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🔶お知らせ・・ロケット掲示板とRara掲示板は同時運営しております

このロケット掲示板の『葵新吾"大好き大川橋蔵ファン広場”掲示板PARTⅡ』と
Rara掲示板『大好き大川橋蔵ファン広場PARTⅡ掲示板』【 https://rara.jp/fanhiroba/ 】は同時進行で運営中です。
使い勝手からどちらも一長一短はありますので、できる限りは同時並行で行くようにしてまいります。
どちらを見ても大丈夫なように管理者が責任をもって投稿記事は双方に分かるように掲載していきます。

🟨この掲示板は無料版の掲示板にしましたので、広告が入りますので見ずらくなってしまいました。ご容赦ください。

編集・削除(編集済: 2023年04月07日 07:42)

相合傘で  #2016.1.16

若君千両傘⑦  私の好きな場面・・F
また、本田家の家臣が乗った馬がかけていきます。おや、このお話が始まりと同じ風景です。
絵日傘が、城太郎さんがお春にプレゼントした日傘です。
馬が駆け抜けて行ったあと相合傘から出て来たのは、町人姿の城太郎です。

お春に「さぁ、行こうか」と言っている様子。(①の画像)
お春に優しく手を貸して、二人仲良く戻ってゆきます。(➁③の画像)

城太郎はこのまま町人になってしまうのでしょうか、それともしばらくしたら侍に戻るのでしょうか。

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14722081.html

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「また商売がえだ」  #2016.1.16

♤ 死の間際の友人の伊佐に頼まれ薩摩藩と琉球使節の陰謀を阻止するために江戸へ向かって走って行った城太郎の前に、馬に揺られてやってくるお春の姿が見えた。

🐦(ここから城太郎は気持ちは侍に戻っていますので、声が違います。)
城太郎「お春坊、お春ちゃん」
 お春「新さん、どうしたの」
城太郎「降りろ」 お春「えっ」
城太郎「さっ、降りるんだ」 お春「どうしたの」
城太郎「また、商売がえだ」 と言うと、馬に飛び乗る。
 お春「新さん」
城太郎「達者で暮らせ」(①の画像) 馬の手綱を引き、江戸へ向かった。
 お春「待ってー」泣きながら追いかけるお春。

江戸城、琉球使節が珍しい香りをと香炉にたき、将軍の前にくゆらせている。
そこへ城太郎父親と参上。香炉をたたき付け
城太郎「その方、薩摩藩家老職を悪用し、琉球使節と手を結び、徳川家内乱を企てし
    こと、公儀隠密伊佐新次の今際の際の証言にてすでに明白」(➁の画像)

さあ、ここから立回りとなります。(③の画像)

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14721371.html

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「当分会えないよ」  #2016.1.16

若君千両傘・・⑤  私の好きな場面・・D
♤犬猿の仲の松前屋の娘と浪花屋の息子の中をどうにかして取り持ってあげようと考えていた時、心中事件に遭遇した。
城太郎松前屋湯の娘を迎えに行く途中お春にあう。お父つぁんいいお婿さんを見つけてきたらどうするかと聞く。お春は自分が好きでなければいやだと。
城太郎「じゃ、どうしても一緒になれなかったら」
 お春「えっ」
城太郎「心中するかい」
 お春「いやだそんなの」 といって、思い描いていることを話し始める。
そんな時の城太郎の表情はこんな風。(①の画像)
 お春「聞いてるの、しっかりしてよ」

💛 城太郎初めての給金でお春に日傘をプレゼント。舟の上で楽しい二人の時間です。(現代の若者のようでしょう) 橋蔵さまの肘をついてのこの格好、緋ざくら大名でも使われていました。(2番目の画像)
☘ 思い出したように
城太郎「あっ、そうだ。明日からね、旦那と一緒に箱根へ湯治に行くから、当分会え
    ないよ」(③の画像)
 お春「あら、あたしだってそうよ。へそくりでお父つぁんを連れていってあげる
    の。一緒に行けたらいいのにね」
城太郎「だめだよ、旦那と一緒だもん」
 お春「う~ん、じゃ、箱根で会ってね」
城太郎「うん」 ちょっと返事をするのに間がありました。

