてみたのですよ」と楽しげに抱負を語ったそうです。
丘さんも「二十番勝負という新しい道を目指す新吾が、剣を忘れて愛情に打ち込めるような、情熱のたぎった女を演じたい」と。
新吾二十番勝負のテーマは”人間としての新吾の成長ぶりを描く”ということのようです。その突破口となるのが、上記のシーンです。
📷 載せました画像は、作品中から出なく、雑誌からのを載せました。作品の場面はカメラの具合からあまり好きな構図ではないので、私は雑誌掲載用でモノクロですが綺麗で好きなのでこちらを載せました。この角度からの橋蔵さまとても綺麗でしょう。
そして、3番目の画像は、手前にシナリオがありスタッフがいます、リハーサルのお二人です。
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