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14721027.html

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「わかってらーい」  #2016.1.16

若君千両傘・・④  私の好きな場面・C
♤ お春は城太郎(新吉と名乗っている)が気になって気になって。お稽古帰りもいつもはみんなと賑やかにしているのに、途中で”さよなら”板前で務めた城太郎がどうしているか様子を、店の中を覗いている。
さしている日傘を取る人が。
 お春「まぁっ」 (うれしそうに言う)
城太郎「お春ちゃん」(①の画像)
 お春「まぁ」 (少しふくれっ面で)
城太郎「なに覗いてるんだい」
 お春「お勤ちゅう中に何してんの」
城太郎「えっ・・」
 お春「しっかりやってもらわないと困るわよ」
城太郎「ふん、こいつー」
お春日傘を取り返して帰ってゆく、城太郎、「ちぇ、なんでぃ」 どうしたんだろうあきれ風。

♤ 料亭で友人の伊佐を助けた騒動で身分が知れ、店を辞めなければならなくなった。
お春は板前を辞めたと聞き怒る。
城太郎が庭で夜空を眺めていると、お春が、お店を辞めて来た原因についてよく考えてみたと、
城太郎「また、お説教かい」
 お春「ううん、やっぱり新さんは板前に向かないわ」
それじゃ何が合うんだいと、それはあなたが考えることよ。いま城太郎は何でもやってみたいと言う。
 お春「それで、お侍になってみたの?」
城太郎「ヽ(^。^)ノ 女ってうるさいもんだ」
 お春「まぁ。うるさいと言えば、今度行くお店ね、
    とってもやかましい旦那なんですって。(➁の画像) うふふ、新さんはうー
    んと締めてもらった方がいいのよ」
城太郎「なにぃ?」 🐦(橋蔵さまの「なにぃ?」独特このイントネーションいつ聞いて
もいい、好き)
お春の顔をじっと見つめながら
城太郎「こら、生意気」
 お春 「しっかりね」
城太郎「わかってらーぃ」(③の画像)

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14718547.html

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「美味かったぞー」  #2016.1.16

若君千両傘・・③ 
私の好きな場面・B
お春に教えられた道の途中であった出しゃばりの新吉と着ているものを取替、町人になり、その夜屋台そば屋で
新吉 「なんとようにあうなぁ、いきなもんや。生まれつきのやくざみたいや。それに
    引き換えてわしの似合わんこと、どうだ」(①の画像)
城太郎「いや、そうでもない」
 新吉「まだ、あかん、言葉が侍や」
城太郎「じゃ、よく似合うぜ、兄い」(➁の画像)
 新吉「へえ、おおきに」
       〈省略〉
 新吉「あかん、旦那、何べんもお聞きしますけど、何で追われてまんねん」
城太郎「・・・だまって食いな」
 新吉「あっこわ、そのまた怖い顔がしびれるほどいいね、・・・・」
城太郎「あぁっ、うまかった。新吉参るぞ」
 新吉「おぃ、また侍や」
城太郎「新吉、行くぜ」
       〈省略〉
 新吉「旦那、何処まで行きまんねん」
城太郎「足の向くまま気の向くままだ」
 新吉「わての着物は変えさせてもろうたけど、まだ口止め料もろてはいませんな。それに、
    旦那も一文無しでどないしますんねん」
城太郎「お前がいるじゃないか」
 新吉「そんなせっしょうな、下男と間違えたら困るな。あのうどん代が精いっぱいのところや」
城太郎舌をペコちゃんみたいにペロリとして(③の画像)
城太郎「美味かったぞー」
 新吉「うわぁ、そんなこと言われたら何でもしとうなるがな」
といって、新吉は大店の自分の家に連れていったが、家には入れてもらえなかった。

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14693577.html

引用して返信編集・削除(未編集)

「相合傘って(^.^)』  #2016.1.16

若君千両傘・・② 
☘私の好きな場面・・A
追っての家臣たちが乗る馬が通り過ぎたのを見て、絵日傘から出て来たのは城太郎。
(この時のお春の日傘模様はさくらです)

城太郎「おかげで助かった、暇を取らせてすまなかったな。ありがとう」 (①の画像)
🐦(橋蔵さまの”ありがとう”のイントネーション大好きなの)

お春 「あら、お侍さん、また江戸へ戻るの?」
城太郎「えぇっ?だって、あれでは江戸から一歩も出られないよ」(➁の画像)
 お春「ぼんやり海を見ていたら、いきなり飛び込んでくるんですもの、びっくりし
ちぁっつたわ。うふふん、でも、相合傘っていいものねぇ」
城太郎「えぇっ?」(③の画像) 何をいっているのかと不思議そうに

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14692988.html

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年05月16日 16:47)

橋蔵さまは"しけ"が本当に似合う  #2016.1.15

若君千両傘・・①
あらすじから始めますが、大好きな作品のため載せるのに長~くなってしまいました、どうしましょう・・・

📎 (その前に) 橋蔵さまの城太郎が可愛いし、お春との絡みのセリフは現代的で普通の?男の子が女のこと話しているような感じなので、何回見ても”にゃっ”としてしまいます。かと思うと、二枚目半の橋蔵さま、”色しけ”が似合う橋蔵さま、そしてきりっとした侍の橋蔵さま、と29才の橋蔵さまが楽しめる作品ですね。

毎日を退屈に過ごしている本田家の次男坊城太郎。
そんな城太郎に見合い話が持ち上がるが、見合いの相手に許婚がいると分かり家出。
道端の絵日傘から一人の武士が・・主人公城太郎である。家臣たちの追っ手をやり過ごすために道端で隠れるのに入ったところはお春の日傘。でしゃばりの新吉や易者の如仙とのやり取で、橋蔵さま扮する城太郎の二枚目半を、ふんだんに見せてくれる。
町人姿で、関わる人々とくりひろげられる物語。

一文無しの城太郎を易者の如仙が連れていったのはお春の父親の口入屋、新吉という名で料亭の板前見習いとして働くが、その座敷で友人の伊佐新次が、騒動に巻き込まれていたのを助け身分が分かり料亭には戻れずまた転職をすることに。下男として奉公することになった松前屋は隣の浪花屋と三代前から犬猿の仲だが、両家の娘と息子は恋仲であった。その浪花屋は知りあったでしゃばりの新吉の家でもあった。城太郎は二人のために心中の計画をたてふたりを一緒にさせる。

主人と箱根に湯治に行く途中、城太郎は侍たちに取り囲まれている伊佐を助ける。伊佐は薩摩藩と琉球使節が将軍暗殺を企てているのでそれを阻止してほしいと城太郎に言い残して死んだ。城太郎は馬でやってきたお春を下ろし、馬に飛び乗り「また商売がえだ。達者で暮らせ」といい江戸城へ。琉球使節の香炉の煙がと言い残した伊佐の代わりを果たした城太郎・・・また誰かを追いかけて馬がかけていく・・道端の絵日傘から顔を出したのは城太郎。今度はお春と相合傘で仲良く・・・。

料亭に下働きでの騒動、下男として入った商家での話が軽快に描かれ、そこに城太郎とお春の恋模様が清々しく描かれていき、やはり東映時代劇、侍である城太郎も忘れてはいない立回りがあり、最後は最初出会った場所で、城太郎とお春が仲良く・・という終わり方で、とても明るく楽しく面白い作品です。

📎 沢島忠監督と橋蔵さまの初顔合わせ。「若君千両傘」は娯楽時代劇の良さが数多く取り入れられている、また当時の若い女性の様子を映画にも取り入れ”いかす”という言葉を使ったり、城太郎とお春の話す感じも現代の若者がごく自然にしゃべっているよう、日傘は若い女性の華やかさを、この作品の重要な小道具になっていますね。

📍凛々しい侍と粋な町人姿の橋蔵さまが魅力が楽しめる作品です。
橋蔵さまは”しけ”が本当にお似合いです。「よぉ、色男、!!惚れ惚れしますねぇ。」

橋蔵さまの歯切れのよい江戸弁と、田中さんの上方弁。この二人のやりとりが楽しい雰囲気を作り出しています。後の「清水港に来た男」でもそうですね。
遊び心、ファンへのサプライズも忘れていません。お春にプレゼントする絵日傘に橋蔵さまの「違い柏」が用いられています。

好きな場面が沢山あって、載せるのに絞りきれません。ごめんなさい?

引用して返信編集・削除(編集済: 2022年05月16日 16:37)

花吹雪鉄火纒③  #2015.12.12

☆私の好きな場面 続きです。
*長次を丸めこもうとした山崎屋だったが長次はきっぱりと断る。その帰り道粋な小唄をくちづさみながら来る長次を覆面の刺客に襲う。
「へっへっへ、月はおぼろに白魚の・・とセリフの言いてえところだ。江戸っ子は気がみじっけいんだ(①の画像)。怪我しねえうちにさっさとけえんな。」
📍橋蔵さまのこのセリフ・・「よっ、音羽屋」と言いたいところです。
*ラスト将軍様の前での纒振り(➁③の画像)
📍 いやぁ、綺麗です見事です!!」何回見ても飽きない。
長次の啖呵で気分スッキリ・・さあ、私これから仕事モードに入ります。

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14639051.html

引用して返信編集・削除(未編集)

花吹雪鉄火纒観賞②  #2015.12.12

☆私の好きな場面 続きです。
*ある晩、火付けの証拠を掴む為掘割を通った時、脇差を握った男が飛び出してきた。江戸へ帰ってくる時に あった武蔵屋父娘の家であった。
事情を聴き帰るとき、お花に長次が「困ったことがあったら、俺のところへ相談に来るんだぜ(①の画像)うん」
📌「いいね、わかったね」というこの「うん」の言い方、本当に優しいのよね。橋蔵さま独特のあのいい方で好きだなぁ。あんな調子で言われたら、あなただったらどうしますか。(この時、長次はお花を愛おしいと思うようになっているのですよね。)

* 油を買い占めている山崎屋が火事になった。油の値段を吊り上げるために火をつけたのだ。長次は用水桶の水をかぶって樽置き場を体当たりで開け、樽を調べたが中身は空であった。(②の画像)
纏持ちの清三が火の粉にあおられ落ちていまい、長次が代わりに屋根に上って纏を振った。(③の画像)

📌纒振りは、足腰を鍛えている橋蔵さまだから出来るもので、あのように誰でもが振れるものではありせん。本物そっくりに作ったもので結構重かったそうです。足場のしっかりとしたところなら難なくふれたそうですが、屋根の上での時は足場が悪いのと煙と火の粉が飛んでくるのでで苦労したそうです。

🎤 (裏話)
この火事場シーンが、この映画のクライマックスシーンになります。桂川の河原に本物そっくりに1週間かかって作り、電気配線をして照明を65台、そのほかに変圧器ライトを備え付け、河原といっても風の向きによっては飛び火する可能性もあるので、消防車3台と地元消防団を揃え万全の態勢をとったとのことです。
吹きっさらしで冷たい風で耳や鼻が凍るようだったということです。そこに橋蔵さま「今夜はとっても冷えますねぇ」と。リアルに見せるために石油缶十缶倉庫へかけて火をつけます。テストはできません、この場面は一発勝負です。
* 長次が用水桶の水を1杯2杯とかぶります。そして燃えさかる倉庫へ入っていくのです。倉庫から出て来た橋蔵さま刺し子の袖を引っ張って「凄い熱さだよねぇ、すっかり乾いちゃったよ」と。
* このあとの撮影、橋蔵さまの屋根の上での纒振りの撮影です。
「燃えさかる火の中で振るのですが、この調子だと危険率が高い。といって吹き替えはできません。」と監督は深刻な面持ち。「大丈夫ですよ。心配ありません。まあ、まかしておいてください。」と監督の心配をよそに橋蔵さまは大見得切っていたそうです。
* さあ本番、火をつけます。万が一を考慮してテストは人形を立ててやることになりました。強くなって来た風に火のまわりが強くなり、異様な音とともに、人形の足元から火柱が吹き出しました。身代わりの人形は一握りの灰になってしまったのです。
「あぶないとこだったなあ」地上で見ていた橋蔵さまは、思わず首をすくめたそうです。
🐦テストをせず本番になっていたらどうなっていたのでしょう・・考えたくはないですね。

👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14638672.html
       

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花吹雪鉄火纒観賞①  #2015.12.12

スカッとするのが見たくて、昨日は1957年12月封切の「花吹雪鉄火纒」を・・何度みてもいいなぁ。
30才の橋蔵さま、いやぁその当時映画館で見ていたら感動ものでしょうね。
私は、映画館で初めてお会いしたのはもう少しあとの「旅笠道中」でしたから口惜しいです。
橋蔵さまの鳶姿は他にも「大江戸喧嘩纒」「江戸っ子肌」がありますが、粋で鯔背な伝法肌にびきびした江戸弁は、江戸っ子の橋蔵さまにピッタリですね、見ていて気持ちがいい。
橋蔵さまは、正しい江戸弁が楽に使えるので「若さま」はうってつけでしたね。
銭形平次にも流暢な江戸弁が生きていますね、だから橋蔵さまの平次は小気味がよい。
共演者の星十郎さんとは若さまからのお付き合い、橋蔵さまの良いところを引出してくださっていました。
星さんも橋蔵さんが歌舞伎出身という匂いがなく明朗そのものの現代青年、真面目でコツコツと勉強熱心で好意をもっていらしたようです。

1957年の緋ぼたん肌あたり?からかな、橋蔵さまは自分の持ち味を出すのが上手くなって来たような気がします。立回りはまだ完成されてはいませんが、喧嘩道中のやくざもので立姿や今までと違った立回りを研究したりしてきて上手くなってきています。だから、この「花吹雪鉄火纒」は安心して見られ、橋蔵さまの色気も表情も綺麗ですし、立回りも安心して見られましたよ。

🍀 私好きな作品の一つなので裏話もつけちゃいますけどごめんなさいネ。
橋蔵さまだけでなく当時の時代劇スターは深夜まで休む暇もなく仕事をさせられましたね。「花吹雪・・」は12月の撮影ですから、比叡おろしの厳しい中での撮影、スタジオ内も寒いのは当たり前、まして野外の深夜撮影となると厳しいものですよね。
寒いので夜食と寒さしのぎにうどんの屋台が用意されていたようです。

映画の舞台は 簡単に言うと、12代将軍家慶の頃、天保の改革の一断面を描いたもの、江戸の物価はうなぎ上り、中でも油の値上がりは天井知らず。そこに目をつけ営利を貪ろうと油問屋の山崎屋は買占めを企て、油奉行塩沢と結託して、邪魔な油問屋を取り潰していった。武蔵屋のお花と父は上方から帰ってきた日に、自分のところの倉庫が炎上するのを目のあたりに見た。武蔵屋父娘と道中で一緒だった「に組」の長次は火事を不審に思い、事件の解明に乗り出す。ご法度の刺青をして水野越前守の密命を受け、長次となって町火消し「に組」に入り込み纏持ちとなって、相次ぐ油問屋の火事の究明、悪人一味を懲らしめるという痛快な娯楽作品です。

☆ 私が好きな場面をいくつかあげまね、(画像つけます)
👆(下記URLをクリックすると画像にリンクします)
に組みに入り、朝から早起き雑巾がけ、洗濯、薪わりと引き受け頑張る長次さん。
橋蔵さま他の作品でもこういう下働きの様子やりますが、どうしてうまいものです。
(①の画像)洗濯ものを干している場面の表情好きなんです。
喜助が火消のノウハウを教えているところに突然半鐘がなり、長次も一緒について行きます。途中大名屋敷関係の者たちに阻まれる。この先も町方の縄張りだとすったもんだしているところへ、長次が中間をかき分けで出て来きまして中間と少し立回り、そのあと諸肌脱ぎます。
ここからの長次の啖呵がスカッとします、江戸弁が小気味よい、惚れちゃいますね。
(②の画像)「おう、おう、見損なってもらうめえ、こっちとら手前達みてえなケチな了見でやっちゃいねえ。」
耳をかっぼじってよく聞きやがれ。千代田のお城を横目で睨み、神田水道の水で産湯を使い、おがみづきの米を食って 日本橋のど真ん中で育った江戸っ子だ。(③の画像)筋に合わねえ事なら一歩も引かねえ。殿さんでも家老でも束になって呼んで来い。」
https://sugi-nami.blog.jp/archives/14627872.html

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